水流渓人のページ「登山日記」No.238
 
2006/10/18

「スプリングスカイルート」

雌鉾岳
 
大滝横の樹林帯紅葉! 5P核心のフレーク 2の坊主にて
 

  
 ルートつぶし・・・、消化登攀・・・、まぁいろいろ言い方はあるだろうが、こだわりを持つ事も何か楽しいもんである。ただ、私の技術は向上せず、いつも大ちょんぼ大会ではあるのだが、それでも「登った!」と大手を振るのは、沢山心苦しいものでもある。願わくば、私のレポートを参考にされる事だけはかんべん願いたい・・・と思うこの頃である(^o^;)
 【スプリングスカイルート】日本の岩場より 
  4級 X+ A1(Z) 250m 2〜3時間  1985年4月21日開拓
1P・・・25m 4+級 A0(6+) スラブ
 出だしのピンにスリングが残置してある。こういう場合は、大概難しい湖とが多いのだが、やはり傾斜がきつく大変だった。いくらそのスリングを握り、ピンに立とうとすることすら難しいのである。このグレード表示はおかしいのでは・・・と、すごく疑ったりした。
2P・・・20m 5級- スラブ
 
なかなか微妙なスラブ登りである。どう登ったか、今となっては記憶が飛んでいるが、かつてのKYCルートと交差する。
3P・・・30m 4級 スラブ
 
ビレー位置が間違っていたのだろうか?ロープは48m出た。4級とは言え、苔ポロポロのピンの無いスラブは気色悪い事この上なしである。ブッシュに突入した所にハンガーボルトがあった。
ブッシュ
 
非常に悪い場所から掴み上がると、それはそれは危険な匂いプンプンである。日陰のブッシュテラスでお茶を一口!
4P・・・45m 5-級 スラブ
 
段違いの右上のスラブほ直上する。2ピン過ぎた辺りから、30m以上のノーピンは心臓に悪い・・・と言っても、それはリード者の事。私は、ノー天気にペチャペチャとステルスラバーを岩に粘着させて楽しく登る!
5P・・・45m 5級 A1(Z-) スラブからフレーク
 
どえらいフレークがそこにあった。泥と苔と草のつまったフレークが、次第に被さってくると、ブッシュのハングに押さえられる。そこをわしづかみに恐怖の木登り状態である。なんだか、ここで私の魂は口から出てしまい放心状態でテラスに立つ。 
(ここからKYCルートへつなぐ)
6P・・・45m 5級 A0(6+) コーナーからスラブ
 ナンヤ!ココハKYCノカクシンデハナイカ!・・・どっと疲れる状況の巨体コーナーが、頭上に展開されている!切れてしまいそうな緊張の糸を、もう一度繋ぎなおして、ごっついコーナーを乗り越す・・・。右のスラブに出ると、案外快適!
7P・・・30m 3級 バンド
 
いわずもがな、私のリードであるd(-_^)good!!
8P・・・15m 4+級 クラック
 ここは、気を抜くと恐いクラックだもんね!って感じ、ノーピンなのでフレンズで慎重に支点を取って2の坊主の頭へ抜ける。握手。
 
 初めて一の坊主へ行き、雌鉾岳の山頂標識を見る。登山道を下山したが、なかなかいい登山道だと感じた。圧倒され、飛んで行っていた魂が、どこからか舞い戻ってきた。

 

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6:30自宅発----佐土原駅----7:30都農神社----9:45鹿川キャンプ場----10:00入山----10:30取り付き----11:00登攀開始----14:35スプリングスカイの終了----KYCルートへ----15:35終了点/2の坊主----昼食----1の坊主/雌鉾岳山頂----16:10下山開始----16:15大滝源流----16:33林道----16:42登山道/渡渉点----17:23駐車位置下山----帰路----温泉休館---19:40自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠           西都山岳会
年齢 47           小松の親分
ピーク(山行)合計 290