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一服いかが? Un matesito ?


むかしの「一服いかが?」
(整理のため大部分閉鎖中)
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2015年 前半 7-9月(池作り) 10-12月 2016年


<パチャカマック生活での主な登場人物>

ミチカ桜、ペルーナイト柳など…出資者様のお名前や会名を冠した大切な樹木群。 宿六…巳年のリマ生まれ。母方祖父は沖縄、父はワヌコ出身。本宅の住人。
永吉君…「小さな家」の現在の住人。庭の管理と家の掃除をお願いしています。同居の家族は奥さんと、長女お光ちゃん(中学生)、長男ハム君(中学生)、末っ子の瞳ちゃん(もちろんみんなあだ名です)、それに犬のワン公(♀)。 ハシンタ猫…17歳のリマ猫♀。本宅の住猫。
ハスミン猫…15歳のリマ猫♀。本宅の住猫。
猫番君…アパート時代、いつも留守の猫シッターを頼んでいた穏やかなおじさん。いろいろ難しかったお手伝いさん、アントワネットちゃんの連れ合いで、「小さな家」の元・住人。 フランクリン君…近所の園芸店のお兄さん。ワンカベリカ出身。大抵はいないけど、最高に困ったときは必ず助けてくれる不思議な人。


2017年3月1日(火) 午後5時半の室温30.4℃ 湿度53% 外気温29.1℃ 快晴のち曇り
<ふたたび夕虹>


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 きょう三月ついたちは、「小さな家」の瞳ちゃん(仮名)の三歳の誕生日。
 昨年は小型絵本セットをあげて大好評でしたが(嬉しいことに、今なおどこに行くにも持って歩いているとか)、今年はパズルとクレヨン、紙しか切れないハサミにしてみました。
 家にひとり幼児がいると、ふだん意識したことのなかった商品がいろいろ目に留まるようになり、ちょっと楽しいです。


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 それにしても暑い!です。
 プルメリアがだいぶ立派になり、いま花盛りで、とても良い香りです(すべてのやる気をそぐタイプの香り…)。
 いずれこんもりと大きな木に育ったら、下にベンチを置いて、ぼんやり座って花の香りを楽しみたいです。


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2010年3月
息詰まるほど濃い緑に包まれたアンダワイラスにて。
いいところだったなあ、また行きたいなあ。


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 井戸水不足と炎暑のおかげで、かわいそうな草花の多くが枯れてしまいましたが、多肉植物や球根植物は元気いっぱいです。
 7年前にアンダワイラスから持ち帰ったブロメリアも、じわじわと四、五倍の大きさに育ったのちに、今年はとうとう花をつけました。


 あのときは、親切なタクシー運転手さん(右の写真)が崖の上のタンクブロメリアを取ってくれて、念のためひっくりかえして中の水を捨てたら、大きな大きなクモが這い出して、蜘蛛フォビアの宿六がまっさおになったのも楽しい思い出です(^^)

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 それにしても暑い!ので、ひきつづき目につく果物はぜんぶ凍らせておりますが、どうやらマンゴーがいちばん向いているようです。
 すじっぽさのないMango Kentを大きめの賽の目に切り、ライムをしぼって凍らせると、それだけでものすごく上等なマンゴーアイスクリームの出来上がりです。


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 おとといはまた、きれいな夕虹が東の空にかかりました。
 バレンタインの日の虹よりも色鮮やかでした。


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 まもなく夕焼けが始まると、赤一色の虹にかわり、それから夕焼雲に溶けていきました。

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三月四月は、夕焼けがとてもきれいな季節!

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 日暮れごろ音もなくやってくる、かわいらしいスズメガ。ルリマツリが大好物のようです。
 宿六はもちろんハチドリと勘違いしてました。


 毎年セイボ(トックリキワタ)のピンクの花が咲くころに、スズメガも来るようになり、夏深し、と感じます。
 この暑さも、あと少しの辛抱ですね。だといいな。



2017年2月24日(金) 午後10時の室温28.0℃ 湿度58% 外気温24.9℃ 晴れ
<いろいろたいへん、暑い夏>

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こんなリマック川、見たことない…



 いつも水がちょこっとしかない(という印象の)リマック川ですが、この夏はなかなかたいへんなこととなっております。
 道が空いている日曜にちらっと見てきましたが、濁流の上の老朽化した橋が、トラックなど通るたびにゆさゆさ揺れて、足がすくみそうでした。


 家の建築時、毎日通っていたルリンの陸橋も、よく揺れるので不安に思っていたら、その後ほんとに落ちましたし…
 某国外務省の口癖じゃあないですが、不要不急のリマック川渡橋?は、今はやめておいたほうがたしかに無難そう。


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 ルリン川のほうも、まだたっぷり水が流れていますが、これがなかなか、うちの井戸までは浸透してくれなくて…
 かてて加えて灼けつくような猛暑、わずかに出る井戸水をやりくりするだけでは焼け石に水で、そうこうするうちに芝は干し草色に変わり、丈夫そうな木々もだんだん怪しくなってきました。


 なんとかせねばと気ばかりあせりますが、今は近所じゅうで、井戸掘り職人を奪い合っているような状況です。
 うちもなかなかつかまえられず困り果てていましたが、例のオデブレヒト社汚職事件のおかげで、ついに一人呼んでくることができました。


