アンコール遺跡−6 象のテラスとライ王のテラス編

 ピミアナカスから東に向かい、門をくぐると象のテラスである。

<象のテラス>
 象のテラスからまっすぐ行くと、勝利の門である。旅名人ブックスによれば、クメールの戦士はこの城門をくぐり、凱旋の行進を行った。王と王族、バラモンの高僧たちは、テラスに並んで戦勝を祝ったという。

勝利の門へ続く道

 象のテラスでは、その名の通り象がたくさん描かれている。

象のテラス
象の鼻が柱になっている。
分かりにくいが、象のレリーフだ。

 この下の象は非常に見付けにくい。先程の門を抜けたところからライ王のテラスの方(すなわち北)に向かったテラスの内部にある。テラスに沿っている道からは見えない。

象の鼻で遊ぶ子供


<ライ王のテラス>
 テラスの上の座像は、ヤショヴァルマン1世(9世紀末の王)という説が一般的である。ここに有るのはレプリカであって、オリジナルは首都プノンペンの国立博物館の中庭にある。このレプリカでさえ、ポルポト時代には頭を叩き割られたそうだ。

ヤショヴァルマン1世?
 
ライ王のテラス内部 テラス外部の精緻なレリーフ

 ライ王のテラスの向かいには、北クリアンがあり、プラサット・スゥル・プラットがある。プラサット・スゥル・プラットは「綱渡りの塔」と呼ばれ、ここで観客のために綱渡りを見せたという伝説もある。塔が一列に並ぶ姿は美しいのだが、僕は象のテラスの方を見ながら歩いたので、あまり写真が無い。

北クリアン? プラサット・スゥル・プラット