北海道のテッペンから海へ
1995年8月3日

   旭岳ロープウェイ「姿見駅」に降り立つと山頂まで途切れることなく
   人の列が続いている。
    半年ほど前、山頂から滑り降りた時の荒涼とした眺めがまるで嘘の
  ように賑わい、夏真っ盛りだ。
   山頂を越え北斜面を降りていくとまだ雪が残っていた。
    カムイミンタラ〜神々の遊ぶ庭には有難味が全くなくなるほどコマ
   クサが咲いている。
   チングルマやキンバイも咲き競っている。 
   花と雪渓に囲まれたヒサゴ沼は雲上のテント場、生きた化石ナキウ
    サギも空に向かってじっと哲学を学んでいる。
   トムラウシ山頂を経てトムラウシ温泉までの長い下りは流石にこた
    えた。
    足を引きずり下山し、温泉とビールで身体にカツを入れる。
        
 
  新得のヤマトでカヌーを受け取り新清橋から下り
  出す。
  天気がイマイチだと思っていたら雨が降り出した。 
  薄暗くなった頃、芽室大橋にたどり着くと筏で先行
  していた北大「歩く会」がキャンプをしていた。
  隣にテントを張り呉越同舟。
  翌日からさらに天気が悪化し、上流では人が流された
  らしい。
  開発局のジープが巡回している。
                         そのまま3日停滞して時間切れに。
 
                          誰か私の意志を引き継いで欲しい。 
      
                  (注)この絵のモデルは私ではない・・・念のため