 というのは、永吉君にはひとり井戸堀り職人の弟がいるのですが、近々プカルパに出稼ぎに行くので無理、とのことで来てもらえずにいたのです。
 ところが、オデブレヒト社汚職事件のあおりで、プカルパでの大型プロジェクトが凍結され、出稼ぎ契約もフイになってしまったとか。
 喜んではわるいようですが、私の庭にとって、これは天の救いでした。


 (この汚職事件、ペルーの存命の元大統領は、全員お縄を頂戴しかねない形勢となってきましたね。
 どうせもう牢屋もいっぱいでしょうし、彼らとは違って結局証拠なしで拘束されてる老フジモリ氏は、いいかげん出してあげることにして、一室空きを作ってはどうかと思いますけどね…)


 さてその弟君、一日でえいえいっと70センチあまり掘り足してくれたので、その後は20分ほど続けて水撒きできるようになりました。ああよかった。
 でもこれはあくまで、当座のその場しのぎです、おととしまでは軽く4時間以上、休みなく水を汲み出せる井戸でしたので。
 水不足にはこりごりですし、冬になったら内壁をきちんとセメントで固めつつ、数メートルは掘ってもらおうと思います。


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 きのうは明け方に四時間ほど小雨が降り、井戸水散布とのダブル効果で、芝生も少し息を吹き返しました。

 まあほんの小雨だったのですが、もちろん当地の新聞は「すごい大雨だった!」と大騒ぎ。
 もともと排水などいっさい考慮してない街なので、確かにちょっとの雨でも、たちまち豪雨のあとのようになるのですよね。
 上の写真はリマのセントロですが、アックア・アルタのヴェネチアみたいでちょっときれいです…


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 「恵みの小雨」のあとのゼラニウム。
 昨年、生まれて初めてタネから育てた、だいじなゼラニウム。やっと花が咲き始めました。


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 猛暑でますます元気なのは、池のパピルスです…
 2015年8月にフランクリン君が三株持ってきたときは、こんなにこじんまりしていたのですが……


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 今年1月にはこうなりました……orz

 繁茂しすぎて、もはや水面もほとんど見えません。
 pacollamaさんたちがみえる前に、せめて少し刈り込みたかったのですが、夏バテで間に合わず…
 この惨状をご覧いただくこととなりました、とほほ。


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対パピルス戦のため仕入れた戦闘服。


 自分用に、こういうものを買う日が来るとは思いませんでした。
 もちろんペルーには、女性向きサイズは存在しないので(ペルーの女性って釣りとかしないのかな?…うーんいかにもしなさそう…)、はるばる日本からの取り寄せ品です。そうです、パピルスを刈るためだけに。


 作業じたいは、かなり好きです。
 浅い池に入って、パピルスの太い茎をざくざく切っては投げ、切っては投げしていると、それが鮮やかな既視感を呼び起こし…
 たぶん古代エジプトのどっかのお屋敷で、庭師をしていた前世があるのでしょう。
 もしくはパピルス紙の工房に、原料を納品する業者だったのかな。


 それにしてもパピルスの剪定は、やはりかなりの重労働、ほんとは宿六か永吉君がやってくれれば楽なのですが…
 「うちの奥さんは、なんでも自分でやらないと気がすまないから〜」と、宿六は勝手に解釈しているようです。
 でも、ここは防水布を敷いただけの簡易池、長持ちさせるにはあまり重たい人々には入って頂きたくない、というのが私の本音です。


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 数時間の格闘で、ちょっとだけすっきりしましたが、まだ油断はできません。
 スポンジ状のものすごい根のかたまりが、すでに小島をふたつ形成しています(それはもはや除去不能)。
 たぶん今のうちにあと数回は刈り込まないと、じきに水が入るところがなくなりそうです。


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 冬のあいだ、明るい緑色に澱んで視界ゼロだった池ですが(あの緑色、アランブラ宮殿の貯水池色でちょっと好きでした)、暑さとともになぜか少し透明になってきました。
 ときどき入れている乳酸菌&納豆菌が、暑熱のおかげで勢いづいたのかも?しれません。
 ご無沙汰していたティラピアが、とても大きくなって、数も増えているのにびっくりです。


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 ティラピアは浅くてあったかい水が好きらしく、昼間はよくこうして石の上で昼寝しています。
 それを眺める永吉君は、「ぼちぼち食べごろですね」と嬉しそうです…


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「小さな家」の庭で元気に育つケール。
これを大量消費しているおかげか、永吉君の微妙な血糖値が、めでたく平常値まで降下!
モロヘイヤとオクラの苗もあげましたが、それもすくすく育っています。



 永吉君がうちに来てから、もう丸二年が経過しました。
 幸い「小さな家」のみなさんは、ここでの暮らしにいたってご満足のようすです。


 永吉君はあいかわらず、子供たちが何か悪さをするたびに、同じことを言って脅かしているそうです。

 「お前たちはあまりに悪い子なので、もうこの家に住む資格はない、だからお父さんは今日仕事を辞めることにした。
 明日にはここを出るから、荷物をまとめて覚悟していなさい。
 もとのうちに戻ったら、サッカーの国際試合見放題のケーブルなどないからな、それもきっちり心しておくように!」


 こういうときは、ハム君が車庫のところに出てきて、不安そうにじーっとうちのほうを見ているので、すぐわかります。
 それがかわいいやらおかしいやら…
 だいぶ体つきは大きくなりましたが、まだまだ小学生っぽさが抜けないハム君です。


