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一服いかが? Un matesito ?


むかしの「一服いかが?」
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<パチャカマック生活での主な登場人物>

ミチカ桜、ペルーナイト柳など…出資者様のお名前や、某秘密結社名を冠した、大切な樹木群。 宿六…巳年のリマ生まれ。本宅の住人。
…辰年の代官山生まれ。本宅の住人。
永吉君…「小さな家」の現在の住人。庭の管理と家の掃除をお願いしています。同居の家族は奥さんの満里子さん、長女お光ちゃん(中学生)、長男ハム君(中学生)、末っ子の瞳ちゃん(もちろんすべてあだ名です)、それに犬のワン公(♀)。 ハシンタ猫…17歳のリマ猫♀。本宅の住猫。
ハスミン猫…15歳のリマ猫♀。本宅の住猫。
猫番君…アパート時代、いつも留守の猫シッターを頼んでいた穏やかなおじさん。いろいろ難しかったお手伝いさん、アントワネットちゃんの連れ合いで、「小さな家」の元・住人。 フランクリン君…近所の園芸店のお兄さん。ワンカベリカ出身。大抵はいないけど、最高に困ったときは必ず助けてくれる不思議な人。


2017年9月7日(木) 午後7時の室温23.1℃(ストーブつき) 湿度60% 外気温18.4℃ 晴れのち曇り
<ケトン体ハイ状態、続いてます>


 糖質制限&完全グルテンなしの第四週に入りました。
 おかげさまで引きつづき、かえってちょっと心配になるくらい?体調がよろしいです。
 宿六の体重も3キロ以上減りました。


 炭水化物をとるたびに、いやおうなく起こる血糖値の上がり下がりは、心の状態にも大いに影響していたようです。
 イライラしたり、原因のわからない不安に襲われたり、ということがなくなりました。
 半生おつきあいした理由なき焦燥感のようなもの…「このままじゃいけない気がする病」も、いつのまにか全快です。


 ひとりで座っているだけで、じわじわとこみ上げてくる幸福感があり、いったいなんなんでしょこれって?
 ふつうの精神の安定した人は、普段からこうなのでしょうか?


 私には経験のない感覚なので、これはむしろお迎えが近いのかも…と思うほど。
 慣れないケトン体で、ハイになってるのかな?



 このダイエット、やるとなったら最初は思い切って、あらゆる糖質&グルテンをやめてしまうほうが、効果もすぐ出て続けやすそうです。
 私たちも小麦・大麦・ライムギ製品(パン、麺類など)と、お米、お芋、豆類、糖分の多そうな果物などを極力避けています。
 イチゴなどの糖分の少ない果物とミルク(山羊ミルク含む)も、以前の五分の一くらいに減らしました。


 いずれ宿六が目標体重に到達したら、少量のジャガイモやひよこ豆、たまのおやつのサツマイモ、なんかはわるくないなと思っています。
 また年に一度か二度、日本のお友達がみえたときにいっしょに海鮮チャーハンを、なんていうのもありです。


 パンやパスタなど麺類も、宿六にはたまーーーに(たとえばクリスマスと誕生日と独立記念日?)作ってあげても良さそうです。
 (私はグルテンとは永遠にお別れするつもりですが…)


 でも今のところは、食事にとりたてて不満はないので、当分はこのまま続けてみようと思います。

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 先週までは、朝食はサラダと卵料理でした。
 でも、二人とも起床時の空腹感がなくなったので、今週はバター入りコーヒーだけで済ませています。
 (バターは塩入りのほうがおいしいです)


 もともとコーヒーをいれるのと、猫様に朝の地鶏スープをお出しするのは、宿六の担当でした。
 ということはつまり、朝は私はなにもせず、座っていられることになったわけです!
 万歳!


 それにコーヒーだけなら、ゆっくり飲んでも大して時間はかかりません。
 つまり時短をしつつ、朝からのんびり優雅な気分になれるという、意外な良さも発見しました。


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 こちらいちおう冬なので、お昼はシチュー風のものが多いです。
 アマニ粉入りの庭の葉っぱのサラダと、地鶏たっぷり・パプリカ・芽キャベツのトマト煮。
 ダッチオーブンで水を入れずに作りました。
 そして赤ワインも一杯。


 ごはんが中心のときは、おかずを数皿は並べないと寂しかったですけれど、今はこれでじゅうぶんです。
 食欲に拍車をかける炭水化物やグルテンをやめると、以前の7,8割の量でじゅうぶんおなかいっぱいになるようです。不思議なものです。


 しかも台所で私が費やす時間ときたら、どれだけ減ったかわかりません!
 今まで料理のために人生をどれだけ無駄遣いしてきたか、なんてことは、いまさら考えないほうがいいですね…それより今のことを考えよう…


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 デザートは、なんちゃってアロス・コン・レチェ(ライスプディング風)。
 ココナツミルクに数時間ひたしたチアを、少量の山羊ミルクでほどよく溶いて、シナモンとステビアを加えます。
 ステビアは多めに使って、しっかり甘くしたほうがおいしいです。


 宿六が大喜びしてました。
 あとからココアも飲みました。
 ミルクなしで少しインスタントコーヒーを入れると、なかなか大人っぽい味になりますね。


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 夜は、ショウガとココナツオイル、山羊ミルク少々を入れた紅茶(またはレモンティ)。
 茹でたて地卵、チジョン川の放牧山羊チーズ、さいきんおいしくなったペルー産オリーブ。
 サラダは、庭の葉っぱ(ケールやレタス、菜花)とアマニ粉です。
 カラスミ入りオリーブオイルは、たっぷり好きなだけ使います。


 ここでワインかシェリーを一杯出しても良さそうですね(^.^)

 20代には、ワインはひとり一本あたりまえ、ラム酒も半壜くらいなら顔色ひとつ変えずに飲めましたが、近年はワイン1,2杯で気分がわるくなる体たらく…
 これもトシのせいね…とあきらめていました。
 でもほんとはそれも、グルテンのせいだったようなのです、もっと早く知りたかった、悔しい!


 パンやパスタなしで飲めばなんともないと確認しましたから、よーし、また少し肝臓を鍛えるとしますか……
 とはいえアルコールは毒には違いなく、脳細胞を直撃しますから、週に一度か二度、辛口ワインを一、二杯というのが適量なのでしょうね。


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 ところで先日、リマのスーパーマーケットに突然アウリッキオ(プロボローネで有名な会社)のチーズが大量入荷されていました。
 特に嬉しいのが、この耐熱皿つきのセット。
 スペインのカスエラみたいなテラコッタ皿で、大量生産品ながらけっこういい感じです。


 長年この手のお皿を探していましたが、当地ではぜんぜん見かけません。
 それがこのセットなら、一枚700円か800円で、150グラムの大きなチーズまでついてきます(いえ本当はお皿がおマケですが)。
 嬉しくて5枚も、じゃなくて5セットも買いました。
 スペイン風の小皿料理に大いに使えそうです、チーズもおいしいし、もう少し買っておこうかな…


 物資はなかなか豊かなペルーですが、それでも「あるときに買っておけ」は鉄則です。
 お店側はお客さんの都合なんかまるで考えていないので、売れ行きや儲け率に少しでも問題があれば、即刻入荷をとりやめますので。


 かつてよく買っていた、ラ・モリーナ農科大学のおいしいミルクも、ヨーグルト用に転売したほうが儲かるため(電話で問い合わせたら担当者がそう口走ってました…正直もほどほどに…(-_-))、生乳がそのへんのスーパーに出回ることはなくなってしまいました。
 別の意味で、大したプロ根性とも言えますが。


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 この機会に、食べすぎていた南の果物や蜂蜜、ミルクは、ぐっと減らすことに決めました。
 とはいえ、庭で今が盛りのおいしい枇杷は、もちろんいただいています。
 (ペルーナイト枇杷ですよー、みなさん独り占めごめんなさい!)


