水流渓人のページ「登山日記」No.149
 
2003/12/3
比叡山I峰
「みつばつつじの道」ルート
1P/VI級/核心 3P/VI-級 登攀終了

 
【1P/VI級/30m】
取り付きはTAカンテなどのある所に近く、左にナックルフェース、FYK、失われた草付きと並び、更に左に20bほど回り込むと「みつばつつじの道」の取り付きである。あまり登られていない感じを受けるが、ルート自体明るい感じに見える。苔が乾いてポロポロしているスラブから取り付き、蔦の這う段違いを乗り越し、枯れ葉が積もったコーナー手前のテラスへ出る。コーナーからは右斜めに上がるクラックをたどるが、やはり枯れ葉と泥がビッシリ・・・泥で滑りそうなクラックにフレンズで中間支点をとりずり上がる。ここから傾斜がきつくなり、極小ポケット拾いで直上する・・・ここが核心。滑りそうで非常にきびしく感じる。
【2P/IV+級/35m】
左へトラバースしながら小テラスを目指す。黒くなったスラブに錆びたピンをよく見ないと、ルートが読みにくい。左上に行きすぎると、3P核心のきついスラブへ到達し、プロテクションが取りにくくなるので注意。段違いの小テラスの平行ピンでピッチを切る。案外、フリクションが効くが、思い切りが無いと岩にへばりつきかえって危ない。
【3P/VI-級/50m】
ノッペリした直上15bが核心。最初のピンにロープを通し、スメアを信じて立ち込んでいく。俄然岩の結晶拾いのホールドが、緊張を高める。2本目のピンに到達してもスタンスは浅く外形しているところに、両足「滑らない」と呪文を唱えるしかない。そして、そこからもっと呪文を唱えること数bで核心を抜ける。正味スラブの怖さ・・・と言うか醍醐味を、その高度で楽しめる?のである。左の段違いに上がり、易しいスラブを経てテラスへたどり着く。
【4P/III+級/45m】
ガシガシ登れる階段状・・・。35bはランナウトしたまま・・・と言うのが、精神的なものもあるが思い切りが大切。楽しく快適に感じるのも、前半の3つのピッチを消化したからであろう・・・。
【5P/IV+級/45m】
右のTAカンテと合流する。青空に向け松の木の終了点を目指す。バッチリ聞くフリクションを確かめながら、名残惜しい感触を味わう。そのまま稜線に抜け、登攀終了。

ごまかしの出来ないスラブは、「その一手」「その一歩」で明暗を分ける。これは、やはり本チャンでしか鍛える事が出来ないものでもある。

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6:30自宅発----8:50登山口駐車場----9:30下部の取り付き---10:10みつばつつじの道基部--13:45終了点-----休憩------14:30下山開始------15:10下山終了--------17:20自宅着
 
参加者 ぱぱ まま 長女 次女 長男 次男 ゲスト
出欠           西都山岳会
年齢 44           小松の親分
ピーク合計 198            
 
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