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セミ・トレーラ
フル・トレーラ
セミ・トラクタ
 第5輪荷重
フル・トラクタ


●セミ・トレーラ
 セミ・トレーラとは、荷重をその車体自体とトラクタ側で分担して支える構造
のトレーラのこと。
 セミトレーラに付いている連結器(キングピン)をトラクタの連結器(カプラ
ー)に連結してけん引される。

●フル・トレーラ
 フル・トレーラとは、荷重を全てその車体だけで支える構造のトレーラのこと。
 荷重の支え方の違いで、ドーリー式とセンターアクスル式がある。
ドーリー式
 車両の一端は、ドーリーと呼ばれる台車に支えら
れ、ターンテーブルによってドーリーが左右に回転
する。ドーリーの先端に付いている連結器(ルネット
アイ)をトラクタの連結器(ピントルフック)に連結して
けん引される。
 従って、ドーリー式の場合、連結回転軸はピントル
フックとターンテーブルの2箇所になる。
 全荷重はドーリーの車軸とトレーラ後部の車軸に
分けて支えられ、トラクタには荷重がかからない。
センターアクスル式
センターアクスル式は、トレーラの車体の中央(セン
ター)に車軸(アクスル)がある。やじろべえのように
前後のバランスを取り、そのセンターの車軸でほぼ
全荷重を支える構造。
 連結回転軸1箇所になるので、セミトレーラのよ
うにコントロールできる利点がある。
 
 いわゆる「フル・トレーラー」の連結器は、「ベルマウス型連結器」と呼ばれるものが一般的。トレーラ側には「ド
ローバー」と呼ばれる連結棒の先端に、リング状の連結部(ドローバーアイ、ルネットアイともいう)があり、トラクタ
側には「カップリング・ボルト」と呼ばれるピントルフックを上げ下げして連結・切り離しするベルマウス型連結器の
本体とも言える連結器があります。

 ← これはドーリー式のフルトレーラー


●セミ・トラクタ
 セミ・トラクタとは、セミ・トレーラをけん引するためのけん引装置を備える動力車。けん引装置は、トレーラの荷
重を支える構造のもの(カプラー)を備える。
一般的に、けん引専用であって、それ自体は荷物を積載できず、けん引装置(カプラー)を備える動力車のことを
言う。

 <第5輪荷重>
 トレーラに荷を積んだとき、トラクタのカプラーにかかる重量のこと。単車の「最大積載量」に相当。
 なぜ、「第5輪」なのか?  トラクタの前輪・後輪それぞれ左右の4つのタイヤを「4輪」として、連結部の回転す
る部分を5番目の「輪」と数えたということらしい。カプラーは英語で「fifth wheel」と言い、「馬車の首振り装置」
のことらしい。(...「カプラー」は英語ではないのか!?) また、連結部が車体の下に潜っている構造のトレー
ラーを「fifth wheel trailer」 という。(要するに、セミトレーラーのことかな。)そこから日本語では「第5輪」と訳
したというわけ。(なにも直訳しなくてもいいと思うのだが....)

●フル・トラクタ
 フル・トラクタとは、フル・トレーラをけん引するけん引装置を備える動力車。けん引装置は、主として水平方向の
力に耐える強度を持たせた(トレーラの荷重を支える設計ではない)構造もの(ピントルフック)を備える。
一般的に、それ自体が単車として荷物を積載することができ、それにけん引装置(ピントルフック)を取り付けた動
力車を言う。

