イタリア2 鐘楼編

 
 ホテルのフロントで、「サン・マルコ広場は午前中団体客で混雑する。見学するなら午後がいい。」とアドバイスを受けた。実際にサン・マルコ寺院もドゥカーレ宮殿も結構長い列が出来ていた。鐘楼も列が出来ていたものの、最初にヴェネツィア市街を一望することにし、列に並んだ。

 鐘楼(campanile)の高さは、サン・マルコ寺院のホームページによると、高さは99メートル。以前は灯台の機能も果たしていたようだ。最初に建てられたのは12世紀、その後16世紀に建て直されたものの、1902年に倒壊。現在の塔は1912年に再建されたものだ。


鐘楼


入口

 入口の写真上部、鐘楼の基礎の部分はサンソヴィーノによって1537年から1549年に建築されたものである。昔は入口から階段を上っていたに違いないが、現在はエレベーターで昇れる。


 エレベーターから展望台に出ると、鐘が上から吊るされているのが目に入る。ホームページによると古代より鐘は5つあり、 Marangona(メイン。仕事の始まりと終わり。上院の招集(?))、Trottiera(貴族のドゥカーレ宮殿への招集)、Nona(正午)、 Mezza Terza(上院の開会)、Renghiera(一番小さい鐘、刑の執行)と使い分けられていたようだ。ちなみに上の写真の鐘がどれに当たるか不明なのはお恥ずかしい。

 展望台からは、ヴェネツィア市街が一望できる。煉瓦つくりの屋根が美しい。高層ビルは一つもない。また、ヴェネツィア島内は自動車の交通も禁止されているので、広い道もない。これぞ中世の街並みである。
 ただ、大運河(Canal Grande)が見えないのは残念であった。


西

 南の方には海が見える。円柱2本を撮り損ねてしまったのは残念だ。広場の先にはジューデッカ島とサン・ジョルジョ・マッジョーレ島がある。地図上では、ジューデッカ島が西、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島が東にあるので、当ページではサン・ジョルジョ・マッジョーレ島の写真を右に配置した。ただし、鐘楼から見た場合は、北から南を見ることになるので、サン・ジョルジョ・マッジョーレ島が左に見える。
 サン・ジョルジョ・マッジョーレ島には教会がある。今回は立ち寄る時間がなかったが、サン・ジョルジョ・マッジョーレ教会からサン・マルコ広場を見てみたかったところである。

ジューデッカ島 サン・ジョルジョ・マッジョーレ島

 左上のジューデッカ島の右隅に写っている建物はプンタ・デッラ・ドガーナと言って、税関だった建物を現代美術館に改装したもの。設計は日本の安藤忠雄氏である。ここはカナル・グランデの河口(?)となっており、岬の先端には「カエルを持つ少年」の像がある。下の写真の岬の先端に立っている白い像がそれだ。

プンタ・デッラ・ドガーナ