洋ラン学園
21世紀の洋ランの育て方と咲かせ方
これまでの方法でうまくいかない人に


2018年版(5/3-)
まえがき
このホームページでは表題のような目的で易しくて新しい科学的な方法を提案しています。
今年はその要点を最近全日本蘭協会で行った講習の内容を中心にまとめていきたいと思います。
また、種類によっては、生長の仕方や花の咲き方などの情報がネット上でほとんど見つからないものがあるので、基本的な情報の提供に努めます。


目次
はじめに 洋ラン学園の願い、洋ラン栽培の三大問題、洋ランの特徴 苗と衣食住の4原則、苗選びと衣食住の世話
あらまし
洋ラン学園の目標や方法 目標:開花株を入手して1年後に咲かせる
各種の育て方と開花の例
今月の洋ラン・洋蘭24節気・最新
まとめ



はじめに


1 洋ラン学園の願い
(1) できるだけ多くのらんを助けたい
(2) 地球にやさしく楽しみたい
(3) 多くの人にランを楽しんでもらいたい
2 洋ラン栽培の三大問題
(1) 直ぐに枯れる
(2) 中々咲かない
(3) 貰ったが初めてでどうしてよいか分からない
3 洋ランの特徴 苗と衣食住の4原則
(1)住:洋ランの原産地は熱帯など-寒さに弱い
(2)衣:洋ランは木に着生し根はむき出し、鉢植えでは根腐れしやすい
(3)食:洋ランは雨季に生長し、乾季に花が咲く
(4)苗:洋ランは開花株から脇芽が出て1年後までに親並みに育って咲く
以上のような洋ランの苗と衣食住の特徴にあった育て方をしないと、枯れたり咲かなかったりするのです。
4 洋ラン学園の「苗選びと衣食住の世話」
洋ラン学園では、上に述べた洋ランの「苗と衣食住の特徴」に合わせた分かりやすい方法により、誰でも洋ランを易しく育てられて咲かせることを目指しています。
その要点を以下にまとめます。
(1) 苗選び:丈夫で生長旺盛で咲きやすい種類、大型種の脇芽の付いた大型株を選ぶ
(2) 住の世話:夏以外は保温・防寒・加温などによりできるだけ暖かさを保つ
(3) 衣の世話:根を薄着にするために浅くて広くて底穴の多い鉢に根を直置きにして薄植えにする
(4) 食の世話:梅雨から9月まではどんどん水やりし脇芽を大きく育てる
5 まとめ
次からは以上の方針に基づいた具体的な育て方・咲かせ方を紹介していきます、




1 洋ラン学園の願い
(1) できるだけ多くのらんを助けたい
コチョウランを中心に贈答用に蘭が大量に売られています。
しかしそのほとんどが消耗品として枯れて捨てられていきます。
少なくとも家庭に入った苗は枯れることなくまた咲いてほしいと思います。
(2) 地球にやさしく楽しみたい
洋ラン栽培では温室で暖房したり、湿地のミズゴケを大量消費したり、農薬や殺虫剤で環境を汚染したりが付きまといます。
これらを使わないで栽培できれば地球にやさしくできます。
(3) 多くの人にランを楽しんでもらいたい
きれいな洋ランの花を見て育てようと思っても大抵直ぐに枯れるか全然咲かないかのことが多いです。
普通の消費者が普通の植物に近い程度の世話で育てたり咲かせたりする方法が望ましいです。

2 洋ラン栽培の三大問題
(1) 直ぐに枯れる
洋ランは主に冬に花付きが売られていて、買ってきて部屋などで世話してもすぐに枯れてしまい難しい
(2) 中々咲かない
洋ランの中では丈夫な種類を育てているが何年たってもちっとも咲かずつまらない
(3) 貰ったが初めてでどうしてよいか分からない
お祝いやお歳暮に立派な鉢を貰ったが初めてのことでどうしてよいか分からない

3 洋ランの特徴
苗と衣食住の4原則
上の三大問題のような悩みを解して決洋ランを上手に育てて咲かせるには以下に述べる、
一般の植物と比べた洋ランの特徴にあった方法を取るのが良いと思います。
分かりやすくするために、苗、と、衣食住、というキーワードで整理します。
(1)住:洋ランの原産地は熱帯など-寒さに弱い
洋ランの原産地は下の地図に示すように主に赤道を中心に両回帰線に挟まれた熱帯です。
熱帯産植物は10℃以下では枯れる傾向があると言われています。
従って我が国の気候では寒すぎるわけです。
そのため寒さ対策をした置き場所が必要です。

