2008年の野草散策

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Skunk Cabbage
<ザゼンソウ>

(3月29日撮影)


トロント周辺では春一番の野草。花は仏炎苞の中に目立たなく咲いています。
Bloodroot
<アカネグサ>

(4月19日撮影)


早春の林床に木々が芽吹く前に咲き始めるケシ科の野草。日当たりが大好きです。
Hepatica
<ミスミソウ>

(4月19日撮影)


早春の林床に木々が芽吹く前に咲き始めるキンポウゲ科の野草。キンポウゲ科の仲間は無条件で可愛いです!
Large-flowered Trillium
<オオバナノエンレイソウ>

(5月10日撮影)


オンタリオの州花。トロント市内には少なくなりましたが、少し郊外へ出れば見事な群生が見られます。

Red Trillium
<アカバナノエンレイソウ>

(5月10日撮影)


エンレイソウの仲間では一番先に咲き始める種類です。この色ってまさしく妖艶な大人の色ですね。
Wood Anemone

(5月10日撮影)


野草の先達に言わせれば「Wood Anemone」。キンポウゲ科であることは間違いないようです!
Marsh-marigold
<リュウキンカ>

(5月13日撮影)


春の湿地に群生するキンポウゲ科の野草。陽に当たると濃い黄色の花びらが輝くようです。
Trillium
<ピンクのエンレイソウ?>

(5月13日撮影)


白いエンレイソウは白いままで萎れていくものがほとんどですが、ピンクに変色するものもあります。

Trillium
<斑入りのエンレイソウ?>

(5月13日撮影)


白いエンレイソウに混ざり、ときどき斑入り(?)の個体に出会います。ちょっと趣きがあって気に入ってます。
Dutchman's-breeches
<ツノコマクサ>

(5月13日撮影)


薄日の差す林の中、湿っぽい空気と石灰岩質の土壌を好むようです。繊細な感じの葉っぱも気に入ってます。
Squirrel-corn
<カナダコマクサ>

(5月13日撮影)


ツノコマクサと同じような環境で観察できます。カナダでいちばん最初に見つかったコマクサのようです。
Forget-me-not
<ワスレナグサ>

(5月13日撮影)


トロント周辺では良く観察できる野草です。明るい林の縁を好むようで、近くには必ず水辺があります。

Dwarf Ginseng
<三葉人参>

(5月13日撮影)


丘陵地帯の林の中で目立たなく咲く野草です。こういう地味な野草は気分が落ち着きます。薬用植物。
Canada Violet
<カナダスミレ>

(5月13日撮影)


陽の差す林の中で群生する白いスミレ。特徴は花びら基部の黄色と花びら裏の紫。大きな株は40cm以上になります。
Northern White Violet

(5月13日撮影)


北の寒冷地に育つ花の大きさが1cmにも満たない可愛いスミレです。清流の中とか湿った土質を好みます。
Northern Blue Violet

(5月17日撮影)


トロント近郊では大変良く見るスミレです。疎林の中を好み、ハート型の葉っぱが可愛いですね。

Blue Phlox
<ツルハナシノブ>

(5月17日撮影)


控え目なブルーがそろそろ野草が終わりかけの林のなかで目立ちます。
Sweet Woodruff
<クルマバソウ>

(5月25日撮影)


5ミリ程度の小さな花を咲かせるたけさんちの野草。ヤエムグラの仲間です。
Jack-in-the-Pulpit
<マムシグサ>

(5月25日撮影)


初めて見るとなにか異様な花ですが、慣れるとその異質な魅力に取り付かれます。
Apple
<野生の林檎>

(5月25日撮影)


こちらでは野生の林檎の木がいたるところで見られます。春先の淡いピンクの花はとても可憐です。

Calypso
<ホテイラン>

(5月28日撮影)


まさしく森の妖精。この花に逢えるからカナダの長い冬も耐えられるというもの。ひと時の逢瀬の後の別れは辛いです。
Ram's-head Lady's-slipper

(5月28日撮影)


株の背丈が15cm程度の目立たない野生蘭ですが、なかなか渋い色をしています。
Striped Coralroot

(5月28日撮影)


葉緑素を持たない腐生蘭です。色合いはとっても地味ですが、なかなか捨てがたい魅力を感じます。
Bird's-eye Primrose

(5月28日撮影)


雪割草とかクリンソウと同じサクラソウの仲間です。湿った砂地とか岩盤の上でも咲きます。

Showy Orchis

(5月31日撮影)


