水流渓人のページ「登山日記」No.243
 
2006/11/15

「中央稜ルート」上部

大崩山・小積ダキ
スクイズチムニーから始まる 快適なクラックルート ピークでピース!
 

  
 先週、下部のみで時間切れ撤退となった大崩に、またやって来た。前夜、登山口を通り過ぎ、林道の詰めに駐車し寝た。翌朝4時47分に歩き始めた。取り付きとなる中央ベランダまで、坊主尾根を登り坊主谷を下る。3時間は要する。
 抜けるような青空田だが、風が強く寒い。
 1P・・・8時30分、スクイズチムニーから登攀が始まった。空身で登り、チムニーを抜けたリングボルトの所でリュックを上げる。少し登ると次のチムニーしたでピッチを切る。
 2P・・・次のチムニーは、中に入らず右の壁を登るち、左に移り斜めに上がるチムニーとなる。ここは、半身だけをチムニーに入れ、全身を入れないことがコツである。以前は、全身入れて死に物狂いでずり上がる羽目となった。結構うまく登れた。
 3P・・・ブッシュとなり、そのまま私が「岩穴」を抜け、「下の窓」を通って次の取り付きに行く。
 4P・・・ここからは、抜群の高度感である。快適なクラックルートを登り、凹角でビレーする。吹き上げる風に、足先の感覚が無くなる。
 5P・・・凹角を直上し、「上の窓」をを通過するとフェイスのアブミトラバースとなる。スケールといい高度感といい、このルートの醍醐味の部分である。回り込んだチムニー状の所の草付がすべて無くなり、スッキリとはしたもののボロボロ崩れるので、緊張と必死に耐えながらずり上がる。
 6P・・・ピークがもうすぐだと思うと、気分が軽い。右にスラブを登り、左の凹角へ移る。微妙で厳しい凹角を直上すると一気に青空の面積が増える。すぐそこがピークだからだ!
 7P・・・最後は3ピンA0で抜けるとスラブを駆け上がって終了点。私に最終ピッチを譲ってくれた相棒の心配りに感謝する。
 達成感は、今日だけのものでは無い。先週から続くこのルートへの「憧れ」であるのだと思う。私達が岩登りを始めた頃、私達だけでの「中央稜ルート」を目標にしてきた。そういう意味では、2日かかってもピークを捉えた事には大きな価値がある。焦る事はない。きっと我々はそのうちに1日で登り、硬い握手を交わすのだから・・・。
 

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14日/20:30自宅発----21:00都農神社----23:40登山口先の林道詰め
15日/4:00起床----朝食----4:47登山開始----6:08坊主尾根出合い----7:09象岩下トラバース----7:40坊主谷下----8:20中央ベランダ----8:30登攀開始----9:46下の窓----11:02上の窓----11:58小積ダキピーク登攀終了----片付け・昼食----12:40下山開始----14:36下山完了----15:00祝子川温泉・美人の湯---18:00自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠           西都山岳会
年齢 47           小松の親分
ピーク(山行)合計 298