6. 美味しんぼ(その3) 雄山との対決  



 父親と息子の骨肉相食む対決といえば、星一徹・飛雄馬か、海原雄山と山岡士郎であろう。両家族とも母親を若くして亡くしているというのは偶然だろうか。雄山は人格者(初期はそうでもないけれど)だけに体罰を振るうことはないが、その代わり
言葉の暴力という点では一徹を凌ぐ。
 以前は憎み、罵り合うだけだった雄山と士郎だが、士郎の結婚を機に、少しずつ歩み寄っているように見受けられる。ゆう子や中川夫妻を早く安心させてあげたいところだが、ここは漫画の緊張感を維持するためにも、対決姿勢を取り続けてほしいものだ。

油の音 1−6 天ぷら職人を見分けられず、士郎惨敗 ×
ダシの秘密 1−7 士郎が板前の代理で出した料理を雄山が褒める。
幻の魚 2−7 葉山根つきの鯖が絶賛される。
料理のルール 3−4 かつお&マヨネーズが絶賛される。
技巧の極致 5−3 陶人先生「二人とも間違っている。」
もてなしの心 5−8 ご飯の炊き方と味噌汁勝負 ×
牛肉の力 6−7 士郎、牡牛を選んでしまう。 ×
究極の作法 6−8 士郎、箸の先を四センチ以上ぬらす。 ×
大地の赤 7−1 緑健の完熟トマト
鮎のふるさと 8−4 雄山の鮎の天ぷらを京極絶賛 ×
スープと麺 8−5 士郎の冷やし中華を雄山が作り直す。 ×
魚の醍醐味 11−2 たらの白子を出して惨敗するも、羊の脳で取り返す。
究極VS至高 15−1 卵勝負
鯛勝負!! 16−3 雄山の「鯛のおでん」の前に惨敗。 ×
対決!!野菜編
(究至2)
16−5 キャベツは至高、カブは究極の勝ち。
餃子の春 17−1 餃子対決 甘い餃子で引き分けに持ち込む。
エイと鮫
(究至3)
17−2 エイ対決
生肉勝負!!
(究至4)
18−1 下村兄弟に負けるためにわざと馬肉を出す。 ×
対決!!村おこし 19−1 士郎 湖西村のダシ、湖東村のチャーシューでラーメンを作る。
蒸し焼き勝負
(究至5)
20−4 雄山のあわびの塩蒸しに完敗。 ×
カキの料理法
(究至6)
20−6 士郎 蒸したカキに熱い油をかける。
禁断の鳥 21−4 士郎 禁鳥ツグミを口に入れてしまう。 ×
日本の根っこ 21−8 雄山の握り飯、きゅうり、水にデザイナー平尾氏感激 ×
豆腐勝負!!
(究至7)
22−2 雄山 汲み出し豆腐 対 士郎 ザル豆腐。
カツオのたたき 23−4 士郎 カツオの血抜きを忘れる。 ×
カレー勝負
(究至8)
24−1 士郎 蟹のカレー 対 雄山 豚のばら肉カレー
対決!!スパゲッティ
(究至9)
25−1 士郎 栗田の忠告を聞かずに失敗。 ×
菓子対決!!
(究至10)
26−4 結果的に柿対決
究極の披露宴
(究至11)
27−2 至高 新郎新婦のおふくろの味 対 究極 つみ草遊び 
長寿料理対決!!
(究至12)
28−1 沖縄お惣菜を並べる。
鮭勝負!!
(究至13)
28−5 士郎、寄生虫の危険性を指摘される。 ×
鍋対決!!
(究至14)
31−5 至高 五大鍋 対 究極 万鍋  ×
新・豆腐勝負
(究至15)
31−6 雄山が珍しく「待った」を掛ける。
魅惑の大陸
(究至16)
33−3 オーストラリア料理対決
サラダ勝負
(究至17)
34−5 究極のドレッシング 対 至高のトマト
豊穣なる大地
(究至18)
35−2 至高 カンガルーのステーキ 対 究極 鮫の天丼 ×
おかず対決
(究至19)
35−5 至高 大根のステーキ 対 究極 大根おろし
激突アボリジニー料理
(究至20)
37−2 デザートは双方蟻
オーストラリアン・ドリーム
(究至21)
40−2 至高 多文化 対 究極 非汚染
おせち対決
(究至22)
41−6 至高 汚染防止 対 究極 郷土料理
愛ある朝食
(究至23)
42−4 ゆう子、一人で奮戦。
熱闘!クイーンズランド
(究至24)
44−1 至高 出会いの妙 対 究極 融和
結婚披露宴
(究至25)
47−3 究極と至高のメニューを作りつづける旨を表明。
対決再開!オーストラリア
(究至26)
59−2 両方とも主題は「日本とオーストラリアの友好」
水対決(究至27) 60−4 究極 すずきの洗い 対 至高 バラの露
低予算披露宴対決
(究至28)
62−3 究極 価値の再発見 対 至高 尽くす心 ×
スコッチウィスキーの真価 70−4 食前酒に向いたウィスキーとは?
日本全県味巡り
大分編(究至29)
71−1 究極 大分の地域の特色 対 至高 大分の歴史文化
チーズ対決
(究至30)
73−1 究極 教育的で分かりやすい 対 至高 程度が高すぎる
日本全県味巡り
宮城編(究至31)
75−2 究極 さまざまな食材を用いる 対 至高 米にとらわれる
日本全県味巡り
大阪編(究至32)
77−5 至高 大阪でなければ味わえない楽しみ 対 究極 理に走りすぎ ×
ワイン大作戦 78−3 士郎 洋食とワインを合わせるが、雄山は和食と合わせる。 ×
挑戦!新素材 79−2 士郎の力を借りた根山に雄山激怒。
日本全県味巡り
山梨編(究至33)
80−2 究極 ワインにこだわりすぎ 対 至高 正統的な郷土料理 ×
イタリア対決!!
(究至34)
81−3 良三との戦い。
日本全県味巡り
富山編(究至35)
84−1 至高は本質を突くが、究極の努力も認めざるを得ない、
というやや不可解な判定で引き分け。
胡麻豆腐を超えるゴマ!? 86−1 胡麻油を使った料理で課題をクリア
切れあじこそ”味” 87−2 包丁の切れ味を生かすかんぴょう巻きを作るが、
硫黄で漂白したかんぴょうを出してしまう。
日本全県味巡り
高知編(究至36)
87−3 究極 人情の枠組 対 至高 高知の風土に人々の印象をかぶせる ×
器対決!
(究至37)
88−5 究極 魯山人の器と料理の組合せ 対 至高 様々な器と料理の組合せ ×
医食同源対決
(究至38)
94−2 究極 未来への提言 対 至高 食べることはすなわち人生
日本全県味巡り
長崎編(究至39)
98−1 究極 長崎の食文化は長崎独自 対 
至高 「平和と国際友好の大事さ」と「長崎の風土の特異な面白さ」
×
日本全県味巡り
青森編(究至40)
100−1 究極 青森に日本人の大本あり 対 至高 美しい国とはどういうことか
究極と至高の行方 102−1 主題「いかに相手を喜ばせるか」 対決後、雄三と士郎が和解。
日本全県味巡り
和歌山編(究至41)
103−1 至高 食文化をつかむ 対 究極 食文化、精神性をまとめる
食と環境問題 104−1 至高 深く反省を促す 対 究極 学者の関与について明確な答を出す