(2)衣:洋ランは木に着生し根はむき出し、鉢植えでは根腐れしやすい
洋ランの原種は自生地では樹木に根が張り付いてむき出しです。
オランウータンのような樹上生活者です。
従って普通の植物のように鉢植えにすると根が窒息して枯れてしまいます。
 
(3)食:洋ランは雨季に生長し、乾季に花が咲く
世界の大半の地域では一年は四季よりも雨季と乾季に分かれています。
洋ランは雨季に生長し乾季に花を咲かせます。
育てていて雨季に当たる夏に水やりが足りないと咲きません。
(4)苗:洋ランは開花株から脇芽が出て1年後までに親並みに育って咲く
洋ランは宿根草です。
乾季に花が咲いた後脇芽が出て、雨季に生長して親並みに大きくなって1年後にまた花を咲かせます。
親株が大きくないと、雨季に当たる夏に脇芽が大きくならないため咲きません。
以上のような洋ランの苗と衣食住の特徴にあった育て方をしないと、枯れたり咲かなかったりするのです。

4 洋ラン学園の「苗選びと衣食住の世話」
洋ラン学園では、上に述べた洋ランの「苗と衣食住の特徴」に合わせた分かりやすい方法により、誰でも洋ランを易しく育てられて咲かせることを目指しています。
その要点を以下にまとめます。
(1) 苗選び:丈夫で生長旺盛で咲きやすい種類、大型種の脇芽の付いた大型株を選ぶ

(2) 住の世話:夏以外は保温・防寒・加温などによりできるだけ暖かさを保つ
(3) 衣の世話:根を薄着にするために浅くて広くて底穴の多い鉢に根を直置きにして薄植えにする
(4) 食の世話:梅雨から9月まではどんどん水やりし脇芽を大きく育てる
5 まとめ
次からは以上の方針に基づいた具体的な育て方・咲かせ方を紹介していきます、



洋ラン学園の目標や方法


1 目標 易しくて達成できる目標があると
開花株を入手して1年後に咲かせる
2 方法と手順
苗:開花見込み株の入手、衣:重ね着鉢増し、食:夏は雨季・水やり、住:夏以外は保温・加温、
温室・ラン鉢・ミズゴケ・バーク・農薬は使いません
3 対象とする種類
園芸店で普通に売られている種類全般、高山植物などは除く

1 目標 易しくて達成できる目標があると
開花株を入手して1年後に咲かせる
洋ランを育てるのは花を咲かせるのが目的ですから、花を咲かせることを目標にして、そのための方法を進めることにします。
洋ランの大半は、開花株のもとから脇芽が出て、それが1年で親株並みの大きさに育ち、花が咲きます。

2 方法と手順
苗:開花見込み株の入手、衣:重ね着鉢増し、食:夏は雨季・水やり、住:夏以外は保温・加温
苗:開花見込み株の入手
花を咲かせるためには、育てる株が脇芽が1年後に親並みに大きくなる可能性のある「有望株・開花見込み株」でなければなりません。
売られている種類や鉢は必ずしもそういう株であるとは限りません。

衣:重ね着鉢増し
洋ランの原種は、ほとんどが樹木に着生し、気根を伸ばしています。
鉢植えは本来の姿でないため、とても根腐れしやすいのです。
また植え込み材料はミズゴケカバークで有機質のため2-3年で必ず腐り、そのため根も腐ります。
また有機質の材料は夏は乾きやすく水をはじき、低温期には乾きにくく根腐れするため世話が難しいですします。
一方植え込み材料を取り除く植え替えは枯れの最大の原因です。
そこで入手した鉢は、そのまま、浅広鉢に移して周りを無機質の鹿沼土で埋める「重ね着鉢増し」にすると、失敗が無く世話がしやすくなります。

食:夏は雨季・水やり、
枯れないのに咲かない最大の理由は水不足です。
慣れないうちは根腐れが怖いため水やりが少なくなりがちです。
すると生育不良のため花が咲かず、しかも年々小さくなっていきます。
高温期には殆ど根腐れしないため水やりしても大丈夫です。
しかも浅広鉢で根は適湿を保てる鹿沼土の部分に伸びるため吸水も順調です。
そこで脇芽が十分育って花が咲きます。

