
2005 2月24日 名古屋グルメ もう15年以上前の話。 東京、関西で街のカタログとして名を馳せた、有名タウン誌「P」が、名古屋でも創刊しました。 それからしばらくして、別冊でグルメのムックを出すことになり、駆け出しだった私が編集を引き受けることになりました。 今よくある編プロ丸投げという形ではなく、「P」名古屋支社が直接仕切る形だったので、私はそこに雇われる形で契約したのでした。 編集は私と責任者の2人だけという、結構タイトな仕事でした。パートナーの編集責任者は、東京からやってきた、私より少し年上の男性。 折しも、バブルの余韻が残る時代。名古屋グルメどころか、その前の関西ブームさえまだ来ていない、東京至上主義の時代です。 その責任者は、最初から名古屋を舐めきっていました。何かというと、東京発の新しいグルメスタイルを持ちだし、そういう店が名古屋にないことを嘆き、 「なんだか貧しい食文化の土地なんですねぇ」 と、ほざきました。当時、中部版を立ち上げて間もないこのタウン誌会社は、事務やアシスタント以外ほとんど東京出身の社員で占められていました。 だから、そんな聞こえよがしな嫌みも、周囲に反発されるどころか、逆に「名古屋だから仕方ないよ」と、同調さえされる始末。名古屋のグルメ本なんて、結婚式のえびふりゃぁ以外、何を載せるの? みたいな雰囲気でした。 そんな中で孤軍奮闘に疲れた私は、仕事の後、アシスタントの女性たちと一緒に、どて焼きや、味噌カツや、台湾屋台料理を食べながら、 「ぜってー、あいつらにこういう店は教えてやんないもんね」 と、かたく誓い合っていました。 完全に、内向きベクトル。 そうやって、苦労の末にできあがった本は、極力名古屋臭さを排除した「おっされー」なグルメカタログでありました。 そこで、初めて後悔しました。 なんで全面グラビアが櫃まぶしではなく、ヒルトンホテルのディナーなの? なんで地元の編集者として抵抗しなかったの? だけどそれは、地元の食文化にまったく自信の持てない名古屋の若者たちに、わりと歓迎されました。「デートで使えるおしゃれなグルメ本」という評価とともに。 もちろん、彼らのニーズを考えたら、今さら味噌煮込みうどんの店なんか載せなくても、わかりきってるって話ですけど。 外へ発信するメディアではなく、地元向けのタウン誌だから、あれはあれでよかったのだと、編集者としてたくさんの荒波に揉まれた今の自分には理解できます。 それでも、やっぱり割り切れない思いは残りました。 そんな思いも隔世の感のある、最近の名古屋事情。 「ナゴヤメシ」なんて言葉まで生まれ、いつの間にか市民権を得た赤味噌・濃い口文化。 オリンピックの雪辱をはらす万博や、中部国際新空港。 東と西のバブルが完全に跡形もなくなって、ようやく名古屋に順番が回ってきたっていう感じですか。 ところで、私は、名古屋のメンタリティは、日本人そのものだと思っています。外からの評価に弱いところなんか特に。 ちょっと「ジャバン アズ ナンバーワン」とかおだて上げられると、つい木に登っちゃう。体重支えきれないほど高いこずえにまで登っちゃう。堅実に見えるけど、実は見栄っ張りで外見を気にする。 「今、名古屋が熱い」なんて言われたら、そりゃいろいろやっちゃうかもしれません。 たとえば南セントレア市問題とか、まさに遅れてきたバブルの匂いがします。 この前、今池の台湾ラーメンの「味仙」に久しぶりに行ったら、お店が綺麗になっていました。ひつまぶしの「いば昇」は、開店からまたたく間に、ものすごい行列ができてました。 どうかこれが一時的なものではありませんように。 私は祈らずにいられません。 バブルのころに取材した高級店やおしゃれスポットの多くが、今は居酒屋やカラオケ屋になっていることを思うにつけ、一抹の不安が胸をよぎる私は、もうきっと老人の域にいるのでしょう。 2005 2月18日 BIB郎君 ネットで買った新パソコンが来ました。DELLのノートパソコン、nspiron 9200。通算5代目になります。 ただ、今継続中の仕事もあるので、使い始めるのは来週以降になりそうです。何のかんのいじってると、1日がかりの仕事になるからね。あー、楽しみ。わくわく。 ところで、パソコン注文したとたん、今使ってるマシン(富士通BIB郎君)の調子がすこぶるいいのです。 