林の中の陽が差す場所で、少しづつ固まって咲く背丈20cm程度の蘭です。長年探していてようやく見つけました。
Buckbean
ミツガシワ

(5月31日撮影)


日当たりが大好きな清流に咲く花です。今年は花が遅く、花びらが開ききってない株がほとんどでした。
Yellow Lady's-slipper

(6月7日撮影)


たけさんち近場の野生蘭です。林の中で咲いていたせいか、黄色というかクリーム色をしています。
Blue Flax
<亜麻>

(6月7日撮影)


日当たりの大好きな花で、群生は遠めにもきれいです。花びらが薄いので、すぐに痛んでしまいます。

Yellow Wood-sorrel
<カタバミ>

(6月7日撮影)


苔が生えた石灰岩に遠慮がちに咲いていました。ふつうは日当たりが好きなはずですが??
Herb-robert
<ヒメフウロ>

(6月7日撮影)


花期が長く季節をとおして楽しめ、秋になれば鮮やかな紅葉を見せてくれます。
Twinflower
<リンネソウ>

(6月15日撮影)


植物学の権威・リンネ博士にちなんだ名前のようです。ハチャメチャにかわいいです。
Starflower
<ツマトリソウ>

(6月15日撮影)


小さい花ですが、「星」を名前を貰っているだけになかなかすがすがしい姿をしています。

Canada Mayflower
<マイヅルソウ>

(6月15日撮影)


こちらの林の中では大変良く見る野草です。翼を広げ、舞い踊る鶴に見立てているようです。
Early Coralroot

(6月15日撮影)


葉緑素を持たない腐生蘭ですが、腐っても蘭(?)、小さいながらもなかなか美しい姿をしています。
Thimbleweed
<ハルザキシュウメイギク>

(6月15日撮影)


一つの花茎に花を一つだけ咲かせます。あまり群生をしないようで、明るい林の中とか林縁にポツンポツンと咲きます。
Comfrey

(6月15日撮影)


以前は健康に良いとされ食用にされてましたが、今は毒性が再認識されたようです。単純に花を楽しみましょう!

Bunchberry
<ゴゼンタチバナ>

(6月15日撮影)


この季節の花でゴゼンタチバナにまさる清潔さを表わす花はないと思います。群生は特に素晴らしいです。
Yellow Lady's-slipper

(6月15日撮影)


<再登場です> 明るい黄色のこのアツモリソウの群生は、道路脇でも林の中でもとても目立ちます。
Highbush Cranberry
<アメリカカンボク>

(6月15日撮影)


野草というか灌木です。ガクアジサイに似た花が株全体を覆うとスッゴク豪華です。
Stringy Stonecrop
<ツルマンネングサ>

(6月15日撮影)


森の廃墟のそば、石灰岩の上で咲いていました。とても優しい黄色です。

Showy Lady's-slipper

(6月29日撮影)


大きくShowyというだけあって、林の中でとても目立ちます。こんな野生蘭が街の近くで見られるなんてサイコーです!
Sheep Sorrel
<ヒメスイバ>

(6月29日撮影)


小さなスイバなのでヒメスイバだそうです。2−3mmの小さな花ですが、たまには地味な花も愛でましょう!
Bladder Campion

(6月29日撮影)


きれいな花ですが、風船のおかげでユーモラスな印象を与えています。道路わきに群生します。
Charlock
<マスタード>

(6月29日撮影)


このての花は葉っぱを観察しないと同定出来ませんが、これはホットドッグに付きもののマスタードです。

Dame's Rocket
<ムラサキハナダイコン>

(6月29日撮影)


紫にピンク、そして白花もありますが、いろんな色が混ざって野原で群生するととても綺麗です。
Cow Vetch
<クサフジ>

(6月29日撮影)


日なたが大好き。野原に大群生を作り、遠目からみるとその部分だけ濃い紫に変わっています。
Michigan Lily

(7月6日撮影)


野原でわりと良く見る花ですが、夏に似合う花ですね! 葉が輪生するのでクルマユリに近いかも。
Thimbleweed
<Anemone cylindrica>

(7月6日撮影)


アネモネの仲間です。林の縁で時どき見られますが、これで満開ですので見逃しやすいです。

Rose Pogonia
<トキソウ>

(7月10日撮影)


湿地帯に咲く野生蘭です。どうやら今年は当たり年。例年よりたくさん見られ群生はうれしい眺めです。
Heal-all
<ウツボグサ>

(7月10日撮影)


