【2005年】
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■2005年8月29日(月)

 今日はつぐみの会のリハだった。色々なフエ類を持っていったせいか荷物が重く、帰宅した今、両ひじがギシギシして痛い。最近、関節の衰えを感じるわ。

 マラソン高橋尚子のスポンサー企業「健康科学ファイテン」。昨日、24時間テレビで100キロマラソン完走した丸山弁護士やそのスタッフたちも皆ファイテンのネックレスやサポーターしてましたね。
 アレ、実は我が家にもある。店で「あー、コレ、よねやまさんが前に言ってたやつだ」と見ていたら店員が寄ってきて、ちょっぴり科学めいたセールストークをしてきた。でも私、肩こりとかないしなーとか思いながらもオススメされるままにファイテン実演をうけることに。

 まず、ファイテンのチタンが練り込まれたポロシャツを肩にかけている状態で4キロのオモリが入った紙袋を指2本で持ち上げる。そのままの状態でファイテン・ポロシャツをはずす。するとどうでしょう、おお、一瞬で袋が重くなって指2本では持てなくなってしまったではないか!? ふしぎーー?? と思っていたところへダンナ(肩こり野郎)が来たので、私が店員となってダンナにセールストークし、実験させました。ダンナはあんまり実感なかったようだが、まぁ2000円くらいのもんだし買ってみることにした。

 でも帰宅しながら考えたんだけど、あれは一種の催眠状態だったかなーと。重いものを持っているところにファイテンをかけて軽くなったというなら真実のような気もするが、今回みたくその逆のやり方だと無意識に「重くなるはず」って意識が働くだろうし。カーテン・マント

 しかーし。翌日、会社から帰ってきたダンナに質問してみたところ、いつもよりは少し肩がラクなんだって。そこでダンナが風呂入っている間にちょいと拝借してヒジに巻いてみたところ、ほんの30分ほどの間にヒジのギシギシがなくなったんですよ! これには驚きましたわ。巻くだけで治るんならホントに「健康を科学する ファイテン」様様だすなー。今のところまだちょっと疑いつつも8割がた信用してるかんじ。

 さて本日5歳になった犬。すこしはイイコになってほしいものだが、今日はさっそくカーテンを破いた穴から顔を出してマントのように羽織ったまま抜け出せずにキュンキュン鳴いていた。さすがパニック(8/29)王子。あーもうバカちん! 35歳のオッサンのくせに、と思うと可笑しい。



犬のケーキ■2005年8月28日(日)


 明日は我が家の小犬くんの5歳の誕生日。人間に換算すると35歳くらいらしく、ついに飼い犬に年を越された。しかーし、明日はつぐみの会のリハが入ってて、可哀想に一匹ぽっちでバースデーナイトを過ごしてもらうことに。かわりに本日バースデー・イブをお祝いした。

 いつもは吉祥寺の犬ケーキ専門店COCO'S SWEETSか、自由が丘のスリードッグベーカリーなんかで高級御犬様ケーキの一番小さいやつを2つばっかり買ってきていたが今年は自作。といっても、ゆでたサツマイモ潰して山にしたところに、小麦粉練っただけのクッキーで「みの」と字を入れ、ローソクの代わりにカンガルージャーキーを5本さしてみました。

 犬のグッズショップに行くと、カンガルー、ダチョウ、ヒツジ、七面鳥、ウマなどの耳やアキレス腱など、ちょっと変わったお肉のジャーキーが普通に売っている。「添加物・保存料一切使用していません」とあることが多い。犬がアレルギーを発症したのをきっかけに、そういうのを気にするようになった。犬用クッキーを時々作ったりもする。

 作っているそばで「それボクの?」と、すでにオスワリして待ってたりしてるとカワイイんだなー。私、子どもキライだけど、この犬がうちに来てからは小さくて無力なものに対して優しい気持ちをもてるようになりましたよ。あーでもまだ人間の子どもよりは犬のほうが好きだけど。
 鶏のササミジャーキーは色々な作り方があるけど一番簡単なのは薄くそいだササミをリード・クッキングペーパーに並べて、カリカリになるまでひたすら電子レンジにかける方法。これ、塩とかガーリックパウダーなんかかけたら人間が食べても美味しいと思うな。

