CDIの謎!?

3MAのCDIって結構沢山種類があったりするんだよね。なんでだろ?そんな風に思ったことは無いだろうか。

ラウも前から不思議に思ってたんだけど、ここでは100%思い込みで書いてみようと思う。勇気があるな(笑)。

3MA-00

_3MA00S.JPG - 10,455BYTESこれは、最初期型のCDI。3MA-00。89年式の最初の頃のモノと思われる。89年式CDIの特徴としてはCDIとYPVSコントロールユニットがセットになってる事。重さも全然重くなく、むしろ軽い。

ウワサでは一番進角特性が激しくパワーも出やすいそうな。ホントかな?実際、最初期型はバンバン焼き付いたらしいので、この辺の影響もあったのかもしれないね。ラウが思うには、ノーマルのキャブセッティングが圧倒的に薄すぎるんじゃないかと。このモデル(後方排気)からエアジェットをソレノイドでコントロールしてアクセル開度に応じて最適なセッティングになるように調整されるそうだけど、その辺の動作が良く分からなくてセッティングが難しいと言われる原因ではないかと思ってる。ラウは最近電子ソレノイド(コンペンセータ)を外しちゃって、普通のキャブとしてセッティングをしようかと思ってる。だって、あらゆる乗り方で最善のセッティングなんて無理だと思うから、それなら自分のアクセルの開け方にあったセッティングが出せる方が良いと思うのよ。まだ、セッティングしてる最中だからなんとも言えないけど、なかなか良いフィーリングだよ。

3MA-01

_3MA01S.JPG - 11,331BYTESこれは、上と同じ89年式のCDIなんだけど末尾が繰り上がって-01になってる。上の-00に対して何らかの変更が入ったものと思われる。さて、ここで問題なのがどんな変更がされたのか?って事。今となっては分からない事ばかりなんだけど、ラウの勝手な想像で書いてみよう!

ウワサでは、上の-00で焼き付きバンバンだったのを進角特性を穏やかにして対策をしたとか。でも、この2つを乗り比べてもそれ程大きな違いは感じないね。素人が乗って違いが分かるほど変えちゃうと、メーカーとしてもマズイんだろうね。他には、もしかしたらエアジェットコントロールが濃い目になるように変更されてるかも?若干低速トルクが出たような気がするけど、気のせいと言われればそれで済んじゃう位の変化はあったような気がするけどね。今は電子ソレノイドも使ってないから大した問題じゃないんだけど(笑)。

3MA-10

_3MA10S.JPG - 11,405BYTESこれは、90年式からの末尾-10。この年からCDIとYPVSコントロールユニットが別々になってる。まず疑問なのは、どうしてもともと1つだったのを2つに分けたんだろう?マイナーチェンジで部品点数を少なくしてコストを下げるなんてのは常套手段だと思うんだけど、この年式からエンジン電装系からハーネス等別車種と言っても言いぐらいの変更が入ってるんだよね。なんでそんな事する必要があったんだろうか?

89年式と大きな違いは、点火に使う電気をどこから持ってくるか?にあるのよね。89はマグネトー点火とでも言うんだろうか、ジェネレータ内に点火用の発電機が入っててそこから供給される仕組み。これはバッテリーが上がっててもキックすれば火花が飛ぶからすぐに分かる。でも、90はバッテリー点火なので90ジェネレータ部には89に有った配線(3本)が出ていない。当然、バッテリーが上がってしまうとどんなに蹴ってもエンジンは掛からないみたいね。ラウは90持ってないから分かんないけど。

バッテリー点火にするメリットは点火が強くなるんだって。だから、バッテリー点火にする為には89のCDIの大きさに収まらなかったかもしれないね。実際、YPVSコントロールユニットは89も90も中身は同じもの(サービスデータによると)なんで、CDIの点火方式の違いによる影響が大きいのかな。それと、この年式からキャブは小さくなって逆にMJは大きくなってるんで、もしかしたら進角特性はこちらの方がパワーが出るかもしれないね。これは89エンジンに90CDIを使用した場合なんだけど。この点火方式の違いから90エンジンを89ユニットでドライブするのは不可能(ジェネレータだけ89に変えれば多分使える)、逆に89エンジンを90ユニットでドライブするのは簡単だろうね。やった事ないけど(笑)。サービスデータでは89と90のジェネレータの仕様が若干違うけどレギュレータは両者同じなんで多分大丈夫だと思うけどな。でも、89とはソレノイドのジェットが違うし、当然制御方法も違うだろうから中身(エアジェット)も交換しないとだめだよ。

