水流渓人のページ「登山日記」No.408

 
2010/12/22
「黒原山〜矢筈岳」
袋谷林道より 藪尾根ルートをつなぐ

18日に確認していた尾根へと踏み込む。探りながらの往路は4時間。復路は2時間。

黒原山へたどり着いた! 矢筈岳は判り易かった。 矢筈岳山頂から西都市

 
 3日前に来た「袋谷林道」を走る。前回と同じ谷から稜線に登り、矢筈岳までのルートを確認するためだ。前回の山行で、谷から1190mピークまで目印をつけておいたので、難なく到着する。そして、ここから西へと延びる鈍い尾根へと進入した。わくわくした。
 自然林が広がり、なだらかな斜面は、いつまでも居たくなる気分にさせられる。尾根の傾斜が増す手前で右に折れるのが「黒原山」への尾根である。やはり、ベタンとした鞍部を目指しテクテク歩く。楽しくて仕方ないのが自覚出来る。慎重さを欠かない緊張感も持続している。深い山に一人でいると、なんて研ぎ澄まされた聴覚なんだろう・・・。多分、以前に通った黒原山への林道付近で伐採集積作業をしていた所の音が、手に取るように判る。鳥のさえずりはもちろん、風の葉音が話し声にも聞こえてくる。
 「一人なんだ!」と、再認識するが、元来、私は一人っ子であり、中学から親元を離れ、高校・大学と進み、大阪で職に着き・・・一人暮らしばかりたった。父は27年前、母は15年前に無くなり、一人は慣れっこである。どう、歯を食い縛り、どう歯を食い縛れるかをいつも感じながら、人の顔色を意識ばかりして今日まで来た。頭を下げ、自己を虐げる事など、生き抜く行き行く為だと、そこに感情を持たぬ事も出来るようになった。しかし、どうだろう・・・この年になり、もう自分の考える様に生きてもいいのではと思えるようになって来ている。だが、いましばらく、子育てを終えるまでは、石に噛り付かなくてはなるまい!すでに、心は違和感を感じ始めているのに、現状との摩擦が生じているのに・・・いままで通りに、いままでの自分を演じ続けなければならない。今頃になって、なぜ自分を解き放とうとしているか・・・父親の死んだ歳?オヤジの生きた日数?を、後、数日で通り越そうとしているからだ。
 数箇所、間違えそうな箇所もあったが、地図を見てれば簡単に判る。黒原山に到着し、矢筈岳に登りついた。ここから先は、登山道がはっきりしている。少し安心した気分で昼食を食べ、景色を楽しんで復路を歩いた。道の無い藪ルートも、一度通れば緊張より景色や自然林を見る余裕がある。この山域の高野槙やヒメシャラは、すこぶる良い。次は、綺麗な孤を描く縦走を楽しみたい。
 

麓から、尾鈴全山を確認する。長い尾根だなぁ〜!

  
自宅6:25----佐土原駅6:45----袋谷林道登山口(標高926m)8:20----登山開始8:31----稜線(標高1050m)9:13----1190mピーク9:53----鞍部10:52----黒原山11:23----1250mピーク11:53----矢筈岳12:32----昼食----下山12:50----黒原山13:20----1190mピーク13:56----分岐14:10----駐車位置14:51----自宅16:55
 

ブログ

  
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠            
 
年齢 51          
ピーク(山行)合計 518