●特殊車両通行許可証(または認定書)
 特殊車両とは、車両の構造が特殊な車両、あるいは輸送する貨物が特殊な車両で、道路法で定められた高さ
や幅、重量などの一般的制限値をどれか一つでも超える車両のことです。クレーン車やトレーラ連結車の特例5
車種(バン型、タンク型、幌枠型、コンテナ用、自動車運搬用)などが指定されています。
 特殊車両通行許可とは、道路法の車両制限令で定められている一定の基準を超える自動車が道路を通行す
る際に必要となる通行許可です。
 特殊車両に指定されたトレーラを連結するけん引自動車はどこでも走れるわけではありません。大型貨物通行
禁止標識のある道路はもちろん走れませんが、基本的に許可を取ってある区間しか走ってはいけないことになっ
ています。許可証は車検証といっしょに車内に保管します。許可証の内容は、トラクタとトレーラの組合せ、通行
経路、通行時間、通行条件などです。
許可証は
こんな感じ

書類です。
 これを見てみると、
●トラクタにどんなトレーラを連結してもいいわけではないんです。ペアが決まっています。
●通行経路は通行しても良い道路を道路地図に太線で示してあります。ほとんどが幹線道路で、仕事に関係の
ある区間しか通れないんです。
●通行条件の中には、時間帯や次のようなものもあります。
「道路中央を超えなければ通行できない場合、誘導処置(誘導車又は誘導員による誘導及び前方後方の確認)
をとること。」
●高速道路や有料道路などは道路の立て看板に通行条件として「全長12
mまで」と書いてありますが、通行許可を取ってあるので全長17mでも通れ
るんです。





                     最近の立て看板は、法改正のため
                     「高さ」「総重量」などが訂正してあり、
                     その部分だけ色が新しい。    →
●「以上の各事項に違反した場合には、道路法の規定に基づき懲役又は罰金の刑に処せられることがある。」と
書かれています。

●エアブレーキ
 大型トレーラーに限ったことではありませんが、最近の大型トラックのブレーキは油圧式ではなく、ほとんどがエ
アブレーキです。このエアブレーキは、大型免許を取るときに苦戦する原因の一つでもあります。独特の効き具合
に慣れることが必要です。
 エアブレーキを使うためには、圧縮空気をエアタンクに貯める必要があります。エンジン始動時などはエア圧力
が下がっていることがあるので、しばらくエンジンを回しておいてエア圧力が上がるのを待たないと出発できませ
ん。
 コンパネの空気圧計でエア圧力は判ります。通常、エア圧は9kg/cm程度貯まるようになっていますが、5k
g/cm以上でウォーニングランプが消えてエアブレーキが使用可能になります。ブレーキペダルを1回踏み込む
と0.2kg/cm圧力低下しますので、必要以上にバタ踏みをするとエアが浪費されます。

●トレーラーのブレーキ
 運転免許試験走行ではフットブレーキとサイドブレーキだけで事足りますが、実は、大型トレーラーのブレーキに
は、フットブレーキ、サイドブレーキ、排気ブレーキ、リターダ、トレーラーブレーキ、マキシブレーキ...と、ブレー
キがたくさんあります。これらは全て運転席で操作します。

 トラクタとトレーラにはそれぞれエアタンクが装備されています。また、トラクタとトレーラは何本かの連結ホース
類でつながれていますが、そのうちの一つに、トレーラーブレーキを作動させるためのエア・ホースがあります。エ
ア・ホースには「サービスライン」「エマージェンシライン」の2本があります。
 「エマージェンシライン」は、トラクタのエアコンプレッサで作られた圧縮空気を、トレーラのタンクに供給するライ
ンです。「サービスライン」は、トラクタでのブレーキ操作(フットブレーキのペダル操作、及びトレーラブレーキのレ
バー操作)による信号エアを送るラインです。
 トレーラブレーキは、信号エアに応じて、トレーラ自身に装備されているエアタンクから圧縮空気を送ることにより
掛かる仕組みなのです。
 また、「エマージェンシーライン」は、接続を切り離せば、自動的にトレーラ側に一種の駐車ブレーキが掛かるよ
うになっています。従って、事故などでトレーラの連結が外れてラインが切れた場合、安全のためにトレーラ側に
自動的に非常ブレーキを作動させる役目もします。

