Home 覚満淵・小沼でスノーシュー(赤城山)
2007.1.14(日)
旅先にてトップ


「明日、スノーシューに行くか」
「まだ早いんじゃないの」心の中でそう思っていると、
「赤城山が白くなっているんだよな」
いちじんさんは通勤途中で上毛三山が見られます。赤城山にもう雪が降ったと言うのです。
思いがけない、そして急な提案でしたが、私もだんだんその気になってきました。



朝、出かけるとき、いちじんさんは言いました。
「ガソリンを入れていくから、○○の方から行くからな」
「なら、タゲリが来ているかどうか見に行かない?」
私はその方面にタゲリが渡ってくるところがあるのを思い出しました。

いざ、そこへ行ってもタゲリの姿はありませんでした。いるのはドバトとカラスくらいです。
「99%、まだ来ていないね」といちじんさん。
「いないということも、観察だよね」と私は答えました。

居そうな場所を一巡してそろそろ赤城山に向かおうとしたとき、
「あれは、何だ!」と車を運転しているいちじんさんが叫びました。
見ると、田んぼの僅か上を10数羽の鳥が飛んでいます。
飛び方からしてタゲリに間違いありません。車でそっと近づきました。



これから行こうとしている赤城山を背にちょうどお食事中です。
数えてみると28羽ほどいました。
ここ数年、いちじんさんがこの場所を観察していますが、
これほどの群れに出会ったのは初めてだそうです。

振り返ると真っ白な八ヶ岳が遠くの方にうっすら見えました。





いよいよ赤城でスノーシュー。まず覚満淵に行きました。
一年ぶりなので、履くのに手間取りました。

やっと履き終え、ストックの長さを調整して固定しようとしても、片方のストックのネジが締まりません。
一本で歩くしかないかな、と諦めていると、いちじんさんが根気よく直してくれました。
そして、さあ出発。そのとき「ちゃんとベルトを締めたか」といちじんさんは私の足元を確認します。
「こんなにゆるくては脱げちゃうよ」
いちじんさんの手でもう一度締めなおして、今度こそ出発です。


覚満淵の沼の上を歩きました。スミレが咲いていたのを思い出します
この雪の下に、ちいさな命がひっそり息づいているのです。

風が強い日でした。帽子と手袋をしていても、鼻と口元はどうにもなりません。
もう、冷たくて、冷たくて。
お昼は小沼近くの駐車場まで行って車の中で食べました。

「今日は寒いから食べ終わったら帰りましょうね」と言うと、
「小沼まで行ってみようよ」といちじんさんから思いがけない返事がありました。

出かけるとき、私は問いかけました。「急にスノーシューをしようと思ったのはなぜ」
するといちじんさんは「けいこさんが喜ぶと思ったから」と言いました。
そのとき私は(いちじんさんはどうなの、それほどしたくはないの)と心の中でつぶやいたのです。
そして、今、”いちじんさんもスノーシューをしたかったんじゃない・・・”と分かってホッとしました。



氷の上を歩くのは、割れたらどうしよう、とちょっと怖いです。
だから、真ん中を歩く人はあまりいません。
不安な気持ちで小沼の氷上を行きました。

沼を渡りきって道を進めば「おとぎの森」へ行けます。
しかし、この寒さではいちじんさんもお手上げ。引き返すことに。
帰りはズボッ、ズボッ、と雪に埋もれながら一歩一歩、ゆっくり歩いて行きした。
その感触もまた楽しいですが疲れます。

とっても風が強くて肌を刺すような寒さでした。
二度目の小沼スノーシュー。次回はおとぎの森まで行けるでしょうか。

旅先にてトップ  Home