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 私たちとしても、得がたい人材永吉君は逃がしたくありません。
 そこで今年の福利厚生第一号として、写真のなんともキッチュな二槽式洗濯機を導入しました。
 (Hiraoka電器店の自社ブランド品で、きっと中国製と思いますが、デザインと色遣いがたまらないでしょ?
 これでもパワーはけっこうあるんです)


 永吉君の奥さんの満里子さん(仮名)は、家族五人の洗濯ものを手洗いするのに、じつに多くの時間を費やしています。
 同じ女性として、私はそれがずーっと気になっていました。


 服の手洗いなどしたことのない(怒)宿六は、洗濯機の必要性がいまひとつピンと来ないようでしたが、私の鶴の一声で、急遽電器店へ物色に行くこととなりました。
 すると、古風な二槽式と、ほぼ全自動の一槽式が、なぜか同じ価格なんですね。
 これにはだいぶ迷いましたが、使い慣れない人には二槽式のほうがとっつきやすいだろう、との結論に。


 車の後ろに何とか押し込んで持ち帰ると、奥さん思いの永吉君が、すぐ「小さな家」の洗濯場に設置。
 それから満里子さんに説明を始めてみると、ほんとうに洗濯機は使ったことがないらしく、やはり二槽式で正解でした。


 (洗濯機じたいは、ペルーでも二十年以上前から一槽式が主流なので、私もやむなくドラム式全自動を使っています。
 でもほんとは二槽式のほうがずっと好きです、いつでもふたを開けしめ可能な上に、洗濯槽を使って染めものだってできますもんね)


 大いに喜んで、うっすら涙目にまでなってくれた満里子さんですが、ちょっとガンコなところもあって、その後もどうしても手洗いはやめられないそうです。
 でもすすぎと脱水機能は使ってくれているので、それだけでもどれだけ労力が省けるかわかりません(まあ試しに、バスタオルを一枚、手でしぼってみてくださいな…)
 特に湿度の高い冬には、脱水槽が威力を発揮するはずで、それが今からちょっと楽しみです。
 湿度80%以上ともなると、手でしぼっただけの洗濯ものは、もう永遠に乾きませんから。


 福利厚生第二号は、「小さな家」に離れを作ることです。
 ほんとは去年作りたかったのですが、泥棒さわぎのあとの外壁工事がたいへんで(実質もう一軒家が建つほどのたいへんさでした…)、そのままうやむやになってしまいました。
 でも末っ子の瞳ちゃんがいよいよ育ってうるさくなって、そろそろ上の子二人にも、避難所が必要そうなのです。
 これから手ごろな建材など、ゆっくり検討しようと思います。


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「流行に敏感なわたくし、さっそく自毛でトランプヘアーを試してみました」(ハシンタ猫17歳)


 猛暑にもかかわらず、おかげさまで猫たちはとても元気です。

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「美貌の維持のため、夏も毛布をかぶってたっぷり睡眠をとるよう心がけています」(ハスミン猫15歳)


 やはり猛暑だった昨夏には、かなりバテ気味だったわが家のシニア猫たち。
 でもそのさい取り入れたペット用納豆菌サプリのおかげか、今年は食欲旺盛でよく眠りよく甘え、たいへん良い感じです。
 納豆菌って、猫にも池にも効いてすごいです。
 猫用のほうは、先だってリマにみえたpacollamaさんcalleretiroさんに追加をもってきていただいたので、当分のあいだ本当に安心です。


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 今年の猛暑は、1月下旬がピークだったようです。
 その後は風の吹きぬける心地よい日が多く、助かっていますが、でもやっぱり暑いことは暑くて、クーラーなしではちときついのには変わりありません。


 しかたないので、今は果物をいろいろ凍らせてしのいでいます。
 ちょうどベリー類が出盛りで(以前はあまり見ませんでしたが、いつのまにかペルーはブルーベリー輸出国になってました、ワラスの気候が栽培に向くそうです)、これはヨーグルトにもとてもよく合います。


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 うーん、それにしてもやっぱり暑い…
 2月だからしかたないですが、まだしばらくは夏が続きそうですね。


 暑さを喜ぶ熱帯スイレンは、葉っぱのむかごで大増殖中。君は元気そうでいいねえ…

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 モナルカさま大増殖計画のほうも、少々うまくいきすぎて、現在ちょっとお休み中ですが、次回にはそのお話も。
 写真は、幼虫をカボチャで育てた中の一匹(♂)です。
 ほんとにカボチャでも大丈夫で、ちゃんとこんな美男子が羽化しました。


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 バレンタインの日の夕方、リマではめったに見られない、めずらしくきれいな虹が出ました。
 夕焼け雲や青空との組み合わせが、絶妙でした。
 みなさまにも何かいいことありますように。



2017年2月9日(木) 午後11時半の室温.27.5℃ 湿度54.5% 外気温24.7℃ 羊雲のあいだの月がきれいです
<Vamos a la playa!>

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満タン状態のルリン川(上流の方向)。
これはめったに見られない情景ですぞ。



 1月にやっと雨が降り始めて万々歳!…と思う間もなく、今度は降りすぎです。
 アンデスから流れ下る川があちこちで土石流を引き起こし、さらには北海岸や、めったに雨の降らないイカ、ナスカなどでも大雨のため大洪水が発生…
 いまペルー全体が、なかなかたいへんなこととなっております。
 (こんなことなら、もっとやる気のある若い大統領を選んでおけばよかったのにね…)


