水流渓人のページ「登山日記」No.212
 
2005/12/07

「2.5スラブルート」
比叡山/1峰
   
  
核心3ピッチ8級- 荒れていた4ピッチ 千畳敷にて
 

  
 1P/4級は、第一スラブの取り付きと同じだが、途中から左に行く第一スラブルートと分れ、そのまま直上する。35m付近に平行ピンが出てくるが、ロープを50m一杯に伸ばし、立木でビレーする。フォローの小松の親分は、そのまま直上し、ブッシュに消えて第3スラブより少し手前でピッチを切った。
 3Pは、2.5スラブルートの核心となるピッチである。手強いトゲの密集する藪を突破し、5m上のテラスに立つ。平行ピンは無いが、ここから確保した方が、リード者にとってはより安全?心強い。コーナーを乗り越しきついスラブを直上する方が、左ルートで8級-。右のやや階段状を行くのが5級。口では5級と言いながら、取り付き始めると左の8級-に転進する小松の親分である。2度目とはいえ、この難しいルートをリードするから素晴らしい。フォローする私には、ハンガーボルトを超えてからのボルト連打の箇所は、アブミでも一杯一杯であった。しかし、その達成感たるや大きいものがあった。
 4P/6級-/35mであるが、3Pを5m手前の平行ピンでピッチを切ったので、草や泥で埋まりこんだ、なんとも恐ろしいクラックのはずのルートを行くと、まずハーケンの確保位置が出てくる。そこから、少し右の細い木に踏ん張るための右足をかけながら、右には何もないので、苔の多い岩肌をズリズリ登らなくてはならず、本当に怖い思いをした。3Pの5m+4P/15m程度で平行ピンがあるので、そこで切らないと、それはそれはアヘアヘ状態になること間違いなしである。そこから20mは、4級程度で楽勝。
 5Pからは、もう楽勝?というか、私には快適なのでリードさせてもらう。少し上がりすぎ、またルート図を確認しなかったので、左から入り込んで来る第2スラブルートを少し登って立木で確保してしまった。そのまま終了で昼食ダナァ・・・との気分で、そのままつるべで小松の親分が行くが、第二スラブ名物「落ちそうな細引きで結び付けてある岩」が出てきて、2.5スラブルートではないことが判明した。O型の私は、「そのままでいいでしょう!」と言うが、A型の小松の親分が「折角2.5スラを登りに来たのだから・・・。」と、わざわざ立木を利用して懸垂下降で、間違えた所まで降りてくれた。
 6P/4級+/45mも、適度な緊張感のある4級で、メリメリ剥がれる薄いホールドや、苔だらけのスタンスが相当に気持ちの悪いものである。7P/4級+/35mは、私が行くが、体力低下と疲労、足の痛さに加え、週始めに襲われた「結石の痛み」などが無意識に「恐怖」へと変換してくれたのだろうか・・・、なんだかやっとことで終了点へ来た感じがした。
 

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自宅6:32----佐土原駅----都農神社7:30----比叡駐車場9:08----入山9:33----取り付き9:33----登攀開始9:42----8級の3P10:50----登攀終了14:30-----昼食----下山開始15:30----駐車場16:05----帰路----日向お舟出の湯----自宅19:20
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠           西都山岳会
年齢 46           小松の親分
ピーク合計 265