 またおやつには、アーモンドやくるみがいちばんいいそうですね。
 確かにこういう食生活を続けていると、ナッツの味も、はるかにおいしく感じるようになります。
 でも日に日に無駄な食欲がなくなって、アーモンドに手を伸ばすこともめったになくなりました。


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 今日のお昼も似たようなパターンで、大根・ブロッコリーラピーニ(菜花の一種)・インゲン(ちょっとだけ炭水化物)・豚たっぷりのカレー風味煮込み。
 サラダはツナ缶とアボカド入り。
 野菜の味も、一か月前よりずっと強く感じます。


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 でも人生、葉っぱだけでもつまらないので、デザートもいろいろ試作中。
 このチョコレートムース、材料はなにかおわかりになりますか?



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 大喜びで平らげた宿六、ついに材料は言い当てられませんでした!

 これ、熟したアボカドにココアとステビア、ココナツミルクを混ぜたものです。
 むかしためしてガッテンで、アボカドで作る生クリームもどきを紹介していたので、その応用です。
 ただこれだけではケーキぽさが足りないので、アマニ粉に溶かしバターを混ぜて器に敷き、冷凍庫で冷やし固め、その上に盛りつけました。


 私はもとの姿(アボカド)を知っているので、かすかなアボカド風味が気になりましたが、宿六は最後まで気づかなかったとのこと。
 少なくとも質感は文句なしですので、バニラを入れて香りを足したり、あるいは緑色を生かして抹茶入りにするのもいいかもしれません。


 アマニもほんとおいしいので、いろいろ使えそうです。
 次の週末は、同じ要領でレアチーズケーキを作ってみます。


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 こうして人間どもは元気になりましたが、ほかはやっぱり、いつも何かが故障しているわが家です…
 先週は車を修理に出し、今週は井戸の掘りなおし、そして来週は草刈り機を直す予定です。
 そのあとのラインアップとしては、ウォッシュレットの修理、私のプリンターの修理、永吉君のテレビリモコンの修理、などが続きます。
 きりがありません。


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 井戸の底に明かりを灯し、数メートル分堀り起こす作業をしています。

 地面から11メートルほど下に、たくさんの丸石が見えています
 ルリン川が大昔、アンデスから運んできた石ですね、これのおかげで水があるのですよね。


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 「小さな家」の離れはやっと完成し、永吉君夫妻の引越しも終わりました。

 離れの中は、壁を白く塗り、寝室スペースを仕切るカーテンをつるすと、なかなか良い感じになりました。
 左にででーん!と置かれた重そうな巨大家具は、永吉君がはりきって実家から持ってきたもの。
 つまりは長居する心づもりらしく、ありがたいことです。


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 離れの前は植え込みにしたいので、モージェやサンタンカ、ポプラの苗を少しずつ植えています。

 この期に及んで、お光ちゃんが「やっぱり新しい部屋がいい」と言い出す事件、というのもありましたが、家のカギの問題がありますから即時却下。
 かわりに元の家族の寝室を、やはりカーテンで二つに仕切り、姉弟それぞれの領分を作ってあげました。


 二人分の読書机と椅子、スタンドも用意しましたが、子供たちからの感謝の言葉は、そういえばひとこともないですね。
 さいきんはペルーでも、そういう教育はぜんぜんしないようです。
 でもご両親はニッコニコなので、私も嬉しいです。

 引越しが終って、テレビやソファなどうまく配置したあと、もう一度写真を撮らせてもらおうと思っていました。が…
 もう一瞬で生活感あふれかえる汚部屋(^-^;に変わってしまいましたので、撮影は遠慮することに。


 これぜんぶ、今までどこに入ってたの〜?!と驚くほどの家財道具です。
 「人間は与えられた広さに合わせ、そのぎりぎりまで膨張する生物である」ということは実体験から知ってはおりますが、それにしても…


 家族五人の服がほうぼうに山積みですし、瞳ちゃんなどは、ざっと数十個のぬいぐるみを買い与えられているようです。
 どうりで永吉君、いつもお金がないない言ってるわけです!ナゾがとけた(笑)


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「小さな家」の畑もめでたく真緑に変わりました。
食べきれないので、少し親戚にも持ってゆき、卵と交換しているもよう。


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畑の片すみにルリハコベ。
小鳥がタネまきしてくれたようです。


 完全に忘れてましたが、おとといでパチャカマックに引越して丸四年となりました。
 真冬がない当地、庭の緑の成長もとにかく早く、たった四年とは思えないほど、かなり鬱蒼としてきています。
 先日ジュリアス・シーザー君から、「このうちには十年くらい住んでるんですか?」と聞かれたくらいです。


 次回はその木々の育ちぶりなど、ご覧いただこうと思います。
 秘密結社ペルーナイト総会の期日も、だいぶ近づいているようですし…



2017年9月1日(金) 午後8時の室温22.4℃(ストーブつき) 湿度60% 外気温17.1℃ 曇り
<パンをやめたら絶好調!…いったい何が起きているのやら?!(@_@)>


 ここ半月ほど、わたくしとつぜん別人28号となって、絶好調の毎日を送っております!


 生まれつきの頭痛持ち&永遠の肩こり人間で、体力もぜんぜんない、と信じておりましたが、にゃんと!
 ほんのちょっとしたことがきっかけで、すっかり元気な人(あくまで当社比)となってしまいました!


 本日はその顛末をお話しいたします。

 新興宗教に入ったとか有難い壺を買ったとか、そういう勧誘話ではなく、単なる健康ネタですのでご安心の上お読みください。
 (うーん、でもある意味、新興宗教勧誘に近いところもあるかも………)


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 一晩じゅう霧雨が降ったので、きょうの庭はとてもきれいです。
 セントリーナも露をみっしりつけて、銀細工のようです。
 乾いた地中海の植物なのに、よくこの湿気に耐えてくれていますよね。


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 猫さまたちがご愛用くださっているのは…
 電子レンジで温めるペット用湯たんぽ(もちろん日本製)。
 固いものがきらいなハシンタ猫は、背中だけくっつけて横になりますが、ハスミン猫はきちっと上に座ります。



 私と宿六は、近年はほどほどの糖質制限を続けて、それなりの効果を感じておりました。
 ただ唯一、どうしてもやめられなかったのが、少量のパンです。


 アンデス産全粒粉の自家製パンを薄く切り、宿六がその半切れ、私は4分の1切れを毎朝食べていました。
 両名とも血糖値も血圧も低すぎるほうですし、だいたいがわずかな量なので、問題はないと思っていました。


 さて、6,7年前でしたか14キロ減量した宿六は、大きなリバウンドもなく過ごしていましたが、今年は急に数キロ増えてしまいました。
 (おそらく昨夏の、連日の冷凍マンゴーがいけなかったかと…)


 そこでひさびさに、減量目的のダイエットを始めることにしました。
 まず一週間のあいだ、お昼の主食(大匙二杯分ほどのキヌアと大麦)をやめてみましたが、宿六の体重が半キロ減っただけで、体調にもさしたる変化はありませんでした。


 では次は何を削るか、というと、もはや朝食のパンしかありません。
 そこで、今となっては記念すべき8月14日(月)(私の運命が変わった日です、おおげさでなく…)、朝のパンをがまんしてみました。
 二人ともパンはとても好きなので、ちょっと辛いかな…と案じていましたが、コーヒーにアボカド入りの大きなサラダや卵料理を並べると、それでまったくじゅうぶんでした。


