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くすのき燕 プロフィール

 2017年4月現在
1961年 東京都出身/1985年 信州大学人文学部心理学専攻卒業/1987年 プーク人形劇アカデミー卒業
日本ウニマ[国際人形劇連盟]会長
日本人形劇人協会会員/全国児童青少年演劇協議会会員/全国専門人形劇団協議会加盟(人形芝居燕屋として)
 
   出演・作・演出・制作・海外劇団の招聘など人形劇の領域を幅広く経験。そのフィールドも、こども劇場おやこ劇場・幼稚園・保育園・学校・図書館・病院から神社仏閣教会・博覧会.市民祭などのイベント会場、ビデオやテレビと広く、国の内外を問わない。
 現在、長野県内はもとより、全国で人形劇の上演、ワークショップのほか、映像出演や他劇団の演出を多数行うなどを多面的な活動を展開中。
 
大学在学中に人形劇を始め、プーク人形劇アカデミーで本格的に人形劇を学ぶ。 1986年から10年間、人形劇団・空中分解で作・演出を中心に活動。
1988年 日本で開催された第15回ウニマ【国際人形劇連盟】総会と1988世界人形劇フェスティバル開催時の1年間、日本ウニマに勤務。
     その後、人形劇を学ぶために4ヶ月間、渡欧しヨーロッパの人形劇に触れる。
1990年 帰国後に宮腰悦子代表のもと、エツコ・ワールド創設にかかわる。
     以後、同社にてひとり人形劇での全国巡演、人形劇の作・演出・ワークショップの他、海外劇団の招聘公演などのプロデュースも行う。
2001年より、長期入院の子ども達へ、プロのパフォーマンスをプレゼントする「ゆいの会」の活動に参加。
2005年3月にエツコ・ワールドを退社。同年4月より『人形芝居 燕屋』として、演出とひとり人形芝居の公演を中心とした活動を始める。
2006年4月より、信州・松本へ拠点を移す。 移転後、飯田市内の小中学校や県内の養護学校での人形劇づくりに多数参加。
     この年、デフ・パペットシアター・ひとみにて『はこ/BOXES じいちゃんのオルゴール♪』の演出。これ以降、他劇団に演出を多数提供。 
2009年6月に、演出作の「シアタートライアングル」がチェコで隔年で行われているプロによるこどものための国際人形劇フェスティバル「マテジンカ’09」で
     5歳以上の部門のグランプリを授賞。出演のチカパンと小川耕筰には最優秀演技賞のダブル受賞となる。
2016年にはポ―ランドとの共同制作作品『四季≪ポーランド≫』を演出。国際的評価を高める。
 
燕のちょっと長いひとりごと
僕のかかわる作品の客席には多くの子どもたちが座ってくれます。うれしい事です。
「芝居を観れば、いい子に育つ。」なんて、物事は単純ではありません。子どもたちは、家や学校はもとより、この複雑な社会の中で育っているわけですから。しかし一方、芝居を観ないで育ってしまうというのは、とても残念な事だと思います。
『人間がつくったものの中で素晴しいものベスト10!』、少なくともベスト20ぐらいを挙げれば、舞台というものは、必ずその中に入ってくるもの。それを知らずに育つというのは、いかにももったいない。芝居のない人生なんて味気ない。芝居のある生活の方が、圧倒的に豊かな人生だ。そんな風に思います。
 『ゆいの会』の主催で僕は年に数回、小児科病棟での上演をさせていただいています。この会は、全国の病院で闘病中の子ども達へ、プロのパフォーマンスを楽しんでもらうと目的でつくられた会です。そこで出会った子どもたちの中には、僕の人形劇が、人生でただ一度の演劇体験となってしまう子もいます。それは本当に残念で悔しい事です。でも、もしこの活動がなかったら、その子は人形劇、演劇というものと出会わずに一生を終えた。その一回が、僕の芝居でよかったどうかという事はさておき、人形劇というものを体験した事は、彼らの人生を少しだけ豊かにしたのではないかと思うのです。(勿論、そのような子ばかりではありません。元気になって、僕の公演にわざわざ足を運んでくださった親子もいらっしゃいます。本当にうれしいひと時です。)
 演劇を観るという中で、想像力や感性が育つ。そういう側面も勿論あります。この事は、もっと声を大にして、世間に伝えるべき事なのだろうと考えています。しかし、ずっと単純に「芝居は人生を豊かにする」という事、そのものの意義を、評価してもいいのではないかと考えています。この国が豊かになろうと頑張ってきたのは、子どもたちを塾に行かせるためやゲームを楽しんでもらうためではなかった。そんな気がします。 

 

