日本円の絡まない(外貨同士の)通貨ペア取引の七不思議
EUR/USDなど円の介在しない通貨ペアの取引は業者によっては説明不足の場合があり意外と基本的な事が分からないものです。
その中で勘違いしやすいのは最終的に決済する時の対日本円レートの関わり方です。
例えば円の絡むUSD/JPYを115円で1万通貨買い、116円で売れば1万円の利益ですが114円ならマイナス1万円の損失になります。(手数料等は省略。)
つまり、損益の符号が変わります。
これは買った値段と売った値段の差が損益の算出に使われるからです。つまり買った値段115円より上か下かで符号が変わってきます。
ところが非常に重要な考え方なのですが円の絡まない取引に関してはポジションを作った時(例えば最初に買ったとき)の対円レートは関係なく決済したときの対円レートのみが用いられ、円高円安で損益の符号が変わる事が有りません。
例えばEUR/USDを1.41で1万通貨買った場合を考えましょう。
この場合、USD/JPYのレートは損益の符号を左右することは有りません。為替レートはマイナスにならないからであり為替レートの差が問題になるのはポジションを建てた時のレートと決済した時のレートが用いられるUSD/JPYのような取引のみです。
結局EUR/USDのレートが1.42で決済すれば
(1.42−1.41)ドル×1万通貨=100ドル
の利益、1.40で決済すれば100ドルの損失です。
ここでこの100ドルの決済の方法は決済をした時の対円レートで自動的に円の損益として口座に入る場合と100ドルの損益としてドルベースで口座に残り、じぶんの決めた時にUSD/JPYのその時のレートで決済する方法があります。通常、前者が多いと思います。
外為ドットコムでは前者です。現在この業者で口座開設すると5000円がもらえます。
JNSも同じです。私の紹介する多彩なスペシャルプレミア通貨ペアを全て完備しています。
JNSの回答
現在、御社での口座開設を考えておりますがCHFZARなどの決済はどのような計算で行なわれるのでしょうか?
【回答】
AFT−FXの場合前者ですが一度ドルで口座に入り、その二日後にその日のレートで円に直されます。
つまりEUR/JPYはポジションを建てた時のレートと決済した時のレートの差で損得の符号が決まり、その時円高や円安がいくら強烈に進んでいようと損益の符合が変わることが有りません。
(EUR/USDの変動が1%でUSD/JPYの変動が−10%でも後者がとても大きいからといって損益の符号に影響することはありません。)この業者のチャートは世界一優れており、世界の二番目の業者のチャートと言えどもこの業者と比べられる代物ではありません。チャートを使う目的だけでも口座開設の意味はあります。(こういうツールの完備を怠ると数10万円の損失はすぐに生まれてしまうものです。私は他社で取引する際でもこの業者のチャートは必ず使用しています。)
AFT−FXからの回答
円を含まない通貨ペアのお取引についてのご質問かと存じ上げます。
解釈が間違っておりましたらご指摘頂けますと幸甚にございます。
GFT社のシステムでは、円建て口座のお客様が“EUR/USD”のお取引にされた場合は、損益がUSDで発生し一旦未受渡金として保留されます。
通常、為替取引で発生した損益は2営業日後に受入保証金に反映されますが、外貨で発生した損益を円建て口座に反映するために、“コンバージョン(両替)”という為替取引が行われます。そして両替後にもう2営業日保留された損益が、受入保証金に反映されます。
*円建て口座で円を含まない通貨ペアを決済した場合のフロー
(決 済)外貨にて損益確定
↓
外貨のまま未受渡金へ
(2営業日) ↓
円に両替(為替取引 / 円で未受渡金へ)
(2営業日) ↓
受入保証金(口座)に反映
尚、円換算レートは、決済時点、外貨での未受渡期間、そして両替時点で、その日その日の円換算レートが適用されますので、円建て口座における損益が確定するのは円に両替した時点でございます。
その為、外貨で未受渡金に保留されている間は円ベースでの確定とはならず、両替が完了した時点で、円での確定損益となりますので、為替変動によって未受渡金の中で若干の変動がございます。
ご不明な点等がございましたらお気軽にお問合せ下さい。
今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。
尚、後者の例(円転換のタイミングを自分で決める。)としては私はアトランティックしか知りません。この業者は高利回りのTRYJPYの手数料が安いので有名です。
コチラのフォームというのは結局メールフォームですから通常の取引ツールソフトではなくそのときのレートを直接見ながらの取引と言うより今日は円安だとか程度の日単位の指示と考えるべきでしょう。
この様に決済するUSD/JPYレートはあくまでも比率で効いてきて差では効きませんので120円が110円に変わっても変化が11/12(-8.3%)あるだけで符号は変わらない点は重要です。
ところで非常に面白いクイズをひとつ!
通貨Aと通貨Bを
A/Bと表記しロングする場合と
B/Aと表記しショートする場合
同じ通貨数保有時の建て高が違う以外同じ事の様に思えますがこれは数学上全く異質なものなのです。
それはロングというのは右側の通貨で考えた場合、常に最大損失が確定します。
例えばUSDJPYを1万通貨115円のレートで買えばその損失はレートが0円になるポイントが限界で最大115万円の損失となるわけです。
しかしJPYUSDを1万通貨ショートした場合最大損失は1万円ではなく理論上1億円でも10兆円でも損する可能性があります。ロスカットで実際はそこで損失が確定しますが、超マイナー通貨で取引が成立しなければロスカットで損失確定できないのでたった1万円のポジションで1億円くらいの借金を負う可能性は過去の通貨の歴史上あります。
では円の絡まない取引では?実はロングでもショートでも無限大の借金を負う可能性があるんです。勿論、計算上の話ですがどこまでも円高が進めば損益は無限大に向かいます。