 犬用クッキーはとにかく簡単で、基本はオカラ・小麦粉・オリーブオイルを練って包丁で切って、170度で20分くらい焼けばいい。分量なんて計る必要もなく「耳たぶくらいのかたさ」に練り上げればOK。他にマーガリン、クリープ、パセリ、粉チーズなど、お好みで適当に混ぜて。あっ、焼く時にフォークで表面に穴をあけるといいみたい。
 片栗粉に卵の黄身とクリープを混ぜて、小さく丸めて焼けば卵ボーロもできちゃう。これにホウレンソウやニンジンを茹でて漉したのを混ぜれば彩りもかわいい。

 とはいえ犬にしてみれば、なんか食べられればいいんす。↑写真のイモダンゴのケーキも、大喜びで「ゥガッ、ゥガッ」とヘビのように丸呑みしてました。



■2005年8月27日(土)

 秋近し、ということで「秋味ビール」やら「秋刀魚にぽん酢」やらも見られるようになってまいりました。どれも真っ赤なモミジがいいすねー。季節物の定番CMでいつも期待を寄せているのが小田急ロマンスカーで行く箱根の旅のCM。どの作品も好きです。3つ前くらいの、木村多江似の女性が旅館の庭園で親子を見つめるCMが今だ忘れられません。ホテルにはない静かな日本旅館の、朝のひんやりとした空気感が画面を通して伝わってきて「こんなところに住んでたらきっと早起きするのにー」と、またもやダメなことの理由を環境のせいにしながら、箱根にうっとりしちゃいました。

 それと同じ空気感があった、一昨年だかのネスカフェの冬のCMもよかった。京都の町家みたいなところの冬の朝、若い男女が「おはよー」と大きなマグカップでネスカフェを飲むやつ。音楽も良くて、たぶん昔からの有名な曲なんだけどなんだったかな。「あんな縁側があったら、私もコーヒー飲めるよう練習するのに」。

 とにかく、箱根とネスカフェのCMの影響で、ここ数年は以前に輪をかけて秋〜冬が好きになりました。冬に居間でゴロゴロするときに使うために注文しておいたダウンケットが今日届いた。寒くなったらあれもしたい、これもしたい、嗚呼、冬が待ち遠しい。



■2005年8月24日(水)

 今日は木管楽器の手入れをした。
 ソプラノリコーダー、アルトリコーダー、バスリコーダー、B♭クラリネット、アイリッシュフルートにそれぞれオイリング。購入してすぐの木管の吹き慣らしのころは、乾くと皮膜をつくるアマニ油がメインに使用されるけど、数年経過した木管にはさらっとした浸透性のオイルがいいとのことで、何種類か粘性を試した結果、やはり一般的とされているオリーブオイルに落ちついた。数種をブレンドして使う人もいるらしい。

 キーが付いている楽器の場合はタンポにオイルがつかないように綿棒で注意深く塗る。ひととおり塗り終わったら管の内側のオイルをふき取る。管の中側を塗るときは一般的に「オイルを薄く塗る」とされているけれど、私は「たっぷり塗って、しっかり拭う」という方法だ。
 これを年に2、3回。特にアイリッシュフルートはこれをやった直後は音色がぜんぜん違う。

 こないだ『徹子の部屋』を見ていたらヴァイオリニストが出ていて、ストラディバリウスを購入したもののまったく鳴らなくて、偽物をつかまされたんじゃと家族に危惧されながらも毎日弾き続け、やっと半年すぎたころから自分の弾き方に共鳴しだし、現在も成長中、ときに思った以上の鳴りをするようになったとのこと。そこがストラディバリウスの魅力の1つでもあると言っていた。

 自分好みに楽器を育てる楽しみがあるアコースティックな楽器がやっぱり好きです。バウロンなどは奏法手順に水を吹きかけるというのが含まれているところがメンドウでいいですね。カップラーメンを作るときにも、たくさん袋が入っているほうがメンドウで好きです。



■2005年8月22日(月)

 夕方のフジテレビのニュース『JNN スーパーニュース』で、アフリカのどっかの国でサファリツアーに参加していた日本人女性が、降りてはいけないとされている車から出て、野生のライオンをなでながら写真を撮っていたところ、襲われてお亡くなりになられたというのをやっていた。

