ブルネイの旅行記

お金持ち過ぎて
2年ほど前ブルネイにいったのですが、旅行して楽しい国ではありませんでした。
旅行して、おみやげ物を買え、買えといわれるのも大変だけど、それが全くないというのもねー。

とにかくブルネイはお金持ちなので、観光客の落とすお金なんてあてにしていないのです。
教育と病気には、お金を払う必要がない。つまり国で全部みてくれるというのです。
もし病気になって、ブルネイ国内で治療が受けられないなら、外国にいって
治療が受けられる。それも国が全て費用をはらってくれる。
仕事は、したい仕事につける。車が1家に3台あるというのなど、普通のことだそうです。

どうしてこんなにお金持ちかというと、とにかく膨大な石油の埋蔵があるということ。
そして、シリコンの埋蔵も発見されたんですって。
大きなショッピングモールがあったのですが、それは王様のお小遣いでできたんだそうです。
とにかく裕福な国なので、海外旅行に来た人たちにどうこうしようという気持ちがないのです。
買いたいお土産もないし、住民の人々は無関心だし、こんな国は初めてだと思いました。

私の大好きな民族博物館に行ったのですが、学芸員らしい人があっちにもこっちにもたくさん!
暇そうにおしゃべりしていました。
まだ十分見ていないうちに、お祈りの時間だから出ていってくれという。追い出されたんです。
近くのモスクに行くんだそうです。
1日5回のお祈りの度に、追い出されたんでは見る時間なんてありません。

ブルネイは、熱心なイスラムの国なのです。イスラム教徒であるかぎり、生活は保証されているとのこと。
だからブルネイでは、お酒が飲めません。でも、実際はマレーシアに行って、お酒を飲んでいるんだそうです。
王様の第二夫人は、1/4日系だとか。

そうそう。丁度猛暑の頃行ったので、あちこちで木と木がこすれて山火事が発生していました。
あちこちで煙が充満し、昼間から薄ぼんやりとしていました。これはすごかったですね。

結局、あんまりお金持ちの国って、行っても楽しくないなーって思いました。
ブルネイ事情
マレーシアは、それぞれにスルタンがおられるいくつかの王国からできていて、
全体の国王は、各スルタンが持ち回りなんだそうです。

戦後英国の保護領であった状態から独立して、マレーシア連邦ができたとき、
ブルネイはその誘いを断って、独自の道を歩きました。
いったんマレーシア連邦に加わってから独立したシンガポールとは、事情が違うようです。
マレーシア連邦ができてもしばらくは英国の保護領を続けた後、英国から独立しました。
世界の大富豪を国王に持つ国ですから、賢い選択だったのですね。

ブルネイのスルタンは、熱心はモスリムですが、宗教の自由は認められて
いるそうです。ただし、数々の特典は、モスリムにだけ与えられているとか。

ブルネイでの見所は、水上集落です。この水上集落には、病院も学校もそれこそ何でもあるとか。
水上生活って不便な気がします。陸に引っ越したら便利になるだろうなどと思うのは、認識不足なんでしょうね。

思い出して書いていたら懐かしくなって、また行ってみたくなりました。


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