
●エンジントルクダンパー取付け
車の振動の源はエンジンとタイヤからのロードノイズが主なものとなります。このあたりの対策はラグジュアリー仕様の高級車ではよく研究されているため、ほとんど気にならないレベルの乗り心地を実現している車が多いです。エンジンはゴムブッシュを介したエンジンマウントなる部品で車体に固定されています。エンジンの振動を直接ボディに伝えないためにこのような部品を使用しているようです。
NSXはスポーツ系ゆえにエンジンマウントもハードなものを使用していますが、背中から感じるエンジン振動はさほど気になるものではなく、むしろ丁度良い感じさえします。常に感じるエンジン振動、エンジンオイルを替えた後は幾分まろやかになるのでエンジンコンディションの把握も容易です。
そんなミッドシップエンジンのNSXに今回エンジントルクダンパーを装着してみました。エンジントルクダンパーとはノーマルのエンジンマウントで押さえ切れない振動をダンパーで固定し、アクセルレスポンス向上、シフト抜け防止、入りが良くなる働き(MTの場合)があるとされています。エンジンってパワー(駆動力)を出力するものですが、反動でエンジン本体までも動かしてしまいます。本来その出力全てを無駄なく駆動輪に伝達した方が効率的なことは言うまでもありません。これを少しでも改善するのがエンジントルクダンパー!また見た目もレーシーでエンジンルーム内のドレスアップとしても人気あるアイテムの一つとなっています。

まずは1本だけ装着してみました。干渉しないように微妙な高さ合わせを考慮して作成。またもや作っちゃいました!
固定もガッチリ問題な〜しです。
反面一つだけディメリットもあります。
それはエンジン振動がボディに伝わり易くなることです。固定位置やダンパーの性能が大きく影響するので適当に選んだ取付け位置では、逆に不快な乗り心地になりかねないので注意が必要です。市販の製品はその辺も研究して取付け位置を決めているのかな?ダンパーを使わず鋼鉄材でボディに直付けする方がレスポンスが良くなると思いますが、エンジン自体が重量物である以上それを動かすだけの力がかかるためボディへの負担は想像以上のものとなるはずです。ダンパーなくしてエンジントルクダンパーは有り得ないのではないでしょうか。

こちらの画像は2本装着!う〜ん、いい感じ!かな?
NSX用は残念なことに市販されていないようです
。性能アップ&ドレスアップと両立するこのエンジントルクダンパー!とっても気になります。是非「体感してみたい病」がまたもや発病してしました。(かなり前から発病しましたけど・・
)そこでいつものように研究?実験、試作、テスト開始です。
エンジンルームを見る度に「どうやって装着しようか?あの車はこうやってる。こっちの車はこうしてるな〜?」と常に考えていました。色々試作するうちにNSX用が市販されていない理由がなんとなく分かります。エンジンに適当なサービスボルトが無いこと。そしてエンジンの振動方向(アクセルを開けたときに傾く方向)に固定箇所が無いことです。これはダンパーの固定にはとても重要なポイントです。
新品の数種類のダンパーを用意して、色々試した×30回くらいかな?結果、画像の位置で固定することにしました。ここ以外にも3,4箇所ほど固定できそうな場所もありますが、見た目もバランスも振動性も良さそうということから決定です。
実はここ以外では問題だらけでNGだったりしてますが・・・。
インプレとしては、最初はダンパー1本のみでテストをしてみたところ、スタートの滑り出しが幾分クイッキーになったようです。ATでもその効果が現れているようなのでMT仕様車ではさらに効果がありそうな予感です。MT車は予期せぬシフト抜けが減り、入りも良くなると思います。試してないので分かりませんが・・・。
現在は2本装着していますがより強力にそしてドレスアップ効果を狙っての装着です。1本と2本での性能差は顕著ではありませんが性能的には良くなっているはずです。性能アップだけなら1本でも十分かもしれません。心配していたエンジンの振動も無くとってもいい感じです。![]()
装着完了!あとは試すだけ。
知らない人が見たら「何だこりゃ?」って言われるかも?
ヘッドカバーを塗装したらもっと迫力出るかな〜。
装着したエンジントルクダンパー、エンジン出力をより一層無駄なく伝達するには効率良いチューニングパーツの一つです。電気系チューンアップはアーシング、ホットイナズマ、イリジウムプラグなど、エンジン系はエアクリ装着と今回のエンジントルクダンパーを行ってきました。これ以外にも多くのチューニング方法がありますが、また良いパーツがあれば順次試してみたいと思います。
画像の撮り方が下手クソなんですけど、現物はかなりイケてますよ。もう一本増やしちゃおうかな〜!
今回のエンジントルクダンパーですが、試してみたい方にご提供します。興味のある方はこちらを覗いてみて下さい。1本からご提供可能です。最初は1本、後でさらに1本増やしてみるのもいいかもしれません。