M.A.I.D.
 【名栗 渇朱(なぐり かっしゅ)】

 「ああルイス、仕事に行く前に朱の作った弁当を持って行って下さ――あれ、いない」

 前大戦の中ごろに生産されたメイドの一人。
 開発の際に機動力に重きをおかれたため、重量となる火器ではなく通常よりも出力と強度が高められた四肢を使った格闘戦を得意とする。
 が、いかに通常メイドの物よりも数段頑丈な拳とはいえ、相手に直接殴りかかるとなれば当然その損耗も激しく、そのため他のメイドにくらべコスト効率も悪かった。
 結果、実戦投入のほどなくして同型メイドの生産は打ち切られた以後、彼女達は前線から徐々にその姿を消した。
 こうして軍から放り出され途方にくれていたところを、渇朱は一人の男と出会うこととなる。
 第一世代の例に漏れることなく表情に乏しい。性格はまじめで気性も穏かだが、勝負事となると内に秘めた闘争心に火がつくことも。
 主人の方針から彼との関係は主従のそれではなくお互いあくまで対等な関係。
 得意料理は手作りレーション。その再現度は高い。


 世代: 第一世代中期型
 評価:
 性能: 攻撃C/防御D/機動A/持久D/頭脳D/技量C
 体型: 身長162cm、引き締まった身体つき
 装備: 四肢の強化骨格
 好きなもの: スポーツ(特に野球)
 嫌いなもの: 負けること
 一人称: 「朱」
 主人: ルイス→「ルイス」
 【ルイス】
 「まさか軍を出てなおレーションを喰い続けるハメになるとは……」

 現在の渇朱の主人である。本職は配管工。
 前大戦中、機械技師として軍に入り当時新兵器であったメイドの整備師として前線へ配属された。
 当時の最新技術の塊であるメイドをメイド技師以外が整備するのは無理な話であったが、何とか数人で部位別に専門し分担するなどしてやり過ごしていたようである。ルイス自身は腕部の整備・修理を担当していた。
 大戦終了後、軍を辞め本国に戻ったところを渇朱と出会い、行くあての無い彼女を引き取ることに。
 その後は配管工として働く傍ら、大戦中の経験をいかしてメイドの簡単な修理や検診等を副職としている。
 今でも学生・大戦時代の知り合いに顔が広く、近年のメイド技術についても知識を持つ。


 年齢: 30代
 体型: 身長186cm、細身
 好きなもの: 今の生活、緑色
 嫌いなもの: 堅苦しさ、亀
設定・絵:ほっぺた様