 昨年心配されていたエル・ニーニョ現象が、一年遅れでやってきたかのような状況です。

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1月はじめのルリン川(下流の方向)
(ケブラーダ・ベルデの橋から撮影)
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その後増水したルリン川


 雨が始まった一か月前には、左の写真のようにわずかな流れでしたが、今は同じところに濁流がうずまいています。

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夏になると、どこからともなく湧き出してくる海行き乗り合いタクシー。
PLAYA(海辺)の文字のまわりには、カモメが飛んでます



 そんなときにリマに到着なさったのが、pacollamaさんとcalleretiroさん。
 ワンカーヨに向かう中央道が、土砂崩れで何度も封鎖され、お二人の予定も変更を強いられることとなり…


 となったら開き直って、リマの夏(よりによって今年は異常な猛暑ですが)を楽しむほかないですよね!
 夏場は家にこもりがちな私たちも、この夏は張り切って出かけることにしました!


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パンアメリカン道(南)沿いにずらりと並ぶ、夏だけの巨大看板。
犬らしい一所懸命感がよく出ていて、この広告はちょっと好き。


看板の足元には、海辺の遊び道具の出店がずらりと並んでいます。
(これらの店は、なぜか真冬でもまったく同じに並んでいます、リマの謎のひとつです)


Playa San Pedro

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まずは地元、沖にクジラ島(パチャカマック島)が浮かぶサン・ペドロ浜。

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 四人なので、魚介の唐揚げのファミリーサイズを注文しました。
 このサイズの料理をとるのは、たぶんペルーに来て初めて!(…来てから21年以上たってますが)。


 ここはとにかく揚げ物が上手で、つけあわせのユカ芋も、ちょっと今までに経験のないおいしさでした。

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 魚介チャーハンも、どーん!とファミリーサイズ。
 黒鯛の丸揚げも気になっていましたが、全員ここまでで戦線離脱。じゅうぶんでした。


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 今年はぜったい焼かない水着を一式そろえたので、今後もちょいちょいここに来ようと思います。
 水は冷たいし波も荒いし、浸かるだけで精一杯の海ではありますが、広々としてとても気持ちがいいです。


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 波の音を聞きながら、上空のカモメを眺めていると、魂がどこかもっと良い世界にとんでいってしまいそうです…

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…でこちらは、ビールを飲んで楽園旅行を当てよう、という広告。

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 それからこっちは、うーん、日本ならいろんな意味で許されそうにない広告ですね。
 人生を変えるサプリメント、だそうで、専門店に入った男女が違う体形で出てくる、というしょうもない内容。


 さいきんのペルーの人たちが、体形を気にしているとはとても思えないのですが〜、それでも夏にはダイエット関連品が多少は売れるのかな。
 しかし、よけいなものを更に摂取して痩せよう、という考えじたい、おかしいですよね。
 ペルーのみなさんは揃って糖質のとりすぎですから、そこだけちょっと節制すれば、いともかんたんに痩せられるはずなんです。


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 でも、今年こそは!とダイエットを決心したとしても、食欲をかきたてる次の広告がすぐ出てきます。

 ついでながらうしろの丘は、数年前までは何もない荒地でしたが、突如木々が植えられ分譲されて、夏向きの白い別荘が並び始めています。

Pucusana
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冬にはよく来るプクサーナ港ですが、やはり夏はぐっと色彩が鮮やかですね。

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 今は泊りがけの海水浴客で、大混雑のプクサーナ。
 でも火・水・木曜ならわりと空いているとわかったので、今年はもっとマメに来ようと思………
 っていたのですが、なんと数日前、チルカ川の氾濫のため、プクサーナへの進入路が通行不能となってしまいました。


 pacollamaさんcalleretiroさんとここに来たのが2月2日で、6日には洪水でしたから、けっこうあぶないところでした。

 チルカ川というのは、ふだんはほとんど年じゅう瀬切れ状態、水のないカラカラの涸沢です。
 なので今までは、その存在を意識したことすらありませんでした!


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漁師さんの即席遊覧船に乗って、小さな湾内と外海をぐるりと一回り。

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この日は久しぶりに岩場のペンギン君にも会えました。

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 ところで、昨年9月にAT先生がみえたとき、同じ海上ですばらしいものを見ました。
 海鳥の長い長い行列が、船に乗っているあいだじゅう、途切れることなく海面を渡っていって、じつに壮観でした!


 写真の水平線上のゴマ粒が、すべて海鳥(たぶんナンベイヒメウ)なのです。
 この日はカメラを持っていなくて残念でしたが(カメラ持ってないと必ずなにかあるのよね…)、タブレットのピンボケ写真で多少ともあの驚きが伝わるでしょうか?


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 無数の海鳥たちが、ときおり蚊柱のようにうず巻いたり、上下に大きくうねったりしながら、見渡すかぎりの水平線上を埋め尽くし、同じ方向に飛んでいきました。

 AT先生と、「これはもしや、チョリージョスあたりからここまで、ずーーっと続いているのでは?」と冗談を言うほど、果てしなく長い編隊飛行でした。

 太古のペルーの海の豊かさを、ちょっと垣間見させてもらったような気分でした。

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さて真夏のプクサーナに戻ります。
冬も格別の風情がありますが、この色彩ばかりは夏限定ですね!


