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標高 1331,1m 長野県 駒ヶ根市
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2005.10.16
参考書 三遠信の山歩き(風媒社) 伊那谷の山 さんのHP
今日は 相方を連れて木曽駒ヶ岳の隣の池山尾根に登る予定で出てきました。しかし 駒ヶ根に近づいて中央アルプスを見上げた所 宝剣どころか池山も雲の中で何も見えません。これではせっかく登っても伊那谷の展望は望めそうもありません。右側を見ると 前回登った 陣馬形山 戸倉山が見えます。その北に 高烏谷山が 特長のある山頂を見せています。 そうだ あそこも展望の良い山と聞いた事がある。急遽目的地を変更します。伊那谷には飯田と清内路村の境に 高鳥屋山(たかとややま) 飯田の風越山の隣にある高鳥屋山(たかだやさん)という山が在り紛らわしいが ここは鳥という字が違っていて 烏(からす)になっている。屋も谷で良く見ないと間違えてしまう。ルート図のコピーの中を探すと 伊那谷の山さん のルート図が有りました。三遠信の山歩きの本にも載っているので要点を手帳に書き写して カーナビに登山口の高烏谷神社をセットして 向かいます。ところが 火山のバス亭からの道は 古いカーナビでは道が狭いので案内してくれず 地図を見ながら進みます。途中工事中でまわり道になっています。素直にまわり道の方に進むと 段々道が狭くなり ついに 簡易水道のタンクの所で行き止まりです。仕方なく狭い所で何回も切り返してユーターンします。狭い脇道に入ると部落の上の畑の先に白い鳥居が見えます。車幅ぎりぎりの道を進むと道の両脇に石塔が立っていて 大きな車は通れないようになっています。通れるかどうか心配でしたが ドアミラーを倒して何とか通れました。鳥居の左側から神社に向かって 森に入ると両側は アカマツだらけで 下草も刈られて 気持ちの良い森になっています。右側に もう誰も住んでいなさそうな家が2件あり車を停められそうな所が有りますが 古い車が捨ててあるのかどうか解りませんが ど真ん中においてあり 停めにくそうなので 神社まで向かいます。神社まで後少しの所で 先の道が昨日の雨でぬかるんで 轍のあとが深く残っています。勢いをつけていけば登れそうですが でこぼこ道は腹を擦りそうです。ゆっくりセカンドギアーで進みますが 磨り減った愛車のタイヤでは 2度ほどスリップして停まってしまいました。身長は私の半分 体重は私の倍くらい有る相方が 「降りて押そうか?」と 言い ドアを開けると足元は 泥の海です。これでは相方は泥に埋まってしまいます。諦めて少しバックします。4WD車なら楽に登れたでしょうがFFの普通車の悲しさです。何とか下から勢いをつけて 神社の参道入り口の駐車場にたどり着き 車を降りてタイヤを見ますと これでもかという位に 泥除け からドアの下側 ドアーミラーの裏側 まで泥だらけ。この泥だらけの車で帰るのは 少し恥かしいかも。
見事に泥だらけ |
参道入り口 |
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| アカマツの巨木が並ぶ | ||
駐車場には一台も車は停まっていません。今日も誰もいない静かな山を堪能できそうです。神社の参道の両側は 幹周3m〜5m位ありそうな アカマツの巨木が本殿まで40本位並んでいる。樹齢300年以上はありそうな木も多く 高烏谷神社の社叢として長野県の天然記念物に指定されているようです。普通 神社の参道は 杉の木が多いので それだけでも珍しい事です。ゆっくり巨木を眺めながら本殿近くまで行くと広場があり ここで 流鏑馬の行事が行われるようで 本殿の横の両側の壁には金的正中の札と 奉納された 色々な形にかたどった剣が飾られています。只 古いものばかりなので最近は奉納する人がいないのだろうか? 山に入らせてもらう御礼と安全を祈願して本殿の横に回ると 小さな蔵があり トイレも 横にあります。ここまで車で入れるみたいで 10台くらい停められそうな広場も横にあります。
| 本殿 | 奉納された剣を模した物 | 広い登山道 |
本殿の右側から裏に周り 登山道に入る。並んで歩けそうな広い道は時々木の根が出ていてつまづきそうになるが そう歩きにくいことは無く快調に歩ける。15分位で未舗装の林道に出る。反対側の登山道入り口には 入山禁止の立て札が立っていて山にはビニールテープが張り巡らされている。アカマツだらけの森なので 松茸が摂れるのだろう。毎年入札をして キノコの権利を買うみたいだ。私はキノコの写真を撮るだけで キノコを採ったりは絶対にしないので登山道の両脇のビニールテープを越えて山の中へ入ることはしないが 疑われないようにしなければいけない。そういえば 若い頃 瓜田李下 の言葉を覚えてから 満員のバスや電車に乗るときは 必ず両手を上に上げて乗るようにしていたのを思い出した。
| アケビの雌花? | 林道からの入り口 | テープで囲まれた登山道 |
林道から上の道は掘割のようになっていて 足元が狭く歩きにくい。ビニールテープだけだと思っていたら所どころ有刺鉄線も張られている。気をつけないと腕を擦ってしまいそうなところがあった。結構急な坂が続き 昨日の雨で濡れた滑りやすい道は時々大きな段差が出来ていて 後ろから来る 足の短い相方は 足が上に届かず 下から大きな声で私を呼びます。戻ってストックを持って引っ張り上げますがストックが 抜けそうです。今度からは 後ろから お尻を持ち上げた方が良いかも?