住:夏以外は保温・加温
洋ランの原産地は、熱帯か亜熱帯です。熱帯産植物は10℃を下回ると冷害になります。
沖縄では屋外のコチョウランやデンファレが冬に咲いています。南回帰線に近くほぼ熱帯です。最低気温は冬でも10℃以上です。
最低気温が10℃を下回る季節には保温加温をすると生長が促進され冷害を防げます。

温室・ラン鉢・ミズゴケ・バーク・農薬は使いません。

3 対象とする種類
園芸店で普通に売られている種類全般、高山植物などは除く
洋ランには、シンビジウム、デンドロビウム、カトレア、コチョウランなど色々あります。
洋ラン学園では、ほとんどの種類を同じ方法で育てて咲かせます。
例外は「高山植物」です。国産でも高山植物(山野草)は育てにくいので、高山性の洋ランはなおさらです。
「クールオーキッド」と呼ばれ、順調に育てるには冷房が必要ですから、洋ラン学園ではとりあげません。

表 洋ラン学園で育てて咲かせる種類、赤は易しくて咲きやすい、桃はそれに近い、緑は注意が必要、茶は対象外
ク゛ルーフ゜仮称
属(学問的なものではありません)
五大属基本種1シンビジウム*、2デンドロビウム2+下垂種、3カトレヤ、3+ミニカトレア、3カトレヤ原種、4コチョウラン(4+ミニ)、5パフィオペディルム
新五属普及種6オンシジウム(+近縁属・属間交配種6+ミニ、6+ミルトニア・スペクタビリス、7エピデンドラム、8ジゴペタラム、9セロジネ、10ミニバンダ
続五属花物 11デンファレ(11+フォーミテ゛ィフ゛ル)、12キンギアナム*(12+大明石斛タイミンセッコク*)13バンダ**、14グラマトフィラム、15デンドロキラム
16マキシラリア17キシロビウム
東洋蘭和蘭
石斛(長生蘭)、二風蘭(富貴蘭)(二+名護蘭)、三春蘭*中国春蘭・金稜辺、四エビネ*、五報歳蘭*(五+駿河蘭*)
山野草対象外aミルトニア、bリカステ、cオドントグロッサム、dソフロニティス、eマスデバリア





各種類の育て方と咲き方の例


開花株を入手してから1年後に花が咲くまでの経過の例を各種類について示します。
咲きやすい種類とそうでない種類があります。
また丈夫で育てやすい種類と、そうでない種類があります。
園芸店で比較的手に入りやすく育てやすい種類を、以下のようにいくつかのグループに分けています。
各種類に共通した苗の選び方などは予め全体について代表例で述べます。
種類ごとの詳しい内容は表のリンク先にもあります。
1 共通の世話と開花の代表例
2 各種類
五大属
1シンビジウム*、2デンドロビウム2+下垂種、3カトレヤ、3+ミニカトレア、3カトレヤ原種、4コチョウラン(4+ミニ)、5パフィオペディルム
新五属
6オンシジウム(+近縁属・属間交配種6+ミニ、6+ミルトニア・スペクタビリス、7エピデンドラム、8ジゴペタラム、9セロジネ、10ミニバンダ
続五属
11デンファレ(11+フォーミテ゛ィフ゛ル)、12キンギアナム*(12+大明石斛タイミンセッコク*)13バンダ**、14グラマトフィラム、15デンドロキラム
16マキシラリア17キシロビウム
東洋蘭・和蘭
石斛(長生蘭)、二風蘭(富貴蘭)(二+名護蘭)、三春蘭*中国春蘭・金稜辺、四エビネ*、五報歳蘭*(五+駿河蘭*)


1 共通の世話と開花の代表例
苗:種類と苗の選び方
洋ランには丈夫でよく育って世話が楽で咲きやすい種類と、寒さや病気に弱くてく咲きにくい種類があります。
慣れないうちは丈夫で咲きやすい種類でないと苦労が多くて咲きません。
また同じグループでも、大きくて丈夫で脇芽が出やすく生長の盛んな種類とそうでない種類があります。
一方、同じ種類でも大株で脇芽の成長が見込める株と、若くて小さくて脇芽の生長の望めない株とがあります。
従って開花の見込める有望株を入手しなくてはなりません。