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水に落ちた犬、ではないです。
オタリアが大サービスで、船のすぐ近くまできてくれました。


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 船に揺られておなかが空いたので、海辺のレストランへ。
 私セビッチェはあまり好みませんが、これは実に久しぶりにおいしく感じました。
 ライムに負けがちな白身魚よりも、味のしっかりしたラパ貝がたくさん入っていたからだと思います。


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pacollamaさんとcalleretiroさんは、ビール大瓶を仲良く一本ずつ♪

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 タコはちょっと固かったですが(火を通しすぎたもよう)、味はいいので、文句を言いつつ食べてしまいました。

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サン・ペドロで食べ損ねた黒鯛の丸揚げもここで登場。
しかしユカ芋フライは、サン・ペドロ浜に限りますな(笑)


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魚介のチャーハン。
宿六が気をきかせてお醤油抜きで注文したら、大当たり。


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 プクサーナ名物のひとつが、このReventado de cangrejo(さっと茹でたカニのライムあえ)。
 でもこのときは、翌日にカニスープ屋の予定が入っていたので、パスしました。


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古くからあるレストランが、窓をかわいく飾っていました。

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 プクサーナ一の名?所、みごとな海蝕洞の前で、アンデスからの旅人を見かけました。
 山の人は、それはやっぱり海を見るのが嬉しいのでしょうね。
 この海蝕洞LOVEなpacollamaさんにも負けないほど、熱心に波に見入っていました。


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マリアさんの祠には、やはりこういう身なりの人がよく似合います。

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 娘さんかお孫さんか、彼女も最高のおしゃれをして連れてきてもらったようです。

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海蝕洞の近くに置かれたUFOキャッチャー。
これいったい、なんのぬいぐるみ? アリクイ?ロバ?


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 おかしいのは、ほんの二週間前には、ここにシベリアンハスキーが詰まっていた、ということ…

 つまり二週間で、ハスキー犬はぜんぶはけたってことでしょうか?
 夏のプクサーナは避暑客(≒よっぱらい)が多いから、UFOキャッチャーも意外に良い商売になるのかも。


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帰る前に浜辺をひとまわり。
サメ少年が犬掻きでがんばっています。


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 リマ近辺の海辺には、なんと申しますかスタイル抜群の水着美人、というのはまずいなくて、むつかしいお年頃の女性としましてはたいへん気楽でよろしいのですが、でもかわりにこういう小さな美人はちょいちょい見かけます。

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 プクサーナのあと、つい足が向くのがチルカのOvni(未確認飛行物体)アイスクリーム店。

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 たっぷりした昼食のあと、ここでルクマ・アイスクリームを食べ、そのあと良い香りのかまど焼きパンにまた引っかかってしまう…
 ということになりやすい危険なスポットです(なので必ずお友達を連れてくるのだわっはっは)
 回転のわるい平日だと、すでに焼いて保存してあるパンを買わされがちですが、頼めばさっとかまどで温めなおしてくれます。


 今回は10ソルもする巨大な pan con chicharronを初めて買ってみました。
 これはその場で、薄いパンだねに大量の豚のからあげとサツマイモを包み、かまどで焼いてくれます。
 翌日の朝ごはんにするつもりでしたが、なぜか帰宅の道中に、あとかたもなく蒸発しました…


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 Ovniアイスクリーム店の近くには、便乗商法のアイスクリーム屋台が何十軒も林立しているので、要注意です。
 前にOvniとまちがえて、E.T.アイスクリーム店(紛らわしい!)で買ってしまったことがありますが、とてもケミカルな味で即ゴミ箱行き。


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 そんなところで食べるくらいなら、大量生産のDonofrioのほうがなんぼかおいしいです!
 今回、久しぶりにDonofrioのアイスクリームも試しましたが(pacollamaさんのを横から味見)、なんだか昔よりおいしくなってますね。


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 さて今日もまた、パンアメリカン道にのって海へ。

 写真は、道沿いにさいきん取り付けられた楽しい広告。
 真剣な表情で犬猫さんがたずねます、「で、あたしのごはんは?!」


 はいだいじょうぶ、ここに電話すれば「今日注文・今日受け取り」できる…のだそうで。
 うちの猫が好きなキャットフードも扱っているようなので、今度私も問い合わせてみよう…


 ちょっと前までは、リマのペットといえば犬に始まり犬に終っていましたが、近年は猫数がどんどん増えているらしく、たいへんけっこうなことです。
 やっとペルーの人たちも、猫の深遠なるおもしろみがわかってきたのでしょう。
 こんな大看板に猫が出演しているのを見るのは、ペルーでは初めてかもしれません。


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 広告看板だけでなく、当地のゲイジツ的なトラックも、パンアメリカン道ドライブの楽しみのひとつです。
 これはきっと、「忘れがたきふるさとの緑の風景」というところでしょうか。


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 こちらは白熊とビキニの女の子。
 なんかむかし、La cerveza que te pone osoっていうビールの広告(夏場はいつもお下品に暴走気味のPilsenCallao?)ありましたよね、たぶんそこからとったのかな?


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 で、Cusquenaのほうは、今でもこういうアンデス文明路線なんですね。
 (でもコマーシャル撮影中に、あろうことかマチュピチュ遺跡の大切なインティワタナ(日時計と呼ばれる石の建造物)に機材ぶつけて、8センチほど欠けさせてしまった昔の事件、私は覚えているぞー)


San Bartolo
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 夕方のサン・バルトロの海は、いつ来ても不思議な金色に光っています。
 たまたまなんでしょうか、それとも本当にそういうところなのでしょうか?