 ところで番組内で、ライオンの食べっぷりを検証するためにマネキンの足に生肉をまきつけて群れにポイッと投げ入れていた。もちろんライオンはすごい食いつきっぷりだったけど、これってわざわざ実験して放送する必要あるの? 遺族はニュースなんか見てる心の余裕はないだろうけどリアルすぎない? 想像すれば判るとおもうが。

 ニュース番組なのに「民家の軒先に住み着いたのはアノ動物でした」なんてクイズみたいなこと言ってCMに入ったりすること、多すぎてイラッとする。CM開けても他のニュース読んでばかりで、やっとそのニュースネタになったと思ったら今度はモザイクかけてたり。んでまたCMに入ったりして。ニュース番組ならさっさと事実を報道しろ!ってのが民法のニュース番組では多すぎる!! その点、NHKは安心。



 夜、『歌スタ』(日テレ)を見ていた。これは歌手になりたいシロウトのオーデション番組なんだけど、こんなん合格する人はもう決まってて、たんにプロフィール付けのために出てきてるんだろーに。ま、中には本当にめっけもんなシロウトが引っかかればいいなーくらいのもんっしょ、と揶揄しつつ時々見ている番組だが、今日はすごい人が出てきた。群馬で雑貨屋店長をしているという相沢巧弥子さんて女の子なんだけど、ものすごいうまい!
 調べてみたら群馬の音楽祭やコンテストで出ると必ず優勝するので、県内では元々かなり有名らしい。

 aikoの歌うたってたけどモノマネじゃないし、審査員のなかにいたaikoの関係者に「すでにオリジナル曲(aiko)を越えている」と言わしめ合格。人前で歌う価値のある声っていうか、たくさんの人に聞いてもらうだけの価値ある歌だなぁと思わされた。うっとり……。あんな風に自由に思い通りに歌がうたえたら、ほんとに楽しいだろうなー。うらやましい



■2005年8月21日(日)

 またもやフグの勉強会へ。今日は美味しいのと不味いのを実際に食べ比べしながら説明を聞きながら、最初のフグ皮の湯引きから最後の雑炊までフルコースをああだ、こうだと討論会。参加者は6人で見知らぬ者どうしでしたが結構エキサイトしました。一般市民がフグについてこんなに激しく討論しているなんて!と思ったら、もう可笑しくて可笑しくて……。途中からは人間観察に走ってしまいました。

 だって〜、まず6人中3人が男性調査員というのが興味津々です。なんで? いい年したオッサンたちで、キューピーちゃんみたいなかわいらしいお顔で、良く似た3人でした。奥さんとか子どもとか居そうな感じで、サラリーマンぽいのに覆面調査員なんかしてるんかなー? 

 美味しいと言ってみたり、不味そうな顔したりして適当にやりすごしていたら、最後に「次回はテストをします」と言われた。しまった! そうならそうと言ってくれたらいいのに(汗)。切り身を見てどこの部位かを当てたり、ポン酢を舐めて合格品を当てたりするらしい。やべっ。合格しないと居残りで追試とかさせられて、またフグ食べさせられちゃったりしちゃったりして、それはそれでいいんだけど(笑)



Michael Burke■2005年8月19日(金)

 8月9日の日記で書いたホイッスルが今日届いた。アメリカにメールを送ってから10日間の早さ!
 これを購入した日本人のサイトで「30週かかった」という人がいたし、欧米の個人の楽器製作作家のなかには客を待たせることをステイタスと思っている人もいるということらしいので2ヶ月くらいは待つのかなーと思っていたのだけど。

 箱から取り出してビックリ。こんな成金みたいなホイッスル恥ずかしい……と思ったが、その後の調べによると真鍮製なので間もなく黒ずんでゆくらしいのでホッ。

 メーカーはMichael Burke。サイトはこちら。アメリカ国イリノイ州在住。まだあんまり吹いてないけど、初感は以下。

【よかったところ】
  1. 音色はわりと素直なきれい目の音で、スザートに若干のかすれをくわえたようなかんじ(ディクソンよりはかすれていない)

  2. ピッチが正確なホイッスルに初めてお目にかかりました。音程を息圧やシェーディングで変化させなくてはならないホイッスラーの職人仕事からほぼ解放されそうなステキな予感