 お昼も前週に引きつづき、主食は抜きです。
 そのかわり、野菜とお肉たっぷりのシチューやサラダはしっかり摂りました。
 そして夜は数年来の習慣どおり、紅茶に茹でたて卵とチーズ、果物少々で済ませます。

 こうして一日、二日と過ごしてみて、なんだかいつもより調子いいかも…という気はしていましたが、びっくりしたのが三日目です。

 その日は宿六も私も、ひどい睡眠不足でした。
 ふつうこういうときは、終日頭痛がつきまとい、意識もどこかしらぼーっとし、ふしぶしの痛みにも悩まされるのですが、なぜかこの日はなんともなかったのです。


 私の口癖となっている「ああ疲れた」を何度も言いかけては、「あれ?そういえば疲れてないかも?」と気づいて黙る、という具合で、そのまま生産効率の高い一日が過ぎました。
 そして深夜にとつぜん眠くなり、コロっと寝入ってしまいました。


 さいきん私は、明け方に身体じゅう痛くて目が覚める、なんてじじむさいことも多かったのですが、この日を境にそれもなくなりました。
 そして宿六のほうは、体重が順調に減り始めました。



 これらすべての急激な変化に驚き、四日目はネットで情報探しを始めました。
 パン抜き…健康法…などと検索して、すぐ行き当たったのが、小麦などに含まれるグルテンがいかに恐ろしいか、というお話でした。
 どうやら私たちはまったく偶然に、きびしい糖質制限+グルテンフリーのダイエットを実行していた、ようなのです。


 今まで糖質制限については、それなりに多少の知識は得て、無理のない範囲で実践してきました。
 でもグルテンフリーの食事法に関しては、まったく何も知りませんでした。
 それどころか、なにかちょっと狂信的な食事療法のような気もして、調べてみようと思ったことすらありませんでした。


 でもこの日、関連書を四冊ばかり、手当たりしだいに読んでみて(…小さなタブレットで一気読みしたのですが、それでも肩こりしないのにまた驚きつつ…)、私の今までの不調のほとんどは、もしかするとグルテン過敏症のせいだった可能性もあるのでは、と思うようになりました。

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 庭では長い桜の季節が続いております。
 かわいそうに二年続きのエル・ニーニョで痛めつけられていましたから、今年は桜の剪定は見送りました。
 それでもそこそこ咲いてくれています。


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 リマの寒緋桜には珍しい、白い花が咲く木も健在で、ほっとしました。
 でもあと三本、いまだ目を覚まさない木が残っているので、ちょっと気がかりです…


 ふりかえってみると、たしかに思い当たることがあります。
 炭水化物、特に小麦製品は、昔からあまり得意ではありませんでした。
 決してきらいではありませんが、少しでも食べ過ぎると気分が悪くなるので、ほとんど無意識のうちに控えめにとる習慣ができていました。


 でも宿六の場合は、そういうグルテン過敏症らしき気配はまったくないにも関わらず(つまりいくら食べても、太る以外の不都合はなかったにも関わらず)、パン半切れをやめただけで、やはり明らかに体調がよくなったのが驚きです。

 私と同様、パンをやめて三日目にはほとんど疲れを意識しなくなり、睡眠不足でも頭がすかっとして、前頭葉に霧がかかった感じがなくなった、と言っています。
 やはりこれは、グルテンフリー信奉者が主張するように、「げんざい栽培されている品種改悪された麦は、だれにとってもよくない食品だ」ということなのでしょうか…



 当初、宿六がやせたらやめるつもりだったパン抜きですが、二人ともあまりに体調が良いので、とうぶんこのまま続けてみようと思います。
 パンなし&きつめの糖質制限(炭水化物は果物少々のみ)を始めて、今日で19日めですが、宿六は2.6キロほど体重が減りました。
 (せっかくなのであと2,3キロ減らしたいそうです)


 また減らすつもりはなく、食事量をふだんより多くしている私も、1キロ減ってBMI値19を切りそうになっており、これは逆に少し問題です。
 私の年齢(53)では、BMI20以下となると骨粗鬆症リスクが高まりそうですから(一説によると、22〜25くらいがいいらしいですね)。


 ただそのやせかたというのが、急におなかまわりだけがすっと細くなり、いかにも余分な内臓脂肪が溶けました、という風なのです。
 いったいなんなんでしょ、この奇跡は?!
 しかも体力は前よりよっぽどありますし、おそらく今後もちゃんと食べてさえいれば、そのうち程よい体重に落ち着くのではないかと思います。


 体調については、特筆すべきことがあります。
 私の長年の悩みだった、年がら年中ひっきりなしの風邪や気管支炎、喘息が、どこかへいってしまったのです。


 このところのパチャカマックは、冷たい快晴の日があったと思ったら、翌日はじめじめ小雨が降って冷え込む、という繰り返しで、風邪をとてもひきやすい気候です。
 以前だったら、冷たく湿っぽい風にあたるだけでひりひりしはじめた喉が、今はまったく痛くなりません。
 そういえば長年の冬の友、鼻アレルギーもいつのまにか消えましたし、しょっちゅう起きていた胃の膨満感とも半月以上ご無沙汰です。


 もしかしてこれらの不調は、すべてグルテン過敏症だったのでしょうか…
 まだ人体実験は始めたばかりですが、私はその可能性はかなり高いと思います、ほかに何も心当たりがありませんので。
 それにしてもたった4分の1枚のパンをやめただけで、こうも体調が改善するとは… まだ狐につままれた気分ですけれども。


 ただ私たちは、グルテンに関する知識ゼロで、まったく偶然ここにたどり着きましたので、「外部からの情報に洗脳されて、一時的に元気になったような気がしている」わけではないのは、少なくとも確かです。

 疲れ知らずで一日頭がさえわたった状態、というのもずっと続いています。
 食後も少しも眠くならず、どんなときも身体の奥深くから、エネルギーがふつふつと湧き出しているような、一種独特の感覚があります。
 そのおかげか、気まぐれな空腹感(たとえば深夜唐突にレアチーズケーキが食べたくなる、みたいな…)はまったく起きなくなりました。


 もしかしてこれが、かの有名なるケトン体を使ったファット・バーニングというものなのでしょうか…?
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 アブラナ科のみなさんが、どれも食べきれないほど生い茂ってしまったわがプチ菜園。
 とてもおいしいんですけど、とにかく毎日葉っぱ葉っぱ葉っぱ……長い耳が生えてきそうです。
 シロチョウさんたち、も少し荒らしてくれてもかまいませんよ!


 リマの冬は、こんなに毎日どんより曇っているのに、ちゃんと草木も野菜も育つのが、何年暮らしてもちょっと不思議です。

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庭の葉っぱのサラダ。

 もちろん生まれつきの体力の限界、というのはありますし、がんばりすぎれば当然くたびれます。
 でもその疲れの質が、まったく違うものとなりました。


 前は疲れると身体じゅう痛くなり、台所に立つのも辛く、地下に引きずり込まれそうなしんどさがあり、それなのに夜が更けるにつれて頭が変に冴えて眠れなくなる、という最悪の状態でした。

 それが今では、疲れる=健康的に眠くなる、です。小学生に戻っちゃったみたいです。
 このついぞ身に覚えのない元気さが嬉しくて、庭仕事や絵を大いに楽しんでいますが、夜になっても身体はどこも痛まず、深夜まですっきりした頭で読書もできて、「なんならあと一時間くらい、雑草取りだってできそうだな〜」なんて思っているうちに、突然眠くなって熟睡、という毎日です。


 うーん、これ私の知ってる私じゃないです、本当に完全な別人状態です…


 そうそう、いま気づきましたが、いつのまにか、ため息もつかなくなったようです。
 ねんじゅう機嫌がわるくて、感謝知らずで不平不満だらけなのは、生まれつき性格が良くないからだろう、とあきらめていましたが、身体にまったく痛みがないと、毎日機嫌よくすごすのも何とかんたんなことか!


