…カンゼカイ?


観世会は東大に三つある能楽系サークルの一つ。
あの「能」をみんなで実際に練習し、
舞台で演じたりしている集団です。


毎年「学生能」を出せること。
囃子の先生を紹介できること。
奇跡的な指導陣。
そして華麗な舞の型。
…この辺りが私たちのウリ。


ぜひ一緒に、能を面白くしてみませんか?


稽古内容

能楽のサークルって何をしているのでしょう

能(のう)

難しいことを考えがちですが、言ってみれば和製ミュージカルです。 形としては、「囃子」による伴奏と、「地謡」(じうたい)と呼ばれるコーラスに合わせて、面をつけた主役(シテ)と、面をつけない脇役(ワキ)が話を展開する、というもの。
素人が能一番を完全に演じきるというのは、普通はなかなかできないことなのですが(学生の能楽部でもごくわずか)、東大観世会では毎年1回、シテや地謡、ワキ、囃子方や狂言方に到るまで、これら全てのメンバーを現役生及びOBOGで揃えて能を出しています。本番の十二月の自演会に向け、一年がかりで稽古します。

謡(うたい)

能は言ってみれば和製ミュージカルですから、台詞の部分とメロディーの部分があります。そのどららも謡です。つまり「それっぽく大声を出すこと」。いたってシンプル、だけど難しい。稽古の基本です。

仕舞(しまい)

普段の稽古の中心がこれ。能一番(という数え方をします)の中から、動きや謡が面白い部分だけを演じるというもの。つまりは能のオイシイ所取り。能では面や装束をつけますが、仕舞では紋付袴と扇だけで舞います。時間はだいたい5分程度。
ゆったり優雅に舞うものから、アクロバティックな激しいものまで、様々なものがあります。自分の好みに合わせて自由に選んで下さい!

舞囃子(まいばやし)

シテと地謡のみの仕舞に、笛・大鼓・小鼓・太鼓の囃子が加わったもの。仕舞ではやらない所や、囃子の伴奏だけに合わせて舞う部分もあるので、時間も仕舞に比べてちょっと長めの1020分。やや上級者向けです。
楽器を習いに行くことも出来るのが、観世会の大さなメリット。囃子方として、楽器を自由に奏でることもできます。


着物は普投の稽古では着ていません。服装は動きやすいことが条件です。 膝を立てることが多いですし、仕舞によっては飛んだり跳ねたりかなり 動き回りますから、足がちゃんと分かれる物の方が良いです。

衣装・道具

稽古を始めるにあたり必要なものとは

 

白足袋(重要度☆☆☆)

白足袋。金具がこはぜ

仕舞の練習には必需品。柏蔭舎の稽古では…まぁたまになら…忘れちゃっても大丈夫ですが、これが無いと本舞台はおろか、先生の稽古用舞台にも上がらせてもらえません。素材によって値段はピンキリ。安いものだと一足千円もしません。特にいい物を買う必要はないですが、こはぜ(留具)が5枚の物が便利です。

 

仕舞扇(重要度☆☆☆)

仕舞扇

扇子より一回り大きい、骨が十本の扇です。観世流だと水の流れを表す模様がついています。
こちらは渋谷・松涛の「観世能楽堂」内の売店で購入できます。五千円くらい。赤・緑・紺・紫があるので、好みの色を選んでください。ただし、催しのある日でないと能楽堂中に入れないので要注意。

 

着物・袴(重要度☆☆)

着物・袴。女性は黒紋付でなくてもかまいません

舞台に上がるときは、正式には紋付袴姿。でも女性はつけ下げなんかでも構いませんし…袴といっても卒業式に女学生が履いているやつとはちょっと違って…まあ、見に来ていただければ大体分かるはず。
浅草・新宿・池袋・原宿あたりの古着屋さんに行けば、どちらも千円台から用意できます。もちろん、既にお持ちの方はそれを使ってくれて構いません。着物や袴、どうしても用意できない!という方は、お貸しいたします。

 

百番集・仕舞型付(重要度☆)

百番集。横長です

「百番集」は謡の台本、「仕舞型付」は振り付け集です。自分の物があれば便利ですが、持っていなくてもコピーやサークルで所蔵しているものなどを使えます。
こちらもネットで中古を探せば、数千円で買えます。



以上、自分の足袋と仕舞扇はなるべく早く、着物と袴は自分の舞台デビューまでに用意していただければ、と思います。
初めの三ケ月ぐらいでちょっとお金かかかってしまうのですが…入会から半年は会費も免除ですし、卒業までに他に買う物はありません。
 

活動場所・日時

日曜の午後 ちょっとのぞいて下さいな

駒場キャンパスの片隅、森に囲まれたお茶室「柏蔭舎(地図)で、普段の稽古をしています。表札は野村萬斎さんの字だとか。数年前に出来たばかりの新しい施設で、もちろん冷暖房完備。伝統文化系サークルが日替わりで利用しています。清閑な雰囲気が素敵な場所なのですが、何しろ奥まった所にあるので、存在を知らない人がほとんど。ちょっと得した気分になれます。

柏蔭舎玄関



普段の練習はこの柏蔭舎で、週一回日曜の午後に行っています。また、祥人先生に稽古をつけてもらう師匠稽古が月二回ほどあります。
発表の前になると、本郷キャンパスそばの湯島会館や向ヶ丘会館を借りて練習したりもします。その他、駒場の学生会館和室で、不定期に自主練があります。これは空き時間があった人が自由に参加しているようです。




 
戻る