水流渓人のページ「登山日記」No.269
 
2007/07/18
「ニードル左岩稜」
 
比叡1峰 Wフレーク+新ライン
 
Wフレーク ニードルピーク 千畳敷より
 

 
 いよいよ水曜登攀隊の前半戦が終了だ!「初見ルートーのチャレンジ」が真髄であるが、まだまだ宮崎には素晴しいルートがたくさんあり、まだまだたっぷりと時間がかけれる!「あんまり一気に登ったんじゃもったいないですよね!」そんな会話が今年はあった。一つのくくりとしての登攀は、ある意味その期間の腕試しであったりする。私にしてみれば、この上なくキツイ試練でもあるが、やはり避けて通れないチームとしての課題である。
 朝、車に乗り込んできた時から、小松の親分の気持ちは『Wフレークのフリー成功』であったに違いない!取り付きで、出来たら「お助けスリング」の要求もきっぱり断られた!少しでも体力の消耗を抑え、成功させたい意気込みである。不安になるのは、いつもの事なんだが・・・。
 
1P・Wフレーク/6級/30m
 カムの位置、ジャミングの位置を丹念に探り決めると、鋭い勢いで最初のフレークを突破した。途中、カムが決まらず少し大変だったが、それでもフリーで抜けた。充分にレストをとり、次のフレークに向う。慎重にかわし、ついに終了点を捉えた。スーパールートの終了点である。続く私は、カムとアブミの人工登攀だが、どうしてもアンダーフレークになる所は腕力しか頼れず、必死で抜けた。腕が振るえ、刷れて赤くなっていた。
懸垂下降
1P・新ライン/A1?/30mぐらい?

 一旦、取り付きに下降して、最近開拓された新ラインに挑戦する。あっさりA0で抜けた小松の親分には、今日の狙いはWフレークであったことを物語っていたが、あまりにもあっさりと抜けた。続く私は、セオリー通りのA1でスッタカタと解決させてしまう!フリーなら、とうてい無理な厳しさである。
2Pノーマル/6-級/40m
 
特徴的なフレークである。あまりにもあっさり登って、私に「登って来い!」と声をかけた小松の親分である。出たしのみ少しアレレ?状態だったが、掴み上がると今までで一番良い形で登れた気がした。ここをリード出来るようになれば、チト格好良いよなぁ〜と憧れの思いである。
3Pノーマル/5級/45m
 
クラックから始まり、ピークに抜ける爽快なピッチである。声が届かなくなることを確認し、あうんの呼吸でのフォローに移るのである。ロープ残量と、ロープの微妙な動きで、クリップも、セルフビレイもすべて判っている。ちょい引かれたロープでフォローを開始すると、ロープも上がる。間違いなく無言で確保システムは完了している。
 
 
ピークからの15m懸垂は、いつになく心地良かった。逃げ帰るのでなく、登り終えて帰る充実感があった。後半戦に夢を馳せながら、前半戦を終了させた。
 

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自宅6:25----佐土原駅----都農神社7:30----比叡トイレ横駐車場9:00----登山開始9:28----取り付き9:38----Wフレーク登攀開始10:00----1P終了11:00----懸垂下降----新ライン終了12:05----2Pフレーク開始12:15----3Pクラック開始12:40----二ードルピーク13:10----15m懸垂下降----下山----千畳敷14:10----トイレ横駐車場----昼食----帰路へ14:40----日向・お舟出の湯----帰宅18:00
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠            西都山岳会
年齢 48           小松の親分
ピーク(山行)合計 327