 毎朝、「さあ今日は何をしよう?」と前向きな気持ちで目を覚まし、夜は「いろいろおもしろい日だったなあ」と思いながら眠りにつくようになりました。
 (今までは、まったくそうじゃなかった、ということです…(-_-;))


 半世紀もまちがった栄養学に騙されて、大損しちゃった、もっと早くグルテンの危険性を知りたかった!と、かなり腹立たしくもありますが、でも何歳だろうと遅すぎることはないですね。
 今日一日を、頭痛やふしぶしの痛みで無駄にせず、100%活用できる嬉しさは、この年にならないとわからなかったかもしれませんから。



 日々何を食べるか、というのは、それこそカラスの勝手です。
 みなさまが何を召し上がろうと、私がとやかく意見を申し上げるいわれは、もちろんどこにもありません。


 ただもしかして、私みたいに「原因不明の漠然とした全身の不調」に長年苦しんでいらっしゃる方がいらしたら、グルテンフリー(&できれば炭水化物もほぼゼロ)の食事療法は、一週間ほど試してみる甲斐はあると思います。

 特に45歳あたりからは、どんな不調もトシのせい、更年期のせい、ストレスのせい…
 だから仕方ない、と思ってしまいがちですが、本当にそうなのか?ということですね。



 グルテンについてはずっと無知でしたが、糖質制限は前々から、当地のいろんな人にお勧めしてきました。
 (ペルー人の知人のほぼ全員が、次々と糖尿病で倒れていくのを見るにしのびなく…)


 しかし、「身体にいいのはわかるけど、現実には難しい」と、即答が返ってくることがほとんどでした。
 でも本当にそうでしょうか?
 なんで一食分すら試しもしないで、難しいと言えるのでしょうか?


 主食抜きの食事というのは、いちど思い込みを捨ててしまうと、どうってことはありません。
 たとえばいつもの炒め物やらシチューやらキャベツロールやらを、少し塩分控えめに作り、そのぶんバターなどでこくを足しておけば、ごはんやパンがなくてもサラダだけ添えて、じゅうぶんおいしく食べられます。


 台所担当者としては、主食を用意する手間がなくなるのも、見逃せないメリットです!
 毎日のことですから、けっこうその差は大きいのですよね(日々それを実感中)


 しかも日本でなら、こんにゃく麺やこんにゃくライスのような代替品もありますし、さいきんは外食産業でも低糖質がブームのようですから、そういうものを利用すれば、選択肢のないリマなどよりはるかに簡単に、ちょっと試すことができると思います。

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 ズッキーニも次々実っています。
 私みたいなド素人が育てても、ちゃんとズッキーニの形にできあがっていくのって、あたりまえですがなんかすごいことですよね。

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珍しくレモンの花にとまったモナルカ様(♂)
あいかわらずお美しい!


 とうとう真冬の8月中も、ちょっとでも晴れれば、モナルカ蝶がふわっと飛来してくれました。
 幼虫君も、数は少しですがトウワタの藪でがんばっていますし、「うちは通年庭にモナルカ蝶がいます!」と言ってしまっても大丈夫そうですね。


 とはいえ、もちろん人間=身体、ではなく、魂がいちばん大切なのは言うまでもありません。

 身体というのは、たぶん今回の人生限定の、レンタカーのようなものなのでしょう。
 ポンコツになったら、乗り捨てればいいだけなので、「身体の健康を目標に生きる」のは、たぶんまちがっていると思います。


 でも私たちも、やはり何か学習目標があるからこそ、わざわざこんなしんどい星に来ているのでしょうから、滞在中の乗り物はせいぜい大事にしないと、その目標達成計画に支障が出るやもしれません。
 なので私は、自分のレンタカーのオイルやガソリンの質には、せいぜい気をつけるようにしている次第です。



 なおグルテンフリーと糖質制限は、ほんらいまったく別の宗派?のようです。

 たとえばグルテンフリー派は、小麦・大麦・ライ麦とその加工品さえ避ければよく、それでスパゲッティの代替品として、糖質たっぷりの米粉のパスタを勧めていたりします。
 いっぽう糖質制限派のほうは、いちばん重視するのは糖質なので、たまの少量の低糖質パン(もちろんグルテン入り)ならOK、と考えるようです。


 さらに糖質制限派の中でもいくつか流派があるらしく、炭水化物さえとらなければお肉食べ放題・蒸留酒も飲み放題♪というワイルド派もあれば、もっと厳格なストイック派もあるようです。

 私は今の段階では、厳しめの道がやはり正しいような気がしています。

 つまりグルテンも糖質もできるだけ避け、お肉は牛を中心にほどほどに、汚染の少なそうな魚やチアなどオメガ3を含む食品はたっぷり、野菜ももちろん山ほど、乳製品と果物は若干控えめ、お豆やお芋はたまに、お酒は糖質の少ないもの(辛口ワインなど)を少々、コレステロールは配慮不要でどんどんどうぞ…という感じですね。

 この厳格派の大いなる救いは、上質の油(バターやオリーブオイル、ギー、アマニオイルなど)は問題なく使えることです。

 この世でいちばん好きな食べ物のひとつが、たぶん良質なバターで、料理にもたっぷり使いたいのを長年がまんしてきましたが(あー損した!)、いまは心おきなくどんどん使っています。
 それでも体重はまったく増えません(増えてくれません)。
 宿六もまた、ステーキと鉄板焼き野菜とアボカドと赤ワインが食べられるなら満足、という人なので、とうぶん宗旨替えはしないつもりだそうです。



 とはいえ最初の数日は、ときどきふっとパン(自家製のすごーくおいしい全粒パンやライ麦パン…今も冷凍庫で昏々と眠っています…そのうち犬にやるしかないか…)のことを思い浮かべたりしておりました。
 でも今はあまりの体調の良さに、「あのしんどさだけは二度といや!」という思いが、食い気よりはるかに強くなりました。
 たぶんグルテン中毒を抜け出しつつあるのだろうと思います。


 今後はさらに、庭で作る野菜の種類を増やしたり、オクサパンパの放牧牛肉を買ったりしながら、炭水化物以外のおいしいものをたくさん食べようと思っています。
 めでたく乗り捨てるその日まで、この小さなレンタカーに快調に走り続けてもらうためにも。






 何冊か、関連本のリンク(Amazon)を右に貼っておきますね。

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糖質制限&グルテンフリー・ダイエットの全体像を、ささっと短時間で把握するのに良い本です。
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イチオシです。
非常に知的でおもしろい本なのに、トンデモ本じみた邦題なのがもったいないですが…
この本のおかげでグルテンの謎がとけました。

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めくるめく腸内細菌の世界探訪。
夢中で読んで、そしてすぐプロバイオティクス入りヨーグルトを買いに走りました。
なんでも試してみないとね…
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連発されるおやじギャグの切れもなかなかよろしい糖質制限本。。
最終章の「糖質から見た農耕の起源」が特におもしろかったです。
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「主食が欠かせない日本で糖質制限は難しい!」と思っている方におすすめ。
ただグルテンの害は考慮されておらず、人工甘味料や食品添加物にもかなり甘いので、そこは割り引いて読む必要があります。
 (以上、たまたま手当たり次第にダウンロードして、おもしろかった本です。
 ほかにもっといい本もあるかもしれません)