30分くらい 時々見つかる キノコや 木の実の写真を撮りながら行くと 斜めに亀裂の入った岩の上に石碑が乗っています。なんと書いて有るのか読めませんが 一応手を合わせてお祈りをしておきます。お茶を飲んで小休止。ここから山頂までは近いとガイドブックには書いて有ったが まだまだ急坂は続きます。 20分位登った所で 左に富県方面 と書かれた板がおいてある分岐に出ます。北側の伊那市富県(とみがた)から 林道が登って来ているので そちらへ降りる道でしょうか。ここから左側はテープが無いので山の持ち主が違うのでしょう。右に進むと坂が少し緩やかになり 空も開けてきて明るい道になります。少し広いところには夏の残りの花が咲いています。
| 気持ちの良い森 | 石碑 |
少しすると 又分岐があり 左に急な坂が山頂に向かっていますが 相方は真っ直ぐ緩やかな方の道を行けと 言いますので そちらに向かいます。すぐに高く伸びたススキの向こうに東屋の屋根が見えてきます。東屋の南側は 見晴らし台のようになっていて 西側から南側に駒ヶ根市街が見渡せるように広がっていますが アルプスは 雲が掛かっています。東屋の裏を登るとすぐに 避難小屋の有る山頂です。山頂には神社の奥宮があり 石碑も並んでいて 広場になっています。西側は 中央アルプスの展望板が有り 伊那谷の家々が見渡せます。生憎 雲が掛かっていて 宝剣 木曽駒 等の頭だけは見えますが そのすぐ下は白い雲の中です。南東側にも 南アルプスの展望板が有りますが 前方の樹が成長したのでしょうか 樹間から僅かに覗けるだけですが 今日は どの道 雲が全体に掛かっていて 霞んでいます。東屋に戻って カップラーメンと 相方手作りのおにぎりで 伊那谷を眺めながら ゆっくりとランチを楽しみます。
| 中央アルプスは頭だけ雲の上に出ている |
| 山頂の石碑 | 奥宮の祠 | 伊那市方面の展望 | 珍しくツーショット |
食後のコーヒーを飲みながら 展望台のような広場から 東屋を振り返ると 後ろの樹が一本 目立っていて麓から見えていた 頂上の景色がここだと解ります。
ランチの後 奥宮の後ろから 東峯の三角点を探しに向かうと 未舗装の林道があり 綺麗なトイレも有る。林道の下の方から女の人と男の人が大きな声で呼び合っているのが聞こえる。キノコを採りに来ているのだろうか・・・?
林道横の踏み跡を辿っていくと 分岐が有ります。左の道の先に黄色いテープが付いているのでそちらに行って見ます。しかし道はどんどん下っていきますが 先のほうに高い所は見当たりません。たぶん裏から登って来ている道なのでしょう。相方を途中で待たせておいて一人で先に降りて行ってみたらやはり林道に出てしまいました。南アルプス方面は開けていますが 今日は何も見えません。走るように相方の所まで戻って分岐を右に進みます。しかし 踏み跡が段々薄くなり 道が草で塞がれています。又 相方を残して先に進みますが 周りを見ても 今いるところよりも高いところが先に見えません。ここらが最高点なのかなと周囲を見回して三角点を探しましたが 見つかりません。相方を待たしているので余り長居は出来ません。諦めて帰ることにします。 下りは濡れた所がすべりそうで 登りよりも慎重に歩かなければならず 時間が掛かります。神社に辿り付いて気が緩んだのでしょう。参道をアカマツを見上げながら歩いていて こけで滑って尻餅をついてしまいました。又神社まで戻って 本殿下の手水の所で 汚れを洗わせていただきました。カッコわる〜。
| 露天こぶしの湯 | 光前寺の仁王門 | 宝剣を見上げる |
帰りは 明治亭で 駒ヶ根名物の ソースカツ丼を食べたいと相方が言うが 私は二日続けて トンカツを食べているので 却下。家族旅行村の露天こぶしの湯に向かう。露天風呂で汗を洗い流して 南信州ビールを味わって至福の時を過ごす。せっかく近くまで来たので光前寺にも寄ってみる。杉の巨木を見て 霊犬早太郎の墓参りをして早太郎の延命水を一口飲んで 相方の運転で帰路につく。
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