 それでは、大型トレーラーのブレーキシステムはそれぞれどのような時に使うのでしょうか。
 (トラクタに関しては「日野プロフィア スーパードルフィン」を例としています。)
トラクタの運転席で操作するブレーキ
フットブレーキ
基本的にトラクタの全車輪に効くブレーキですが、トレーラを連結すると連動してトレ
ーラの車輪にもブレーキが掛かります。
トレーラーブレーキ トレーラのみに効くブレーキで、走りながら調整して掛けることができます。手でレ
バー操作します。
 走行中に排気ブレーキを効かせた時、トレーラが突き上げてくるのを防ぐのが主
な使い方です。また、信号一時停止の時にサイドブレーキの代わりとして使ったり
(動き出す恐れもあるのでフットブレーキも併用)、上り坂での坂道発進の時や下り
坂での突き上げ防止(ジャックナイフ現象を防ぐ)などに使います。
 手を離すとレバーが戻ってしまう車種の場合、一時停止時には使えません。(ず
っとレバーを引いていないといけないので疲れる(^_^;)) この場合、走行中のみの
使用となります。
排気ブレーキ
トラックの一般的な補助ブレーキです。排気口をふさぐことによるエンジン抵抗を利
用するものでエンジンブレーキの一種です。ですから、走行中のトラクタの駆動輪
のみに効きます。走行中、アクセル及びクラッチペダルから足を離すと作動するよう
になっています。一定回転数以下になると自動的に作動しなくなりますので、停止
したらスイッチを解除しておきます。
 雪道や凍結路など滑りやすい路面ではジャックナイフ現象を起こしやすいので使
用しない方が良い。(←リターダも同様)
リターダ
最近、トラックの第2の補助ブレーキとして普及してきています。いくつか種類があ
りますが、ドライブシャフトに強力な磁石による磁気抵抗を加えるものです。これも
排気ブレーキと同様、走行中のトラクタの駆動輪のみに効きます。そのため、スイ
ッチは排気ブレーキのレバーと兼用され2段階式の2段目となっているものが多い
です。
 駆動輪以外に取り付けられるタイプのリターダも販売されており、トレーラの車輪
にも装着可能。重量物運搬のトレーラに付いていれば下り坂も安心。
サイドブレーキ
(パーキングブレーキ)
トラクタのみに効く駐車ブレーキです。
(スーパードルフィンはスプリングブレーキを採用)
 伝達手段は、古い車はワイヤー式ですが、最近はほとんどエアー式です。
マキシブレーキ
トラクタの後輪に掛かるスプリングブレーキです。(トレーラにもスプリングブレーキ
が付いている場合は、連動するようになっています。)
 基本的に停車時に掛ける補助駐車ブレーキで、スイッチによるON・OFFしかでき
ません。取説には「駐車ブレーキの補助として使用(併用)」と書いてあります。
「マキシ」とか「マキシマ」と呼んでます。呼び方は色々あるようです。

 トラクタのPTOを作動させるときには、必ずサイドブレーキとともにマキシブレーキ
を掛けます。(...でないとブザーが鳴るから ^_^; ってか)...ちなみにマキシブ
レーキやサイドブレーキを引いてなくてもPTOは作動しますので、安全のため基本
的にPTOは駐車状態で使用するということです。
 最近では、マキシブレーキのスイッチが付いておらず、サイドブレーキと連動とな
っているものが主流となっています。

トレーラ(台車)のブレーキ
(フットブレーキ) トラクタのフットブレーキに連動。
駐車ブレーキ トレーラのホイールブレーキをエアの圧力を使わずに機械的な力で作動させるもの
で長時間でも安定した制動力で駐車できます。
駐車ブレーキには下記@Aの2種類あり、どちらか一方が装備されます。
@手動式駐車ブレーキ
 操作用ハンドルを回し、ワイヤを引張ることによりトレーラの車輪にブレーキを掛
けるもの。
Aスプリングブレーキ (トラクタのマキシブレーキの操作に連動)
 ブレーキチャンバ内のスプリングの力でトレーラの車輪にブレーキを掛けるもの。
非常ブレーキ
(エマージェンシブレーキ)
エアー圧力が下がると、安全のため、自動的にスプリングブレーキが作動します。