それからこちらは、リマで入手可能な、現在大いに助けとなっている食品群です。
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 緑文字の商品は、週末のオーガニック市で入手、ほかはリマ市内のスーパーにあります。
 (日本ならどんな商品も無数に選択肢がありますが、リマの場合、精一杯かきあつめてこの程度です。
 ま、選ぶ手間がなくて楽、と言えないこともないです)


 えーと左上から、だいたい順番に参ります。

☆塩・油なしの水煮ツナ缶(REAL)
 へんなサラダオイル等は入っていないので、缶詰の中ではマシなほうです。
 ちょこっとなら猫にもやれますし…


☆甘味料のステビア
 白い粉状にするため、少々の糖分は入っていますが、控えめに使えば問題ないと思います。
 味はさっぱりさわやかで、私はお砂糖よりずっと好きです。


☆バター
 アンデスの放牧牛のバターもありますが、残念ながら味はまだまだ発展途上(はっきり言って牛くさい)。
 現時点では、おフランス製の「いちおう発酵」バター(PRESIDENTかELLE &VIRE)が、当地で手に入るいちばんバターらしいバターかと。


★チジョン川の放牧山羊の白チーズ
 これは高いおフランス製にもさほど負けてません。
 (スペインのカラスミ(BODEGA IBERICAで入手)をオリーブオイルに入れ、ミキサーで粉砕したソースを常備していますが、それをこのチーズにたらすともうたまりません!)


 同じお店で扱っている山羊ミルクも、あっさりしていておいしいです。
 私たちは徐々に、スーパーのうさんくさい牛ミルクから切り替え中です。
 温めるとかすか〜に山羊さんのかほりがしますけど、シナモンでもふれば気になりません。


★ココナツオイル
 ケトン体ダイエット信者のご神体ですな。
 かたまりぐあいで室温がわかるのもちょっと便利…


☆オリーブオイル
 スペイン人移住者が増えているせいか、懐かしのスペインのデパート、El Corte Inglesの商品も見かけるようになりました。
 Hojiblanca種を使ったこの油は、値段のわりにピリっと苦みがきいておいしいです(VIVANDAで売ってます)。


☆アマニオイル
 ナッツ風の苦みが独特で、いつものサラダドレッシングに変化をつけるのにぴったりです。
 (ペルー産のサチャインチ・オイルも、お魚系のいい味がしそうで気になっていますが、まだ試していません)


★海の塩
 料理の腕があがったと錯覚させてくれる、ありがた〜いお塩。

★アラセリ奥さんの地鶏卵
 これを茹で卵にして殻をむくと、うちの猫が飛んできます。
 同じお店で、地鶏や鶏レバーも扱っています。
 特にレバーは超おすすめ、まったくにおいがなくて最高です。猫ももちろんまっしぐら。


★チア
 山羊ミルクやココナツミルクに一晩ひたしておき、ステビアで甘くしてシナモンをちょっとふると、なんちゃってARROZ CON LECHEの出来上がり。
 宿六が大喜びしてました。イチゴやブルーベリーを添えるとなおけっこう。


 チアは、食べやすいように水でふやかしたのを常備して、サラダやヨーグルトに使っています。
 庭で大穴を掘った日など、多めに食べておくと、翌日の筋肉痛を未然に防げます。

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☆アマニの粉末
 さいきん使い始めましたが、とても気に入っています、サラダにたっぷりかけるとおいしいです。
 炭水化物をとらないときは、こういう粉っぽいものは大いになぐさめになりますね。
 (これとバターとステビアで、何かお菓子風のものが作れないか、考え中です…)


☆プロバイオティクス入りヨーグルト
 当地では、飲むヨーグルトの種類が異様なまでに多く、近年はプロバイオティクス入りも増えていますが、ほとんどはお砂糖か人工甘味料入り… それじゃプロバイオティクスの意味ないじゃん…
 現時点でいちばん添加物が少なく、まともそうなのがこの商品です(YOGURT YOLEIT NATURAL)。


★無糖ココア
 ペルー産のオーガニック・ココアは、ざんねんながら酸味が強すぎますが、その中で選ぶなら、これ(→)がいちばん味がまるいようです。

 ココアにはたっぷりミルクを入れるもの、と思っていましたが、お湯だけでも意外においしいですね。
 バターかココナツオイルをひとさじ足して、ステビアで甘くすると、上等なブラックチョコレートを飲んでるみたいで、かなり幸せになれます。



2017年7月26日(水) 午後11時半の室温21.1℃ 湿度64% 外気温18.1℃ 曇り
<牛さんのいる独立記念日>

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 今週末はペルーの独立記念日。
 学校も冬休みに入ったらしく、世間の皆さんはなんとなくそわそわと楽しそうです。


 過去二回の冬とはちがい、今年はちゃんと湿っぽい寒さとなり、でもときにはカラッと晴れる日もあって、ちょうどいい感じです。
 先々週だったか、ずっと欲しかったベンチを注文しに行った日も、折よくそんな冬の晴れ間でした。


 ベンチも宿六にまかせたら、最短でも五年はかかる…と悟ったので、自分で探し始めたらすぐぴったりのを発見。
 どこで探したらいいかわからないものを、ここペルーで探すときは、とりあえずネット上のMercado Libre(Peru)に当たってみるといいんですよね。


 でも念のため、工房まで実物を見に行った帰りがけ、パチャカマック遺跡とクジラ島がとてもきれいに見えました。

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 ベンチの工房には、完成品は黒のしかなかったので、三台注文して濃い緑に塗ってもらうことに。
 すると三日後にはもううちに届きました、早い早い。


 すんなりしたデザインも気に入りましたが、枠組みが鉄じゃなくてアルミニウム製なのも好都合です。
 軽くて一人でも動かせるのがとても便利です。


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 中庭にもひとつ。170724-05.jpeg
 人生の夢のひとつ…だったはずの中庭ですが、さいきんは花に水をやって、花がらをとって、そそくさと立ち去る、というだけの場所と化していました。

 でもベンチを置いたら、雑用のついでに数分でも腰をおろすようになり、そうしたらこの空間じたいが、ふたたび新鮮に見えてきました。

 引越しからもうすぐ四年、壁色がいつのまにか褪せたことにも、座ってみて気づきました。
 そのうち、水色に合うマラケシュ風ピンクに塗り替えようと思います。


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 三台目のベンチは、裏庭の糸杉(もう倍くらいに育ちました!)のあいだにおきました。
 いま、まわりにたくさんバラを植えているので、3,4年もしたら、ここはけっこう良い雰囲気になるかも?しれません。


 庭も今まで、ひたすら野良仕事をする場所でしたが、ベンチのおかげで休息の場に格上げです。
 座るところがあるのとないのとで、こんなに気分まで変わるとは!


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 今年は寒緋桜がほんとうに早いです。
 いちばん白い花が咲く木も、早々に目を覚ましました。


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 今年こそはちゃんと咲きそろって、名誉ある「ミチカ桜」をミチカさんに選んでいただけるかな?

