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AKB通信カルタ楽曲大賞関連
ブクログ


2009年11月18日(火) NINE SMILE


近所のマンガ喫茶が何を思ったか『So What?』とか『エイリアン通り』とか、懐かしい花ゆめコミックスを大量に仕入れてて、そのうち読破してやろうと思ってるTKです。ほんばんは。あれは何なんでしょうね。どっかのマンガ喫茶が閉店して蔵書を引き取ったのかしらね。

さて、今日は11月7日に見たモーニング娘。の2009年秋ツアー『NINE SMILE』の感想を書いていきたいと思います。ネタバレはしまくるぜと。


●盛り上がったオープニング
01『3、2、1 BREAKIN' OUT
02.HOW DO YOU LlKE JAPAN?〜日本はどんな感じでっか?〜
03.気まぐれプリンセス

軽めの上げ曲ってことで『3.2.1〜』から入り、見知ったコール&レスポンスが熱い『HOW DO YOU〜』、そして最新シングル『気まプリ』につなげるというこの流れは、導入として最高に楽しかったです。ここまでは100点つけてました。『HOW DO YOU〜』はガキさんの煽りがカッコ良すぎてなんか面白いことになっちゃってました。この、可愛いくても、カッコ良くても、最終的に「面白い」に行き着くっていうのが、ガキさんならではの魅力ですよね。

あとその時にやる「最新シングル」ってのは、特撮ショーの変身シーンのように、盛り上がり所として最大限フィーチャーされねばならないもの。そういう点では、『気まぐれプリンセス』はキチンと機能してました。プロモーションだと楽曲の方向性とPVや衣裳のイメージがチグハグな印象を受けましたが、ステージ上ではちゃんと盛り上がる方向にベクトルがそろっていて、この曲本来の魅力が出ていたと思います。
 

●改悪が目立つ前半戦
04.なんちゃって恋愛
05.元気+
06.雨の降らない星では愛せないだろう?(中国語Ver.)
07.すき焼き 新垣里沙・久住小春
08.春 ビューティフル エブリデイ 亀井絵里・光井愛佳

正直『なんちゃって』で、オープニングからの盛り上がりはいったんリセット。
『雨の降らない〜』は全編が中国語になったことで、本来アクセントとして機能していた中国語パートが機能しなくなってました。ただの改悪。『すき焼き』も、二人曲にしたのは改悪でしたね。人選は悪くないけど、歌詞世界的にも曲調的にもう少し大人数でワイワイやって欲しいところ。


●まったりしちゃったパート
09.記憶の迷路 高橋愛・田中れいな
10.歩いてる 道重さゆみソロ→全員
11.秋麗
12.しょうがない 夢追い人
09も11もカッコいい系なんだけどね。間に挟んでる10、12がイマイチだし、曲の方向性も違うから、こう、結局どっちに向かっていいかわからない感じ。



●謎の懐古パート
13.さくら満開 高橋愛・新垣里沙・亀井絵里・光井愛佳・リンリン
14.友情〜心のブスにはならねぇ!〜 道重さゆみ・田中れいな・久住小春・ジュンジュン
15.でっかい宇宙に愛がある
嫌いじゃないけど、「なぜ今?」とも思う謎の懐古パート。 
『でっかい』の時にはメンバーが笑顔のお面みたいなの手に持って踊ってた。


●盛り上がるぜ、後半戦
16.カップリングメドレー
ボン キュッ!ボン キュッ!BOMB GIRL→Please!自由の扉→Hand made ClTY→
踊れ!モーニングカレー→ボン キュッ!ボン キュッ!BOMB GIRL
17.女子かしまし物語
18.泣いちゃうかも
19.リゾナント ブルー

このカップリングメドレーの曲ってほとんど知らなかったんですけど、好きな曲調だったんですごく盛り上がりました。何より、キラキラの衣裳を着て、中央階段を使って歌ってるのが「ザッツ エンターテインメント ショー!」って感じで、やっぱり自分がモーニング娘。に求めてるのってこういうことだよなぁって思いましたね。そしてファンク成分は多めの『女子かしまし』
(新歌詞)につないで、最後は私も大好きな『リゾナント』で大いに盛り上がって締め! 最高! ……と言いたいんだけど『泣いちゃうかも』を間に挟んでることで、テンション的にはちょっと水を挿されたみたいになって、最高点にまでは達しませんでした。だってカップリング曲と比べても、イントロ聴いた瞬間に「安っ!」って叫んでしまうような曲なんだもの。本当に、この辺のシングル曲のクオリティの低さはコンサートにおける癌ですね。


