水流渓人のページ「登山日記」No.192
 
2005/06/29

「ロックタワールート〜1スラ」
KYバリエーション〜第2コブ岩直登/比叡山
  
ロックタワールート2P KYバリエーション 第2コブ岩直登ルート
 

  
1P・・・・・ロックタワールート IV+ 40m
登山口となる比叡神社の石段を上がり、右の広場奥が取り付き。
新しいピンがルートを示すかのように打ち込まれているのですぐに判るが、そこに支点を取らない方がロープの流れは良さそう・・・。苔むした岩と、うるさいブッシュ、枯葉が積もり、クラックやホールドは泥で埋まっている。少し木の立ち被った感じで、スラブに出た当たりでリード者が視界から消える。左斜めに登り上がる感じで、スタンスもホールドも苔や土で滑って緊張する。丁度、神社真上当たりの松の木が終了点となる。しっかりとした平行ピンあり。

2P・・・・・ロックタワールート VI 30m
ロックタワールートの核心となるピッチ。天に突き上げるピナクル。立ちふさがる圧倒的なコーナーは、見る者を飲み込む。レイバック気味にコーナーを掴みあがると、2ピン目からきつい傾斜を直上する。指も入らない狭いクラックにマイクロフレンズを差込み握りながらピンに立つ・・・。フリー??と言われればそれまでだが、とにかく上に抜ける事に専念する。岩の隙間に吸い込まれる様に入りこむとルートを見失い、一旦ピッチを切る。2人で相談しながら、相棒が空身で右を探りピナクルに立つとルートが見えた。蜂の巣穴付近を刺激したのか、蜂が集団で飛び交い始める。収まるのを待って、一気に登り上がる。精神的・肉体的にギリギリの登攀となる。

3P・・・・・ロックタワールート IV 15m
蜂をやり過ごすと、ずいぶん余裕が出てきた。あそこで諦めずに良かったと思えた。直上から左に回りこみながら1スラと合流する。立木でビレーし、フォローの私は、そのまま亀の甲スラブの基部まで進む。

4P・・・・・KYバリエーション 5.11a
気温が上昇し、気を抜くと安易に判断しそうになるが、思いなおして「KYバリエーション」へ挑む。最初のピンまでも、ハンドジャムを利かせて耐えなければならないが、3mほどで浅いバンドの岩角に手がかかる。ただ、その上がきつい傾斜の岩で、じんわりと立ち上がり2ピン目にランニングを取る。そこからが本当の核心で、3ピン・4ピンと圧倒的に跳ね返される。残置スリングを掴み上がって相棒はリードしたが、私はアブミでようやく乗りこせた。しかし、その後のスラブはリングボルト2本・・・なんとも言えない快適さである。

5・6P・・・・・1スラスーパー IV
久しぶりにリードで行かせてもらう。軽いクラックを繋ぎ、岩を左に回りこんでさらに直上する。平行ピン手前5mで、いったんセカンドに一段上がってもらいビレー位置にたどり着く。カンカン照りとなる。

7P・・・・・1スラノーマル 第2コブ岩直登ルート A1
簡単なスラブからかぶり気味の第2コブ岩の基部へ立つ。エーゼロで相棒はリードしたが、それでもギリギリだと言っていた。私はアブミでフォローする。フリーなら本日最高のグレードになったに違いない。

8P・・・・・1スラ
階段状のスラブを楽々Aピークへ抜ける。花を持たせてもらった。終了点に吹く風が気持ちよかった。
  

写真レポートのページへ

  
自宅3:30----.都濃神社で仮眠----合流4:45----比叡山登山口6:15----登攀開始6:50----2P終了8:55----蜂回避----ロックタワー終了10:50----KYバリエーション----第2コブ岩直登----Aピーク12:45----昼食----下山13:20----千畳敷----駐車場14:30----お舟出の湯----帰宅17:30
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠           西都山岳会
年齢 46           小松の親分
ピーク合計 245            
 
Copyright(C)  水流渓人 All Rights Reserved