水流渓人のページ「登山日記」No.222
 
2006/04/29
「3KNスラブスーパールート」宮崎県
比叡1峰
   
長女 長男 次女
 

  
 登山口で、私・長女・次女・長男組と、ママ・次男組に分かれる。私達は岩場の取り付きへ、ママ達は登山道から上を目指す。
 取り付きでロープをさばき、再度ハーネスを点検する。一応、システムの説明をして私がリードで取り付く。長女にビレイを頼んで居るが、口数の減らない子供たちには閉口する。落ちるわけにはいかない!何度も思い返していると、思い切りの無い登りとなり1Pを恐々終了させた。長男、長女、そして次女の順にフォローさせる。問題なく登ってきた。
 2P・3Pと、スルスルと終了。ただ、いつも上手な長男が、スラブのバランスを意識できなくなっている。中学になり入部した「レスリング部」での筋トレが、クライミングのバランスを崩し。腕力にたよる状況になっている感じだ!姉弟間での会話で、なんとか長男がようやく感を取り戻し始めた。
 4P、迷わずスーパールートへ突入する。私は初見でのリードである。何度も「落ちるかも知れないから、しっかり頼むぞ!」と下に声をかける。5-を信じて行くと、やはりスタンスとホールドは見つけにくいが確実にあった。不安定な草付がビレー点で、半ばハーネスに体重をかけてのビレーとなる。ここから、子供たちの「ロープ上げて!」の声が多くなる。実に写真を写すタイミングをいただけない感じで、怒った感じで「ロープ上げて!」の声連発である。しかし、ここまでいつになく長女が上手に登ってくるのには驚いた!次女に至っては、その登攀スピードの速さである。バランスが実に良いので、登りも安定している。
 5P、ルート核心となる5+である。以前、小松の親分のフォローで登ったが、微妙なスタンスとホールドは、正に比叡のスラブ登りの代名詞的である。リードとなれば、実に怖さが前面に出てくる。技術のなさが恐怖心を増大にし、下の長女を怒鳴ってしまった!見たら、ヘルメットを脱いだり、目を擦ったり、おしゃべりしたりしていたからだ!核心部を過ぎ、ようやくホッと出来たが、45m一杯緊張が続いた。そして、まず長女。登れない!と泣き言を言い出した。落ちてもいい!疲れたらぶら下がったまま休憩だ!と声をかけながら、なんとか少しずつ上に来た。続いて長男。ここに来てようやくバランスの良い登りが出来るようになった。リズム良く登り上がってきた。最後に次女。驚くほど快適なスピードである。核心での足の使い方は脅かされるばかりである。本人曰く、フォローだから思いきれるのだそうだ!スメアの体重移動が上手いのだと思う。
 ここで2本のロープを解除して、1本の半分25mを使い私と次女がエイトノットで、中間部は長女と長男がカラビナ通しで6P3級〜下降路を目指した。
 展望所で3時間以上も、私達の到着を待ってくれていたママと次男である。笑顔で会えて良かったと思う。たくましい子供たち、そしてこの家族の絆は経験を持って、より深められていく事を実感した。
 

写真レポートのページへ

  
6:30自宅発----9:00比叡駐車場----9:15入山----9:35取り付き---9:55登攀開始----(10:35ママ・次男展望所着)----10:45/1P終了----11:05/2P終了----11:35/3P終了----12:25/4Pスーパー終了----13:45/5Pスーパー終了----14:00終了点----14:15展望所合流----昼食----14:50下山開始----15:40下山----日向で夕食----19:30自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠  
年齢 47 46 15 13 12 10  
ピーク合計 273 104 76 84 93 74