そこらじゅうで観察できる野草です。英名を直訳するなら「すべてを癒やす」、万能の薬草のようです。
Brook Lobelia

(7月10日撮影)


キキョウの仲間。北の湖岸で良く見られます。日当たりが好きなようですが、湿った土を好むようです。
Blunt Leaf Rein Orchid

(7月10日撮影)


たまにはこんな地味は花はいかがでしょう? 針葉樹の林床に咲くツレサギソウの仲間の野生蘭です。

Wood Lily
<スカシユリ>

(7月10日撮影)


道路わきとか林の縁に点々と咲きます。花の色と大きさで遠めにもとても目立ちます。
Harebell
<イトシジャン>

(7月10日撮影)


直訳すれば「野ウサギの鈴」、水はけの良いところに咲きます。なかなか繊細な風情が気に入ってます。
Lesser Pyrola
<イチヤクソウ>

(7月10日撮影)


なかなか全体像の気に入った写真が撮れませんので、花のアップでどうぞ。林の中の湿った地面を好みます。
One-flowered Wintergreen

(7月10日撮影)


イチヤクソウの仲間ですが、花を一つしか付けません。湿気のある針葉樹の林を好むようです。

White Camus

(7月10日撮影)


ユリ科の花。リシリソウ(利尻草)に良く似ていますが、図鑑には出ておらず、この地方特有の種のようです。
Kenilworth-ivy
<ツタバウンラン>

(7月10日撮影)


廃墟の石垣に咲いていました。ゴマノハグサ科の花ってどれもユーモラスな姿をしているので気に入ってます。
Scarlet Pimpernel
<アカバナルリハコベ>

(7月27日撮影)


陽の当たる道端を好みます。瑠璃色のハコベでも赤花です。この微妙で日本的(?)な赤はなかなか魅力的な色ですね。
Indian-pipe
<ギンリョウソウモドキ>

(7月27日撮影)


薄暗い林に咲きます。葉緑素を持たないため一見異様な感じですが、こういう変わった花も面白いですね。

Pearly Everlasting
<ヤマハハコ>

(8月6日撮影)


この季節になると北の道路わきで群生します。「Pearly」というだけあって真珠のような色艶を持っています。
Dewdrop

(8月6日撮影)


この季節の林では貴重な花。つるを地上に這わせて株が広がるようです。初見の花は気分がいいものです。
Cow-wheat
<ママコナの仲間>

(8月6日撮影)


小さな株はせいぜい10cm位しか育たず見落としやすい花です。葉っぱの基部の「角」が特徴のようです。
Wintergreen
<ヒメコウジ>

(8月6日撮影)


林の中に咲きますが、つややかな白い花と濃い緑の葉っぱで、小さいながら絶対に見落とさない可愛い花です。

Common Pipewort
<ホシクサ>

(8月6日撮影)


この季節になると水辺に花が楽めます。気温が上がっても水面を渡る風が涼しく、うれしい野草散策の季節です。
Trumpet Honeysuckle
<ツキヌキニンドウ>

(8月6日撮影)


北米原産、色の派手なスイカズラの仲間です。トロント周辺は北限に近いかもしれません。これも初見の花。
Wild Carrot
<ノラニンジン>

(8月6日撮影)


日当たりの大好きな花です。とても繊細で綺麗な花ですが、そこらじゅうに群生していると有り難味が少ないような。
Hoary Vervain

(8月10日撮影)


一見してクマツヅラの仲間とわかる特徴的な花。葉っぱや茎が微毛に覆われている、高貴な色(?)の花です。

Horseweed
<ヒメムカシヨモギ>

(8月10日撮影)


つい通り過ぎてしまいそうな地味な野草ですが、細かい花をたくさん付ける様子は豪華だと思います。これでも満開!
Jerusalem Artichoke
<キクイモ>

(8月10日撮影)


ほんとは根っこを掘り起こし、芋が付いてるかで同定したいのですが、ガクの感じからキクイモに間違いないでしょう。
Hemp-nettle
<タヌキジソ>

(8月10日撮影)


地味な野草です。印象が野生のバジリコに似てますが、白花・赤花ともに花びら中央の赤紫の縞模様が特徴です。
Spotted Touch-me-not
<ツリフネソウ>

(8月16日撮影)


トロント周辺で一番良く見られるツリフネソウです。どなたがキントトみたいと言い当て妙なことをおっしゃってました。

Lopseed
<ハエドクソウ>

(8月16日撮影)


