松翁 ★★★★★
05年1月22日訪問 ★★★★
店構え 打ち場 田舎&天ぷら 二色もり

05年1月22日訪問

神保町の喧騒を離れ、奥まった一角にひっそりとお店を構えている「松翁」。ランチタイムど真中に行ったけど、土曜日のせいか店内はガラガラ。ガラス張りの打ち台にもっとも近い席につく。

注文したのは、天ぷら田舎蕎麦と二色蕎麦。二色蕎麦は通常の蕎麦に、日替わりの変わり蕎麦の組み合わせで、今日は更科蕎麦だった。

まずビールがエビスだけだという点に二重丸。味への拘りと目の前の金銭に日和らない粋の良さを感じた。見習えよ、お前ら! お前とお前とお前だ〜!

客席から見えるところに堂々と電動臼があるところからして、蕎麦の吟味&挽きたて打ちたて、湯がきたての三たてを高らかに宣言している。もう、これだけでおいらとしては二重丸である。それに天ぷら等、ほとんどの摘みに限らず、蕎麦までもが時間がかかるとそこらじゅうに明記してる。注文を受けてから調理するためだと言っている。さっすが!

天ぷらはからっとした揚げ上がりではなくて、そこは専業店に一歩譲るとしても、一品ずつ運んでくるところが凄い、海老の頭、野菜、海老、穴子と、都度都度運ばれてくる。この凝り方。揚げ上がりはいまいちだけど、味付けと下ごしらえは完璧だ。おかげで味がおいしい。特に穴子はそんじょそこらのものとは出来が違う。香りや風味、食感(衣以外ね)は完璧で、おいらが日本一と思う、誠鮨に近い仕上がりだ。

さて、蕎麦。これも素晴らしい。ええと、細かい解説は毎度おなじみになってしまうので、割愛。ここは濃い口と淡口の二種類の汁から一種類を選ぶシステムだ。どっちもお勧め。違いは醤油だという説明だ。濃い口は醤油はきついがその分塩加減は控え目。淡口は淡白だけど塩加減はやや濃い目。塩の量は淡口のほうが多いらしい。共通するのは出汁のカツオで、もうプンプン香ってくる。

なんだか、蕎麦屋は4つ星だけになってしまっている。玉石混交はいいとして、群雄活況に舌ッ足らずなのが原因。もう少し研究してからランキングしなおそうっと。

松翁
千代田区猿楽町2-1-7
03-3291-3529
日曜・祝日 休み 
11:30-15:30 17:00-20:00 土曜 11:30-16:00

05年2月7日、上方修正 ★★★★★(星5つ!)
田中屋銀座店で食した結果、訪問済みの蕎麦屋の序列ができた気がする。やっぱり松翁の素晴らしさを噛み締めたしだい。よって、星5つに上方修正
お蕎麦たち

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