3MA-20

_3MA20S.JPG - 10,440BYTESこれは泣く子も黙るSP用YPVSコントロールユニット、末尾-20。一般的には一番パワーが出るとか言われてるけどラウの考えは逆。圧縮比がノーマルより高く、排気タイミングとかは89と同等。オマケに1000台限定とかなんで絶対に焼き付きとかしちゃいけない車種だったはずなのよ。そうすると、進角特性は一番穏やかかもしれないな、と思ってる。SPと言えども市販車でメーカー保障が付く訳だから、やっぱりその辺随分神経質になったと思うんだけどな。本当にレースで使う人はレース用CDI 末尾-70を使うだろうから。

もちろんSPはキャブ口径も違うからソレノイド制御も違って当然なんで、むしろそっちの変更の方が大きいかもしれないね。市販車としては点火時期はそれ程冒険は出来なかったはずだと思うよ。まあ、一度STDと乗り比べて違いがあるかどうか検証してみたいね。当分先の話だと思うけど(笑)。

CDIユニット 3MA-10

_Y3MA10S.JPG - 10,883BYTESこれが90年式から別体になったCDIユニット。末尾-10。

なぜか異常に重い。一体何が入ってるんだろうか?

サービスデータによれば、89と中身は同じモノなんで特に書く事も無いかな。しいて言えばこの重さ。(笑)

 

CDIユニット 3MA-11

_Y3MA11S.JPG - 10,448BYTES今日、写真を撮るまで気付かなかった(笑)。いつの間にかCDIユニットまで末尾が繰り上がってる。何が違うんだろう?

基本的には回転数で切り替えするはずなので、今更変更する部分も残って無いと思うんだけどね。もしかしたら熱対策とか防水対策とか外装に関する仕様変更かも。

もう、ここまで来ると何が何だか分からない(笑)。なーんにも参考にならんけど、”そうかもしれないなあ”なんて思ってくれれば幸いです。


早くも訂正!(04/10/26)

先日、ぼんやりパーツリストとサービスマニュアル見てたら、大きな勘違いをしている事を発見!

どうやら、90年式のCDIとYPVSコントロールユニットはラウが思っていたのと逆らしい(笑)。つまりクソ重いと思ってたのがやっぱりCDIで(やっぱりと言うのはYPVSを動かすだけなのにこんなに重い理由が分からなかった。でっかいコンデンサとかコイルとかが入ってるぐらいの重さだから)、89のCDI(末尾-00と-01)と同じ大きさの箱が実はYPVSコントロールユニットだった!いやあ、ビックリしたね(笑)。実際ヤフオクでも間違えて出品してるからてっきりラウもそうだと思っちゃったよ。

でも、これで更に謎が解けた気がするね。つまり、90でユニットが別になったのは単純に点火方式の違いによる変更。また、90の配線図を見てみるとスロポジセンサやクランク角センサはYPVSコントロールユニットに繋がってるのよね。おまけにエアジェトコントロールもYPVSコントロールユニットから出てるし。逆にCDIに繋がってるのは安全装置(ニュートラルスイッチ、サイドスタンド、キルスイッチ)のハーネスと電源(プラスとマイナス)、YPVSコントロールユニットからの信号線2本のみ。出力は点火コイルへ1本だけ。

つまり、90で進角特性を決定してるのはCDIではなくYPVSコントロールユニット側。また、その他様々なマップ制御をしてるのもYPVSコントロールユニット側。CDIは単に点火コイルへ高圧電源を供給するだけ。だからこそ、YPVSコントロールユニット末尾-20(SP専用品番)が存在すると言う訳だ。だって、YPVSを動かすだけならSPもSTDも同じだと思うのよね、基本的に。

だいぶこの辺のパーツが理解できて来た気がするので、是非ともRZV500Rへ流用出来ないだろうか?と思案中。随分皆さんお困りのご様子なんで・・・。いつになる事やら。

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