衣:重ね着鉢増し
入手した株は、乾きやすい鉢に新しい材料で植えられて根が元気な鉢と、乾きにくい鉢に古くて腐りかけた材料で植えられて根も腐れかかっている鉢があります。
またシンビジウムを始めとして、鉢一杯に根が張り、開花株が鉢のへりにあって、脇芽の伸びる余地のない窮屈な鉢もあります。
丈夫な種類や株では植え替えしても大丈夫なこともありますが、植え替えはしない方が無難です。
そうかといってそのままでは、生育不良や根腐れになって開花が望めません。
そこでここでは全ての種類に最大公約数的にできる方法を示します。
それは、植わっている鉢からそっと抜いて、浅くて広い鉢に移し、隙間を鹿沼土で植える方法です。

食:夏は雨季・生長期
暖かくなるまでは、そんなに水はいらないため、水やりを頻繁に多くする必要はありません。
梅雨入りのころは温度が高くなって根腐れしにくくなるので、多くの種類を雨ざらしにして、さらに水やりも多くします。
そうすると脇芽の生長が旺盛になり、夏の終わりまでには脇芽の背丈が親株並みになります。
そうすると秋には脇芽が太って充実し、花芽が出てくるようになります。

住:低温期の保温と加温で開花へ
夏の高温期以外は気温が原産地よりも低くなり生長が鈍くなります。
温室を使わない場合は成長が鈍くて咲きにくくなります。
そこで夏以外の季節には少しでも日当たりと高温にすることでずっと咲きやすくなります。


2 各種類の世話と開花の例



今月の洋ラン・洋ラン24節気・最新
「趣味の園芸」の本などでは、一月ごとに苗の様子や主な世話を書いてあるのが普通です。
しかし気候の移り変わりやそれに合わせた世話の仕方は、ほぼ半月ごとに変って行きます。
そこで「洋ラン学園」では、半月ごとに考えるようにしています。
中国古来の24節気は半月ごとであり、目安として重宝します。2015.10.28
個々では最新・今の時期だけを示し、他の期間や昨年までの様子はリンク先にあります。
小寒、大寒、立春、雨水、啓蟄、春分、清明、穀雨、立夏、小満、芒種、夏至、小暑、大暑、立秋、処暑、白露、秋分、寒露、霜降、立冬、小雪、大雪、冬至

最新


初めに
洋ランの野生種は主に亜熱帯の乾燥地から熱帯雨林に産します。
乾季に花を咲かせ脇芽を出し雨季に生長します。
日本では乾季は冬に対応し雨季は夏に対応するので、冬に脇芽を出すのが成長の始まりとなり春から夏に本格的に生長します。
春になってから脇芽が出る種類も多いです。
一方、日本は夏以外は原産地より気温が低いため、特に冬は屋外での栽培は困難で、屋外で日光を浴びて生長するのは春からになります。
従って春は生長の始まる時期です。2017.3.4
初めに
最低気温がほぼプラスになると、洋ラン学園では多くの種類を屋外に出します。
3月半ばが大体の区切りになります。
さらにこれを早めようとしていますが。2015.3.12

5月

初めに

2018年5月の最低気温と冷害・引越・水やり


20172017201720172018

東京府中
20172018

都心都心最低結果府中






置き場所・植替え水やり

最高結果
最低結果最高結果


日照時間,降水量 最低
最高
実際

グラマトフィラム・デンファr・フォーミディブルは出したまま
126.013.611.024.8


7.7H, 0.5mm

10℃未満の終わりか
夏日が増え始める
グラマトフィラム・デンファレ・カトレヤ高温種を屋外に出せる・

223.311.37.822.8


12.4H, 0.0h



322.412.39.721.6


9.3h, 0.0mm


雨降り
423.315.012.022.6


9.5h, 0.0mm


軒下苗に水やり
525.614.612.825.4


12.2h, 0.0mm



628.215.313.428.2


12.2h, 0.0mm



724.313.813.924.6


3.9h, 0



827.813.611.628.6


12.2h, 0



921.916.313.621.9


0.0h o



1017.915.114.817.1


0.0H, 4.0mm

下垂シンビジウムの一部に置肥
1127.414.813.227.3


8.8h, 0



1228.317.215.228.5


7.3h, 0



1320.116.115.519.6


0.0h, 25.0mm

雨除け下も含めて全鉢に水やり
1420.415.315.520.4


1.1h, 0



1522.615.414.221.4


1.3h, 0



1623.416.416.022.3


2.0h, 0



1719.714.815.319.1


0.1h, 0



1823.614.514.123.3


4.1h, 0



1926.314.612.826.6


12.4h, 0



2028.715.515.029.4


12.8h, 0



2130.917.616.631.2


12.0H, 0



2229.018.217.329.7


12.3H,



2327.419.017.427.2


12.5H,

今年最初の真夏日
2426.219.217.225.4


2.9H,



2524.018.018.722.3


0.0H, 1.5mm



2620.817.317.419.5


1.0H, 21.5mm



2727.318.017.424.5


7.1H, 1.0mm

10日ぶりの雨、渇きを直す
28









1日以外は最低気温10℃超
29









明日は大雨の予想、植え替え鉢に恵み
30











31









胡蝶蘭とパフィオを西深軒下に移動し遮光

5月前半 立夏(りっか5/5)

