判りにくい投資信託用語




基準価額 

投資信託は1万口当たりの資産を基準価額としている。しかし1口当たりの資産と説明している場合があるので混乱してしまう。

簡単に言うと手数料、税を含めない投資信託の価格は口数に基準価額を乗じて、1万で割ると求まる。

例えば基準価額1万2500円で5万口買い手数料が3%(税込み3.15%)の場合の代金を求めると。

1万2500円×5万口÷1万×1.0315=6万4469円

となる。何で1万口当たりにしたのかを考えると小数点以下の数字にしたく無かったのだと思われる。
(注 1口当たりの資産を用いている投資信託など他の形式もありますが比率で言えば無視できます。)

ソブリン債

なんでこんなセンスのない名前を使っているのか判りません。
意味は世界各国又は政府機関が発行または債務保証する債権です。
そうであれば国家保証債とすれば誰でもわかります
ソブリンのスペルを知っている人はほとんどいないのだろうし日本ではソブリン自体がカタカタ読みでも使われていない。
ソブリン(SOVEREIGN)の第一義は主権者であり、第二義は主権、ほとんどの人が知らない第三義で自治が出てくる。
つまり英語を知っていても自治>自治国>国家>国家が保証する と発展させる必要がありほとんど判らないだろう。
顧客にソブリンって何ですかと聞かれて知ったかぶりする為でしょうか?

「えっ?ソブリンは外国で債券を売る場合に通常使われている?」

くだらない事は言わないでほしい。何で債はBondにしないのか?ソブリンボンドならいいけどソブリン債というなら債券のBondとソブリンのどちらが一般的かといえばBondに決まっている。ソブリンを外国人が認識できるのは「兜町のニュース」と言うのが日本人には株式関連ニュースと解かるのと同じだ。日本人が株式の町、兜町を知っているからといって外国人がそれを理解できないことをバカにできないのと同じではないか。このような言葉を使っていることが金融商品を販売する際にいくらリスクを説明してもそれが顧客の損失を真に阻止する意味ではなく責任回避の予防線でしかないことの証明である。真に顧客の利益を守るなら少しでも解かりにくい言葉は改めるべきであろう。さらにはソブリン債と国家保証債では文字数が同じです。もし文字数を大幅に省略できているなら考えられるんですが....。

一方、BRICsという言葉は洗練されている。BRICsの意味を説明するには長い文章が必要であるためこのような短い言葉は必要である。一度覚えてしまえば、ブラジル、ロシア、インド、中国を確実に連想できる。しかも、4カ国の国土の大きさや成長性の高さは差はあるにせよ投資家の要求する範囲では等価で投資価値の高いことを訴えている。リスクはあるけれど投資家に真面目にアドバイスする誠意が感じられる。

ファンドオブファンズ

通常、株式をセレクトして投資信託を作るが、ファンドオブファンズは投資信託をセレクトしてファンドを構成する。

従って、売買手数料、信託報酬など全ての費用が二重取りされる。

従って、このようなファンドの購入は不利である。

例えば、あるファンドオブファンズXがファンドAとファンドBとファンドCで構成されいる場合、ファンドオブファンズXを買わないで自分でファンドA、B、Cを購入した方が有利である。

Xを購入した場合、手数料はX、A、B、Cが取られる。A、B、Cを自分で購入すれば手数料はA、B、Cだけで済む。

但し、A、B、Cの手数料が購入数量制の場合、例えば100万円で3%、1億円で1.5%の場合、ABC個人購入で3%がファンドオブファンズにするとABCに関しての手数料がまとめ買い効果で1.5%になる可能性があります。

私の調べたブリックス系のファンドオブファンズは驚くべきことに

X自体の手数料が

売買手数料3.15%、信託財産留保額0.5%、信託報酬1.764%もあり、これとは別にABCの売買手数料と信託報酬がかかると明記されています。更にはその他費用が最大0.1%かかると書いてあります。

X自体の手数料がこれほど高いというのは驚きです。何故なら、個別の株式はABCが倒産リスクやリターンの検討をしています。従って、売買手数料を3.15%払う価値があるとも思えません。特に投資信託は低額から購入できますから例えば9万円Xを買うなら3万円ずつABCを買うべきでしょう。特にブリックスの場合国が4カ国に限定されいるので誰でもファンド選択できますよね。

そんな訳で保有するBRICsファンドを売却するつもりは有りませんが今後は少し考慮してみます。(所有するファンドオブファンズ形式のブリックスファンドについては勉強代ですね。リターン分析に活用します。)もう一種のブリックスファンドはファンドオブファンズではないですが事実上、独自に株式を購入する場合はほとんど無いようです。

注)私はファンドオブファンズを意識することなく以下の二つのファンドを所有しています。

@HSBC新BRICsファンド
AJPM・BRICS5・ファンド (BRICs4カ国に南アフリカを加えてBRICSの称しこの5カ国に投資する。)

私の認識としては@とAは南アフリカが加わるかどうかの違い程度でしたが

@はファンドオブファンズであり、Aはそうでないらしい。

尚、@HSBC新BRICsファンドは

HSBCグローバル・インベストメンド・ファンドBRICマーケッツエクイティクラスJ(米ドル建て)に投資しています。
この投資信託は申し込み手数料0%、信託報酬0.6%という機関投資家向けの低い料率になっている。
この一つのファンドがブラジル、ロシア、インド、中国に投資しておりHSBCが個人に売り出しているHSBCチャイナオープンなどの手数料の高い1カ国限定のファンドを4本集めているわけではありません。

AJPM・BRICS5・ファンドに関しては区分としてはファンドオブファンズではないのですが個別の株式を独自に買うことは稀で事実上ファンドオブファンズに限りなく近いように思えます。

実際、JPM・BRICS5・マザーファンド以外の投資はしていないようです。

単純に考えるとファンドオブファンズの@が不利なようですがAは信託財産留保が0.5%取られるので実際は@の方が手数料的に有利なようです。(JPM・BRICS5・マザーファンドの手数料がわからないので実際は確かめられません。)