水流渓人のページ「登山日記」No.244
 
2006/11/22

「ファィナルスラブルート」比叡山1峰南面

「Cフェース・左方カンテルート」比叡山1峰北面
 
ファイナルスラブ1P核心をリードする小松の親分 ファイナルスラブをフォローするKYさん Cフェース左方カンテ1Pをフォローする水流渓人
 

  
 光栄にも還暦を迎えられ、ますます登攀意欲上昇の「鹿川・庵」のKYさんと同行が叶った。KYさんの前ではヒヨッ子クライマーの私達であるが、「どこに連れて行ってくれますか?」なんて恐れ多いお言葉を頂戴し、残っていた「ファイナルスラブルート」に、最近KYさんを中心に見事再生された「Cフェース/左方カンテルート」を追加しての1日となった。
【ファイナルスラブ】
 1P/45m/6-・・・黒光りのツルリとした「何にもない」スラブから始まる。傾斜がとてもとてもきつく、何も無いのだから、当然厳しい。見えるのは錆びたリングボルトである。KYさんでさえ10年前に行ったろうか?・・・と、遠い声である。以前登った隣のスーパーファイナルルートより難しく感じた。なにせ、乏しいホールドスタンスをピチピチ拾いながら、行き詰った所を、古ぅ〜〜〜いリングボルト1本のお世話で、これまた右トラバースし、しこたま複雑なホールド取りで直上する。後は、普通なら難しいのだろいが、今、しこたま難しい所を登った後だから、少し楽に終了点。KYさん談「5.10bはあるな!」
 2P/45m/4+・・・枯れ草の中を行く感じだが、岩はスッキリしていて眼下の紅葉が、これまた綺麗で気持いい。
 3P/45m/5・・・ふと見上げると、私の踵骨折現場であった。小松の親分とKYさんが、にんまりしながら「ここは水流さん行かないとぉ〜!!」と煽られてしまった。行こうか!と荒くなる鼻息を押し殺して今回もフォローに回ってしまった。気の弱い水流渓人である。
 
 藪漕ぎ5分で登山道に出る。左に少しで1峰の展望所に着いた。さっさと下降路を辿り、10分でCフェースの基部に到着した。空身で行こうか!とご提案いただいたKYさんに、下山用のアプローチシューズを3人分背負わせてしまい、私と小松の親分が空身となってしまった。なんのこっちゃ!!
 
【Cフェース/左方カンテルート】
 1P/45m/7-・・・どう見ても逆層に見えるフェースを、アンダー、レイバック、スラブと多種の登りを使いながら豪快に登る。傾斜が相当きついが、なんと2週の大崩で、ずいぶんスタミナのついた水曜登攀隊になっていることに気付く!気持ちよく登れ終了点。
 2P/45m/6-・・・あれーっ!かぶり岩を目の前に、どう見てもピンは1本しか見当たらない。カンテの角をつかみながら、スメアなスタンスでハング下に立ちピンにクリップ。フレンズで支点を足してハング超え・・・と、思いきやクラックがガッチリガチガチに効き、飛び出した岩に立ち上がると、なんと階段状なぐらいのホールドとスタンスであった。後は迫るピークを見上げながらの快適スラブで終了点。でも、私にはリードは無理の様な気がする。
 
 実は、今日は水流夫婦の19回目の結婚記念日である。夜には出かけて少し祝い酒・・・と考えていたので、温泉抜きで即行帰宅。4時過ぎには帰宅し、旨い酒が飲めた。
 

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6:20自宅発----佐土原駅----7:50日向サンパーク道の駅----9:10比叡トイレ横駐車場----9:25入山----9:40ファイナルスラブ取り付き到着----9:55登攀開始----11:35終了----登山道へ----11:50展望所----下降路----12:05Cフェース取り付き----12:15登攀開始----13:18登攀終了Cピークへ----下山開始----14:00下山---16:15自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠           西都山岳会
年齢 47           小松の親分
ピーク(山行)合計 299           庵のKYさん