グラグラしてた電源アダプタの差し込み口とか、何事もなかったようにピシーッと動いてるし、突然マウスが使えなくなるなんてこともなくなった。 突然重たくなる癖も影を潜め、サックサク動いてる。 近く後釜がやってくることを知って、必死に自分をアピールしてるのでしょうか。 そのけなげな働きぶりに、思わず涙する私。 思えば、新横浜のビックパソコンで買って以来、コイツは本当によく働いてくれました。 ともに電車に揺られて、横浜から江古田まで通ったこともありました。 福井に来てからも、東京出張のお供はいつもコイツ。 仕事が込むと、徹夜続きで電源入れっぱなしのこともありました。 私の秘密もいっぱい知ってます(ダイエット中のお腹の写真とか)。 戦友。 そう、このマシンこそ、一匹狼フリーライター唯一の戦友と言えましょう。 と、ここまでセンチメンタルな気持ちになって、我に返る。 あー、コイツはあれだ、「○○○」の仕事の締め切り当日、突然クラッシュしやがったんだ。 半分くらい書き上げた、「×××」の原稿を保存する前に、ウンともスンとも言わなくなったこともあった。 再インストールしたら、これまで大切に育ててきた学習機能を白紙にしやがったこともあった。 だからきっと、ここで情にほだされた私が、ニューマシンを返品でもしようものなら、そのとたん、見事に壊れてみせるに違いありません。 しかも、いちばん効果的にダメージを与えるタイミングを見計らって。 わかってるよ、BIB郎君。もう3年半のつきあいじゃないか。 その手には乗らないよ。 そんなふうに話しかけながら、やっぱり私はこの子が好きだったんだなあと思いました。 インターネットを本格的に使い出した最初のマシンだけに、この子を通して、いろんな出会いもありました。 その一つひとつを、この子が全部知ってるんだなあと、あらためてわがBIB郎君を、愛おしく思えてくるのでした。 ここで唐突に思い出すのは、アメリカで、ネットを通して遠距離恋愛をしたゲイのカップルの話。 彼らは、インターネットを通して出合い、恋に落ち、メールを交わし、チャットとビデオでヴァーチャルセックスをし、2年以上恋を育ててきました。 夜寝るときには、互いにベッドにパソコンを持ち込んで、互いの肉体の代わりに、機械を抱きながら眠ったのです。 その2人が、いよいよ現実に会った時のこと。 彼らは2人とも、それまでさんざん考えていたほどの、熱烈な愛情を感じることができませんでした。 そうして、彼らは思い知ったと言います。 自分たちがそれぞれ愛し合っていると錯覚していたのは、相手に対する愛ではなく、自分の隣にいるマシンに対する愛だったのだ、と。 帰宅するとすぐにテレビのチャンネルを回す夫は、番組ではなく、テレビを愛している。 それと同じように。 この3年ばかり、私が出合い、好感を持ち、友情を結んできた様々なネット友達が、実はすべて、BIB郎君が自分を愛させるために仕向けたイリュージョンだったら。 ・・・BIB郎君、今、ニヤッと笑わなかった? 2005 2月11日 負け女、遠吠える 昨日のアジア最終予選の話なんですけど。 多分ね、私、大黒の次に勝利に貢献してるんです。 だって、見なかったんだもん。 見たかったのに。リアルタイムでゴールの喜びを分かち合いたかったのに。 晴れ男とか雨女って言うけど、私は間違いなく、負け女です。 ほんとに、昔っからそうなんだけど、私が見ると、応援してるチームとか選手、必ず負けるのです。 あの時も、悪いことしたと思ってます。 つい見ちゃったからあんなことに。あの時って、アメリカ大会の最終予選のことだけど(ごめんねカズ)。 あと、リレハンメルオリンピックのジャンプ団体。テレビをつけたとたん、原田、失速してたし。 この前のオリンピックだって、これはまず大丈夫だろうと思って、唯一見た柔道の試合。井上康生でした。 それ絶対ネタだろうって言われるけど、本当です。ちょっとしたトラウマになってるくらい、負けを呼ぶ自分。 だから、今回は見るのを自粛してたんです。 で、夫が帰ってきて、テレビをつけたとたん、案の定、北朝鮮のゴールが決まって、同点に追いつかれました。 あわてて 「U坊がトリビア見たいって言ってるから」 と、チャンネルを変えました。 