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オラウータンの森へ(Sepilok)


 Orang Utan(オラウータン) 霊長目 ショウジョウ科
 クアラルンプールでの仕事を終えて一路ボルネオへ出掛けましたが、丁度煙害のピークで外は何も見えませんでした。コタキナバルではサラワク州の州都のクチン行きの飛行機が煙害の影響でキャンセルになり、沢山の人がカウンターに集まっていて心配していたのですが、我々のサンダカン行きは無事、定時に出発しました。しかし、機内からキナバル山はやはり見えませんでした。
 サンダカンに着いてホテルにチェックインしたら、すぐにSepilok Orang Utan Sanctuary(セピロックオラウータン保護区)へ出発です。ここは市街から車で15分程度で着きます。入場料を支払い、オラウータン保護とリハビリのビデオを観てから餌付け場所のプラットフォームAへ出発です。なお、ここは午前と午後の2回の餌付け時間しか開放しません。

Pig Tailed macaque(ブタオザル) 霊長目 オナガザル科
 ジャングルの中は木道になっていて歩きやくなっています。早速登場したのはブタオザルで観光客から食料でも奪おうとしているのか、木道の真ん中で動きません。ガイドが木の枝で追い払ってくれました。
 この猿はマカク属に分類され、ニホンザルと同じ仲間です。名前の通り尻尾が短く、ブタの様に巻いています。インド東部から東南アジアまでに生息してます。ちょっと郊外に行くと普通に見られました。右の写真はグルーミングと呼ばれる毛づくろいをしています。サル同士の挨拶のようなもので、これをしないとサルはストレスがたまるそうです。

 Orang Utan(オラウータン) 霊長目 ショウジョウ科
 係員がバナナやミルクを持ってくると森のどこからともなくオラウータンがやってきました。大木をロープでつないでいて、それをつたって餌台に集まってきます。しかし、いるのはメスと子供ばかりでオスの姿は見られません。オスは警戒心が強く、人前にはなかなか現われないそうです。
 オラウータンはオスは身長137cm、体重90kgに達しますが、メスは身長115cm、体重50kgにしかなりません。アジアに唯一生息する大型類人猿で、ボルネオとスマトラに生息してます。環境の破壊と子供をペットにする密漁により絶滅が危惧されています。単独または母子で生活し、果物を主食としています。オスは成人すると顔の周りに襞ができます。
 アフリカでまだ、ゴリラやチンパンジーを見ていないので感動はひとしおでした。特に子供の眼はとても可愛く、大好きになりました。その後、他の保護区で完全な野生の個体も見ましたが完全な野性なので、木の影に隠れた姿ばかりで良い写真は撮れませんでした。

Long Tailed macaque(カニクイザル) 霊長目 オナガザル科
 気が付くとカニクイザルもやってきました。数で劣るのか控えめにオラウータンのおこぼれを食べていました。カニクイザルはフィリピンからビルマ、インドネシアにかけて生息してます。名前はカニクイですが、主食は果実で、他に昆虫などを食べいてカニはめったに食べないそうです。この猿もマカク属に分類され、ニホンザルと同じ仲間です。

 小1時間ほど餌も無くなりサルは森に帰っていき、我々もセピロックを後にしました。なお、リハビリセンターは縮小中だそうで、伝染病の危険もあるので見学は不可で、以前の様に子供を抱くなどのことは出来ないそうです。
 翌朝、ホテルの周辺でバードウォチッチングをしました。緑色が美しいGreen Iora(ミドリコノハドリ)、黒と白のツートーンのAsian Paradise Flycatcher(カワリサンコウチョウ)、日本でもペットとして知られるChestnut Munia(ギンパラ)などを観察しました。


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