水流渓人のページ「登山日記」No.233
 
2006/09/20

「復活の日ルート」
比叡山1峰・北面
 
1P 3Pへ Aピークより懸垂下降
 

  
 23日だろうか、「復活の日」が完全フリー化されたそうだ。グレードは、1P目が5.10b、2P目が5.10c、3P目がX級+だそうだ。相棒は、スリングをアブミ代わりにしたり、ピンに立ったりしてリードした。私は、しっかりアブミを使ってフォローした。3Pを登り、Aピークに立つと即座に懸垂下降の体制に写った。そして取り付きに降り立った。それが全ての大筋である。
 私達は、今、岩を登っている実感に浸っている。3日後、このルートがフリー化されグレードを聞いたのだが、それはあまり重要な気がしなかった。ここら辺りが取り付きで、上に見えている残地スリングが1Pの終了点だな・・・。その次はピナクルが2Pの終了点で、そこからどう行けばいいか判らないが、Aピークへ立てば「復活の日ルート」をたどった事になるなぁ・・・。支点の整備はされたと聞いている。とにかく上へ登ろう!それが、この日の二人の気持ちであり、行動だった気がする。3ヶ月ぶりにロープを繋いだ。私のピンクの9mm、相棒の黄色の9mmが、いつもの私達のロープだ。とにかく果敢に上を目指す相棒と、何が何でもあれこれやってフォローする私である。それではダメなのか?いや、自分は今はそれでいいと思っている。出来る限り、たくさんのルートに足跡を残したい。それは、私1人では絶対に出来ない行為で、相棒あればこその行為である事は違いない。
 なんとなく、ぬめった岩肌を登り始める。打ち足されたピンが適度な間隔にあるのが有難い。(アブミ架けたり、ピンに立ったり、ヌンチャクを握ったりするのにだが・・・(^_^ゞ)そうしなければ、私にはとても登れるルートではない事が、いままでの経験ではっきりしている。しかし、どう楽しもうか・・・・と、思考は動いている。だから、また岩登りに来ているのだろうが、3ヶ月ぶりの体は、腕力・指力・ふんばり力が落ちている。ハーネスにつけたフィフィで適度にレストを取りながら、上に這い上がるのみである。
 「復活の日ルート」・・・このネーミングは素晴しい!おそらく、各地から登りに来られるだろう・・・。開拓後、あまり登る人の少なくなってた北面を整備された「鹿川・庵」の方たちは、その岩に対するセンスが秀逸だ。1つのピンのなんたるかを、そこに打たれた1本で語る。惚れ惚れするそのピンの配置と、コース取り・・・。ここにこうすれば、より楽しいだろう・・・尽きないクライマー達の夢の数々を、ピン1本が語りかけてくれる。誰が初登したであろう・・・名もなきルートに、また脈々と流れる気迫のラインを引かれた。
 

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6:30自宅発----7:05都農神社----7:40日向サンパーク----比叡駐車場----9:25登山開始----9:45取り付き----10:15登攀開始----13:40Aピーク終了点----13:50懸垂下降----14:40取り付きへ戻る----下山----15:15駐車場----帰路---17:30自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠           西都山岳会
年齢 47           小松の親分
ピーク(山行)合計 284