ミニレポート

冬の田ノ原、おんたけ2240スキー場から

〜夏には絶景ツーリングルートの田ノ原までの道、冬の景色はどうなっているのか?〜

訪問日:2012年2月20日 掲載日2月下旬

プロローグ  夏の御嶽山

御岳湖南岸道路から王滝村中心部と御嶽山を望みます
山奥の奥の美しい村です。

スキー場の中をひたすらウネウネと登っていきます。
なにしろ2240メートルまでゲレンデが続く訳ですから、相当なものです。
あまりにも道程が長くて長くて・・・・・楽しすぎるw

終点の御嶽山田ノ原自然園に到着。夏は登山基地となっています。
さて、冬はどうなっているのでしょう?

さすがに冬はバイクは無理なので、スキーで登ってみることにしました。
どこまで行けるのでしょう?
蓼科〜御岳

朝、広場から御嶽山が綺麗に見えました。
今日はおんたけスキー場が半額デーのはず。
10年くらい前からずっと行ってみたいと思っていたのですが、今日こそいざ!

アルトにサラリーマン時代に買ったスキーを積んで出発です。
カプチーノに積めるようにと買ったロシの140cmショートスキー久々の稼働です。
服はユニクロで十分、グローブはホムセの防寒防水透湿手袋で十分かとw

夏のツーレポで作った地図を引用しました。
左側の御岳スカイライン(昔は有料だった)がスキー場の中を通る道になります。
という訳で権兵衛トンネルを抜けて木曽谷へ向かいました。
3つ程トンネルを抜けて木曽谷へ降りていきます。
19号線に入りました。相変わらずのトラック街道で、赤信号の度に十数台の大型トラックがずらりと並ぶ感じ。
木曽谷は谷が深いせいか気温は低く、日陰の路肩はまだ凍っていました。夜や早朝は車線上も霜が降りてそうです。
木曽福島を過ぎて右折し、県道20号線へ。
暫く進んだら看板通りに左折して県道256号線へ。目指すはおんたけ2240スキー場です。ちなみにライバルだった御岳ロープウェイスキー場は冬季休業中です。どこもスキー場の経営は苦しい模様。
牧尾ダム(御岳湖)の手前で左折すると御岳湖南岸道路に入ります。
県道256がクネクネ道なのに対し、こちらは直線主体のゆったりした道となります。
但し北斜面に取り付いている為か凍結箇所はこちらの方が多かったです。
王滝村中心部に入りました。意外に雪も少なく、日差しが強くて春が間近なのを感じさせます。
バイクでは気持ちいい道程も、冬に走ると結構しんどく、長く感じます。
急坂急カーブの連続で、アイスバーンが酷い時は4WDか2WD+チェーンでないと厳しいと思います。そういったアプローチの遠さがスキー場の集客に影響を与えている部分もあるのでしょう。

スキー場に到着。

・・・しまったケイヨーD2で買った防水透湿防寒手袋が片一方しかない。
仕方ないので草刈り用に積んであった軍手で滑ろうwww
てことでこの日は軍手で滑りました。空いていて事故の心配も少なかったですし。
景色撮影メインなので転ぶ気はないですし。

(ぶっちゃけ専用ウェアというのがスキーのハードルを上げてる気がする、

もっと普通にユニクロとかの普段着で滑る方がいいのではと思う。
車から降りて(着替えず)すぐ滑れるし。)

平日の0と5の付く日は半額ということで2000円払ってリフト券を購入。
まずは2240メートルを目指します。しかし、人少なっ!

実は村営おんたけスキー場への投資は王滝村の財政悪化の主原因とも言われ、
(当時は夕張に次ぐ財政状態と言われた、今は頑張って多少改善してるらしい)
2005年には財政健全化の為に民間に運営委託したものの、
2010年に民間が撤退、
2011年度は一年限りということで村営スキー場として運営されています。

この先どうなるか分かりませんが、
運営されている内に一度は滑ってみようというのが
今回訪れた理由の一つです。

2本目と3本目はクワッドリフトです。(高速4人乗り)
しかしリフトって気持ちいい乗り物ですね。

2本目終点です。3本目はフード付きクワッドリフトです。

スキー場のトップにやって来ました。素晴らしい眺望!

中央アルプス(木曽山脈)です。

遠く八ヶ岳を遠望。

コンデジの望遠ですが、北横岳や蓼科山のアップ。
まあ朝の写真の通り、向こうからこちらが見えてるんですから、
こちらからウチの辺りも良く見えるのは当たり前ですが。

乗鞍岳、北アルプスの穂高連峰も見ることが出来ました。
田の原天然公園
ゲレンデトップの左脇にパノラマコースの看板を発見しました。誰も滑っていかないようですが・・・
行ってみましょう。

おおっ、何か見覚え有る光景が!

田の原天然公園の登山口の前に出ました。
スキーでここまで来れるのか!
ゲレンデとは別だと思っていたのでビックリ。

スノーシューかカンジキがあれば田の原の散歩も出来そうです。
ただ冬のリフトってスノーシューは不可、スキーかスノボ装着必須なので
(乗降場所が雪のスロープになっていて滑れなければ乗り降り出来ないという理由)
スノーシューの場合は歩いて登らなければいけませんが。

ここから先は冬山登山、上級アルピニストだけの世界になってしまうと思います。
観光資源としては有望ですが、利用するのはなかなか難しいでしょうね。

ちなみに5月下旬に訪れた時はこんな感じでした。

この時はまだ木道が一部雪に覆われていました。


田の原には千台分程の広い駐車場があり、夏は登山客で満車になるのですが、
冬はゲレンデの一部になっているんですね。

夏の村道がそのままパノラマコースになってします。

但し村道コースは斜度が緩すぎてスキーが滑って行きません。
少し漕がないといけないので、あまり滑る人は居ないみたいです。
のんびり景色を眺めるにはいいコースだと思います。
(このコースを滑ってみた動画)
午後のスキー場

夕方近くなって雲が出てきました。

午後の方が順光なので木曽駒がスッキリ見えますね。

影が長くなってきました。そろそろ帰りましょう。
しかし、この絶景を少数のスキーヤー、ボーダーだけの為にしておくのは
勿体無いなぁと思いました。

なお、スキー場としては上級から初級までカバーするメインコースで
クワッドリフト2本が稼働しており、
最上部のクワッドはフード付きで風対策もされていることから、
スキー場としてはとてもいいレイアウトだと思います。
ゲレンデはだだっ広く、空いていて、気持よく滑れますし。
いいスキー場だと思います。それだけに経営危機が勿体無いです。
なんとか来年度以降も継続してほしいものです。
(スキー場が無くなると夏の御岳スカイラインの維持も危ぶまれるというのもありますし)

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