  3. 息が効率よく音になっているようで、反応が良いため、うちのだんな(ドシロウト)がちょっと吹いただけでも芯をとらえた一番いい音が簡単にでる

  4. そのため、装飾音符もわりとハッキリと美しく聞こえる

【もしかしてイマイチ?なところ】
  1. 音色は好みだけど、ディクソンのほうが枯れた味わいがあるような。

  2. 重い! sweetoneが27gなのに対し、これは82gもある。まぁ軽すぎるとアンブシュアを保ちにくいので適度に重いほうがいいとは思うけど。女性の手には重いわっ。

  3. 真鍮だし、落としたら自重でかなりへこみそう。

  4. オクターブ飛ぶ時にひっかかりがあって、ちょっとひっくり返りやすいかなー? これはもうちょっと吹いてみないと判らない。

  5. マウスピースと本管が分かれるようになってて、スライド部分がだいぶ長いのでピッチ調整に有効そうだと思っていたが、付属の仕様書を訳してみたら「1/4インチ以上はスライドを動かさないように。ピッチバランスが悪くなる」というようなことが書いてあった。厳しい環境のつぐみの会で実用に耐えられるか!?

    Michael Burke
  6. 合皮の黒ケースが付いていた。これなくてもいいから10ドルくらい安くして欲しい。

 てな感じかな。なんか【イマイチ】のほうが多いけど。点数を付けるなら90点。送料込で19000円近いこの楽器の性能面でいうならコストパフォーマンスは妥当というところかな(後日きた請求書には15000円ほどとあった。なぜ安い請求が? 2005/10/10)。

 ホイッスルというと当たり外れの多い楽器だという思い込みがあったので、実際に吹きもせずに送られてきた1本がこれほど気に入るということは、やはり値段が高いぶん and 製作者のこだわりのぶん良品ぞろいなのだろう。

 お金を出しさえすれば誰でもが手に入れられる物品を手に入れたごときのことを自慢することは大変にハシタナイことで存じましょうが、これは会う人みんなに自慢したい逸品となりそうです。もっと早くに買えば良かった。楽器にあまり気を使わずにすむホイッスルです。

 ユニゾンで進行するセッションならばクレアなどの安いけど味わいある音色のホイッスルで、歌ものでバンド形式でマイク使うようなつぐみの会ではこういう楽器が合っていると思われる。イイ! 次はこれがほしい。誰かお金持ちの人が買ってくれないかなー。紫のバラの人、みたいな@『ガラスの仮面』。



ホイッスル改造3■2005年8月18日(木)

 ホイッスルの改造vol.2。
 今日は前々から試してみようと思っていてそのままになっていたマウスピースロウ攻め。アイルランドの音楽合宿に行ったときにメンバーから聞いたもの。

 溶かしたロウを流し込む。ロウが透明なうちにマウスピースの裏側を下にしてすこし傾けて固定。

 数分で固まるので管にもどす。このときにハンドクリーム『ヴァセリン』やスライドクリームを塗っておくと後々にチューニングしやすい。どこかで見かけた説によると、樹脂にコルクグリスを塗ると硬化するらしい(未確認)のでいちおう避けている。

ホイッスル改造3の穴 試し吹きをしながら余計なロウはピンセットとかワリバシなどで削りおとす。

 すると。

 音に芯が入った。
 息が効率よく音に変換されている感じの吹きごたえ(抵抗)が出てきたので、低音が出易くなった&音がひっくり返らなくなった。
 音色は悪くない範囲でカスレがなくなった。
 全般的にsweetoneやclareは特に改善がみられたが、generationのC、B♭管(Dよりも長い管)では1オクターブ上の音が実用に耐えられぬほどに出しにくくなってしまった。でもロウだから失敗したら削ればよいのであーる。



ホイッスル改造1■2005年8月15日(月)

 ホイッスルの改造をしてみた。
 まず写真の黒2本。部分的に指穴を塞いで、両手でそれぞれ一本ずつ持ち、同時に口にくわえて吹くとあら不思議、5度でハモっているではあーりませんか。1音1指のティン・ホイッスルならではの仕掛けですね。
 この笛でやりたいことは、最初から最後までずっと5度で移動するだけではなく、片方で対旋律なんかつけてみたりしてみたいのだが、まだ直感的には出来ない。

 とりあえず簡単にお楽しみいただける曲が思いつかないので自作した。たった16小節の曲だけど、一度に2本で吹くという行為自体が楽しくて飽きない。

 「2本同時に吹く」で検索してみたら何人か引っかかった。今の私の状態はまさにこの写真のおじさんみたいな感じ。同じ指使いで、上2穴をずらしているのでたぶん私がやっているのと同じように見える。