終わるころを見計らって、チャンネルを戻したら、ちょうど大黒のゴールが決まったところでした。 わー、あぶなかった。 もう少し早くチャンネル変えてたら、日本の勝利はなかったと思う。 今回はジーコジャパンにぜひとも頑張って欲しいので、アジア最終予選も、本番のワールドカップも、絶対にリアルタイムでは見ないことを誓います。 そういえば私んちは、ビデオデッキもベータだったなあ。昔から、いかんなく発揮してるみたいです、負け女っぷり。 2005 2月9日 考える草 (U坊書房久々更新) ずっと放置してあったU坊書房に、久々の新作をアップします。 ここのところいろいろあったU坊が、とても内省的な文章を書きました。 今の彼の思いも何となく昇華されていて、私は、とてもいい文章だと思います。 こちらから 2005 2月8日 またまた告知、今度は大阪 東京の「絵本展」に引き続き、3月7日から、19日まで、大阪の「カフェ・ブルグ」でもやります。 ヤマトさんとナカキタのコラボ絵本「にゃんだあ かんだあ ゆうえんち」の原画&絵本展。 ご案内はこちら。 ゲスト参加に、にしりんさんと、 皆様にご心配かけてます、うちの愚息U坊。 にしりんと私は、ただいまちょっと変わった 「犬」の出てくる絵本を制作中。 U坊は、昨年制作した 「SF(すこしふしぎ)小説・アンドロイドタイガー」に、 新たにやまとさんの絵がついて、リメイクしたものを展示します。 それから、19日には、ラストパーティということで、作家陣と、楽しい仲間たちが何やらいろいろ出し物を披露する、楽しいイベントも開催。 大阪の素敵な歌姫さんたちが、歌ってくれるとか、人形師でもあるやまとさんによる、人形パフォーマンスとか、その他素敵な飛び入りも乱入予定! 関西の人、よろしければ遊びに来てね。 2005 2月7日 よく自動改札機で止められる人 パソコンを新調しました。 今回は、ネット友達のすすめもあって、DELLのノートパソコンにしました。 前々からよさげだなあ、と思っていたので。 ご存じのように、DELLはネットから、自分のニーズに沿ってカスタマイズをして注文するシステムが主流で、たとえば、ハードディスクは何GBで、メモリーはどれだけで、ディスプレイはどれで、ソフトは何を買うか、ひとつずつ選択していくわけです。 で、昨日の深夜から未明にかけて、注文フォーマットに必要事項を入力していたのですが、私はこの手のネット注文が むっちゃくちゃ下手!!! なのです。 どんなにきちんと入力したつもりでも、注文画面に進むと必ず、どこかに不備があって、前の画面に差し戻されてしまうのです。 こういうとき、機械って死ぬほど頑固ですね。「私の何が悪いのよ!」って気持ちを渾身に込めてクリックしても、「だめ、やり直し!」って、無情に突っ返してくる。いったい、何が悪いのよ! まあ、ハイフンが全角だったわけですが。 しかも、入力途中で余計なリンクをクリックして、「あっ」と思ったときには、同じウインドウで、リンク先に飛んでしまったり。 あわてて「戻る」を押しても、これまで入力してきたデータはきれいに消えていて、また最初からやり直し。 ほんとにねぇ。 思えば私の人生も、こんなふうに、「不備」と「余計」と「最初に戻る」の繰り返しであったことよ。 たかがネット買い物で、これまでの人生にまで思いを馳せてる自分に、泣きそうでした。 ようやく手続き完了したときには、ほとんど泣いてました。 て、こんなふうに、深夜、一人パソコン相手に悪戦苦闘しながら、ふと思ったのです。 新しいパソコンを買うために、こうして、パソコンでオンラインショッピングしているわけですが、3年使った当のパソコンは、この作業を、どんな気持ちで行っているのだろう。 人間で言えば、自分の埋められる穴を掘らされてる囚人のような? あるいは、来月リストラされる会社で引き継ぎ書を書いているような? そりゃあ、穏やかな気持ちで任務遂行できるわけはないよねぇ。 というわけで、わかりました。 ハイフンが全角になっちゃったのも、間違って変なサイトのリンクを押しちゃったのも、すぺては、BIB郎くん(今のパソコンです)の仕業だったんだね。 ・・・いや、違うね。 2005 2月4日 子供のSOS 昨夜は、久しぶりにU坊と一緒に寝た。電気を消した暗闇の中、ポツリポツリと話しながら、U坊は、学校が嫌だと言い出す。 