弁財天について
弁財天は、ヒンズー教の女神が仏教および神道にとりこまれたものと言われています。
いまでこそ、弁財天の財という字からお金儲けにご利益があるといわれていますが、神道では、宗像三女神のなかのイチキシマヒメノミコト(海上交通の安全をまもる海の神様)、またはウカノミタマノミコト(稲荷神社にまつられる穀物神)、そしてアメノウズメノミコト(天岩戸で有名な芸能の神様)などのことと言われてます。
すなわち本来どのような神様で、これを最初に祭った人はどのような気持ちで祀ったのかは良く判らないのです。

私の視点
弁財天といえば洞窟や穴をうがった中に祭られることが多いこと、そして典型的な女性の神様であることを考えると。ホト(女陰)を祀っていると考えてもよいのではないでしょうか。すなわちタタラ製鉄など炉をホト(女陰)にたとえ、それをうやまったとも考えられないでしょうか。
このように考えると、アメノウズメミコトと弁財天を同一視する見方も一理あるとおもえます。(現に新潟県小千谷の弁財天社の祭神はアメノウズメです)

検証
@ アメノウズメはオカメヒョットコのオカメともいわれています。ヒョットコは火男とが変化したもので火を扱うタタラ師、オカメは女陰をあらわに天岩戸前でおどったアメノウズメ、すなわち女陰そのもので=タタラ製鉄炉です
A 神奈川県の鎌倉 長谷寺にも弁天堂がありこの弁財天は弘法大師の作といわれています。またここの弁天窟は弘法大師参籠の地と伝わっています。
弘法大師信仰と産鉄はつながりが多そうなことは別項でのべた通りですし、この長野にもおおくの弘法大師伝承があります。
中仙道の望月の宿を流れる鹿曲川の川べりの崖にへばりつくようにして弁天窟があります。
これは室町時代末期,近江の竹生島の弁才天を勧請したものと伝えられています。崖の上の朱塗りの建物は豊川稲荷です。お堂の上の崖には
「蟠龍窟」という字が彫られています。この篆字は江戸時代後期の書家望月宿本陣大森曲川の書です。蟠龍窟(バンリュウクツ)とは竜が集まっている洞穴といういみですが、座禅堂等の名前に使われることがあります。
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中仙道 望月宿 鹿曲川にある弁天窟