林で良く見られます。漢字なら「蝿毒草」、その昔天井からぶら下げてハエを獲った蝿取り紙(?)に使われたとか?
Black-eyed Susan
<キヌガサギク>

(8月16日撮影)


日の当たる野原とか土手で良く見られ、遠くからも目立ちます。園芸種もありコテージガーデンに似合う花ですね。
Virgin's-bower
<ボタンヅル>

(8月16日撮影)


ほんとは花がスッゴク密集するのですが、花の少ないところを撮りました。日なたで密生する白い花は豪華です。
Broad-leaved Arrowhead
<オモダカ>

(8月16日撮影)


数年ぶりでオモダカの良い個体にめぐり会えました。残暑が続く季節にはうれしい水辺の花です。

Bull Thistle
<アメリカオニアザミ>

(8月16日撮影)


良く見られるアザミの一つです。特徴は茎に出来るトゲトゲのエラと、つぼみ先端のトゲトゲの先が黄色いことです。
New England Aster
<ネバリノギク>

(9月1日撮影)


花が密集し、色が濃いので野原で一番目立つアスターです。茎や葉をさわるとベタベタするのでこの名があるようです。
Field Bindweed
<セイヨウヒルガオ>

(9月1日撮影)


日当たりが大好きな花。野原、道端、はたまた児童公園の砂場でも繁殖します。
Wild Lettuce

(9月1日撮影)


花が小さいので通り過ぎそうになりますが、なかなかきれいな花です。株は大きいもので3メートル近くなります。

New York Ironweed
<ヤナギタムラソウ>

(9月4日撮影)


遠目はJoe-Pye-Weedと間違えやすいですが、色が濃く、背丈も2メートル近く伸びるのでなかなか迫力があります。
Wingstem
<ハネミギク、ハチミツソウ>

(9月4日撮影)


林でも日なたでも育ち、大きい株は背丈2メートル程度にもなります。ミツバチが群生し、良質な蜜源になるようです。
Water Smartweed
<ミズタデ>

(9月4日撮影)


水陸両性の花です。画像のものは陸性の状態で葉っぱが立っていますが、水に咲くときは葉っぱが水面に浮かびます。
Late Goldenrod (?)

(9月4日撮影)


北米には64種(一説では62種)のアワダチソウがあると言われています。でもそれゆえ同定の難しさは一級です。

Boneset
<サワヒヨドリの仲間>

(9月4日撮影)


日本的な風情の花ですね。日本のサワヒヨドリとの違いは、葉っぱが茎に回り込み「突き抜き」になっていること。
Sneezeweed
<ダンゴギク>

(9月4日撮影)


湖のそばとかの湿った土壌を好むようですが、意外にも地元トロントの野原で咲いていました。
Tradescant's Aster

(9月4日撮影)


湿った土壌を好む、姿のスッキリしたアスターです。どういうわけか、たけさんちにも咲いています。
Long-bristled Smartweed

(9月4日撮影)


小型のタデですが、密生している姿はなかなか可愛いです。「東洋レディーの親指」などという別名もあります。

Sticky Groundsel
<ネバリノボロギク>

(9月13日撮影)


小さな花ですので遠目には気付きにくいですが、オンタリオ湖畔を歩いていて見つけました。初見の花。
Water-plantain
<ヘラオモダカ>

(9月13日撮影)


自宅近くの調整池に咲いていました。まだ新しい池ですが、すでにいろんな野草が観察出来ます。
Galinsoga
<ハキダメギク>

(9月13日撮影)


同じ調整池の脇に咲いていました。小さくて可愛い花ですが、なんとも可哀想な名前を貰ってしまいました。
Pale Smartweed
<オオイヌタデ>

(9月13日撮影)


茎が少し赤っぽいですが、環境・背丈・葉柄元の鞘の形からオオイヌタデで間違いないでしょう。

Blue-stemmed Goldenrod

(9月13日撮影)


他のアワダチソウとは異なり、花を葉っぱの付け根に規則正しく付けます。林の中で良く咲いています。
Beechdrops

(9月20日撮影)


ブナ(Beech)の林床に咲き、葉緑素がないため葉っぱに相当するものがありません。見落としやすい野草です。
Aster

(9月20日撮影)


日本語で言えばキク科シオン属だと思いますが、アスターの同定は難しいです。林に咲く素朴なアスターです。
Partridgeberry
<ツルアリドオシの仲間>

(9月20日撮影)


初夏に白い花を咲かせ、秋の林床に赤い実を付けるツル性の植物です。野鳥とか鹿が好んで食べるようです。


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