ホイッスル改造2   今ここで私はティンホイッスル界@日本における2本同時奏者ナンバー1を目指すことを高らかに宣言いたします!
 「そんならテーバー・パイプ使え」(3穴で1オクターブだせる笛で、ホイッスルの上3穴を塞ぐことで代用もできる)とか「ダブル・パイプ使え」(最初から2本がくっついている笛)というお声が飛んできそうですが、ここはあえてホイッスルに執着して研究してみようと思います。絶対人口が少ない部分を狙ってその道の第一人者になろうというタクラミです。

 左の写真は、3本のホイッスルのうち、1本は旋律用、あとの2本はドローン(AとD)用にくっつけたものです。マウスピースにゴム管とストローをつけてくわえやすくしました。
 工夫したのはAのドローン笛をD管ではなくG管にしたところです。D管2本でAとDを出そうとすると同じ息圧ではAのピッチが下がってしまうのですが、G管にしたことにより改善されました。  マ、マニアックすぎてどーでもいいですかねぇ……? 



棚板の古木化■2005年8月13日(土)

 今日は急遽作ることになった棚板に古木風のアレンジをすることにした。
 まず店で一番安かった集積材を用意。これは木屑みたいな狭い木をより集めて、接着剤つけて、圧縮して、板のようにしたもの。

 切り口にノミで木肌のような風合いをつけ、キリやカッターで虫食い跡っぽいのや、木のフシっぽいのをマネて掘ってみたが、さすが集積材。木の繊維があっちゃこっちゃなので、掘った切り口がバサバサになってしまった。そのハリネズミのようなツンツンを魚の骨抜きピンセットで一本ずつ抜いた。これが面倒だった。

 その後、トンカチで木の角を落としたり凹みを作ったりして「時代付け」をし、こげ茶と黒の着色オイルで本物の木っぽく絵を描いた。をを。なかなか古木にみえるではあーりませんか! 掘り口がバサバサだったところに黒を多めに染み込ませたら、本物の木のフシがオイルを吸い込んだみたいになって逆によかった。災い転じて、である。

 乾かして、白ペンキを重ね塗り。厚めに塗り、10分ほど乾かした後に布で所々をこすると、白ペンキが剥がれて木地が現れた古木っぽくなった。
 この方法はDIYリフォームとしてはけっこう知られているけど、私は小学校5年生の時に好きだった男の子に教えてもらった。リンゴを描く時、一番最初に薄黄色で塗りつぶした後に赤い色をのせていく、という方法だ。結局最後には薄黄色は見えなくなるけど仕上がりの風合いが違ってくる。
 教えてくれた男の子はいま画家として活躍していると、去年、母が新聞で見かけたことを教えてくれた。

 自由が丘のアンティークショップ Depot39では、本物のアンティーク古木が同じようなサイズで1万円は下らないというのに、偽物とはいえそれっぽいものが800円ほどで出来てしまったのがうれしい。

 なかなか巧く化けさせられたので、自慢げにここでお披露目。



リフォーム後■2005年8月12日(金)

 今日、買い物にでかけていきなり気に入った鏡を発見した。アンティークウッドな枠を革ベルトみたいので繋いでてかっちょいい。私は会社を辞めるときの同期のプレゼントにも額縁をリクエストしたほどの額の体裁プチマニアですが、これは木と鏡の境目のつくりがちょっと変わっていて琴線をくすぐられた。
 昨夜ネットでそれっぽい鏡を探してて、いいなぁと思うのはたいてい2万円くらいしていたのでちょっと出費を覚悟していたのだけど、なんと3980円で買えました。わんだほー。

 鏡が決まって完成図が具体的になったのと同時にハブラシ入れやら小物やらまでも急に欲しくなって物色。洗面所は「白・茶・金」に統一したいので、コンセントカバーなどを塗る金メッキ風スプレーも買った。

 そして取り付け。

 ふぅーーー。細かいところは未完成だけど、大きな部分はひととおり済んだ。茶色は同じ様なトーンでそろえようと思ったけど、鏡のフチの色が気に入ったので、まぁこれでもいっか。8月6日の日記の写真と比べてみてください。ちょっとヨーロッパのコテージ風ぽくない? すっごいご満悦だわぁ(笑)

 照明の具合で、真っ白い磁器タイルがピンク色に見えるのが気に入らない。電球を替えたら良くなるかな?  