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 巨大アスクレピアス(の苗)のつぼみも、かなり大きくなってきました。
 花のつぼみがふくらんだり、タネが発芽しかけたときの嬉しさって、たまりません。


 いつも18℃前後で、気温変化がほとんどないリマの冬は、種まきには最適です。
 なので前の夏の大失敗にもこりず、またいろいろ蒔いています。


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 果物はそろそろザクロは終りで、かわりにレモンが取りごろになってきました。

 ペルーでは、緑色の小さなライムを「リモン」と称して何にでも使います。
 なのでそのへんの園芸店で買ったこの苗も、ライムの木と信じていたのですが、ある日ふと見たら「日本人が思うふつうのレモン」がなっていました。
 レモンティやレモンの蜂蜜漬けには、やっぱり大きな黄色いレモンが合うので、とても嬉しいです。


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 ミニ畑も今のところ順調。ズッキーニは花が咲き始めました。
 (うどん粉病もまた、花開いておりますが…)


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 ケール二種にコラードグリーン(スペインのガリシア地方でよく食べるキャベツの一種)、菜の花、ロマネスク、みな元気に育っています。
 (雑草も負けずに元気ですが…)


 しかしここまでアブラナ科ばかりだと、今後の連作障害が気になるところですが、なぜか当地ではそういう話題、ほとんど聞いたことがありません。
 もともとミネラル分が多い土壌だから、さほど問題にはならないのでしょうか??(だといいのですが…)


 いちおう予防策として、リマ沖産のグアノ(化石化した鳥糞肥料)をまめに使い、また夏になったら乳酸菌&納豆菌ベースの肥料をたくさん作って、効果を試してみようと思います、日秘それぞれの必殺技の併用です。

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 こちらは人生初の自家製レタスとルッコラ、ほうれん草。
 あの細かいタネから、こんなにつやつやしたレタスが育つんですから、これはちょっとやめられなくなりそうです…


 特に左の、ぶちのあるレタスが大好きです。
 以前は日曜のオーガニック市でも買えましたが、さいきんは見かけません。


 「斑入りのレタスは、ちょっと問題があって…
 自分では料理しないお金持ちの奥さんたちが、よく確認もしないで、『あのレタス、いたんでたわよ!』と文句を言うので、いやになって作るのやめたんです」
 と、あるアンデスの農家の人がこぼしていました…とってもよくわかります、その感じ…


 野菜は花や木よりずっと早く、どんっどん育つので、そこが何とも楽しいです。
 でもこちらの夏は、菜園の世話ができるような、生やさしい陽射しではありません。


 なので冬限定でかんたんな野菜を作り、夏のあいだはモロヘイヤ(連作障害なし♪)でも植えてほったらかしにしておく、というのがいいかもしれません。

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 がらんとしていた「小さな家」の庭にも、福利厚生の一環として、野菜の苗をたくさん支給。

 いつも気になっているのですが、永吉君は畝を切ったあと、なぜかその低いところに苗を植えます。
 なんか違うような気がするのですが、よく育っているから別にいいのかな……


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 ここ四年ほど、パチャカマックの土でいろんなものを育ててみて、病害虫の少なさには感心しています。
 せいぜいが冬のうどん粉病とアブラムシくらいなので、薬もニームオイルと少々の重曹だけで済んでいます。
 やはりルリン川のおかげで、土じたいがとても肥沃なのでしょうね。


 そういえば蝶のためにトウワタを育て始めてから、バラにはほとんどアブラムシがつかなくなりました。
 みんなトウワタに行ってしまうらしく、それって喜んでいいのかどうか…?


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 アマンカイも無事タネが熟しました。
 三つの花から計11個のタネが取れて、ただいま鋭意発根中です!


 今年はこのまま白い根だけが育ち、来年6月以降にやっと最初の葉が出るはず、です。
 これから数年間、鉢でだいじに管理してみます。


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 さて「小さな家」の離れのほうは、なかなかセメントが乾かず、永吉君夫妻はいまだ引越せずにいます。

 なんとなく手持ち無沙汰なので、先日は屋根にお守りの牛を載せてみました。
 写真は、永吉君がジェッソで牛さんを固定しているところ。


 この「プカラの牛」、クスコの風習なので永吉君は知らなかったそうですが、大いに気に入ってくれたようです。
 ご本人には言っていませんが、牛さんの目が大きくてまんまるなところが、ちょっと奥さんの満里子さんに似てるんですよね!


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ペルー独立記念日の紅白の飾りもつけました。
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こちらは本場クスコの屋根のお守り。


 「小さな家」の離れの牛さんを仰ぎ見ていたら、クスコでの記憶が次から次へとよみがえってきました。

 昔は休暇がとれると、すぐアンデスにすっとんで行っていましたが、ここ5,6年は宿六のリストラやら家作りやらいろいろあって、アンデスからはすっかり足が遠のいています。
 でもその空白期間が、アンデスでの見聞をほどよく発酵させて、絵という形にまとめるのに、大いに役立っているような気もしています。


 そういえばむかし、クスコのタクシーのフェルディナンおじさんが、
 「悪ガキ時代、よそんちの『プカラの牛』に石を投げて壊すのが、毎日の楽しみだった」
 なんて話していましたが、これも思い出してすぐ、絵にしてみています。


 「プカラの牛」は、アンデスのアマルー(雨と豊作をつかさどる大蛇)の化身でもありますから、そのへんを結び付けて、なにかちょっと怖い話を作れそうです。
 (さいきんはもっぱら、アンデスに取材した怖い話(いろ〜んな意味で怖い話)シリーズを描きためています)


 こうしてひとたびクスコを思い出すと、懐かしさがこみあげてきますが、でもおそらく、クスコにはもう二度と行くことはなさそうです。
 90年ごろのかけがえのない印象(ひなびた昔のアンデスの風情が、まだまだ残っていたころのクスコの思い出)をこわしたくないからです。
 この世に不変のものはないので、それはそれでいいんですけど、それにしてもクスコは、あまりといえばあまりに違う街になりました。


 でもアンデスはクスコだけではないので、いずれまた各地をゆっくり旅行しようと思います。
 ただ今はまだ、その時ではないようです。


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 クスコとアンダワイラスの、境目あたりの屋根のお守り。
 「プカラの牛」と金物細工の十字架、というのは、この二つの地方の折衷型ですね。


 「小さな家」とうちの屋根にも、アンダワイラスの十字架を載せてあるので、これをまねして牛さんを追加しようと思います。
 独立記念日が近づくと、「すごくペルーっぽいこと」が無性にしてみたくなるので、これはちょうど良さそうです。


 それではみなさま、良い週末をお過ごしください!
 (ちょうど27日28日が土用の間日なので(笑)、私は独立記念日は軽い庭仕事で過ごそうと思ってます)



2017年7月13日(木) 午後6時の室温23.2℃(ストーブつき) 湿度60% 外気温19.6℃ 晴れのち曇り
<「小さな家」 に離れを増築>


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 かねがね考えていた「小さな家」の離れを、先々週から作り始めました。

 若夫婦+赤子ひとり、を想定した「小さな家」で、げんざい五人が折り重なって暮らしているのが、とても気になっていましたので。
 でも宿六に何度言っても、あれこれ忙しくて先延ばしになるので、私の投資で一気に進めることにしました。(で、結局、宿六が走り回ることになるのですが)


 永吉君の弟のジュリアス・シーザー君(スペイン語読みが本名ですけど、おもしろいので心の中ではこう呼んでます)とその息子たちがやってきて、和気あいあいとしたプチ現場です。

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 床と柱の基礎にセメントを流し終えると、次は壁のレンガ積み。
 永吉君は、よく新開地にある木製の掘立て小屋でじゅうぶん、というのですが、調べてみると手間がかかるわりに4、5年しかもたないそうで、だったらレンガ作りのほうがずっといいですよね。


 広さはだいたい12畳相当。
 これを二つに仕切り、お光ちゃんとハム君の寝室、兼勉強部屋にする、という計画です。
 (あの二人が勉強しているところなど、ついぞ見たことはありませんが、少しは勉強してくれたらいいんだがな、という気持ちをこめて…)


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扉と二つの窓が、みるみるうちに出来上がっていきます。



170712-04.jpeg 若者たちのために、ふだんうちではぜったい出さない種類のおやつを、あれこれ考え持っていくのですが、なんか見ると食べたくなっちゃいますね…


