ミニレポート

三河南信ツーリング 茶臼山高原道路を巡る道たちと県道1号線 

〜茶臼山ワインディング地帯走りまくり&元・日本一のミニ村へ〜

訪問日:2009年10月中旬 掲載日:2009年10月24日

今回のツーリングでは南信州〜奥三河のマイナーポイントを訪ねてみました。何時ものような絶景ツーリングではありません。何しろ、一眼レフカメラは持参したものの一度もバックから取り出さず、撮影は全部コンデジで済ませたほどですから・・・。
好奇心の赴くままにぶらついたミニツーリングのレポ。マイナー過ぎてあまり面白くないかもしれませんが、よろしかったらご覧ください。
さて、今回の目的地の一つは県道1号線を訪ねることです。聞くところによると、県道1号線は狭く曲がりくねった道が延々と続き、狭路好きの猛者でさえ、しまいには嫌になってしまう道だといいます。

しかし、そんな県道1号線沿いにも村がありました。日本一のミニ村と言われた富山村です。一時期なんと人口200人を切り、職業人口は90人ほどだったいいます。2005年に隣の豊根村(人口1400人)に吸収されてしまいましたが、一体住んでいる人たちはどうやって外と行き来していたのでしょうか?

一応、村があって村役場があったからには、それなりの道はあるのではないか?今回はこの疑問を解きに出かけました。
・・・え、そんな事興味無いよだって?ま、まあ、宜しかったらお付き合い下さい。

県道426号線にあった道路地図です。まだ富山村が表示されています。
三遠南信自動車道 飯喬区間  
せっかくの休日ですが天気はイマイチ。なので今回は絶景ツーリングはあきらめ、探索の旅に出ることにしました。

まずは出来たばかりで無料の三遠南信自動車道だけ走ってみました。

飯田山本ICから天竜峡まで一区間だけ出来ています。対面通行です。これ浜松まで伸ばす計画のようですが、こんな道要らないです。そんなお金あるんだったら第二東名と第二名神に重点投資して欲しい所です。

土木事務所から地図を借用しました。
三遠南信自動車道飯田喬木(イイダタカギ)区間=飯喬(イイタカ)道路の地図です。
オレンジ色が開通済み区間、赤色が計画中の区間です。
全線完成すると上村、しらびそ峠へのアクセスが格段に良くなりますが、
連休時等は格段に混むようになるかもしれませんね。
天竜峡ICで降りて国道151号線を南下していきます。151も県境付近はいいのですが、この辺りは車も多くてツマラナイです。
極楽峠
そこで、ツーリングマップルに「アルプスを一望」との記述がある「極楽峠」に寄り道してみることにしました。
峠越えの道は1.2車線ほど。見通しが悪く、カーブミラーも乏しくて走りにくい道でした。
晴れていればアルプスと伊那谷を一望出来そうでしたが、対象物との距離が遠いこともあり、天気が悪くて見えません。
北信や中信に比べると低山ですが、結構山深いです。南信侮りがたし。
極楽峠から南側に下っていきます。狭いー。大型バイクだと一発で曲がりきれそうにないような急坂急ヘアピンもあります。

快晴なら景色は良いんでしょうが、極楽峠はアクセス悪すぎてイマイチだと思いました。
国道153号線で三河方面へ南下していきます。飯田市と豊田市を結ぶ高規格国道です。空いていてスイスイ走れる事が多いのですが、時々大型トラックが三桁速度で走っているのが玉に傷かな。
茶臼山高原を巡る道たち1 県道46号線
根羽から県道10号線に入り、茶臼山を目指します。
県道10号線を百メートルくらい進むと県道46号線との分岐があります。

県道10号→茶臼山高原道路の中間地点あたりに、
県道46号線→茶臼山高原道路の終点(山頂)に行くことが出来ます。

県道10は春先に通って快走路であることが判っていたので敢えてパスし、未体験の県道46号線を通ってみることにしました。
国道でさえ狭路が残る地域です。期待していなかったのですが・・・

県道46号線は凄い快走路でした。隣の10号線も二車線快走路でしたし。愛知県スゲー。
多少狭い区間もありますが、ウネウネと気持ちよく走れます。
タイヤが減るー。
右折して茶臼山に向かいます。
茶臼山を巡る道たち2 茶臼山高原道路
茶臼山までの道も快走路でした。
しかし天気はイマイチ。
ちなみに、茶臼山の観光名所としてはこんなところが今有名です。
茶臼山高原道路は無料化されていました。ちょっと路面が荒れてる割りにストレートが長いので、対向車がスピード出してるとチョッと怖いかな。距離の長いワインディングロードです。
茶臼山を巡る道たち3 県道80号線
終点まで下ったら、右折して国道257号線を少し北上、県道80号線で茶臼山高原道路方面に戻ります。
この県道80号線がまた結構いい道でした。
渓流も綺麗。
上のほうは1.4〜1.5車線になりますが、さほど走りにくくはありません。
峠で茶臼山高原道路とクロスして、反対側へと降りていきます。
県道80号線の下り(東側)は名勝天狗いろは坂というらしいですが
道幅は割と狭め。普通の1.4車線くらいのクネクネ山道といった感じでした。やはり改良工事が進行中(舗装を剥がして再舗装中の区間がありました)
茶臼山を巡る道たち4 新しい広域農道
県道80号を下っていく途中にこの看板がありました。広域農道?マップルにそんな道は載ってないんですけど?
広域農道に入ってみると・・・何この巨大橋梁と
大トンネル。装備が凄いです。
出来立てホヤホヤの道は綺麗で走りやすく、ハッキリ言って茶臼山高原道路より楽しかったです。
国道257号線の名倉まで通じていました。
タイヤが減る〜