 トレーラのブレーキエアタンク内の内圧が294Pa(3.0kg/cm)以下に低下した場合や、トラクタからトレーラにエアを供給するエマージェンシラインが、エアカップリングの外れやジャンパーホースまたはブレーキパイプの破損によりエアの供給が止まると、リレーエマージェンシバルブが作動してトレーラに非常ブレーキを作動させます。エマージェンシラインが修復され、エアが正常にトレーラに供給されると、エマージェンシブレーキは自動的に解除されます。

●制動時の異常現象
けん引車の制動時、または雪道走行時などにスリップする現象には3つのタイプがあります。
これらの現象は、ハンドルとブレーキの急激な操作・積載不良・整備不良などが主な原因となって発生するもの
です。
プラウアウト トラクタの前輪がロックしてスリップした状態。トラクタとトレーラ全体がカーブから外れて、直
進状態になる現象。
ジャックナイフ トラクタの後輪がロックしてスリップした状態。トラクタとトレーラが連結部で「ジャックナイフ」の
ように90度以下の「V」字状に折れ込む現象。
トレーラスイング トレーラの車輪がロックしてスリップした状態。トレーラの後部が横に流れる現象。


●トレーラー通行帯指定
 トレーラー通行帯の標識は、高速自
動車国道自動車専用道路とでは見
られる標識が違います。右の標識は
速自動車国道でしか見られず、左の標
識は自動車専用道路でしか見られま
せん。
 1997年(平成9年)の道交法改正
により、トレーラーは高速自動車国道
の本線車道では、基本的に第一通行
帯(通常、一番左の車線)を走行しな
ければならなくなりました。したがっ
て、高速道路の通常区間では標識は
ありません。ただし、標識や表示によっ
て通行区分が指定されているときは、
それに従わなければならなりません。
 また、自動車専用道路では、標識や
表示があるところに限り、指定された
走行車線を走らなければなりません。
自動車専用道路
高速自動車国道
通常区間
(標識なし)
どの通行帯でもよい 第一通行帯
指定区間
(標識あり)
けん引自動車の自動車専用道路第一通行帯指定区間
この標識で指定された通行
帯を走行しなければならな
い。
けん引自動車の高速自動車国道通行区分
この標識で指定された第
一通行帯以外の通行帯
を走行しなければならな
い。

(これはまだ見たことない
です。)
 高速道路で第一通行帯以外を走ることが許されているのは、障害物を避けたり、緊急自動車に道を譲るなどの
特別な場合に限ります。前に遅い車が走っていても追い越ししてはいけないのです。(ただし、最低速度以下で
走っている車を追い越すのは良い。)

 ところで、高速道路の「登坂車線」がある登り坂ではどこを走ればいいのかという疑問がでてきます。
「登坂車線」は「本線車道」には含まれないので「第一通行帯」ではありません。従って、「登坂車線」と「第一通
行帯」のどちらを走ってもいいということです。但し、特殊車両通行許可証の中にある条件書に、

通行経路のうち、次の区間については左側端から数えて一番目の車両通行帯(登坂車線が設けられている区間にあっては登坂車線)を通行すること
 [ 全線 ] 

と、カッコの中に「全線」とある場合は、常に一番左を走らなければなりませんので、自分が運転する車両の条件
を確認しておきましょう。

名港トリトン(自動車専用道路)の本
線には上記の左図の標識がありま
すが、同区間のインター入り口には
このような補助標識が設置してあり
ました。


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トレーラーの
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左ハンドルですが
運転席からの眺めが
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