イヒャジューテー!
伊是名島 '13.8.9 〜 8.14
 目的地はカメの形のあの島。
 こちらに白い砂浜を見せて誘っている。

 どこまでも蒼い海を往くのだ。
 島はエリグロアジサシのコロニー。
 今、まさに繁殖期。
 ヒナはエサを求めて夜遅くまで騒いでいた。

 この岩の隙間がベースキャンプ。
 銛を持った瞬間、少年はオトコになる。
 捕ったど〜!
 東シナ海・・・。
 カニ汁は得体の知れない色になった。
 ウツボの素焼きはタラの身のよう。
 サザエは殻に突起のないチョウセンサザエ。
 その他にもベッコウガサやミズンナーとよぶ貝も採れた。
 空き缶で作ったランタン。

 天の川を渡る流れ星を見上げて眠る。
 腰のあたりにムズムズと感じ、灯りを照らすとフナムシだ。
 肌の角質をつまみに来たようだ。

 水面に浮かぶ太陽に向かって飛び込んだ。
 日差しを避けて食うアイスは格別。

兼元のオバーにヘチマをもらった。
スパムと炒めてナーベラーチャンプルー。
残りは塩をふって一夜漬けすると、
少しヌメリのあるキュウリのように。
どちらもウマイ!

カリーッ!
島の人と自然に数え切れないほどのカンパイ!!

 起きたら飲む。酔ったら寝る。
 山川シゲ商店のオバー、
 お茶をゴチソーになったおじちゃんおばちゃん、
 バスのラーメン屋ニーニー、
 そしてイレイさんも、
 11年ぶりの島にその姿はなかった。
 海ギタラは「日本の渚100選」。
 そんなことはカンケーナイ。
 苦労してやって来たから美しいのだ。
 ギタラは断崖。
 対峙して陸にはアギギタラ。

 宮城商店で沖縄尚学の応援をする。
 店の看板は去年の台風で飛ばされたサー。 
お世話になった「ときわ」のおばーに置き手紙。
絶対、また来るさー! 
 イヒャジュテー。
 「伊是名の人は情け深い」という意。
 この島には昔から収穫物は誰にでも分け与える伝統がある。
 俺たちも数え切れないほどのものを分け与えてもらった。