水流渓人のページ「登山日記」No.253
 
2007/02/28
「双石山」
丸野〜ひょうたん淵〜山小屋〜山頂〜桧山別れ〜丸太橋方面〜キャンプ場〜丸野
509m
 
ひょうたん淵から登る 山頂 山頂から宮崎市内・日向灘
 

  
 27日、48歳になった。なにか記念に・・・と思うのは、誰もそうなのかなぁ〜。その日、長女は高校の修学旅行で「北海道」に出発した。それが我が家のメインイベントなのか、早起きして宮崎空港に送り届けたのは私。珍しく連休なのだが、雨模様の天気予報に、「誕生日登山?」みたいな一人イベントもなんだかやる気が起きない。だからと言って、ケーキにローソクっていうのもめんどうな気がする。いつの間にか、私は祝ってもらう誕生日が薄らぎ、家族の誕生日を祝ってあげているだけの方が心地よい!強く念じているのは、親父の他界した51歳という歳を越えたい!それだけの様な気がするのが誕生日になってしまっている。でも、私が子供を思う気持ち同様、私の父も母も、この2月27日という特別な日をどれだけ嬉しく思っていたことだろう・・・と思いを馳せると、無き両親を偲ぶ山行もあっていい様な気がした。
 私が、小学校の頃カブスカウト・ボーイスカウトの活動で「野外活動」に興味を示したのは、よくあるパターンだと思う。でも、それを深めたいと思ったのは、両親の影響だと思っている。私が興味を持った「蝶採集」や「釣り」や「キャンプ」や・・・、それに親父は付き合ってくれた。教えてくれた。自然を語る時、母が若い頃務めていた宮崎大学の研究室で先生達と植物の研究に同行した「日向ライン」の話であり、「双石山」である。月星製のキャラバンシューズを買ってもらった中学1年生の時、私は友達と2人、親父に登山口まで車で送ってもらった記憶がある。西都市から車で1時間以上かかる登山口で、親父と分れ、第2展望所に登り上がった。そこで出会った高校生のグループについて加江田渓谷に下山した。彼らの自転車の後ろに乗って木花駅まで戻った。後は汽車を待ち、宮崎駅へ、妻線で西都に戻った。今の時代、中学1年のそんな行為は冒険の様な気がする。でも、そう感じさせない自分であったのは、たくさんの体験をさせてくれた両親のお陰だ。翌、中学2年の夏、私は一人で駅をねぐらに、自転車での九州一周に挑戦した。長崎を断念した自転車旅行に終ったが、何も冒険に感じたわけではなかった。そういう感覚に浸りながら歩いていたら、私は自分の子供達を過保護にそだてているのだろう・・・と、不安にも感じる。
 

キャンプ場 よく泳いだキャンプ場下の淵 ツチグリ
  

 
 なんとなく、大した疲労感もなく山頂に着いた。加江田渓谷側からの登りは、自然林を楽しめるいいコースだと思う。コース図を見ると、このコースで13kmだからずいぶん豊かな気持になれる。山頂からは、スッキリした景色が楽しめた。ママの仕事開始で、朝食・弁当作り・子供の送り・茶碗洗い・洗濯物干し・昼食作り・・・と、結構多くの家事をしている自分である。すべてをしているわけではないが、世の夫としては相当なものだと判っている。自分の作った弁当を開きながら、そう思うのと、今頃、子供達も職場のママも、同じ弁当を食べているのかナァ〜なんて、主婦的幸せに浸る自分をイトオシクも思うのである。
 遊歩道に下山すると、高校の頃、友達とキャンプした加江田キャンプ場を通った。変わらぬ景観をなつかしく見た。誰もいないキャンプ場で、焚火をしながら、高校生のボク達が語り・騒ぎ・時間を過ごした。イタズラで飲んだピールもここのキャンプ場だったと思う。翌朝、川を釣り上がり「尺ヤマメ」を私が釣ったのも、この加江田だった。その頃の友達の一人一人の顔が浮かんだ。「何してるだろう・・・。」あの頃から、今になってもこんな遊びをしているのは俺だけだろうなぁ〜と思うと、なんだか悲しい気がした。そう、あの頃の様に、チョロチョロと燃える小さな焚火の炎で、満足できる友達はどれ位いるのだろうと思った。経済的とか、社会的とかいう視点に立てば、私は今で言う「負け組」であろう!でも、計り知れない「幸せ組」である様な気もしてならない。
 軽い足取りで丸野駐車場に到着した。ママと待ち合わせを何処にしようか?考えて携帯メールを送信した。
 

9:00自宅発----ママの勤め先経由----10:00鏡洲・丸野駐車場----10:10スタート・加江田渓谷遊歩道----10:25ひょうたん淵----10:53麻畠分れ----11:05新?「やまもも分れ」?----いのししヌタ場----新?「ヌタ場分れ」?----11:45桧山・山頂の別れ----11:50山小屋----12:12山頂----昼食----12:36下山----12:52山小屋----12:57山頂・桧山分れ----13:26桧山分れ----13:56遊歩道----14:20キャンプ場----14:45硫黄谷----14:54ひょうたん淵----15:05丸野駐車場----帰路----16:10ママと待ち合わせ---16:50自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠            
年齢 48            
ピーク(山行)合計 309