「ものすごく寒いし。山本君はいじめてくるし。それに乗って、班の子たちまでみんなでいじめるし。 本を読んでるとみんなで邪魔するし。元録君は暴力をふるってくるし。メガネは壊されるし。 縄跳びの練習をしろって、無理矢理引っ張り出されるし オレはストレスがたまって、最近指を噛むんだ。 それから、イライラして、ちょっとしたことで怒鳴りたくなるんだ。 でも、それを押さえているから、ますますストレスでいっぱいになって、頭の中で、いじめてくる子の悪口をいっぱい言って、それで、もっともっと嫌な気分になるんだ。 …オレは、闘うようにはできていないから」 ポロポロと涙を流して、訴える息子。母親と来たら、息子の涙にめっぽう弱く。 だけど、友だちにすれば、それはイジメというよりは、ギャングエイジにありがちな、ちょっとしたじゃれ合いだ、ということもわかるし。 先生に何とかしてくれと怒鳴り込むような意味において、親の出る幕はないし。 何より本人も、それをわかっていて、だけど、オレは本を読んでいたいんだ、ほっといてくれ、誰にも迷惑かけてないし、勉強だって当番だってちゃんとやってるじゃないか、という気持ち。 それで自分の指をかじったり、頭の中で、いじめっ子に暴言吐いたり。でも、それを表に出すのを自分に禁じてるから、時々こうやって、布団の中でこっそり泣く。 ゲームの話もマンガの話もしないで、外で体を動かすこともしないで、体育ではいつも鈍くさく、チームを組めば足を引っぱる。 体が小さくて、しゃべり方も幼くて、ぶきっちょで、それなのに、わけのわからない言葉を使って、わけのわからない理屈ばかり言って、どう考えても浮いてるのに、それを気にする様子もない。 休み時間は、夢野久作だの泉鏡花だのブラッドベリーだのと、 本の中の幻想世界に入り込み、まわりのことなんか、気にもとめていないように見える。 U坊は、そんな子供だ。 だけど、マイペースで生きているように見えても、そこはやっぱり、された仕打ちの分は傷ついてる。 まあ、たしかに。他の子にしてみたら、嫌かもしれない。そんなわけのわからないヤツ。 その拒否反応としての、幼い排除と押しつけ。 もう少し、まわりが成長したら、もう少し、生きやすくなるから。 そんなふうになぐさめてみるけど、果たしてそれが本当かどうか。 これから先も、「闘うようにできていない」彼にとって、生きることは、そんなに楽じゃないのではないか。 だから、彼を抱きしめて、こう言うしかない。 「心があんまり辛くなったら、お休み取ってもいいよ。 体が病気になった時には、熱が出たり咳をしたりして、具合悪そうだから、お休みしなさいって、お母ちゃんも言えるけど、心が辛くて我慢できないときは、外からは見えないでしょ。 だから、自分でまずいなと思ったら、そう言ってね。そんなときには、休んでいいから」 いや、果たしてそれでいいのかはわからない。 だって、たとえ学校を1日2日休んでも、いや仮に、不登校という形で、ずっと行かないことにしても、生きるための闘いを下りることはできないから。 学校という、社会の予行練習から逃げ出すことを、今、母親として許可してもいいのか。 こんなものさえ、乗り越えられなくて、やっていけるのか。 それでも、脆弱な心が壊されるくらいなら、学校なんて行かなくてもいい。 行かない選択肢を、心の中で「あり」にしておいてもいい。 いい、のか? これは、甘やかしではない? 迷いは尽きない。 U坊がいう。 「でも、オレはちゃんと生きていける人になりたいから。 学校は行かなきゃダメだと思う」 正しい意見だ。そうあるべきだから、そう言っているのでなければ。 でも、そう言われると、急にその頑なさが彼を壊すのではないかと心配になったり。母親ってバカだなあ。 「そうだけど、あんまりそう思いこみすぎると、追いつめられれることだってあるからね」 「そっか。うーん」 考え込むU坊。 「とりあえず、休んでみようかな。でもなあ・・・」 母親として息子に望むのは、ただ一つ、笑っていて欲しい。無理にではなく、気持ちの奥から。 いつもではなくていいけど、たいていの時は、笑って過ごして欲しい。 身の置き所がないような苦しみや悲しみからは、できるだけ遠のいていて欲しい。 