 扉の右手のポプラは、ちょうどいいところに生えているので、このまま残すことにしました。

 これは懐かしのアントワネットちゃんの置き土産です。
 彼女がサヤインゲンのつっかい棒にしようと、ここにさしたポプラの剪定枝が、みごと根づいて育ったのです。



 永吉君は、休日は弟のジュリアス・シーザー君の下請けとして働きます(笑)
 自宅で、自分の家族の部屋を作り、それでバイト料が入るのですから、わるくないですよね!
 写真は柱にセメントを流しているところです。100%手作りです。

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 子供部屋が半分くらいできたところで、事件が発生しました。

 新しい部屋が完成したら、さぞ子供たちが喜ぶだろうと、大人はみんなそれを楽しみにしていました。
 ところが、現場を見に来た長女のお光ちゃん(一族総出で部屋を作っていても、スマホにしがみついて手一つ貸さないお光ちゃん)が、ぼそっと一言。


 「……なんか〜、すごく狭くね?」

 あーあ。もう大人全員ガックリです。

 お光ちゃんはもともと、ペルーの女の子には珍しく、あっさりと乾いた雰囲気の子です。
 べたべた猫なで声ですり寄ってくる人のほうが、私はよっぽど苦手なので(そういう人に限って、コロっと掌返すようなことをしがちですし…)、それは別になんとも思っていませんでした。


 でも、お光ちゃんがスマホを使うようになってから、そのカサカサ具合がエスカレートしてきて、ご両親もちょっと困っているそうです。
 今年で高校卒業なので、年明けからバイト探しをするそうですが、人懐っこいかわいい若者が多いペルーであそこまで不愛想だと、少し先が思いやられます。


 まあ肝心のお父さん(永吉君)が、感じのよさのかたまりなので、うちは別にいいんですけど…
 うーん、でもやっぱり、なんか釈然としない…
 …などなど、とりとめもなく考えていて、ふとひらめきました。


 この新しい部屋、なにも喜ばない子に、無理にあげなくてもいいじゃない!
 子供たちには、いま家族で使っている寝室を二つに仕切ってあてがい、ピカピカの新築部屋は、永吉君夫妻の部屋にすればいいのです。


 離れはただの箱で、水回りはないので、もし子供たちが住むなら、夜トイレに行くため鍵を持たせなくてはならず、それは最初からちょっと不安に思っていました。
 ハム君あたりは寝ぼけて鍵を落とすとか、いかにもやらかしそうですもんね。


 また今の状況では、お光ちゃんを離れに入れたらさいご、スマホ片手に籠城…という危険もありそうです。
 やはり子供たちの部屋は、親がいつでも入って行ける場所のほうが、無難というものでしょう。
 またついでにテレビも離れに移せば、子供たちのテレビ見すぎ問題も、親たちがコントロールしやすくなります。


 さっそく永吉君と満里子さんに相談すると、「それじゃあ新しい家(casita nueva)は、私たちのものに…!」と、耳まで裂けそな笑顔です。
 よかったよかった、、すべてうまく収まりそうな名案が、お光ちゃんのネガティブ発言のおかげで見つかりました。
 (ついでながらハム君は、まだまだ子供っぽくて、自分の隅っこさえあればどこでもOK、という感じだそうです)


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 屋根をかけはじめます。
 天井にコンクリートを流すとオオゴトになるので、今回はかんたんに繊維セメント瓦を使います。


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 離れは、緑のロマスビューつきです。これはうらやましいな…

 …しかしこうしてみると、永吉君たち、だいぶ庭を荒らしてますねえ。
 「小さな家」には子供が三人もいるので、しかたないのですが、もう少しは手入れしてもらわなくちゃ。


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 屋根が出来て、壁も白くなると、だいぶ広く見えるようになります。

 ときどきお光ちゃんがスマホ片手にやって来て、じっと隅に座っていることがあり、もしかすると失言を少しは後悔してるのかも?しれません。
 多少ひねこびても、若い人はやっぱり、若いというだけでなんかかわいいです。


 ここは四畳分くらいを永吉君夫妻の寝室スペースにし、残りはカーテンで仕切って、テレビ室兼居間にするといいかもしれません。
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追い詰められた不法占拠者…


 日ごろは永吉君一家のプライバシーを尊重し、「小さな家」の領分には極力入らないようにしていますが、今は工事監督のためちょくちょく出入りしています。
 絶好の機会なので、家の裏にため込んだ不用品の処分など、いろいろ指示しているうちに、永吉君がナイショで飼っていたバリケン(pato criollo)の存在が発覚!(笑)


 うちでは穀類は栽培していないのに、このところ急に庭で野ネズミを見るようになり、困っていたのですが、これが原因であったか〜!!

 永吉君は、
 「バリケンはエサのトウモロコシを一粒残さず食べるので、ネズミの分なんか残らないから大丈夫です」
 と主張するのですが、いやそれは、一粒残さず食べるのを、野ネズミが手伝っていたのだと私は思う…


 バリケンたちは抱卵中で気の毒でしたが、もし孵化まで待っていたら、そのあいだにもネズミ算でどんどん敵が殖えてしまいます。
 とりあえず、バリケンをたくさん飼ってるジュリアス・シーザー君に、不法占拠者たちの身柄を(20個あまりの卵もひっくるめて)預かってもらうことにしました。


 永吉君には工事で余ったレンガをあげたので、後日それを使って、近くに一族が所有する土地にバリケンの囲いを作るそうです、ぜひそうしてください…
 そしてうちには、二度と無断では生き物を持ち込まないよう、厳重にお願いしておきました。


 さーてネズミ取りも買わなくちゃ…

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 照明の取り付けも完了。おせっかいついでにバーゲンでポチっとしたソファーベッドも到着。
 「小さな家」の面々は、ベッドでごろごろしながらテレビを見る悪い習慣を持っていますが、これからはソファに座って見られますね。
 うーんでも結局は、ソファベッドを広げて、寝ながら見るのかも……


 奥の壁は、曇り空のせいで、なかなかセメントが乾いてくれません。
 すっかり乾いてから、真白に塗る予定です。


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 きのうは窓ガラスとドアを入れました。
 まだいくつか細かい作業は残っていますが、来週末にはすべて終りそうです。


 右の「小さな家」と離れのあいだが、ちょうどいい物干し中庭 patio de servicio 風の空間になりました。
 これで盛大な洗濯物が、うちから見えなくなりますね!



 永吉君、出来かけの離れの前に佇んで、
 「私と満里子はいつここに越せるでしょうね?…来週かな?再来週かな?♪」
 と、なにやら待ちきれない様子です。


 仲のいいご夫婦だから、ひっさびさに二人きりになれるのが待ち遠しいのかも!
 まだしばらくは、3歳の末っ子だけはおまる持参で離れで休ませるそうですが、高校と中学の子供たちと別室になるのは、きっとお互いに嬉しかろうと思います。


 でも宿六はちょっとこわい顔をして、「子供が四人にふえないように話しておかないと…」とつぶやいていました…(笑)
 いえほんと、これはあまり笑い事じゃないかも(笑)


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 窓ガラスや照明を選ぶとき、永吉君に「満里子さんって何色が好きなの?」と聞いてみました。
 するとなぜか永吉君、瞬間氷結状態に!
 しばし呆然としたあと、「…何色が好きかなんて、そういえば一度も聞いたことないです…」と、自分で自分に驚いていました。


 結局、めんどくさくなって私が適当に決めました、はい。

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 夕暮れ時の「小さな家」。
 ちょっといい感じの一角になってきました。
 いろいろ小さな事件はあっても、基本あったかくて仲の良い家族が来てくれて、ほんとうによかったです。


