アンコール遺跡−5 バプーオンとピミアナカス編

 バイヨンを見終わって、バイヨンの北側にある運転手と待ち合わせの駐車場まで歩いていったところ、運転手が僕を見付けて走って来た。あまりに時間がかかったので、僕が迷子になったのかと思って心配したという。確かに2時間はかかり過ぎかもしれない。
 
 バイヨンの北側にも見所があるので、運転手にはその駐車場でしばし待機してもらった。


<バプーオン>
 バプーオンへの参道は、装飾の施された円柱の上に敷石が並んでいる「空中参道」というものだが、横からの写真を撮り忘れてしまったので、普通の道のように見えてしまう写真しか無いのは残念である。

空中参道

 バプーオンは、ウダヤーティディヤヴァルマン二世(1050〜1066)によって建てられたと推測されている。

 バプーオンは「隠し子」という意味だそうだ。王妃が自分の子供をこの寺院に隠したところから取った名前であるという。バプーオンは現在修復工事中であり、登ることは出来ない。

バプーオン(東側)

 また、裏の西側に回ると、後世の仏教徒が作った寝釈迦像があるが、こちらも修復工事中である。左側が頭部とのことだ。

バプーオン(西側)
寝釈迦像



<ピミアナカス>
 ピミアナカスは「天上の宮殿」・「空中楼閣」という意味である。
 写真を見ていただければ分かるが、ものすごく急な階段である。手を付かなければ登れない。足を踏み外して転げ落ちたら確実に怪我し、打ち所が悪ければ死の危険もある。ここに限らず、アンコール遺跡の階段は、どこも急である。

 上のバプーオンからは道がつながっており、ピミアナカスの南西に出る。

ピミアナカス(西側)
手を付かなければ登れない。
上から見下ろしたところ

 
ピミアナカス(東側)

 ピミアナカスの北側には女池と男池がある。
女池

 西側には王宮跡がある。ただ、王宮は木造であったために、その痕跡は残っていない。僕も全然写真を取っておらず、記憶も無い。森だったような気もする。
 東側は、次のページをご覧ください。