水流渓人のページ「登山日記」No.280
 

2007/10/24

「正面壁ルート」

比叡2峰

1P ハングを乗り越す 4P 高度感あるトラバース 2峰正面壁
 

 
0P
 20m 5.7(X+)  登り始めて5m程度X+ではないぞ!の難しいスラブ
 門川から五十鈴川に沿って川水流ヤナへ抜けるが、道路工事で通行規制期間。たまには延岡経由で行きまょうか!と走る。愛車スペースギアは、24万キロを走り、ダイナモが傷みクーラーがダメになった。続けてエンジンからのオイル漏れがひどくなり、今月末で廃車?になる。愛着があっただけに、少しさびしい気持ちを持っている。今日は、比叡の1峰をバックに写真を写そう!と考えた。1峰のトンネルを過ぎると左の空地に駐車して支度をした。個人的には2峰正面は辛くて怖いが、チームとしてのチャレンジだから、大人しく基部をついて歩く。
 登り始めが難しい。3度目だが、5.7ですでにA0になる。こんな事でどうなる?といつも思うが、なんとかアブミでなっている。
1P 40m 5.10+(Z)・A0  ハングを超え、傾斜のきついフェースを直上。
 見ると恐ろしいハングからスタートし、ものすごく辛いクラックを登る。きつい傾斜は半端でなく、私は終始エイドのやり放題で抜ける。以前、2度はこの出だしのハングからアブミを架けたが、A0で掴みあがり、岩角に尻を引っ掛ければ案外楽に行けることが判った。しかし、そこからのピンが遠く、カムをずらしながら掴みあがる。ふぅ〜(-o-;)
2P 35m 5.10-(Y+)・A0   凹角からフェースを登り、ハング下を左上しスラブへ。
 小松の親分は、実に楽しそうに登っている。川キョンもA0でフォローしている。私は、それに動じることなくA1に徹している。ハング下を回りこむ所が怖く、直上のフレークもガックンと動いて恐ろしい。
3P 45m 5.10-(Y+)・A0   スラブからフレーク、ハング下をハンドトラバース。
 いよいよ、正面壁ルートのハイライトだろうか?強いスラブを直上し、高度感タップリのハング下トラバース・・・なんだが、登り始めて15m位だろうか?アンダーに取ったフレーク岩が、50cm角に剥がれ、小松の親分が宙を舞った。2m落ちて止まったが、岩が川キョンの左を落下して行く様がスローモーションに様に見えた。恐ろしかった。それに動じることなく、淡々とリードしていく小松の親分はスゴイ!
4P 35m 5.9+(Y)・A0 ホールドの乏しいスラブからクラックの走るスラブ。そしてゆりかごテラスへ。
 3Pを過ぎると、少し気が楽になる。ツルンとしたボルト連打の壁を棚に上がると、ルートは左のクラックの走るスラブを登る。「ゆりかごテラス」に到達すると、正面の矢筈岳がフルスケールで迫る。
 5P 35m 5.10-(Y+)  出だしの強いスラブを登ると、傾斜が落ちひと登りで終了点。
 出だしがきついが、5mほど耐えると、傾斜が落ちガシガシと終了点である。握手もひとしおな感じだ!遅い昼食を食べ、下山する。下降道が倒木や落ち葉でわかりにくくなっているが、方向は間違えるはずも無いので、ドンドン歩くと1峰からの登山道に合流する。
 
 3峰の水場で自宅へのお土産に「美味しい水」を汲む。実に美味い水だ。日向・お舟出の湯につく頃には暗くなり、露天風呂からの月明かりが日向灘に写りうっとりしてしまった。来週は仕事が入っていて、行けないかも!と告げて都農神社で別れる。
 
 

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自宅6:35----宮崎市内----都農神社8:15----比叡3峰駐車場10:10----登攀開始10:45----1P終了11:15----4P開始12:40----終了点14:40----昼食----下山15:25----駐車位置15:40----水場----日向・お舟出の湯・休館----帰宅18:20
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠            西都山岳会
年齢 48           小松の親分
ピーク(山行)合計 338           川キョン