マスキング■2005年8月11日(木)

 改造は順調にすすみいよいよメイン工程の塗装。まずはマスキング作業。養生シートを張り巡らせるのに1時間もかかった。そしてトイレリフォームでも使用した「しっくい風ペンキ」を塗る。これはシロウトが塗るのは難しい漆喰を、塗りやすくしたもの。缶を開け、棒でかきまわそうにも下半分は漆喰が沈殿していて固い。

 今回はスムージーという、シロウトでも左官屋さん並にキレイに漆喰が塗れるグッズを使用したが、これがまたすっばらしい道具で、プロが塗ったかのように本当にきれいに表面を均してくれた。わんだほー

 二人で5時間かかって塗り終え、マスキングをはいで終了。すっかり忘れていたけどこの塗料、半乾きのときブタ臭いんだよー。臭い、臭い! ワラっぽい、泥っぽい、生臭い!! 

 塗りながら気づいた失敗。まず、天井の壁紙は白だと思っていたけど、厳密には薄クリーム色だったために漆喰を厚めに塗らねば白く仕上がらず、途中で漆喰が足らなくなってしまい最後の方はかなりユルユルに溶いて使用せねばなりませんでした。白ペンキで下塗りしておいたらよかった。

 これはシンクにも言えたことで、真っ白なタイルを貼ってみてからシンクはクリーム色に近い白だったのだな、と気がつきました。カラー表みたいなのでちゃんとチェックしてから店で材料買わないといけないな。白といってもいろんな白があるとですね。

 明日、タオル掛けなどを付け直してとりあえず終了。まだ鏡を用意していないけど、気に入ったものが見つかるまでは小さい鏡でガマン。



目地塗り■2005年8月10日(水)


 昨日貼ったタイルが固まったので、目地を塗る。お昼に食べたセブンイレブンの冷やし中華の容器に粉と水を入れてワリバシでかき回すのだが、水がはじかれて玉のようになるばかりでぜんぜんなじまない。

 不安になりつつ、4分ほど粉をまきちらしながら掻きまわしていたところ、急にボロボロしだした3秒後くらいにはマヨネーズ状のトロトロになった。すごいおもしろーい。これはぜひ目地を埋める必要のない方にも混ぜていただきたい魔法の粉です。
 半分しか使わなかったから、やってみたい人、分けてさしあげます。おもしろいよー。ぜひお試しあーれ!

 目地材は「アルカリ性のため素手で触っては危険です。長袖、ゴーグルなどで皮膚を保護してください」とのことなので軍手してヘラで埋めて、ガラス棒(先が丸い)で目地をならしていたけれど、細かいところがうまく行かないので素手で塗ってみた。ぜんぜん痛くない。ネットで読んだ話では「目地材のアルカリにやられて、擦り傷みたいになった」とあったけどぜーんぜん。かれこれ1時間くらいは生手でこねくりまわしてやりましたよ。体質によるのかな。



■2005年8月9日(火)

 初めてのタイル貼り。ネットで読んだタイル貼り体験談「下地は袋に書いてあるのよりも軟らかめに作ったほうがよい」を参考にした下地はタイルをちゃんと固定してくれず、はがれこそしないけど放って置くと目地の間隔があっちゃこっちゃにバラバラにずれていってしまう。
 しかたなく、固まり出すという20分間ほどはタイルにつきっきりで調整し、やや固まりかけてきたころにベニヤ板の端板をかませて固定し、やっとひと段落。タイル貼り、意外と難しい。

 それからタイル2枚をトンカチで細かく叩いたミニタイルでモザイクっぽく隙間を埋めた。本当はそんなファンシーな感じにはしたくなかったのだが、タイルが厚めなためにタイルカッターで思うような形に切れなかったので仕方なくそういうことに。

 今日はこのあとタイルの目地を塗る予定だったが、疲れたので終了。

★★★


 実は以前から欲しいと思っていたホイッスルをついに購入。ネットで買ったからまだ現物は来ていない。アメリカのホイッスル作家のもので一番高いものだと35000円もする。とりあえず一番安い140ドルのを申し込んだ。これに送料25ドルをあわせて約18500円!! 日本では19000円でネット販売している店が代々木にあるので試奏して選べることを思うとちょっと迷ったけど、ちょい前のモデルだったのでやはり直接製作者から購入することに。

