「スケアロウからドラグーン、お客は8人、忙しいが応援のソムリエは

車が出せなくて今日は休みだ。」

「ドラグーンからスケアロウ、多少のクレームは我慢してくれ。」

おれは空港…軍が某企業から無理矢理借り上げた事になっている…にいる

地上の管制官と即席の暗号でやりとりをした。

「アルビオンからスケアロウ、ソムリエの応援は出せないが店の前で電動ヒゲそり

の街頭デモやってもいいかな?」

どうやらカタパルト、空母から普通の艦載機を離陸させるさせるための道具

の修理のため島の港へ…コンテナ積みおろし用クレーンと

港の目と鼻の先に材料持って来るのに便利な空港が有る…

もうすぐ入港する予定だった味方の空母から搭載火器による支援が

…バルカン砲か短射程のSAM(艦対空ミサイル)…

ある、それだけでも有りがかった。

「ドラグーンからアルビオン他人に聞かれない内線で話せないか15番の17だ。」

おれはデジタル化したの暗号が使えないか空母の管制官に聞いた、

うっとおしい即席の暗号で話すのが嫌になってきたからだった。

何故それを最初から使わなかったのか、その便利な機械をスケアロウ

…基地の管制官が持って無いからだった。

「カリスマソムリエの君がそう言うのなら遠慮無く使わしてもらうよ」

莫迦野郎!何がソムリエだ!何がヒゲそりだ!

俺達は戦争やってるんだぞ!

バックシータのグリーンがもうすぐGAN

…ミサイルは、(A−4)スカイホークと

(F−4)ファントム相手に使うつもりだった…

の射程に爆撃機が入る事を告げた。

2,3秒の射撃で相手の機体左側の翼の付け根から煙りが出はじめた

そしてそれは赤い火になった。

もう既に編隊の半数が敵に落とされていた。

爆撃で空港から煙りが上がる、作戦の目的、空母の修理のため人員、機材搬入を少しでも遅らせる

その目的は達成された、10人以上のパイロットの命とひきかえに

…しかし、これ以上たった1機に好きなようにはさせん…

「マイク付いてこい、奴を落とすぞあいつらのために」

前から2機の制空迷彩のファントムが来る、

火器管制装置からの情報がHUDに写され先頭の機体を自動的にロックオンした。

西部開拓時代のガンマンのごとく正面から向き合った2機のファントムは、

ほぼ同時にミサイルを放った。そして片方は、デンシャルでミサイルを避け、

もう片方は2発のミサイルをまともに食らった。

ティンクル諸島の東北東500キロの海上を1機のE767早期警戒機が飛行していた。

「たった4分で全滅です、大尉、それも1機の戦闘機に。」

コンソールの前座ったいた電子戦士官の顔が青ざめている。

「手際が良すぎる、スカーフェイスの連中だな。」

大尉と呼ばれた男はそう言った。

彼の胸にはZ.O.Eと刺繍された私物らしいワッペンが縫い付けられていた。


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