アンコール
20.SONGS
21.LOVEマシーン

『SONGS』は前回の春コンのオープニングナンバーとしての印象が強すぎて、「ここ?」って感じ。そしてカップリングも含めてここまで「今のモーニング娘。」を見せて来たのに最後は『ラブマ』で締めるというのが意味不明過ぎます。いや、"外の人に向けて『ラブマ』"なのかもしれませんけど、それなら『なんちゃって〜』とか『しょうがない〜』とかどうしようもない最近のシングルも抜いちゃって、『恋レボ』とか『ここにいるぜぇ』とか『笑顔、YES ヌード』とか、もっとマシな代表曲入れましょうよ。


とまぁこんな感じで、やっぱりシングル曲が弱いとどうしたって「勝てる組み立て」にはならないなってのが結論。全編にまんべんなく阻害要因として配置されてますからね。『気まぐれプリンセス』までの流れは良かったんだし、メンバーのパフォーマンスにも問題ないだけに、出来の悪いシングル曲っていう「負債」を背負った状態でのツアーだったのが悔やまれます。



2009年11月17日(火) 侮り


各地でAKBの握手会のレポを読んで、一番の感想は「オレにはAKBは勤まらないな」ということだったTKです。ほんばんは。だって私、人の顔と名前を覚えるのが超ニガテだもの。下手したら2時間ぐらい話した相手のことも次会った時わからないもの…。でもファンの側は何度も握手に通って顔を覚えてられてなかったらガッカリするでしょうしね。せいぜい1分とかしか握手しない何十人、何百人というファンの顔をうっすらとでも覚えるなんて、私には無理だわぁ。AKBに加入することはあきらめざるを得ないわぁ…。


さて、昨日の話の続きなのですが、私が見たショーの素晴らしいところは、「子供向けなんだからこの程度でいいだろう」と子供を侮った作り方を一切していないことでした。子供向けの商品や企画で、実はそれこそが一番大切な姿勢なんだと思います。

顧みるに、ハロプロはどうでしょうか。オタク向けの商売で、「オタクなんだからこれでいいだろう」と客を侮った姿勢が見える企画や商品があまりに多いと思います。お粗末なバスツアーだとか、ディナーショーの料理だとか、お金も時間もかけないプロモーションビデオだとか、やっつけで作られた楽曲とか。

誰にとっても客を侮って作られた商品にお金を落とすというのは屈辱です。そうやって侮られ続け、そんな自分を許しながら「モーヲタとしての誇り」なんてものを維持することは困難です。そして誇りがない人間は際限なくだらしなくなるもの。商品の質の低下はファンシーンにも良い影響を及ぼさないでしょう。


私はAKB48とハロプロを比較して、楽曲やエンターテインメント性、メンバーの魅力においてはまだまだ拮抗する部分はあると思っています。ただ、AKB陣営は「握手のためのCD複数買い」に納得して参加してるオタからはとことん巻き上げてはいますが、少なくともCDやPVといった外に向けた商材には常に金と時間をかけて良い作品を仕上げようという姿勢が感じられます。今、別に現場厨でも握手厨でもない私がAKB48の方に心地良さを感じるのは、一つにはこの違いがあるのです。

実際のところオタクの満足値ってのは高くはありません。ちょっとしたことで「最高!」って連呼します。だからこそ、内に向けた商売を続けると どうしても「これぐらいでいいだろう」という姿勢に堕ちてしまうと思うのです。クリエイトに際しては常に外を意識していて欲しいと私が願うのはそういうことなのです。


2009年11月16日(月) シンケン!


実は特撮を見出したのはここ10年というハンパオタのTKです。ほんばんは。

東京ドームシティの
シアターGロッソで見てきました! AKB歌劇団? ノンノンノン。Gロッソと言えばもちろん戦隊ショーですよ! 毎年この時期になると東京ドームシティでは「素顔のヒーローショー」としてスーツアクションだけではない、実際の俳優さんたちも出演しての特撮ヒーローショーが行われるのです。去年までは会場は屋外に設置された「スカイシアター」だったのですが、今年からは新設の劇場Gロッソとなりました。シンケンイエローこと、アイドリング!の森田涼花さん(すぅちゃん)のファンであるまるつさんがチケを取ってくれたので、私も同行させて頂くこととなったのです。


<以下:内容のネタバレを含みますのでご注意ください>



■シアターGロッソ
Gロッソとなっても、スカイシアター時代の高低差を活かした演出は健在で、客席から見えない位置に設置されたマットを利用して、ステージの上から3〜4mはあろうかという落差を飛び降りてのアクションが多用されていました。さらにGロッソ(屋内)になっての進化としては…

