水流渓人のページ「登山日記」No.217
 
2006/02/08

「第2スラブルート」
比叡山/宮崎県
   
  
核心部となる2P 終始、強風に雪が混じる なんとか笑顔で記念写真
 

  
 予報は、強い寒波が西から流れ込んでいる・・・と報じられていた。とりあえず、取り付きへ行ってみてどうするか決めよう・・・と、諦めの悪い2006年初の水曜登攀隊である。十分に雪雲が覆い、風は吹きつけていた。諦めるどころか、さっさと登って片付けましょう・・・ってな雰囲気で登攀は始まった。
 1P・2P・・・(4級)雪が舞う。中間平行ピンを飛ばして、草付入口まで50m一杯で登る。ここは、ピッチを切らない方が断然早い。フォローはそのまま3Pの取り付きまで向かう。
 3P・・・45m(5級+)予定はスーパールートの7級だったが、2日前の降雨でべったりと濡れている。おまけに凍りついているので、迷わずノーマルルートへ転進。5+に結構苦戦してしまう。強風は恐怖心を倍増させる。
 4P・・・35m(4級+)今日はこのくらいが快適だなぁ・・・なんて言いながらだが、時折、吹雪のように粉雪が吹きつける。
 5P・・・40m(4級-)ちょい登って草付へ・・・。すでにスーパールートへ戻る気になれず、「ノーマルルートを忠実に・・・。」なんて言葉を使いながら、早く稜線に抜けたいとばかり思う。
 6P・・・25m(4級)気持のよいスラブだが、吹き付ける風に完全にビビッている。体が岩に張り付いているのだろう・・・、グレードが2つほど上に感じるのは、自分が下手な証拠だと思う。2ヵ月空けるだけで、岩は私を突き放してしまうのだと厳しさを思い知った。
 7P・・・45m(4級)本日、1本リードした。ノーピンなので、途中立木にパックアップをとり、細引きで確保されている2スラの恐怖岩まで登りあがる。平行ピンがないので、十分にロープの重さを感じて立木でビレー体勢。
 8P・・・45m(4級-)ボディビレーにて小松の親分を迎える。その方法だとリードを入れ替わるのが簡単安全。そのままとまらず登ってもらい終了点。丁度、風裏になっていたので、本日、初の休憩。弁当を食べる。
 
 自然は、本当にありのままだなぁ・・・と感じる1日である。強風も吹雪も、自然はまったく「わざと」ではない。私達が「わざわざ」踏み込んでいるだけである。謙虚さを忘れてはいけないと思った。厳しさを克服した分の満足感はあるが、「岩」特有の「快適さ」の中での厳しさではなかった。また来よう!・・・当然思う下山路である。
 

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自宅6:25----佐土原駅----7:30都農神社----9:20登山口----9:38出発----9:45登攀開始----13:10登攀終了----昼食----13:35下山開始----14:15千畳敷----14:20駐車場----14:35帰路へ----門川温泉----帰宅19:00
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠           西都山岳会
年齢 46           小松の親分
ピーク合計 269