ホーム 牛ヶ峰山・牛ヶ峰神社2へ
 牛ヶ峰山・牛ヶ峰神社1 平成24年8月28日 所在地:鳥取・兵庫県境
牛ヶ峰山は鳥取・兵庫県境の蒲生(がもう)峠南に位置し、山頂直下に牛ヶ峰神社がある。古くから周辺の信仰を集め、秀吉の因幡侵攻の時、秀吉の弟 羽柴秀長が牛ヶ峰十二坊を攻め落としたと伝えられる。

更に古くは、この山の南側の尾根が大きく山体崩壊し、麓の海上に堰止め湖が出来たと言い伝えられている。神社は因幡・但馬の村々が氏子であったが、幕末期に因幡の村が離れ、氏子は但馬の村だけになった。

この牛ヶ峰の言い伝えは新温泉町 4・牛が峰のページに詳しい。山体崩壊は私の以前のページ恒例の牛ヶ峰2に書いている。

鳥取県岩美郡岩美町蒲生から見た牛ヶ峰山。
このページは、以前撮った写真で作りました。
ネットで「牛ヶ峰」と検索すると、鳥取・兵庫県境の牛ヶ峰山(712.8m)と静岡県の牛ヶ峰(標高717m)がヒットする。こちらの牛ヶ峰を調べたいなら「牛ヶ峰山」か「牛ヶ峰神社」と入力した方がヒット率が高い。

でも、検索で見つけた牛ヶ峰山の内容はひどい。兵庫百名山 (ふるさと兵庫百山)に入っているので、兵庫県で登る人は多いのだが、その感想が非常に悪い。

登る途中に、少し東側と北西が見える場所があるが、そのほかは山頂を含め極端に見晴らしが悪い。それが災いして、見晴らしも見所も無い山と書かれる。

これが途中の見晴らし場。木々の間から東側の山々が見られる。
ただの笹藪に見えるがこれが山頂。中央に三角点がある。

三角点の写真も笹を除けて撮らないといけません。ここで昼食を食べたり休憩する気はしない。
周辺は雑木林。全く見通しはない。
三角点の西側は杉の植林。

これでは牛ヶ峰山に登った人は、そそくさと三角点の写真を撮って下山する。今でこそこの様な姿だが、私が初めて登った牛ヶ峰は別の姿をしていた。

登山データを書いた手帳が行方不明で、初めて登った日ははわからない。ただ、写真を現像に出した日が昭和59年(1984年)12月9日で、登山日は昭和59年初冬の11月末か12月初めだ。※平成25年に手帳を見つけました。登ったのは昭和59年12月8日(土曜日)でした。

その時は、山頂三角点の上に測量用の高い櫓台があり、高くて怖いけれどよじ登って写真を撮影した。山頂は伐採された後なのか雑木も育っておらず、疎らで少なかったように記憶している。

登った櫓から見えたのは、牛ヶ峰山から扇ノ山に繋がる雄大な尾根。それに但馬の山々。少し雪を頂いた姿はとてもダイナミックで美しかった。
当時は一眼レフにネガフィルムで撮影したが、現像代がかさむので沢山の写真は撮らなかった。今回ネガをスキャンし、褪色をカラー補正して、Microsoft ICEと言うソフトでパノラマ合成してみた。

このMicrosoft ICEは無料でマイクロソフトが配布しているのだが、以前使用していたソフトに比べてとても美しい写真を作成してくれる。明るさが違う写真でも綺麗に継ぎ目なく作成できる。ただインストールはWindows7のみでMicrosoft .NET Framework 4.0とMicrosoft Visual C++ 2010も必要で若干面倒だ。

写真は初冬の午後撮影し、日が傾いて赤味が強くさらに褪色もひどい。撮った時は2枚の写真がこの様に綺麗にパノラマになるとは思わなかった。今となっては、もう少し右側も撮っておけば良かったと思う。それにしても最近のソフトは進化している。
※下の写真をクリックすると拡大画像(1820×688ピクセル)が表示されます。
この展望があれば、牛ヶ峰山に登った人は文句を言わないだろう。

写真に扇ノ山の小ズッコを書いていないが、牛ヶ峰山から見ると小ズッコは大ズッコとピッタリ重なって大ズッコの手前にある。989mピークと1015mピークは、上山高原の上にあるしょうぶ池の手前と奥のピークです。

青ヶ丸と仏ノ尾は扇ノ山山系の秘境。青ヶ丸はネマガリタケに覆われて、積雪期しか登れない山で、仏ノ尾は登山道が作られているが登りやすい山ではない。

若かったこの時は、何時かこの山々を歩くだろうと気軽に考えていた。しかし、28年経った今、ほとんどの山を歩いていない。

牛ヶ峰から扇ノ山に繋がる尾根には昔は道があったが、今はかなり藪になっているようで、2年前の平成22年に山頂南東を探したが見つからなかった。この尾根先の峠は、以前鳥越峠 アハハ〜に書いているが、人の来ない所なので熊の格好の住み家となっているようだ。と言うことで行きたいが怖い。
これは山頂手前で撮った写真。色修正が上手くできなかった。

中央奥が桐山城、その手前が岩美町。写真手前左の尾根は牛ヶ峰の590mピーク。

※写真クリックで拡大画像(1095×666ピクセル)が表示されます。
同じく山頂手前で北方向を撮影。中央が因幡但馬の県境山塊。

蒲生峠北の西山の無線中継施設が写っている。

手前尾根の樹木は伐採されている。

※写真クリックで拡大画像(1095×666ピクセル)が表示されます。
ついでに、平成23年5月8日に撮影した写真で牛ヶ峰神社を説明します。

神社の広い境内。
境内の奥に籠もり堂がある。

この籠もり堂の左斜面には水の手がある。山頂との比高は僅かなのに、何時も湿っていて登山靴がズブズブとめり込む。少量だが水を石段右の手水に引いていたようだ。
神社に上がる階段。
石段右横には五輪塔。
ホーム 牛ヶ峰山・牛ヶ峰神社2へ