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 波間に浮いているのは、自分のモトタクシーでやってきたお兄さん。
 人気の少ない火曜の海で、しばらく波乗りを楽しむと、足についた砂をちょっと払って、またモトタクシーで去っていきました。
 夏はタクシーのお仕事帰りに、毎夕こうして波乗りするのかな。
 これぞ人生!ですね。


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海を見下ろすかわいい教会。
少し雲行きがあやしいですが、このあとバラバラっと通り雨が降りました。
ほんとにリマらしからぬ変なお天気です。


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波乗りの途中、もやってある船で一休みする少年たち。

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 夏中こうして遊び暮らす人、リマにはけっこうたくさんいるようですね…
 あー私もこれからは、もっと気楽にのんびり暮らそうっと。
 どのみちこの暑さでは、少しさぼらないとやってけません。


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という次第で、わたくし海の家がほしくなりました。宿六君みてる?
出資者は、次こそ君の番だと思う。


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 ぬれねずみの子供三人と、カラフルな浜辺の必需品(折り畳み寝椅子、バケツ、ビニールプール、砂遊びの小物類)を、オートバイつきリヤカーに満載!
 日に焼けたお父さんが、波打ち際の道をニコニコしながら走り抜けていきました。
 きょうも夏満喫の、良い一日だったようですね。


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 海を眺めて童心に還ると、ついこういうものも思い出します。
 パフェなんて何年ぶりでしょう〜、思いがけずとっても気分が盛り上がり、なんとも楽しいひとときでした。


 ここは以前SA先生が、夕食がわりに…と、毎日ルクマ・アイスクリームを召し上がったGelateria Laritza D。
 たしかにこの店のはおいしいです。


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とつぜんですが、カニ入りマッシュポテト・サラダ


 もちろん今回のお客人がたは、こういう基本のごちそうも、ぬかりなく押さえていかれました。

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タコとジャガイモのニンニク炒め。


 というとスペイン料理風ですが、唐辛子とお醤油入りなので、とてもペルーらしい味になってます。

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ホタテガイのチーズ焼き

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日本のみなさんがまちがいなく大好きな、ヒラメの串焼き@Jose Antonio


 pacollamaさんcalleretiroさんのご旅程は、リマご滞在のあとメキシコ、という豪華なものです。
 そこでお二人は、「どうせメキシコ行けば体重減るから…」と、心おきなく楽しんでいらっしゃるようでした。
 (メキシコ料理は、文化的にはたいへん興味深いものの、必ずしもおいしくはないですものね…)


 今回、異常気象には祟られてしまいましたが、どうかこれに懲りず、ぜひ近いうちに次回(それがなんと!第20回ペルー旅行となるそうです!)を企画してくだされば…と期待しております。

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チョリージョスの夕焼けを見るのも、ほんとうに久しぶり。


 お客さんのおかげで、私たちはたいへん楽しい夏でした!
 って、まだまだとうぶん夏は終りそうにないですが、この夏のいちばん楽しい部分は、たしかに終っちゃったみたいですね…


 日常に戻ると、毎日30℃超えの中(あ、今週はちょっと涼しくなりましたが)、クーラーなしで三食煮炊き。
 これはもはや拷問でしかありませんが、生まれる前に自分でこういう人生を選んだ理由が、きっとあるのだろう…今は思い出せないし信じらんないけどたぶんあったのだろう…と思って耐えております。


 今年は水不足も心配です。
 雨はさんざん降っていますが、洪水や土石流を起こすばかりで、本当に降ってほしいところには降らないらしく…


 そのため現在パチャカマックでは、日に二時間ほどしか水道水が届いていません。
 地下水槽やタンクがあるので、うちも永吉君ちも、とりあえず暮らしに支障はありませんが、今降らないと次の雨季までがたいへんですから、早く状況が改善するよう強く念じています。



2017年1月10日(火) 午後4時の室温27.0℃ 湿度50% 外気温27.3℃ おおむね曇り
<ルリン川をちょっとさかのぼる>

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 年が明けても、こんなふうに乾ききっていたルリン川(ケブラーダ・ベルデ地区)。
 例年なら12月はじめには水が流れ始めるはずなのですが…


 ルリン川上流は、前の夏も雨が少なく、おかげで去年は二度も井戸の掘り直しをする羽目となりました。
 もし今年も雨が少ないと大変なので、年末年始はずっと心配しながら過ごしました。


 そういう心配をすることじたい、ペルー海岸部ならではの季節感とも言えますが、それにしても今年の雨は遅れすぎです。

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 「とうとう水が来た!」という知らせが届いたのは、やっと1月3日になってから。
 あまりの嬉しさに、ルリン川を少しさかのぼって様子を見にいくことにしました。


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 ルリン川沿いの、インカ道の上に作られたガタガタ道を進みます。
 このツタの絡んだ電線、なんか顔もあるみたい……夜はここ通りたくないな。


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 一時間弱でシエネギージャ着。
 うちよりいくぶん上流ですが、このへんでもやっと二日前から水が戻ってきたそうです。


 早くも洗濯する人が来ているのには、ちょっと感心。情報早いなあ。
 雨季のさいしょの水は茶色く濁っているので、あまり洗濯向きじゃないとは思うけど…


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 ほんとに水があるのを確認して、とりあえず満足したので、ずいぶん久しぶりのMesa de Piedraレストランでささっと食事してから引き返します。
 時刻が遅くてパチャマンカは売り切れで、結婚記念日にしては冴えない食事でしたが、料理しなくて済んだだけでも良かったです。


