ちび温泉【小原温泉】

  

【旅館 しんゆ】 [日帰り]

場   所:宮城県白石市小原字新湯5−3

外来入浴:可(700円/10時〜15時)

お風呂の種類:大浴場「材木岩の湯」,浴場「鶴亀の湯」,男女露天風呂「碧玉の湯」

お湯の種類:ナトリウム・カルシウム−硫酸塩・塩化物泉
          [源泉名/川原の湯,鶴の湯亀の湯 混合泉]

連絡先:0224−29−2321

感想:
  小原温泉に分類されるここ「しんゆ」ですが,場所的にも小原温泉の(白石から見れば)手前ですし,泉質も小原のお湯とは異なるという,ちょっと不思議な宿です。トンネル手前の看板を右に曲がると,すぐ駐車場と宿があります。

  玄関をくぐると,女将と思われる人と日帰りと思われる人がロビーに。ここの女将,宿のお湯には自信があり,丁寧に説明してくれるというのを他の人のHPで見ていったので,きっとそれなのかなと含み笑い。それにしても,だいぶお年を召しているんだろうに,元気で肌つやも良い。温泉のせい?

  さて,お湯の場所を説明してもらい,早速お風呂へ向かいます。玄関よりも一階下がったところに男女の内湯と家族風呂,その手前から外に出たところに男女の露天風呂があります。

  女将の説明だと露天風呂の方は少しぬるくなっているかもしれない,とのこと。見ても構わないと言われたので,まず露天風呂へ向かってみます。スリッパを履き替えて,冬場以外は足湯になるであろう場所の脇をとおり,露天風呂へ向かいました。

  男女の露天風呂とも,きちんとした脱衣所というものは存在しません。どちらも湯船の脇に簡易の脱衣スペースがあるのみ。お湯は滾々と注がれており,キチンと掛け流しされています。露天風呂は男湯の方が,女湯の5割増しくらいの大きさがあったでしょうか。でも不思議なことに,お湯の温度は男湯の方が少し適温(か少し温め)ぐらいだったのに,女湯の方はちょっとぬるめ。てっきり湯船の大きいほうがぬるいのかと思ったんですが,,,

  露天風呂には入らずに,内湯へ向かいます。ここは珍しく内湯は女湯の方が大きくなっています。男湯の方は3〜4人程度が入るくらいの長方形の湯船です。女湯の方は男湯の倍くらいの大きさがあり,かつリゾートのプールサイドにありそうな椅子が一つ置いてあったりします。ちょっと不思議です(笑)。

  ただ男湯の方は露天風呂の男湯(熱い方)と同じぐらいだったのですが,女湯の方は,内湯の男湯よりも少し熱めになっていました。広い方が熱めになっているとは珍しいような気がします。それだけお湯の投入量が多いってことなんでしょうか。お湯の熱さを整理すると,,,
  内湯(女湯) > 内湯(男湯)・露天風呂(男湯) > 露天風呂(女湯) って感じでしょうか。

  無色透明なお湯の中に,薄茶色の綿のような湯花が少し見られます。お湯はしっかりとした感じ(?)で,肌さわりは成分の濃いお湯を撫でているように思えます。ザラザラっていう訳ではないのですが,肌とお湯の間に何かがあるような感じです。

  注ぎ口のところにコップが置いてあったので飲んでみると,ほんのり感じられるくらいまで薄めた食塩水のようです
。飲みやすい味です。

  小原温泉の他の宿から大して離れている訳ではないのですが,ちょっと離れただけでお湯の感じが違うんですね。
       

男女露天風呂「碧玉の湯」
右が男性用,左が女性用
女性用露天風呂
お湯は竹の中を通します
お湯は少し温めですが,
陽が射し込んで気持ちよさげです
女性用よりも一回り大きい男性用露天風呂
この時は,お湯は適温でした
左奥の方に掛け流しされています
脱衣スペースです
浴場「鶴亀の湯」(男湯)
湯船よりも湯面が低く見えますが,
きちんと湯船にたっぷたっぷです
きちんと掛け流し
大浴場「材木岩の湯」(女湯)
窓も2面,とっていて明るいです
ちょっと不釣合いな椅子もご愛嬌(笑)
湯船は男湯よりの倍くらいの広さ
でも男湯よりも熱めなのは驚きました
お湯の注ぎ口です
左下から伸びているホースは謎
掃除する時の排水用なのかな?
[露天風呂にて] お湯は無色透明
若干,薄く濁っているようにも見えるかも

 

 文久3年(1863年)開湯
 悠久の時の流れに・・・・・・・・
 今でも変わらぬ湯のやすらぎ

  
白石川で釣りを楽しんでいた初代が,川底と岩の間から湯が沸いているのを発見し,これを何かに利用できないものかと考えました。渓谷と源泉が川底という難所のうえ,交通手段のない時代でしたが見事にそれを克服し,文久3年,河畔に「新湯旅館」を開業いたしました。湯治宿として神経痛などの治療や,農閑期にはやすらぎの社交場として近郷近在の人々で賑わいました。このようにして「しんゆ」には百二十年余の歴史があり,今もかわることなく老舗の香りを大切に営んでおります。
尚,当館は小原温泉郷の玄関口(白石蔵王駅より)に位置した閑静な宿で,二種類の源泉を一つに合泉したお風呂は,美容と神経痛などに特効で,温まる「ほかほかの湯」として親しまれております。

  (パンフレットより)   

      

(04’03)