琉琴

長年、謎の楽器でした〜。琉琴。CDで音はよく聞くのに。なさけ唄とかにはしょっちゅう入ってます。でも楽器そのものにはお目にかかったことがない。写真ですらも見たことがなかったのです。どんな楽器だろう想像をめぐらせていました。中国のヤンチンみたいなものかと思ってました。違ってました。なんと日本の琴にワイヤーを張ったものだったのです。このワイヤーっていうのがミソで、ほぐしたものを使うんです。琴の弦の代用品だったのでしょうか。弦がねじれているんだよね。それが2本の弦で弾いているようなコーラス感をだすんです。戦後の物のない時代に考案されたのでしょうか。とても東南アジアテイストな楽器です。これはリンケンバンドのスタジオにおいてあったものです。だれかの自作っぽいです。琉琴。いつかレコーディングに使ってみたい。

島太鼓

低音用の平太鼓を左側にたてて打ちます。なぜ「島」がつくのかが解らない。和太鼓が先にあってそれに対して沖縄風ということなのかね?確かに奏法は変わっています。三線とガッチリからむこともなく、曲をノリノリにすることもないのです。なにかちょっとゆるい感じが味わいをだすポイント。不思議なパーカッションですねー。 早弾き曲ではシャッフルビートの三線に対して和太鼓風16ビートのポリリズムをぶつけるという事もあります。しかしあのボローンとした低音は三線に一番合いますね。新品の太鼓だと音がカンカンしてまったくだめです。脚でふみつけたり泡盛で湿らせたりします。

指笛

他人よりも大きな音をだす。それは大昔からあった人間の欲求に違いない。自分の存在のアピールというか、目立つため、注目されるため。はたまた威嚇のためだろうか。音楽においてもメロディを奏でるとか皆でリズムを合わせるという前に、とにかく大きな音を出す!というところがあったのではないだろか。エイサーの中で指笛を吹く、大太鼓を思いっきり叩く、できるかぎりの大声を出す。大きな音をだすというのはただそれだけで面白いのだ。原初的で動物的なな欲求が満たされていくようだ。指笛の音量は楽器の中でもかなりでかい。それを自分の指だけでできるのがうれしい。2人でおもいっきり吹くと音が干渉しあって「ギュインギュイン」というもうひとつの音が聞こえます。

人さし指と親指で輪を作り内側に丸めた舌の上に乗せます。下唇と指でできる三角の穴で音がなります。その三角の穴が瓶の口だとイメージ。穴の大きさや形、唇の締め具合、舌の押し付け具合。いろいろ試しているうちに指、唇、舌の筋肉が自然に鍛えられ、鳴るポイントの微妙な加減ができるようになってきます。結構難しいですが飽きずにやってればいつかかならず鳴ります!

三板

三枚の板を紐でつなげた沖縄版カスタネット。名人の打ち方にはずいぶん技巧的なものもありますねー。しかしはっきりいって他の楽器に比べて音がでかすぎます。ステージでマイクを通 さなくてもいいようにということだと思います。宴会用に音の小さい三板も作ってもらいたい。 3月8日はサンバの日となっています。三線の棹の端切れから作ります。中国に似たような楽器があります。

古 典

琉球王朝の宮廷音楽。ゆっくりと荘厳な感じで歌われる。歌三線とも言う。民謡が咽で発声するのに対して腹で発声する。テノールっぽいですね。三線、笛、太鼓に胡弓や箏なども加えた大きな編成で演奏される。安富祖流、野村流、湛水流の3つの流派が有ります。 正座で演奏するので辛そう。

胡 弓(クーチョー)

沖縄の胡弓。三線の半分ぐらいの大きさで音域はソプラノ。スパイクを軸に棹を左手でまわしながら弓で弾きます。胴は椰子など。中国から伝わったと思われますが二胡とはまったく別の楽器です。 東南アジアから伝わったという雰囲気があります。この胡弓が笛とユニゾンするとなんともいえないいい音になります。

御 座 楽(うざがく)

江戸上りなどで演奏された器楽アンサンブル。楽童子と呼ばれる美少年達によって演奏された。中国的であることが求められたため、琵琶、四胡、月琴、揚琴などの中国楽器が使用された。廃藩置県の後途絶えていたが最近復刻される。 首里城の「新春の宴」で演奏してました。

パーランクー

木枠に皮を張った片面 ミニ太鼓。中国ではこの名前はデンデン太鼓のことをさすという。 平敷屋エイサーなど勝連半島系がパーランクーで有名です。

ファンソウ

横笛。6穴の竹製です。八重山民謡で盛んですね。

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