でも、その一方で、「普通の」子が、普通にできることくらいはできて欲しいという気持ちもあって。 せめて、縄跳びを三十秒続けるとか(U坊は五秒と跳んでいられない)。 友だちと上手にコミュニケーションを取るとか。 みんなで何かをやり遂げる喜びを経験するとか。 そのためには、やっぱり訓練も必要だし、意に沿わない状況に耐える強い気持ちも必要。 休息か。試練か。私はどちらを彼に与えるべきなのか。 こんなふうに、静かに涙を流す息子の頭をなでながら、心の中で迷っていると、夫が寝室に来た。 考えていたU坊が、父親にも意見を求める。 「お父ちゃん、お母ちゃんが、あんまり辛いんだったら学校休んでもいいって」 それを聞いた夫の一言は、実にシンプルだった。 「ずる休みかあ。でも、1回さぼると、ますます行くのいやになるぞ」 それを聞いて、U坊の気持ちも、一瞬で決まった。 「そうだよね、やっぱり行くよ」 おいおい。ここまでゆっくり話してきたことが、一言で解決かい。 結局、問題は何も解決していない。 だけど、解決されずに、すべてはそのまま進んでいく。そういうものかもしれない。 とにかくU坊は一夜明けた今朝、何事もなかったかのように学校に行きました。 2005 1月6日 私のお正月 あけましておめでとうございます。 ハーフリタイヤ気味なこのサイトを、それでも見捨てずに見てくださっている皆様に、今年一年、幸多きことを。 私はというと、新年早々、年賀状が届かないというアクシデントに見舞われ、少々へこみ気味で年明けを迎えました。 郵便局の言うとおり、きちんと昨年25日まで(一説には28日まで)に、私宛の年賀状を投函してくださった皆様。まことに申し訳ありません。元旦に着くはずだった分の年賀状、まるごと行方不明です。 凝ったデザインの素敵なカードも、お子様の成長を知らせる楽しい写真も、また、住所変更報告や、おめでたいご報告を兼ねた賀状も、ことごとく、私の手元には届いていません。 この場を借りて(まあ、借りるも何も自分の場ですが)、郵政局に代わって、お詫びいたします。そして、もしここを読んでいて、出したけど届いたかなあと疑問に思われる方がいらっしゃったら、まことにご面倒ですが、メールでご一報いただけませんか。 ほんとに、ごめんなさいっっ。 ていうか、郵便局め! そんな波乱含みの年明けでありました。 さて、今週末には、いよいよ、富山のイラストレーターやまとさんとコラボレーションした、絵本を出展する「2005年のはじまりはじまりは 手づくり絵本てん」が始まります。 まあ、私はかなり仕事を最後まで引き延ばし、「溜め」をきかせてから一気に片づける、ライターにありがちな「締め切りチキンレーサー」ですが、今回初めて一緒に仕事したやまとさんも、なかなかなものでした。まあね、お互いに仕事を抱えながらの制作ですから、それもまた、プロ同士のコラボ特有の醍醐味といったところです。 そんな2人が取り組んだ作品作り。そりゃまあ、スケジュールどおりに行くわけもなく、昨夜、ようやく文章完成。メール送ったのが、朝の6時でした。 果たして8日の搬入に間に合うのか! がんばって、やまとさん。というスリル満点の展開です。 とは言え、作品については、なかなか楽しい出来になりそうです。東京近辺の方は、よろしければ、見に行ってみてください。25組の、ギャラリーゆかりのアーティストさんたちが、それぞれ趣向を凝らした「手作り絵本」を持ち寄って展示する、にぎやかな新春イベントです。会場での販売もあります。 私は、8、9日に上京します。当日は、会場のギャラリー「じゃらんじゃらん小舎」に行きますので、もしも見かけたら、お気軽に声をかけてくださいね。ただ、小さなスペースなので、ずっといられるかどうかわかりません。できれば、あらかじめメールなんかくださったらうれしいです。 新年第一回目の更新が、お知らせばかりになってしまいました。ちょっと先が思いやられますね。 最後にとりあえず、今年の自分のテーマなんか上げておきます。 脱皮。上昇。能力開花。優しい時間。抱擁。夢見る力。 今日、U坊と一緒に書き初めをして、こんな言葉を思いつくままに書いたのでした。 ↓ちなみに、U坊の書いた書き初め(学校提出用の自由課題)。
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