 帰りに寄ろうと思ったカフェつき園芸店も、この日は休みでがっかりでした。
 (前の日にちゃんと電話して確認したのですが、行ってみると床に安い洗濯用粉洗剤(においでわかる(笑)をぶちまけて、ゴシゴシ大掃除中でした。
 たぶん誰も来ないので閉めることにしたのでしょう、これ、ペルーではわりとよくあることです…)


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 今はどこにいってもポンシアーナ(ホウオウボク)が満開です。
 マダガスカル原産だそうですが、リマやトルヒージョなど、ペルー海岸部のあちこちにとてもよく順応しています。


 樹形が傘型なので、大きな日陰を作ってくれるのが魅力で、細かな葉も繊細できれいですが、花はちょっとあつくるしすぎますね…

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 シエネギージャとの往復にいつも使う道は、さいごのところでルリン川をざぶざぶと横断します。
 冬はほとんど水がないので、ふつうの車でも問題なく渡れますが、今日は増水してさすがに通行止めになっていました。
 (左手の橋は、人と自転車くらいしか渡れません)


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 そこで対岸の別の道を使ったおかげで、風情のある吊り橋を発見。
 こんなのがあったのですね、知らなかった!


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 吊り橋の上から、川下を見たところ。
 4月まで休みなく、たっぷりの水が流れ下ってくれますように!


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帰路にみかけた、岩山の一軒家のクリスマス。

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 壁に描かれた飼料店の広告。
 重量挙げをするクイ(食用モルモット)の足元に転がったコカ・コーラ、これはいったい何を伝えんとしているのでしょう??


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 ケブラーダ・ベルデの橋まで戻ってくると、パチャカマック市役所の給水車が、川からじかに泥水を汲んでました。
 見てはいけないものを見てしまった?ような気もしますが…おそらく公園に撒くための水なのでしょう。


 この日、川沿いで会った人たちは、(乾いた畑にいそいそ水を入れていた若者も、川で洗濯にいそしむ女性たちも、レストランの庭師さんも、未舗装道路に水を撒く役所の人も)、みんながみんな、水が戻ったことを心底喜んでいるようでした。

 行きがけ、増水でいつもの道は使えないと教えてくれた道案内のおじさんも、水の話をもちかけると急にニコニコしはじめました。
 「ああお宅はパチャカマックですか、やっぱり庭の草花とか心配だったでしょう?
 私も副業で植木の苗を育ててるんですよ、だからきのうやっと水路に水がきて、ほんとにやれやれです!」


 上流の雨季のはじまりを、みんなといっしょに喜べるようになって、私も少し、ルリン谷の住人らしくなってきたかな?

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 帰る前に、近すぎてめったに行かないパチャカマックの広場にまわります。
 教会の入り口に、大きなナシミエント(イエス誕生の情景)がしつらえてあります。
 小さな植木はプラポットのままおいてあるので、あれ?と思いましたが、あっそうか、タイル敷きの床の上に、土をうすくかぶせてあるだけなんですね。


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 書き割りの前にたたずむ三賢王のひとり。
 ちょっと絵になってます。


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 迎春、と書き入れたくなるような鶏さんも発見。
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 caballo de paso(ペルー式馬場馬術、パッサージュの一種)のお馬さん横断注意、という、パチャカマックならではの道路標識。

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 広場の裏の別荘地をぐるっとまわってから、猫たちが待つ家に帰りました。
 (次回は、ルリン川をもうちょっとさかのぼります)


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ケッコーな雨量に恵まれる年になりますように…

<1月10日のモナルカ蝶キャタピラ日記>


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 モナルカ蝶の母は、毎日欠かさずやってきて、せっせと産卵を続けています。

 このぶんだと今年はたくさん幼虫が育ちそうですし、私も夏バテでしんどいので、去年のような介入はしないつもりでしたが…
 アリやアシナガバチのせいで、かわいい幼虫たちが急速に減っていくのを目の当たりにして、やはり少し養子をとることに決めました。


 モナルカ蝶のメスは、数か月の生涯のあいだに(当地の場合どれくらい生きるのかデータがなくてわかりませんが、これは米国の場合)、約700個(これも諸説あり)の卵を産み、でもそのうち蝶になるのは1,2%にすぎないそうです。
 つまり、メスの成蝶一頭あたり、7〜14頭の子孫を残せるだけなのですね。


 そういうことなら、ちょっとでも手伝う甲斐は大いにありそうです。

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 昨年からモナルカさま専用と化した、パール金属の干物かごに、いま大小さまざまなシマシマ君が十数匹入っています。
 下の段にはミニミニサイズの幼虫たち。
 網を切って吹き抜け?にした中段・上段には、大きな幼虫が入居しています。


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 毎朝エサのトウワタを切ってくるのですが、たいていそこに産みたて卵がついているので、養子は増える一方です…
 卵は葉ごと切り取って、孵化するまで乾かないよう、濡れティッシュの上に載せてあります。


 このモナルカ熱、「小さな家」の永吉君にも伝染しました。
 自分の庭にもトウワタがほしいというので、苗をあげたらすぐシマシマ君が発生、毎日わが子のことのように成長ぶりを報告してくれます。
 幼虫を守るため、ほんとのわが子たちのボール遊びも禁止したそうです(笑)