 でもこの際、隣の「小さな家」も白く塗り直し、庭にごたごた放り出してあるもの(笑)も奥に片づけて、全体にもう少しきれいにしたいものです。
 ペルーには、片づけがめっぽう苦手な人、多いですよね、モンゴロイドの宿命なのかなー


 「小さな家」もたまーに呼ばれて入ると、もはや清々しいほどの散らかりぶり!で、驚愕を顔に出さないようにするのに苦労します。
 来週の引越しは千載一遇の好機、ぜひ全員参加で大掃除をしてもらいます。


 そのうち離れの前には、ポプラを何本か追加して(地下茎でそこらじゅうに生えてくる苗を活用)、それから花壇も作りたいですが、永吉君一家は花の世話もせんからなあ…
 でもランタナならきっと大丈夫、ほっといても勝手に茂りますから、挿し木をたくさん作っておこうと思います。いろいろ楽しみです。


<アマンカイにタネがつきました>


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 今年は早くも6月から、寒緋桜が咲き始めています。
 ふだんは8月9月ごろですが、エル・ニーニョのせいで過去二年、ろくに花がつきませんでしたから、木々も今年こそは!と張り切っているのでしょう。


 今は三本がちらほら咲きですが、まだ昨夏の葉を茂らせたままの木もあります。
 長いお花見シーズンとなりそうです。


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 猛暑と井戸水不足で枯れかけたバラも、ほとんどすべてが立ち直ってくれました。
 この夏は、植物たちもぐっとがまんしていたのでしょうね。


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 リマは今が一年でいちばん寒い季節ですが、トウワタの茂みではあいかわらず、モナルカ蝶の幼虫たちが日々むくむくと育っています。
 終齢のはぷりぷりと太ってかわいいので、見つけるとつい、干物かごに連れてきてしまいます。


 この調子だと、モナルカ蝶とそのご家族は、一年中庭にいてくれるのかもしれません。

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 トウワタの花もまだ咲いています。
 蝶に一番人気のブッドレアが、さすがに今は花がないせいか、このところトウワタ人気上昇中。
 いろんな蝶が来るようになりました。


 黄によく映える写真の蝶(たぶん Melanis hillapana)は、なんとなく和風の正装という印象なので、黒紋付君と呼んでおります。

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アマンカイはタネが実って、いまにもこぼれ落ちそうになっています。
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 芝の中に落ちたら二度と見つからないので、こうして袋を取りつけました。
 ちょっと情けない姿ですが、アマンカイの子孫繁栄のため、しばしがまんしてもらいます。


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 タネから育てたクサトケイソウも、やっと咲いてくれました。
 (すこーし種まき運が上がってきた感じ…?)


 トケイソウにしては小さな、5センチくらいの花です。
 レース編みのような苞にも特徴があります。


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 芽キャベツもだいぶ育ってきました。(雑草もですが……)
 予想通りシロチョウたちが狂喜乱舞してますが、今のところまだ被害は目に見えていません。


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 大事な南アジアのトウワタ、毎日のぞきこんで念を送っていたら、とうとう花芽をつけてくれたようです!A家のM子さ〜ん!

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 ところで、「小さな家」の満里子さんの血糖値コントロール、その後もみんなでがんばっています。
 一時は400近かったのが、薬なしの食事療法だけでじわじわと下がって、あともう少しで正常値です。


 私もなんとなくつられて、炭水化物はほとんど摂らなくなっていました。
 そうすると確かに身体が軽く、午後の眠気もなくて快適ですが、でもちょっと血糖値が下がりすぎたので、最近は少しは食べるように気をつけています。


 先日は久々に、アンデスのとれたてトウモロコシを買ってきました。
 こういうの見ると、私はペルーにいたんだった、と思い出します(ふだんは忘れてます)
 当地ではクスコの大粒トウモロコシが有名ですが、ほんとはこういう小粒のがおいしいんですよね。


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 トウモロコシ好きなハシンタ猫も、「あら久しぶり」と喜んでお相伴。
 この猫は、私がトウモロコシやジャガイモを料理すると、熟睡中でもガバっと起きあがります。
 たぶん一歳半までお世話になった前の飼い主さんが、トウモロコシやジャガイモを食卓によく並べるアンデス系の人だったのでしょう。


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でも肉食系のハスミン猫は、超つまらなそう。

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 さいきんちょっと楽しかったこと。

 リマへ買い出しに行く際、いつも通る道沿いに、夏ごろ「KOMONOYA」なる店が現れ、ちょっと気になっていました。
 先日やっと寄ってみたのですが、これ、日本の百円ショップだったのですね。
 二年ほど前から、リマ北部で出店が始まったそうで、もっと早く気づけばよかった!


 なんでも日本の百円ショップ「ワッツ」なるお店の系列だそうです。
http://www.watts-jp.com/company/corporation/business/list/komonoya.html

 価格は日本の約二倍、一律6ソルですが、当地はプラスティック製品がとても高いので、かなりのお買い得感があります。
 それにそもそもが、当地には存在しない品物が大半ですし…


 ラテンアメリカの中でも、最初の出店先をペルーにしたところに、この会社の頭の良さが表れていますね。
 ふつうならブラジル、チリ、アルゼンチンあたりを選びそうなものですが、ペルーのほうがパイロット出店には恰好の、程よい大きさ・人口です。
 また税制なども他国よりシンプルで開業しやすく、その上、感じ良くて働きものの店員さんも、とても集めやすい国ですから。


 よくそこに気づいた、褒めてつかわす!(^^)

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 とはいえ、百円ショップはしょせん百円ショップ。
 元東京人の私をそうやすやすとは篭絡できまい、などと思いながらお店に入ったのですが…


 「口に入るものと衣類、化粧品には手を出さない」との100円ショップの鉄則は守りつつ、あっさり100ソル使ってきました(笑)
 ペルーではどこにもない(誰も思いつきもしない)なべ蓋立てや、昔ながらの(ほとんど凶器の)貝印のカミソリ、そろそろ新しいのがほしかった泡立てネット、などなど、意外にも本当に必要だったものを発見!


 この手の雑貨は、今までは3、4年に一度、まとめて船便で取り寄せていました。
 何の変哲もないスポンジやスプレーにいたるまで、当地で買うとどれも一か月ともたず、それがけっこうなストレス源でしたので。
 おそらく長い目でみると、日本製を取り寄せるほうがよほど割安だったのでは、と思います。


 でもこれからはその手間もはぶけて、たいへん助かります。

 この店はペルーの人にも大人気のようです。
 そりゃ感動すると思いますわ、リマで6ソルで買えるまともな品物なんて、今どき何もないもの!


 お客さんたちはみんなニッコニコ顔で、夢中で商品を眺めていました。
 スペイン語の説明がほとんど付されていないのが、どうも気になりますが(もっとつけてあげてね)、写真を見ながら何とか理解しようとしているようでした。
 店員さんも実はあまりわかってないらしく、たずねられていくつか使い方を説明してきました。


 その中のひとつが、ドライヤーでぴたっと貼り付けるリモコンカバー(リモコンの汚れ防止グッズ)でしたが、店員さん感に堪えたように言いました。
 「おお、なんと日本人は考え深く賢いのでしょう!
 ペルーでは単に、出荷時に入ってた袋のまま、一生使うってだけですよね(笑)」


 …うーんそれは、どっちが考え深く賢いのか、ちょっとわかりませんけどね!

 いずれにせよ、日本の大きな魅力のひとつが、なくても命に別条ない雑貨の大迷宮、なのはまちがいありません。
 その一端にリマでも触れられるようになり、当地の人たちも、便利グッズなしでは生きていけない体質になるのかと思うと…
 仲間が増えて嬉しいような、気の毒なような、少々妙な気分です。




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