水流渓人のページ「登山日記」No.270
 
2007/07/25
「失われた草付ルート」
 
比叡1峰
 
1Pをリードする水流渓人 3Pへ 3P核心のスラブ
 

 
 朝、集合時間より30分早く集合時間を伝えていた川キョンが、10分遅れでやって来た。結果、20分早い集合となり比叡を目指す。じんさんもすでに到着して、車のトランクをなにやらごそごそとしていた。私達の耳には心地良い50年台の曲がカーステレオから流れていた。
 「練習」・・・本当は、一つ一つクライミング技術のやり方と意味を、じんさんに説明しようと思っていた。・・・が、また本チャン=練習という状況設定となる。でも、私もそうだが未だフリーでは登れない6級ルートを登る事は、クライミングに関する自分の状況を把握するに相応しい挑戦である事には違いない!それより、確実なビレー+セルフビレーを目指して欲しいと思っている。
 
1P/6級/30m・・・傾斜の強いフェース
 ここを登る事が、「失われた草付」を登る事を意味している気がする。TAカンテや3KNルートの1・2Pから、失われた草付の3Pにつなぐやり方もあるが、それで登った!と言うと、きっと小松の親分は認めてくれないよなぁ〜なんて遠目がちに考えたりもした。(数日後、しっかり確認の電話をいただき、胸を張って『チョンボして登った!』と答えたのだ!)
 少しハング気味を浅いホールドで、重い全身を持ち上げる所からスタートとなる。下手な私は、ここで結構な腕力を消耗しだが、返って肩が軽くなった気がして、右フェースへの移りもA0になる事を躊躇する事も無く、直上して登り上がった!まぁ・・・コンナモンダロ(^_^ゞ
 じんさんも、最大の努力で上がってきた。ヌンチャクを落とした川キョンは、ロープダウンで2度登る。
 

2P/4+級/35m・・・スラブ
 
快適なスラブだが、4+でピン1本は何かあると大変感が漂っている。20m以上ランナウトして、何も考えずガシガシ登るのみである。
 
3P/6級/45m・・・スラブ
 
実に厳しいフリクション頼りのスラブが核心である。ホールドの多いスラブを15mほど直上すると、核心の黒肌スラブとなる。左5級、中央フレーク4級は登った事が無いが、やはり右6級を挑戦しなければ、オチンチンを有する意味がないぞ!と自分に言い聞かせ、泪目で攀じるも、蝉になりかけ投げ縄で切りぬけ、オチンぐらいしか下の2人の女子にアピール出来なかった。厳しい!!
 
4P/4+級/45m・・・スラブ
 
左上していく快適なピッチ!ここまで来ると、前半の2つの6級をやり終えた充実感が込上げてくる。日差しが暑いなぁ〜!!
 
5P/4級/35m・・・スラブから小フェース
 
ごくごく快適なスラブから、フェースの乗り越し。ホールド多数で、なんだが上手くなった気さえしてしまう最終ピッチである。オールリードは、めったに出来ない状況だと思うと、私もよくやるよな!と自画自賛しても、納得の拍手は聞こえない。風が日持ちいい。

 

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自宅6:00----比叡トイレ横駐車場7:40----取り付きへ8:15----登攀開始8:35----3P9:45----終了点11:10----休憩----下山----千畳敷12:00----トイレ横駐車場----移動----上鹿川地区----入渓13:00----水遊び----麓屋にてシャワー+ビール+昼寝----帰路17:00----帰宅19:00
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠            じんさん
年齢 48           川キョン
ピーク(山行)合計 328