出来立ての道なので周囲に人家はありません。しかし、税金の使い方を間違ってるような気が・・・。
茶臼山を巡る道たち5 県道10号線
再び県道10号線で茶臼山高原道路に登ってみることにしました。

しかしまあ茶臼山高原道路に上り下りする道は一杯ありますねぇ。
で、この県道10号線がタイトコーナー連続の最新ワインディング。
これでもかという位、タイトコーナーが続きます。
峠で茶臼山高原道路に入りました。まあまあな山並みを展望。
茶臼山を巡る道たち6 県道506号線
県道506号線で茶臼山から下に降りることにしました。
狭い区間もありますが、半分位は改良されて幅広二車線になっていました。

しかし茶臼山高原道路の周りって、ワインディングロード多すぎです。しかも結構立派な道が多いし。(帰宅してタイヤ見たら目に見えて減っていました。冬のロングツーリングに備えて温存するつもりだったのに・・・トホホ)
県道74号線
国道151号線を経由して、県道74号線に入りました。山間の異様に時間がかかるクネクネ山道ですが意外に生活の車が多く、また狭路だと思っていたのですが二車線区間が多かったです。割と快適に走れました。
県道426号線
さて、問題の富山村に向かいましょう。

佐久間ダムから続く県道1号線がトンデモ狭路だとすると、裏から入るこの県道426号線が実はちゃんとした道ではないか?というのが私の予測です。
果たしてどんな道なのか・・・
入ってみると・・・おおっ、やっぱり。426という三桁後半の県道にしては、ちゃんとした道です。1.5車線ですが、割と走りやすい感じ。

合併した豊根村中心部と旧富山村を結ぶ唯一の道ですし、やはり、この道が富山の生命線なのでしょう。
峠を越え、富山村中心部に下っていく途中で崩落箇所があり、仮設の橋がかかっていました。
そこから先暫くは狭路でした。山の傾斜は非常に急で、通行止めになっても迂回路は無さそうです。改良工事も進行中で、あと十年位したら快適に走れる道になりそうです。
県道1号線に合流。
旧富山村
これが険道として名高い県道1号線です。村の総人口二百人とはいえ、それなりに人家もあり、割と普通です。
大嵐駅〜県道288号線
つり橋の向こう側に鉄道の駅が見えました。ちょっと渡ってみましょうか。

実は天竜川は県境になっていて、橋の向こうは静岡県です。富山集落は中心駅が別の県にあるという珍しい集落なのです。
橋の上から佐久間ダムで出来た湖を眺めます。この水は諏訪湖から流れてきたんですねー。
駅舎は意外に立派でした。人影は皆無でしたが。
時刻表です。意外に本数はありますね。写真では切れてしまっていますが、天竜峡行きは21時まであります。
大嵐駅と書いて、おおぞれ駅と読みます。
駅の脇に旧飯田線のトンネルを車道転用した「夏焼隋道」があります。県道288号線です。県道1号の対岸を通る廃道です。
ツーリングマップルでは通行止めと表示されていましたが、通行可能なようです。
通ってみることにしました。一部素彫りの長いトンネル。トンネル長は1.2km。延々と蛍光灯が点いているのが不思議です。この先は廃道のハズなのに。
トンネルを抜けて30メートルほどで通行止めのゲートが現れました。山菜取りの人が入っているのか?車が一台だけ脇に停めてありました。周囲には人家も、何もありません。ただ廃道があるだけ。

行き止まりのトンネルに蛍光灯が延々と点いているのが謎ですが、恐らく地元の方が山に入るのに使われているのでしょう。
ゲートの先の県道288号線は完全に廃道化していました。
この道については有名な廃道サイト「山いが」でレポされていましたね。http://www.yamaiga.com/road/spr288/main16.html
再び、トンネルを抜けて大嵐駅に戻ります。

このトンネル、今日通ったのは私を含めて3人位じゃないかなー。
日が落ちて暗くなってきました。県道1号線に戻って、天竜峡方面に向かうことにしました。
さて、県道1号線の富山以北の区間の評価です。数え切れない程のカーブが続く狭路ですが、極端に狭い訳でもなく、意外に走りやすい道だと思いました。カーブミラー完備なのが助かります。(この手の道で一番怖いのは対向車ですからね)
ただ、崖を見上げれば・・・今にも崩れそうです。防護ネットも申し訳程度に張られているだけに見えます。
大嵐駅から22分ほど走ったところで平岡の街明りが見えてきました。都市から遠く離れた、というか、最寄の都市が無いと言っても過言でない山間の町ですが、意外にも人口は多そうに見えます。さすがにコンビニは見当たりませんでしたが。

この先県道一号線はほぼ二車線の快走ワインディングでした。暗くなってしまって様子はよく判りませんでしたが、昼間だったら快適に走れそうです。次回走ってレポしたいと思います。
さて、いかがだったでしょうか今回のレポート。
意外にも、茶臼山周辺にはワインディングロードが一杯ありました。一日でツーリングタイヤが目に見えて減ってしまい、貧乏人としてはショックを隠しきれない今日この頃です。くねくね道が好きな人は訪ねてみてはいかがでしょうか。

県道一号線は途中参加となってしまいましたが、今回走破した北半分は意外に気持ちよく走れました。次回は残りの南半分も含めて全線走破してみたいと思います。酷い道なのかな?

あまりトピックもありませんでしたが、これにて今回のレポ終了。お読みいただきありがとうございました。では次の旅でお会いしましょう。

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