 (追記・さっき永吉君が暗〜い顔でやってきて、もうすぐ蛹化しそうだった幼虫君がいなくなってしまった、とのこと。
 アシナガバチに襲われたようなので、次回は養子にとるそうです)


 (さらに追記・いま気づきましたが、もしかしたら無事どこかでさなぎになっているのかも?
 良い場所を探して、けっこう歩くといいますから。あす周囲を調べてみます)

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 養子が増えれば増えるほど深刻化するのが、食糧問題です。
 そこで米国のモナルカ蝶愛好家のページを探し回って、カボチャもエサに使える、との情報を得ました。
 若齢の幼虫はトウワタ以外だめだそうですが、ある程度大きくなればカボチャだけでも大丈夫だとか。


 ためしに与えたところ、写真のとおりすぐ食べ始めました!
 夜はこのままカボチャの上で寝てますし、かなり好きみたいです。ああよかった。


 ところできのう、永吉君がおもしろいことを言いました。
 「あのー、モナルカの幼虫って、頭が二つあるんですか?」


 たしかにアンテナが前後にあって、まるで双頭のイモムシですよね。
 これはふつう頭を狙ってくる捕食者(鳥など)を惑わし、だいじな頭部を極力守るため、だとか。
 永吉君もみごとに騙されて、幼虫君としてもしてやったり、でしょうね。


 …と、いうふうに私はすぐ説明してしまいましたが、うちの姉だったらきっと、
 「そうよ、モナルカの幼虫は頭が二つあるのよ。まさかとは思うけど知らなかったの?」
 と威厳をもって断言し、そのまま一か月くらい(もしくは本人が気づくまで)永吉君を放っておいたことでしょう。
 そういうおもしろみのある人に次回は生まれたい…



2017年1月1日(日) 午後7時半の室温25.5℃ 湿度55% 外気温23.4℃ 晴れのち夕方から曇り
<終りよければすべて良し>
  (さらば2016年!二度と戻ってくるな2016年!(^^)/)

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 2016年は変な年でしたが、12月30日になってたいへん喜ばしいことが!
 前の日、トウワタの上に蝶の卵らしきものを見つけたので、葉ごと折り取って家で観察していたら、翌30日にモナルカ蝶の幼虫がかえったのです!
 (このへんでまれに出没するヘイタイマダラも、幼虫はトウワタを食草としますが、たぶんこれはオオカバマダラの落とし子でしょう)


 前の夏は、3月末にやっと初の産卵までこぎつけました。
 でも今回は年内に産卵・孵化という快挙!です。


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 暑苦しい色彩で咲きはじめた、クラサヴィカ種のトウワタ。
 好きな花、とは言いがたいですが、モナルカ蝶寄せ効果があまりに大きいので、これはもう無理をしてでも好きになるほかないですね!
 いま大量に苗を準備中です。


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 大晦日のきのうは、庭のトウワタを一本一本調べてまわりました。

 嬉しいことに大半に葉を食われたあとがあり、小さな幼虫もあちこちで見つかりました。
 その多くは、すでにシマシマ模様の現れた、孵化後一週間くらいの幼虫です。
 毎日うんと注意して見ていたつもりでしたが、幼虫があまりに小さくて気づかなかったのですね。


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 またほうぼうで卵も発見!♪やった〜!

 モナルカ蝶はモンシロチョウなどとは違って、ぽつり、ぽつりと卵をひとつずつ産むみたいですね。
 それもあって見つけにくかったのですが、こういうのは一度わかると急に見えるようになるのが楽しいです。


 卵と幼虫の数は、今のところ少なくとも数十匹分。
 まだまだ産卵はつづくでしょうし、この夏はたくさんのモナルカ蝶に会えそうです(トウワタがどこまでもちこたえるかにもよりますが)。


 長いこと願っていた夢のひとつ(モナルカ蝶の家庭内繁殖)が、こうしていよいよ実現すると、なんというか自分の夢にちょっと自信?ができて、ほかの夢ももっと具体的に思い描いてみよう、という気持ちになりますね。

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 大晦日の夕方、フウセントウワタの花のゆりかごで休む幼虫君。
 2017年の華麗な変身を楽しみにしてるからね!


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 さて2016年さいごの庭仕事。
 庭を囲む壁の緑化は、オオイタビのがんばりでだいぶ進んでいますが、まだ足りないところには、淡い涼しそうな色のブーゲンビリアを植えることにしました。


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 暑くなるにつれ、セリンセが紫に色づいてきました。
 この花、リマでは今まで見たことがありません。
 もしかしてもしかすると、咲いているのはうちだけかな??そうだったらタネを取ってフランクリン君にあげなくては。


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 まだ丈の低い「ペルーナイト・リンゴ」に、この夏はけっこうたくさん実がついています。
 もったいなくてなかなか摘果できませんが、思い切って取った青い実は、ハチミツでさっと煮て食べています。
 すっぱくてとてもおいしいです。


 やはり摘果してひとつだけ実を残すと、ぐっと大きくなるみたいですね。
 でも油断していたらすぐに小鳥がつつき始めたので、新年さいしょの庭仕事はリンゴの袋かけ、ということになりそうです。



 みなさま今年もどうぞよろしく、ときどきご訪問くだされば嬉しく存じます。
 当分のあいだ、ここは「モナルカ蝶のキャタピラ日記」になってしまいそうですが……そういうのおいやでなければ。



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