
モノクロ荘 To GASI る♡
死神の居る町
2011.7.26
本当に申し訳ありませんが、更新が全くできそうにありません。
なんだかんだで最初のスタンスが「趣味で描く漫画をついでに載せる」でしたので、
ご迷惑ながら現在の状態を変える気はないのですが、
楽しみにして頂いている方には本当に申し訳ないです。
現在プロジェクト配属されております。
隠さず言えば5年10年スパンで今より暇になる目処がありません。
仕事の内容は明かせませんが、
難しい仕事ではありますがもし成功すれば
遠い未来にはなると思いますが業界を変えるかもしれない、そんな仕事をしています。
割と誇張があるのは否定しませんが、それだけ今の仕事にやりがいと誇りを感じております。
主に学生時代、このホームページで皆様に戴いたメールは本当にありがたいと感じておりました。
現在でも、たまにではありますがメールを戴いており、
幸か不幸か数が少ないこともあり、全て目を通せております。
それがありがたくもあり、申し訳なくもあります。
例えば、短編を載せるHPに切り替える、なども考えておりますが、
どちらにせよ更新を約束できる状況にないことをご理解頂きたいと思います。
>死神の居る町の続きが気になります。
>小冬と有坂がどうなるのか気になります。
>いくら時間がかかってもかまいません。
>どうか、完結させてください。
>ずっとあなたを待ってます。
ありがとうございます。
本当に申し訳ありません。
ここでまた文を書こうと思った理由が、上のメールを戴いたことです。
何人の方に見ていただいているか分かりません。少し長文になります。
作品が完成していない、未完のまま終わる決意をまだできていないため後書きと銘打つつもりはありませんが、
一度ここで総括をしたいと思いHPにメッセージを載せる事と致しました。
多かれ少なかれ、作品を書く人間には伝えたいメッセージや想いがあります。
私の場合は、ポエムを描く代わりに作品として載せていた節があるかと思います。
作品、というほど上等なものは描けていないかもしれませんが。
私が作品を通して描いていたのは、そのときの私の心理状況の反映です。
元の性格が臆病な事もあり、特に就職もしていない学生時代、将来に対する漠然とした不安と、
不安から来る「このままでいいのか」という想いを抱えておりました。
結論から言えば、私の中にある「今あるモノを大切に思う」という感情をどうにか表現したいと
死神の居る町は描いております。
作品の中に恐らく漂っていたであろう不安定なイメージは、この「今あるものを大切に思う」という答えに対して、
本当にそれでいいのか、全てを捨ててでも新しい挑戦をしないと人間はダメになるのではないかと
自分の答えに自信が持てなかった事にあるかと考えております。
上記の不安と、とりあえず当時抱いていた暫定の答えが上手く(かは分かりませんが)混じり合って
死神の居る町の世界観は表現されておりました。
読者の方から戴いた「共感した」というメールは、
とりあえずでも自分の出している答えは的外れではないという安心と、
今同じような不安を抱えている読者の方にも安心をして欲しいという感情を私の中に生みました。
支えて頂いて本当に感謝しております。
作品を通さないと説教臭くなってしまうのですが、作品を通す程の時間が割けないので言葉で直接。
もし何かに悩み、私の作品を通して共感して頂いたのであれば、
「今ある大切なもの」を見つけて下さい。
今自分が幸せでない、不安があると感じている方は多いかもしません。
もしくは、毎日に変化がなく生まれ変わりたいと思っているかもしれません。
一度立ち止まって、深呼吸して周りを見て下さい。
小冬は周りに大切な人たちが居ながら、
自分の不幸を呪って遠ざけようとしています。
そしてそれに気づいていません。
周りの人達に感謝はしていますが、守りぬかなければいけないものだと気づいていません。
何かを捨ててはいけない、と言っているわけではありません。
新しい事を始める時、何かを捨てなければいけない場面は多いかもしれません。
しかし、その時は決断して欲しいのです。
気付いたら失っていた、では、新しい道がハズレだったときに後悔しか残りません。
それは恋人かもしれないし、友人かもしれないし、環境かもしれません。
喩えを出すと安っぽくなりますが、
例えば今恋人がいるけれど、物足りない。
目の前に恋人にないモノを持っている人が現れたら、揺れてしまうかもしれません。
しかし、人間は慣れると当たり前と思ってしまう生き物です。
新しい人は、恋人にないものを持っている代わりに、恋人が持っているものは持っていません。
そこに気付けず別れてしまうと、「前の人はこうだったのに」と思ってしまいます。
それなら、今の恋人と向き合い、不満や不安を相談しながら減らしていったほうが、
かけがえのない相手と一生居れる可能性が高まると思います。
持論になってしまうのですが、
生まれ変わるのではなく、変化させていく方がいい気がするのです。
今ある幸せを当たり前のものだと思わないで下さい。
放っておくと、いつかなくなってしまうものなのです。
継続していこうと思うと、大きくしていこうと思うと、大概は新しいものを得るより骨が折れます。
でも、その分大切なものが得られると思うのです。
もちろんどうしてもリセットした方がいい場合もあるので一概には言えません。
ただ、とにかく新しい環境ばかりに目を向けるのではなく、
しっかりと今と新しい何かを比較した方がいいと思います。
少し話がそれたので戻しますが、大切なものは数なんか関係なくて、
いつまでも大切にしたいと思えるものがあるかないかだと思います。
私は友人は少ない方ですが、友人が多い人間を羨ましいと思った事はありません。
多いからダメだと思っているわけではなくて、
私自身が少ないながらも大切に思える友人がいるので、羨む理由がないのです。
今何か物足りなかったり、不安だったり、不幸だと思っている人は、
一度見渡して見て下さい。何かひとつ、誇れるものを見つけて下さい。
作る必要はありません。今まで、無意識のうちに大事に思っていたことを思い出して下さい。
思い出せたら、いつの間にかなくならないよう、大事にして下さい。
そうすれば、遠くない未来、きっとこんな人生も悪くないと思えると思います。
こんな事を、一抹の不安を抱えながら描いているのが死神の居る町です。
伝わっていたでしょうか?
お別れの言葉を申し上げる気はありません。
だからと言って楽しみに待っていてと無責任に言う事もできません。
もどかしいです。申し訳ありません。
いつかまた作品を載せることができたら、
また楽しんで頂きたいと思います。
また、私の作品を通してでなくとも、悩んでいる方がいたら、
何かひとつ大切なものを見つけて頂けたら、
なにより嬉しく思います。
HPの行く末を決断できなくて申し訳ありません。
作品を載せる時は特に前置きもなくしれっと載せると思うので、
その時はまた読んで頂ければ幸いです。