■主な脚本・演出・出演作品   ( )以外は脚本・演出・出演   年号は初演

1986年  「本能寺の変〜炎のギリシア悲劇的進化論(作・演出)」【劇団・大空中分解】
           「たぬどんのはなし(原作:小野ルミ)」「へっこきあねさ(日本民話より)」【人形劇団・空中分解】
1989年  「サンカクくん海へ行く」【人形劇団・空中分解】
1990年  「サンカクくん宇宙へ行く(作・演出)」【人形劇団・空中分解】・「水の花の伝説(出演)」【げきだんはてな】
1991年  ひとり人形芝居「あかずきんちゃん」(出演)
1995年  腹話術「ハロー!カンクロー」
1996年  「ユメミステーション(共同執筆・出演)」【げきだんはてな/エツコ・ワールド】
1997年  「ぞっとしたい男(脚色・演出)」「たいこたたき(同)」【日本生命文化財団・ねりま人形劇連絡会】
            ひとり人形芝居「ねずみのすもう」(日本民話より)
           「ころころっ!」(作・演出)/厚生省中央児童福祉審議会推薦【エツコ・ワールド】
1998年  「シアタートライアングル」(構成・演出) 【エツコ・ワールド】
         /マテジンカ’09(チェコ)最優秀演技賞と5歳以上の部門のグランプリ受賞作品
2000年  「セリフのない人形劇短編集」(作・演出)/厚生労働省社会保証審議会推薦 【エツコ・ワールド】
            「のそのそにょろにょろ」(作・演出)/厚生労働省社会保証審議会推薦 【エツコ・ワールド】
2001年  「Buddy!-あ・い・ぼ・う-」(構成・演出)【エツコ・ワールド】
            ひとり人形芝居「さんまいのおふだ」(日本民話より)
2006年  「はこ/BOXES じいちゃんのオルゴール♪」(構成・演出) 【デフ・パペットシアター・ひとみ】
2008年 「グリムのかばん」(グリム童話より)
2009年  「箱舟(アーク)の夢ーギルガメシュ叙事詩より」(脚色・演出) 【とらまる人形劇研究所附属人形劇学校】
2011  「森と夜と世界の果てへの旅」(演出)【デフ・パペットシアター・ひとみ】
            「いっすんぼうし」(脚本・演出)【人形劇団むすび座】

2013  「イワト」【長野県5団体合同公演】

「あそぼ!〜手回しオルガンといっしょ」【人形劇団えりっこ】

2014  「ちっちゃいカムイとゆっくりカムイ」(演出)【阿寒アイヌシアターIKOR

「かぜのうた」【表現教育研究所】

「さんびきのこぶた 危機一髪!」【ゆめみトランク】

2015  「人魚姫」【飯田市市民人形劇団】

「はらっぱの音楽会〜貝のゆめ」【山の音楽舎】

2016  「ルドルフとイッパイアッテナ」【人形劇団ポポロ】

「四季≪ポーランド」【ポーランドのナイブニ市立劇団・ましゅ&Kei

【演出の図】 

 

その他、「ぽこぽん・もん吉の忍者修行」(サンリオTV番組)、「たあ坊の誕生日」「コロコロクリリンの大きなかぶ」(サンリオ)、「ぼくらの森があぶない」「トムトムの大冒険」(横浜市)などでTV番組・イベントなどにも作・演出として作品を提供している他、ベネッセなどのビデオ出演・演出多数。

 

■主な海外公演

1993年  国際交流基金主催 歩く人形劇場「あかずきんちゃん」アセアン四カ国公演
1994年  歩く人形劇場「あかずきんちゃん」アメリカ公演
1998年  肩掛け人形芝居「ねずみのすもう」ビエスコビアワ国際人形劇フェスティバル(ポーランド)招待
1999年  肩掛け人形芝居「ねずみのすもう」ゲント人形劇と大道芸フェスティバル(ベルギー)招待
2001年  肩掛け人形芝居「ねずみのすもう」コメニウム教育大学人形劇フェスティバル(ハンガリー)招待
2002年  演出作「シアタートライアングル」フラデッツ・クラロベ演劇フェスティバル(チェコ) 招待公演
          バスカカス人形劇フェスティバル(ハンガリー)招待公演(国際交流基金助成事業)
2004年  演出作「シアタートライアングル」ウニマ【国際人形劇連盟】リエカ大会(クロアチア)で、絶賛を博す。
2006年  演出作「シアタートライアングル」セゴビア国際人形劇フェスティバル招待。前後3週間のスペインツアーを行う。
2007年  演出作「はこ/BOXES じいちゃんのオルゴール♪」カンボジア国際演劇祭(カンボジア)招待。
2008年  演出作「シアタートライアングル」マドリッド国際児童演劇祭招待。
         演出作「シアタートライアングル」ウニマ【国際人形劇連盟】パース大会(オーストラリア)に招待。2大会連続出演の快挙。
2009年  演出作「シアタートライアングル」マテジンカ人形劇フェスティバル(チェコ) 招待公演。最優秀演技賞と5歳以上の部門のグランプリを同時受賞。
      演出作「シアタートライアングル」春川人形劇祭(韓国)招待。
2016年 演出作「四季≪ポーランド」、ポーランドのナイブニ市立劇場にて同劇団の俳優とましゅ&Kei出演にて上演。
     その後、同劇場の俳優にてレパートリー作品として上演中。

 

■主な招聘海外劇団のプロデュース

1994年 アルブレヒト・ローゼル「グスタフとそのアンサンブル」(ドイツ) 
1995年・1997年 劇団ドラック「ビドリチカ〜音のごちそう」(チェコ) 
1996年 ベロ・テアトロ「郵便屋の夢」(フランス) 
1998年  第20回人形劇カーニバルin飯田において、シアター3/4「誰か」(ポーランド)、コアティムンディ「カタツムリの逆襲」(フランス)
1999年 ハンガリーのひとり人形芝居ミクロポディウムの「STOP!」「CON ANIMA」との日本ツアー。
2001年 03年・05年・07年・08年・ 11年・14年・16年にもハンガリーのひとり人形芝居ミクロポディウムとの日本ツアーを行う。
2008年  第10回いいだ人形劇フェスタにおいて、オスカー「出発進行!」(オーストラリア)、ミクロポディウム「STOP!」「CON ANIMA」(ハンガリー)
 
2017年9月に再び ハンガリーのひとり人形芝居ミクロポディウムの「STOP!」「CON ANIMA」との日本ツアーを予定。
 
 その他に、エリック・バス人形劇場(アメリカ)、ツェラー人形劇場(ドイツ)、トリアンゲル人形劇場(オランダ)、ベトナム水上人形劇場(ベトナム)、西螺新興閣(台湾)などの日本公演のツアーマネジャーを務める。

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