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2014年11月27日(木) GIVE ME MORE LOVE 道重さゆみ卒業スペシャル

昨日、11月26日 横浜アリーナで道重さゆみさんの卒業の舞台ともなる 『モーニング娘。コンサートツアー2014秋 GIVE ME MORE LOVE』の最終公演が行われました。

途中の『彼と一緒にお店がしたい』でさゆはついに鞘師の唇を奪う快挙(暴挙?)を成し遂げ、そこらへんまでは連番者と共に「あやつ遂にやりおったわ!」と盛り上がって見ていたのですが、その後の『恋愛ハンター』でさゆが足を痛め、立っているのも辛い状態に陥るという まさかの緊急事態に陥ったのです。本来ならばメンバー全員で花道の先のサブステージに行って歌ったであろう場面でも さゆ一人だけメインステージから動くことができず、他の9人だけでサブステージに移動するという異常事態に。しかし多くの人はそれがイレギュラーな事態なのか、予定されていた演出なのかしばらくはわからなかったのではないでしょうか。そう、予め決められていた演出かと一瞬思わせるほど、さゆと後輩達9人のパフォーマンスは堂々と揺るぎないものだったのです


万全のパフォーマンスを見せたかったであろうさゆの悔しい心中を思うと本当に胸が痛みました。しかし一方で、これがさゆが作り上げた最高のモーニング娘。の姿なのだと改めて感じもしたのでした。突発的なアクシデント、通常公演とは異なるサブステージ上での演目、9人にとっては初めての大会場、卒業当日というプレッシャー…。いくつもの不利な条件が重なる中、それでも「道重さんの卒業公演を決して“失敗”にはさせない」、そういう気迫と決意がサブステージで踊る9人のメンバーには漲っていました。その姿のなんと頼もしかったことか! 後輩メンバーに対しさゆは卒業記念動画で
「私がいなくてもみんななら大丈夫」と語っていましたが、この日の9人はまさにその言葉を証明してみせたのです。それどころか、これまで後輩としてさゆにフォローされ、守られる立場だったメンバーが、このさゆのかけがえのない公演においてさゆをフォローし、守ってさえいる…。負傷自体はもちろんアンラッキーな事でした。しかし結果的にそこには、予定通りの「完全なコンサート」を遥かに超えたものがあったのです。しかもそれは決して偶然ではありません。彼女達のこれまでの努力とが築き上げてきた絆があったからこそ、結実した姿なのでした。


■13年前の夏との符号

ところで、私は今のモーニング娘。が状況的には13年前と重なる部分が多いと感じていました。黄金期を導いた偉大な
(そしてひとり年の離れた)リーダーの卒業。残される9人の後輩メンバー。加入を控えた4人の新メンバー…。異なるのは、おそらくは次のシングルは12期メンが参加した13人の楽曲となることから、9人で歌う『ザ☆ピ〜ス』に相当する楽曲がないという事です。

13年前の当時も、モーニング娘。は危機を迎えていました。モーニング娘。をモーニング娘。たらしめている中心核であった初代リーダー・中澤さんを失うというのは、グループの根幹に関わることだったのです。しかしその危機に対して残されたメンバーは、それまで以上に一つにまとまり、「裕ちゃんが愛したモーニング娘。」を守るべく一枚岩となって団結し、その苦境を乗り越えてみせたのです。それは、それまでにあった4期メンバーに対する「新メンバー」という呼称がこの時期になくなった事にも象徴的で、さらには「船員に扮したメンバーが訪れる嵐を力を合わせて乗り切って さらなる航海に乗り出していく」という内容の『ザ☆ピ〜ス』のPVにも見て取れます。そういった意味で、「不在」という形で他のどの楽曲よりも中澤さんの存在を強く感じるのが『ザ☆ピ〜ス』という曲であり、かの伝説のサイト『梨華の時間』でも「中澤さんを主人公としたモーニング娘。の この上なく幸せな最終回」と評されていたと記憶しています。

そして今、2014年。9人でのシングルは出されないであろうから、この『ザ☆ピ〜ス』に相当する楽曲は生まれないのだろうと考えていたのですが、あの道重さんから離れて9人で支えたステージは、まさにあの2001年の『ザ☆ピ〜ス』の夏を凝縮した感慨に満ちていたのでした。


もうあの頃みたいに盛り上がることはないだろうと勝手に思っていました。そういう私の偏狭な決めつけをすべて、道重さんはその努力と愛によって覆し、後輩たちと共に最高に素敵なモーニング娘。を作り上げてくれました。そしてメンバーにだけじゃなく、私たちにも最高の景色を見せてくれました。

本当にありがとう。 心から、お疲れ様でした。



2014年11月27日(木) 河を渡って木立を抜けて

■余談・自分語り・例によって
ところで私は道重さんの卒業が決まってから心に誓っていたことがあります。それは譜久村聖さんを好きにはなるまいという事です。

かつて私は飯田さんが好きでした。そしてそれ故に中澤さんの後を継ぎ、リーダーとなった彼女を見ることが苦痛でした。それまであんなにも自分の感情をわがままと言えるくらいに素直に出していた彼女が、リーダー就任以来 自分の感情を表にほとんど出さなくなりました。数少ないトークの機会は告知などのリーダーという立場からの内容に終始するようになりました。リーダーだからメンバーを贔屓しちゃいけないという理由で懐いていた辻ちゃんと距離をとったら、辻ちゃんはあっさり離れて行きました。共感材料が提供されない日々が続き、やがて唯一のつながりであった『タンポポ編集部O-SO-RO』や『今夜も更新中』も終了しました。リーダーとして浮かべる曖昧な笑顔の向こうに、かつての彼女がいるのかどうかもわからなくなりました。…ともかく偉大なリーダーの後を継ぐというのは、それで精一杯になってしまうくらい大変な重責であるということです。そしてそういったメンバー個人を好きな人間にとってはそれを見続けるのはかなり「しんどい」ことでもあったのでした。正直に言うと、あんな想いは二度と御免でしたし、みすみす同じ轍を踏む阿呆にもなりたくなかったので、次期リーダーになるであろう譜久村さんに思い入れを持たないように心の距離をとろうと思っていたのです。


でも私は見てしまった。


サブステージで9人で踊る『ブレインストーミング』の後、さゆと2人で歌う『好きだな君が』のために、さゆがいるメインステージに向かって花道を全速力で駆け抜ける譜久村さんの姿を。東スタンド、花道真横にいたので、彼女はまさに私の視界の前を駆け抜けていったのです。あれはスカパーでは映されたのでしょうか。DVDには収録されるのでしょうか。その姿に私は彼女がこれから背負うであろう重責やしがらみなど全てを超越した、彼女の魂から出力される命の力を見ました。人生を肯定するモーニング娘。の本質そのものを見ました。

その躍動は、宗教的な啓示のように とても尊いものとして、すべての理屈を飛び超えて私の胸に刺さったのです。あんなものを見ちゃったら、彼女に思い入れを持たないなんて無理ですネ…。



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