24節気・立夏
(ウィキペディアから転載)
立夏(りっか)は、二十四節気の第7。四月節(旧暦3月後半から4月前半)。
現在広まっている定気法では太陽黄経が45度のときで5月5日ごろ。暦ではそれが起こる日だが、天文学ではその瞬間とする。恒気法では冬至から3/8年(約136.97日)後で5月7日ごろ。
期間としての意味もあり、この日から、次の節気の小満前日までである。
夏の気配が感じられるころ。四月節。暦便覧には「夏の立つがゆへなり」と記されている。
春分と夏至の中間で、昼夜の長短を基準に季節を区分する場合、この日から立秋の前
あらまし・前期のまとめと今期の予定と経過 
2018年
苗の入手
ミニカトレア、ミニコチョウラン、ミニバンダ、キンギアナム、デンドロキラム、金稜辺系入手
重ね着鉢増し

2017年
植え替え
ようやく植え替えに取り掛かれるようになりました。暖かくなって根が活発になったので、全面植え替えがしやすくなりました。
ミニカトレアはミズゴケ植えや素焼き小鉢植えが多く水分量の調節が難しいので、鹿沼土植えに全面植え替えをします。バーク植えもついでに植え替えました。

肥料
ようやく肥料に取り掛かれるようになりました。植え替え鉢にはついでにやってしまいます。シンビジウムから始めました。
2014年
洋ラン学園の「根腐れしない植え方」なら、寒い時期を除いては、根腐れのことは殆ど忘れられます。
5月には気温が高くなり、根腐れの心配がさらに減ります。
また、吸水はまだ少ないため水切れの心配も少ないです。
そこで、「気をつけるのは日焼けだけ」、「気を使う世話は日除けと置き場所だけ」と言う気楽な時期の本格化です。
屋外では遅く咲く、デンドロビウムやシンビジウムが、キンギアナムに続いて咲いています。金稜辺も咲きます。
新苗の植替えが一段落したので、旧苗で必要な鉢の植替えや株分けを薦めます。
一斉に置肥をします。
置き場所・移動
日が高くなり北に移動するため家や塀の北側や軒下や、西日が当たるようになりました。一方落葉樹が段々茂ってきて日陰ができてきました。
そこで、置き場所の再配置が必要になります。
軒下で日が当たるようになったコチョウラン等の一部を北側軒下に移動
2017年5月前半の各種蘭の様子
グループのリスト、詳しい様子は上の表か、下の下線付きリンク先にあります。特徴2015.916から
1 シンビジウム 直射日光(真夏以外)、乾かさないよう水やり、最低0℃、屋外・零下ではビニールトンネル、芽欠き、開花容易花易
2017年新苗 インザムード 植え替え、若株で根鉢が緩いため植え込み材料を取り除きやすい
2016年新苗
アリシア・スノー・エンジェル
バニラ・スカイ・ピュア・スマイル
スイートワッフル・タルト
2015年新苗 
ウダツナイト・ショパンの調べ鉢#1脇芽#3丈70cmバルブ3.2x2.9cm葉#12、24cm#16、35cm新芽R1.5cm
ホワイトレディーほの香鉢#1脇芽株#3丈53バルブ幅1.8x1.7R新芽2.3x0.9丸
ラブリー・エンジェル・ザ・ツー・ヴァージンズ鉢#2脇芽#2丈84cmバルブ幅4.3x3.2cm葉#10,56x3cm#13、30x2.3cm新芽R2.3x1cm
2009年秋苗 プチムーン 鉢#1 脇芽#L2R2丈41.5cmバルブ幅2.1x1.7L新芽1.8x1cm薄い
2007年苗 サラジーン・アイスカスケード
2 デンドロビウム  強健・花易、2年型(1年型あり)、秋低温期雨は古葉がカビ病で落葉
ヒメジxセッコク
オリエンタルスイリット・ビゼンアケボノ
デンドロビウム下垂種 ロディゲシ、ピエラルディ
クリソトキサム 寒さに弱い10℃以上
3 カトレヤ
3+ カトレヤ原種ラビアタ系
ロディゲシー系、高温性
ワルケリアナ系グアリアンセ(ボーリンギアナ系)レリア、メキシコ、ブラジル、ロックレリア

