アンコール遺跡−16 アンコール・ワット編(9・日の出)


<日の出>

 2005年8月21日(日)。この日は、日の出を見ると決めていた。前日運転手に尋ねたところ、ホテルを5時に出たほうがよい、という。したがって朝は4時起きだ。とはいっても、日本とカンボジアの時差は2時間なので、日本時間では午前6時。普段と全然変わらないので、特に辛いということはない。運転手にとってはいい迷惑だったかもしれないが。

 ホテルを5時に出て、5時20分にはアンコール・ワットに着く。日の出の1時間前に着いたので真っ暗なのだが、既に大勢の観光客が来ている。アンコール・ワットは日の出を見る人のために参道には入れるようになっており、6時から内部に入れるそうだ。

 日の出に備えてベストポジションを探す。アンコール・ワットは西向きに建てられているので、中央祠堂の後ろから太陽が昇ってくるということになる。したがって、参道に陣取るということになる。ただし、参道は人通りが多いため、真中で仁王立ちというわけにもいかない。僕は経蔵のそばの小さなテラスにて待機することとした。

 運転手によれば、日の出は6時10分頃とのことであった。正確な日の出・日の入りの定義を調べてみたところ、「太陽の上端が地平線と重なった瞬間。日の出は太陽が少しでも姿を現した時であり、日の入りは太陽が完全に隠れた時」とのことである。

 下の写真は、5時45分から15分毎に撮ったものだ。だんだん明るくなっていくのがお分かりいただけると思う。

5時45分

 
6時00分

6時15分
日の出の時刻

6時35分

 2005年8月21日(日)、カンボジアのシェムリアップ地方は曇天であった。プノン・バケンの日の入りとアンコール・ワットの日の出、両方とも天候に恵まれなかったのは残念である。午後は快晴となっただけに腹立たしい。

 せっかく来たのだから、ということで6時15分の写真を撮った後に、中央祠堂まで登ることにした。さすがに観光客も少なく、すいすいと歩くことが出来た。6時35分の写真は帰りに撮った写真なので、壁画を観たりしなければ20分で往復できることとなる。

 中央祠堂と参道の写真を対比して掲載した。日の当たり方で、かなり感じが変わる。クメールの赤い朝陽や夕陽に照らされる写真も撮りたかったところだ。

2005年8月21日 6時30分 2005年8月20日 15時


 第三回廊を歩いていたところ、北西の祠堂で子猿を発見した。こんな小さな子猿が、あの急勾配の階段を登るとは考えにくい。僧侶が飼っているのだろうか。

第三回廊にいた子猿 外側が第一回廊、内側が第二回廊

 この後、朝食を取るためにいったんホテルに戻った。9時より観光開始である。