Accuphase C-240 No.2修理の様子

故障内容

 
盛大なノイズ。PHONO音出ない。

原因

 
 コンデンサー、リレーの劣化。MCヘッドアンプモジュール不良。 

処置

 コンデンサー、リレー交換。ヘッドアンプモジュールの作成。

修理期間

 2/3〜3/15


 PHONO基板の修理に入ります。マイラーコンデンサー、電解コンデンサー
劣化しています。


















 リレーは密閉型の高信頼性タイプへ交換。コンデンサー交換。



















 LチャンネルのPHONO基盤も同様に修理。



















 部品交換後。



















 ヘッドホーンアンプのマイラー・電解コンデンサー交換。



















 半田もすべて修正。



















 ラインアンプも劣化が激しい状況です。



















 マイラー・電解コンデンサー交換。



















 半田も全て修正。



















 電源基板のコンデンサー交換。



















 半田も全て修正。



















 ロジック基板の修理。リレー2個交換。各SWを溶剤で接点洗浄。

 Tone基板についてはマイラーコンデンサー交換。

















 ミューティングリレー交換。



















 電源回路のリレーも高信頼性タイプへ交換。












 






 出力リレーも高信頼性タイプへ交換。



















 ACインレットは2Pタイプでケーブルが市場に無い為、3Pタイプへ交換
します。

 これで市場の高品位ケーブルが使用できます。
















 MCヘッドアンプ作成を残して作業も大詰めに来ました。

 それにしても大量のSWですね。

















 故障したアンプモジュール。



















 内部は樹脂で固められていて修理不可。作成するしかありません。



















 ユニバーサル基板で回路を組みます。ゲインはオリジナルと同じ26dB
で設計します。

 高gmのFETを使用して、当時より高性能なヘッドアンプにします。
















 ヘッドアンプの作成が完了しました。



















 本体に搭載します。さてうまく動作してくれるでしょうか?



















 モジュール作成もうまく行きました。測定に入ります。

 Rチャンネルです。ノイズ成分以外に歪みは観測出来ません。

















 Lチャンネルも綺麗です。



















 交換部品。



















 ”修理不能”と最終通告されたC−240も、元気に回復いたしました。

 パワーアンプ並の増幅回路を搭載したプリの音質は、やはりスケールが
違います。

 製作したヘッドアンプも、高gmFETに大きな電流を流し、シンプルな
回路構成で、高性能プリに見合った優れた音質となりました。

 この高gmFETもとっくに生産中止となっており、修理でもよく使用する為
いつまで提供できるかわかりません。
 市場に需要が無く、半導体メーカーは再生産しないでしょうから、現在は
貴重な素子となってしまいました。






 修理完了です。

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