ブラサボラ、ソフロニティス 高温性、冬も生長、芽季ばらばら
3 ミニカトレヤ 開花株や蕾・シース付き株、冬芽の出る株は冬知らずに、
4ミニコチョウラン遮光強く、低温期雨除け、最低気温10℃が安全、ミズゴケ植えは低温期の過湿で根腐れしやすい、花付き良
4コチョウラン 遮光強く、低温期雨除け、最低気温10℃が安全、ミズゴケ植えは低温期の過湿で根腐れしやすい、花付き良
5パフィオペディルム
2016新苗
Paphiopedilum insigne インシグネ 緑葉整形原種 代表種
特異な咲き方をするコクロペタルム亜属の血の入った種類です
Paph. (In-Charm Lady x henryanum)
シグマトペタルム亜属、ドーサルに斑点
Paph. henryanum x sib ('Smile of Goddes' x 'Candor)
多輪性種
Paph. Lady Rothchild (Lady Isabel 'Big Island' x roth 'Hamana' BM/JOGA)
デレナティー 熱帯産

6オンシジウム やや遮光、生長期水切れ防止、最低5℃、屋外・室内、開花には鉢を複数用意
オンシジウム近縁属、ブラッシア、ゴメザ、コルマナラ、ビーララ
6ミニオンシジウム 
6+ ミルトニア・スペクタビリス(ブラジル耐暑)、 1年、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花易草丈30cm以上
6+ミルトニジウム 1年、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花易
6+ ブラッシア2年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易
6+ ゴメザ・クリスパ 半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易、不定期
6+ コルマナラ ワイルドキャット  半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、花中易、不定期
6+ ビーララ、 半年型、やや日除け、夏水多く、最低5℃、夏芽冬咲、バルブ後から
7 エピデンドラム
8 ジゴペタラム:。ジゴパブスティア:。日焼けしやすい、冬は10℃以上あれば生長する。ジゴニシア紫小町は寒さに弱い。2017.1.28
2016年新株など
ジゴペタラム レッドベイル プリティーアン
ジャンピンジャック・ビッグビーンズ
ジゴネリア スウィート・ジェイド ’スウィート’
ジゴパブスティア・メリーアン
ジゴニシア 紫小町
9 セロジネ  1年型、遮光、水切れ防止、最低5℃、インターメディア花容易、クリスタータ花やや難

インターメディアの作落ち株の再生開始、近頃出た小さな脇芽の列を切り取り、古い大株からの新芽を出させる。
10ミニバンダ
10+アングレカム
10+ リンコスティリス
11デンファレ 寒さに弱い、半年型、やや日除け、やや根腐れ、高温期水多く、低温期雨ざらしカビ病、最低気温10℃厳守、花やや易
11 フォーミディブル

12 キンギアナム  強健・花易
12 スペシオ・キンギアナム 
12 大明石斛 多年型、少し遮光、高温期水切れ防止、最低5℃、
花芽は変化なし。
12+クリソトキサム
13 バンダ 根はむき出しでないと腐るが毎日水やり必要→ポリ袋植え、非耐寒性・冬の室内でも保湿必要
14 グラマトフィラム 多年型、少し遮光、高温期水切れ防止、熱帯性非耐寒性、冷害注意最低10℃厳守、冬まで生長 15℃以上
15 デンドロキラム グルマセウム(冬咲)、フォルモーサム(秋咲)、ウエンゼリ(冬咲)、
16 マキシラリア ポリフィロステレ(冬咲)、シュンケアナ(夏咲)、やや日除け、最低気温5℃、夏水切れ注意、子吹き旺盛、開花やや難
17 キシロビウム
f フラグミペディウム  夏涼しく、水切らさず 10℃以上
一 石斛 
二風蘭
二名護蘭 
三 春蘭 秩父春蘭) 
三+ 中国春蘭・一茎九花・春寒蘭(中国)
三+ 金稜辺 強健・花易、8月に草丈35cm、葉9枚基幅1.4cmで10月に花芽らしい新芽が出ます。
四 エビネ 
五 報歳蘭 育易、花易
五 駿河蘭 根丈夫、やや日陰、雨ざらし、冬5℃以上、芽欠き必要
六 オサラン