 今メインで使っているディクソン3800円だって大奮発で、お店で他人の目を気にしながらあれやこれやと試奏して厳選したスペッシャルな一本だったのに、今回はメリケン人が吹いた試奏音をネットで聞いて【OK】ボタンを押すだけで購入。
 私は息圧が高い方なのでやはり試奏してから買いたいところだが、このホイッスルけっこう評判よいし、人が吹いているのを耳にした時「おっ!?」と思わせる音色だったので前から欲しいと思っていたのであーる。このたび つぐみの会ライブに復帰することになったので思い切って買っちまいました。

 そのついでに見かけた Uilleann Whistle Chanter なるコレ。イーリアンパイプスとホイッスルを合わせたような楽器とのこと。息を吹き込む管の途中についているスライド管がドローンの役割を担う。指使いがホイッスルと違う(後ろに指穴もあるし)からややこしいだろうけど115ドルだったし買っちゃおうかなーと思ったが、構造図を見ると自作できそうな……。試奏音を聞くと、ドローンと言っても旋律にかかわりなくずっと低音でなっているというわけでもないし。ホイッスル2本以外には材料費1000円くらいで作れそう。乞うご期待!?



タイル■2005年8月8日(月)

 棚板を壁に食わせる部分を切り出す。昨夜オイルニスを塗って色を落ち着かせた棚板をそこにかませ、隙間をグルーガンとパテで埋めたら、をを! 最初から壁に食い込んでいたかのようにステキにはまった。わんだほぅ

 それからコンセントの位置を変更。今までより20cmほど上部に穴をあけて移動したのだが、まだ鏡を買っていないのにここにコンセント作っちゃってよかったのかなー。ちょい不安。

 今日はこのあとタイルを貼る予定だったが、設計変更にともないタイルの枚数が1枚たりなくなってしまったので明日店に買いに行ってからにした。早く作業を終えないと洗濯ができなくて不便。



■2005年8月7日(日)

 今日は材料を仕入れに近所のホームセンターへ。メインになる棚板は適当に桐板かなんかにしようと思っていたのだが、生木コーナーというのがあって思いのほかステキな板を発見! 木肌のきれいな切り出し板で一枚2000円しなかった。わんだほ! 洗面台の周囲だけ貼るタイルを20枚ほどとネジ類を買い、帰りは以前から気になっていた店で夕飯を。

 店は焼酎の品揃えたっぷりの九州料理の店だったが、私達は焼酎は苦手なので相変わらずビール。店員とじゃんけんして勝ったので、最初の生ビールが無料になった。馬のレバ刺しやハツ刺し、宮崎産の鶏肉の刺身など、生肉をおかずに白米を食べた。壁に小泉今日子のサインと写真があった。日付は今年の3月ころ。その頃彼女は自動車で当て逃げかなんかして謹慎中だったはずだが、ここで馬レバー食っていやがったか?

 帰宅後、明日の作業に備えるべく、オイルニスやアク止めスプレーなどの塗装関係を済ませて終了。



リフォーム前■2005年8月6日(土)

 おとといからダンナが10日間の夏休みに入ったので、かねてより計画していた洗面所のリフォームに取り掛かった。予定では、トイレのリフォームと同じ様に、壁にニッチ(くぼみ)を作って小物入れやメディスンボックスなんか作ろうと思ってたんだけど、家の外壁に面しているためか間柱が多く、空間が取れないことが判明。かといって壁を塗りなおすだけではつまらないので、急遽 洗面台を作りなおすことにした。

 今までのはよくあるシステム洗面台で、くもり止めヒーターやコンセントがついていて機能的ではあったけど愛着が持てなかった。経年変化といえば汚れが目立つくらいで、プラスチックじゃ味わいもなにもないし。洗面台から上の棚部分を壁からバッキリと剥ぎ取り、木で棚を作ることにした。

 まずは洗濯機やタオル入れなどをどかして掃除。タオル入れの扉にこげ茶の木目調シートを貼ってリメイクしたあと、天井と壁のつなぎめをぐるりと廻っている茶色い部分を白くペイントして、白しっくいを塗ったときになじみやすくした。今晩2度塗り、明日の朝もう一度塗ることにする。