●スクリーン演出
要所、要所でシルクスクリーンのような幕が降り、そこに映像を投影したり、照明を当てることで、テレビのCGや特殊効果を再現。またバックボードに常設のモニターもあり、そこでの映像も活用。

●ワイヤーアクション
空中から現れたジュウゾウが降下しながらレッドに斬りかかったり、ピンクがスパイダーマンのように左右に振れながら雑魚を蹴散らし、あげくの果てにはゴールドは客の上空に出現。敵と空中戦をしながら客席通路に降りて来てそのまま戦うなど、まさに会場全体を大胆に使った演出がされていました。

●照明演出
壁やスクリーンに充てた光を動かすことで、光線系の必殺技を再現したり、チカチカとフラッシュを点滅させることで、「斬り交わる刹那をスローモーションで見せる」という、テレビ的な演出が見事にステージ上で再現されていました。


まぁこんな感じでとにかく手が込んでるんです。屋内になってできるようになったことは惜しみなく全部詰め込んだって感じ。ストーリーもね、俳優さんたちの見せ場を設定し、キメキメの変身 > アクション > ライバル同士の一騎打ち > 2段変身しての各メンバーのソロの見せ場 > 大ピンチ > チビッ子からの声援を受けての復活 > 巨大メカに乗ってのフィニッシュ > みんなで声をそろえて合唱でのエンディングと、とにかく30分強の短い時間の中であるべきお約束要素・盛り上がり要素をすべて押さえて見事に構成されている。5人がそろって「一筆奏上!」と変身ポーズをとったら、陣幕がササーッと左右から現れて、それが交差して幕がはけたらもう変身してるとかね、大の大人だって普通に「芸能」として楽しめるレベル。もちろん演出だけでなく、肉弾アクションも駅前やデパートの屋上のヒーロショーとは一線も二線も隔し、迫力満点でした。


■俳優さんたち
すぅちゃんを始め俳優さんたちも多い時には1日6公演(!)とかのハードスケジュールなのにアクションまで頑張ってました
(あ、でもすぅちゃんは最初に登場した時に刀の向きを上下逆に持ってて、慌てて直してたw)。ただ一つ残念だったのは現場でアクションを見ながらのアテレコのために変身した後は本人の声じゃないってこと。特にすぅちゃんは関西弁のイントネーションに特徴があるので、実際の声と当てられてる声にギャップがありました。素人考えだと事前に録音しておいた声を当てるという手法でもいいような気もしますが、きっとそれだと不測の事態に対応できないから、長年の経験則で直アテの方がいいってことに落ち着いたんでしょうね。ステージが終わってから、カーテンコールのような形で5人の俳優さんたちがステージに再度登場。そこではシンケンジャーとしてではなく、素の本人としてのコメントを寄せてくれました。一つ驚いたのはレッド役の松坂桃李さんの普段の声が役柄上の声とかなり違うこと。コメントの最後で「最後は"殿"として締めます」って言ってから出した声はまさにレッドのもので、テレビの声はだいぶ作り込んだものなんだと感心しました。高梨臨さんもマコとしては凛とした声を意識して出してるので、普段の声はもう少し柔らかい印象。あとのメンバーは割とそのまんまでした。


■客層
もちろん小さい子供連れの家族が中心層で、男性のヲタらしき人はほとんどみかけませんでした。ただ女性ヲタは会場の3〜4割は入ってたと思います。やっぱ殿が一番人気で、登場した時には「キャー!とのー!」という黄色い声援が飛んでました。子供連れたお母さんも叫んでましたw 


■まとめ
スカイシアター時代のゴーオンジャーショーも見たのですが、そこからさらにパワーアップし、完成度を上げてきた内容にただ驚くばかり。テンポも良いので、俳優目当ての女性オタも、お父さんお母さんも、普通に楽しめる内容になっていました。でもきっとこのクオリティの高さは親御さんやオタのためのものじゃないんですよね。このお仕事に誇りを持っているスタッフたちが、「特撮モノなんだからこの程度でいいじゃん」とか「子供向けなんだからこの程度でいいだろう」なんて考えを一切いれずに、子供たちにこそ最高に楽しいショーを見せようと知恵を絞った結果なのでしょう。子供たちは、ただテレビそのまんまの『シンケンジャー』を純粋に楽しんだだけで、このショーがどれくらいの手間暇をかけてでき上がったものかは今はわからないでしょうが、きっとこのショーを見たことは楽しかった思い出としてずっと残ってゆくのでしょう。珍しく、オタクとして今の子供は贅沢だなぁと羨ましく感じました。


ちなみにこの日、同じく東京ドームシティでは渡り廊下走り隊の握手会イベントが開かれていたようです。せっかくだから見学しとけばよかった。




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