水流渓人のページ「登山日記」No.519

 
2012/11/14
 「五勇山」椎葉村
ごゆうさん1662m

萱野登山口から「石堂屋」を狙うが、風雪に負け、断念。五勇山を踏む。
登山口からすぐの渡渉点 しっとりとした紅葉 右/石堂屋、左/五勇山の分岐
 

 前回の椎葉山行から3週経っての行動となった。その間、次男のレスリングの試合応援やら、知り合いの結婚式やらがあったりした。ほぼ毎夜のシーバス狙いも出掛けていたので、まぁ〜遊んでいる感は、どことなくあった。しかし、どうしても宮崎全山への思いは、日を開けると強くなる。次は?と考えてはいたが、前夜に椎葉入りし、車中泊で「石堂屋」を狙う事にした。予報はずれ、朝からしとしとと雨・・・。藪狙いは、簡単に登山道からのアプローチへと変更となり、「萱野登山口」に向かう。
 林道終点まで、舗装で民家のある「萱野登山口」は、まだ紅葉真っ只中だった。歩き始めて、すぐある渡渉点辺りから、しばらく造林地内を歩き高度を稼ぐ。チラホラ白いものが登山道で見え始めると、今年の初雪歩きに嬉しさが倍増する。寒いが、雪道を歩けるのはやはり楽しいもんだ。ただ、3週間ぶりの登山は、思った以上に体力低下を感じる登りでもある。休憩の多い歩きとなり、ようやく分岐にたどり着いた。
 分岐は稜線となっている。容赦ない風が吹き付け、いやこれは?と、不安がよぎる。右へ石堂屋方面の尾根に入る。ここからは、標高差170mほどの下りだ。道は薄いと聞いていた。雪にかき消され、笹が凍りつき垂れ込めている。地形を確認しながらの歩きとなるが、その前に笹を掻き分ける指先から感覚が消え、パンパンに膨れている感じがある。手袋が貧弱すぎた。おまけに、薄出のフリースと、穴だらけのゴア合羽・・・「敗退だな!」と決めるのに時間はかからなかった。分岐へ登り返してみると、踏み跡は消え、つけた目印も吹き飛ばされていた。やはり、臆病で慎重が大切だ!と自分に言い聞かせ、納得させるのが厄介な葛藤でもある。自分の足は、下山ではなく、石堂屋と反対の「五勇山」へと向いていた。このままなら、単なる敗退じゃないか、五勇山を踏めば、五勇山登山で気持ちに整理が付く!そう、言い聞かせる自分がいた。少し、風は避けらける歩きとなった。ゆるやかに山頂が現れた。何の満足感も無いまま、行動食を口にすると、逃げるように下山した。

風雪の稜線 辛い敗退となった・・・。

五勇山

 

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起床6:30---朝食---萱野登山口スタート8:33----分岐10:29----石堂屋方面へ----分岐10:46----五勇山11:38----下山11:50----萱野登山口13:23----昼食・昼寝----自宅19:00
  
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠            
年齢 53          
ピーク(山行)合計 710